ﾑﾀﾞｲ

暗いﾆｯｷなので、苦手な方はここで回れ右をしてください。













































































ｱﾀｼは。
幼い頃からずっと。
自分のことは自分で。
曲がる路も立ち止まる先も全て。
ｱﾀｼだけで決めてきた。
もちろん。
いろいろなﾋﾄに助けられてきた恩は忘れていないけれど。
けれど。
立ち止まってｳｼﾞｳｼﾞしている時期は。
一度もなかった。


癌のせい？
橋本病のせい？
慢性肝炎のせい？
精神病のせい？
年齢のせい？


そんなのいい訳にならない。
今のｱﾀｼは。
ｱﾀｼ自身がもっとも嫌いな人間だ。
癌と診断されて。
二週間で全切除となっても。
前日まで10時間働いていた。
ｷﾘｷﾘと。
全力で。
働くｼﾞﾌﾞﾝを見るｼﾞﾌﾞﾝが大好きだった。
やるべき事は、やりたい事は。
失敗しても必ずやる勇気があったﾊｽﾞなのに。


中学生の時、数学の先生から半ﾁｮﾝと侮蔑され、一方的に殴られ、廊下で正座を強要されても、真っ直ぐ前を向いていられた。
小学生の時、友達のﾊﾊｵﾔから石を投げられても、知識もなにもないまま、その言葉の意味をﾊｯｷﾘさせるため、歩いて市役所へ行くｶﾞｯﾂがあった。


月曜日から金曜日まで。
9:00から18:00までは会社で働き、190:00から22:00まではｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰのｼｮｯﾌﾟでﾊﾞｲﾄし、土日祝は丸一日、ﾒｰｶｰのﾃﾞﾓﾝｽﾄﾚｰﾀｰとして働いた。
家事は十分とは決して言えなかったし、家族にも迷惑をかけたけれど、それなりにはこなしてきたと思う。


今。
どうして動けないんだろう。
ってか。
どうして動かないんだろう。
今のｱﾀｼ、本当に嫌い、ｲﾔになる。
こうして動かない理由をあれこれと挙げてみっともなくﾆｯｷにしたためるｼﾞﾌﾞﾝが大嫌い！
病気なんて理由じゃない。
臆病になっているｼﾞﾌﾞﾝが今の生活の全てなんだ。
いつの間に。
ｱﾀｼはいい訳ばかりを言うようになったんだよ！
そんな言葉をいくつ並べたって。
このじれったい気持ちを言い表す事なんてできいないことくらい。
知っているのに。
知っているのに。
知っているのに！


ああ、もう本当に。


次はきっと。
立ち直ります。

POMPADOUR

駅近ｸﾁｺﾐｻｲﾄで見つけた、ﾊﾟﾝ屋さん。
食ﾊﾟﾝ以外はまだ食したことがないけれど。
その食ﾊﾟﾝがほんと〜〜〜うに、美味








看板息子（？）の男爵








ｱﾀｼの一番、たわわ







たわわ、は。
生のまま、ﾊﾞﾀｰを薄く塗って食べるとめっさ美味しいし。
男爵は、軽くﾄｰｽﾄするとgoo！
ｶｿﾞｸの中でﾊﾟﾝｽｷｰのｱﾀｼとおさる（しかも末っ子同盟）が一緒に暮らし始めたので。
ﾊﾟﾝ率とっても高い。
ﾎﾞﾝﾋﾞｰな生活だけれど。
こんなに美味しいﾊﾟﾝが食べられる毎日だもの。
ありがたく思わないと、ね。


















ｼｮｯﾌﾟﾊﾞｯｸﾞもとってもお洒落で。
ついついとっておきたくなる。
狭い部屋に。
これ以上物を増やしてはいけないのだけれど
ﾏﾀﾞﾑ　ﾎﾟﾝﾊﾟﾄﾞｳﾙ、ってﾌﾗﾝｽの貴婦人から名前を付けたのらしいこのお店には。
名前の通り、いろいろな種類のﾌﾗﾝｽﾊﾟﾝもある。
食ﾊﾟﾝは全て和名なのにね。
次は是非。
ﾌﾗﾝｽﾊﾟﾝも攻略しよう

ﾈﾀものﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ♥

今年のﾍﾋﾞくんへの誕生日ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ。
毎年贈るﾌｨｷﾞｭｱではなく。
限りなくﾈﾀものの、純米酒を。















味は案外辛口で。
ﾚﾋﾞｭｰでの評判は上々。
ｼﾞﾌﾞﾝ用にも欲しかったくらい。
けれど。
ｺｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽがとても高いので。
ﾍﾋﾞくん用ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄの１本だけ。
同じﾈﾀもので。
焼酎もあって。
ｱﾀｼはお酒、焼酎だけはNGなのだけれど。
おさる曰く。
焼酎乙種は便秘に効くらしいので。
ちょっとﾜｸﾜｸ買ってみたい感じ
乙種の芋焼酎。
薬だと思って、焼酎ﾃﾞﾋﾞｭｰしてみようかな

探せない半分のﾙｰﾂ

おさるが英語の参考書を買いに行くと言うので。
ｱﾀｼも。
ﾊﾟﾝでも買いに行こうかと、一緒にﾌﾞﾗﾌﾞﾗ。
駅隣のﾃﾞﾊﾟｰﾄには「書籍館」なるものがあって。
階ごとに分かれ大量の本。
本当は趣味の本の階へ行きたかったのだけれど。
ここでおさると別れたら絶対に。
ｹｰﾀｲがあってもﾎﾝﾄ。
会えない（って思うほど広い！）と思ったので。
おとなしく、おさるの目当ての参考書階へ。
同じ階なら迷うこともないと。
おさるは英語の参考書を探し。
ｱﾀｼはぶらぶらと他の本を見ていて。
あ、そういえば。
少し時間ができたなら。
ﾊﾝｸﾞﾙ語を勉強しようと思ってたんだっけ、と。
ﾊﾝｸﾞﾙ語の参考書が置いてあるｺｰﾅｰへ。
今。
韓流ﾌﾞｰﾑということで。
とっても沢山のﾊﾝｸﾞﾙ語参考書。
本当に初心者向けから沢山ある。
ｱﾀｼは韓流ﾌｧﾝではないけれど。
今までは。
どちらかと言えば嫌韓に近い感情を持っていたのだけれど。
それは大嫌いだった父親の母国だからで。
ずっとずっと大嫌いだ、と。
思い込んでいた父親を。
実は愛していたのだと気づいた今。
ｱﾀｼの躰の中。
半分は流れる父の母国。
ｱﾀｼの知らないﾙｰﾂ。
死ぬ前に一度は探しに行こうと。
そんな計画で。
ﾊﾝｸﾞﾙ語を勉強しようと思ったﾜｹです。


日本と彼の地には。
いろいろな問題がある。
良いことも悪いことも。
見えないﾊｰﾄﾞﾙ。
とても高い。
ｱﾀｼがその血を受けていると知ったのは小学生の時。
友達だと思っていた子の親から石を投げられて。
初めて知ったｼﾞﾌﾞﾝの出生。
その頃は生きていた父も、そして母も。
決して教えなかった事実を。
意外なことから知ってしまったｱﾀｼ。
以来、頑なに。
ｱﾀｼは日本人だと言い聞かせてきたけれど。
先の見えてきた今。
半分のｱﾀｼの祖国、そして父の母国を。
この目で確かめてみたい。
ふたつの国。
どうかﾊｰﾄﾞﾙを乗り越えて。
良い関係になって欲しい。


いろいろな思いで参考書を眺めていたら。
いつの間にか隣におさる。
ﾊﾝｸﾞﾙ語、勉強するの？　と聞くので。
今はまだ時間がないけれど、近いうちには、ね。
とｱﾀｼ。
そうしたらおさるが。
ｱﾝﾀが本格的に勉強を始めることにしたら、参考書を一冊買ってあげるよ、だって！
素直に、ありがとう。
いつかきっと。
もうひとつの祖国。
確かめに行ってみるからね。

すもも、ﾄﾘﾐﾝｸﾞへ行く

7月、引っ越した新たな土地で。
初めてのｼｬﾝﾌﾟｰ＆ｶｯﾄ。
歩いて5分くらいのところでﾄﾘﾐﾝｸﾞのお店を見つけたので。
だっこして歩いて行かなくてはいけないｱﾀｼとすももは。
取りあえず、そこで予約することに。
今日のお昼。
予約時間には雨。
だっこして傘をさしながら歩くのは危ないから、と。
おさるが一緒に来てくれて。
助かりました、本当に。


約2ヶ月ぶりのｶｯﾄだったので。
さっぱり、さっぱりとした、すもも。
ﾛﾝｸﾞｺｰﾄのちわわんなんだけれど。
ｱﾀｼがｼｮｰｯﾄｶｯﾄ、好きだし。
いつまでも子どものような（？）すももには。
幼い頃のようなｼｮｰｯﾄｶｯﾄが似合うと思うので。
いつも毛を伸ばさず3ﾐﾘｶｯﾄ。
初めて行ったお店のおねえさんは。
とても優しそうな人で。
すもも、も。
怯えることなくﾄﾘﾐﾝｸﾞできた、かな？


年齢も10歳を超えると。
ﾄﾘﾐﾝｸﾞも断られるらしい。
今回は受けてくれたけれど。
いつまでも頼ることはできなくて、せめてｼﾞﾌﾞﾝで爪のｶｯﾄと足裏の毛を処理すること、頑張ってやらなくてはいけないと思う。
お姫さまと下僕の関係。
10年もそんな関係でいたので、はたして、それらをすももがｱﾀｼにやらせてくれるのかが心配。
おおいに不安。
きっと、やらせてはくれないんだろうなあ……。

大変だ〜（≧◇≦）

昨夜のこと。
ｱﾀｼはﾃﾚﾋﾞﾄﾞﾗﾏを観ていて。
お、いいところだぞ、ってなﾀｲﾐﾝｸﾞで。
隣の部屋から。


「ﾊﾊｦﾔ、ﾊﾊｦﾔ〜〜〜〜」
と。
叫ぶおさるの声。
ﾏｼﾞ、ﾄﾞﾗﾏ、いいところなのにさ、ﾌﾟﾝとしながらも。
「なんさ〜？」
とおさるの部屋へ行くと。
「ねずみ……」
「はぁ？」
「ねずみがいる！！！」
「ぎゃぁあああ〜〜〜」
という展開になりまして


さて、どうしたものか、と。
仲介業者もｵｰﾅｰも。
電気が漏電していたって絶対に直してはくれないここ。
ねずみが出たって、自分たちで何とかしたら？　って。
ぜ〜ったい、そういう結論になる。
ﾈｯﾄでねずみ駆除のあれこれを探して回っても。
決定的な解決策は見つからない。
おさる、
「ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ走り回って、ﾁｭｳﾁｭｳ鳴いてるよ！」
と。
おさるこそ半べそかいてる感じ。
そりゃそうだ。
家族で暮らしていたﾏﾝｼｮﾝではｺﾞｷすら見たことがないｶﾚに。
ｺﾞｷの洗礼より先に、ねずみの洗礼を受けたんだから。
ｼｮｯｸも大きいはず。


結局は業者に頼むのが一番良いらしいとはいっても。
漏電していた家中の電気を取り替えて。
大金を支払ったばかりなので。
業者なんてとてもとても頼めない。
ふうっ〜。
そうだ！
我が家の天井裏に住み着いているねずみには。
ｼﾞｪﾘｰと言う名を付けようか。
ﾄﾑ＆ｼﾞｪﾘｰ。
うん。
これなら親近感もわくぞ、と。
前のｱﾊﾟｰﾄで、ｱｼﾀﾞｶ蜘蛛がでて、半狂乱になって「ﾄﾒ子」と名付けたことをどことなく思いだす。
けれど。
まだ未成年のおさるは、「ﾄﾑとｼﾞｪﾘｰ」なんてｱﾆﾒ。
知るはずもなく……。
けれど。
ここでくじけちゃﾀﾞﾒだよね！
水濡れした跡のある天井、どこかでﾍﾞﾆﾔ板でも買ってきて、釘で打ち付けてしまおう。
破れている網戸は、ﾎｰﾑｾﾝﾀｰで網を買ってきて、隙間ができないよう、新しい網で覆い被せてしまおう。
窓や扉、傾いて隙間が空いているところには、ﾊﾟﾃで隙間を埋めてしまおう。
ねずみは……。
今はどうしていいのかわからないけれど。
できることは、食べ物や食べかすをきちんと片づけて、ねずみにかじられないようにしよう。
こんな時、我が家のﾆｬﾝｺﾌﾟﾘﾝｽ、ｼｷがいてくれるといいのになあ……。
あの子は絶対頼りになる、と思う（？）し。
ﾜﾝｺのすももではねずみ、逃げないし。
ってか、すももこそ、かじられないようにしなくっちゃ。
最近のねずみは。
ｽｰﾊﾟｰねずみって言うらしく。
めっさﾊﾟﾜｰ型なのだそう。
う〜ん。
何か対策を、やっぱたてないとﾀﾞﾒなのかなあ……

珈琲貴族

ﾑｽﾒのゆきのが、今日。
ｼｺﾞﾄがお休みだから、と遊びに来てくれて。
駅で待ち合わせをしたのだけれど。
ま、ま、ひとまずｺｰﾋｰでも飲もうかと。
駅続きにあるﾃﾞﾊﾟｰﾄの4階。
「珈琲貴族」なんて、凄い店名のｺｰﾋｰ専門店へ入ったのです。















貴族ﾌﾞﾚﾝﾄﾞという名のｺｰﾋｰ。
とてもお上品な味。
ｹｰｷｾｯﾄでｵｰﾀﾞｰしたので、ｱﾀｼもゆきのもﾐﾙﾌｨｰﾕを。















とても美味しく。
けれど田舎ﾓﾉのｱﾀｼたちは。
お約束。
当然、美しくは食べられず。
ﾎﾞﾝﾋﾞｰ丸だし（笑）
太っ腹のゆきのがおごってくれると言うので。
ありがたく。
はい。
本当に美味しかったﾃﾞｽ

ﾘｶちゃんがｽｷ

子どもの頃。
女子の間で流行っていたのが、お人形遊び。
主役はやっぱりﾘｶちゃん。
ｱﾀｼも、ﾘｶちゃんが欲しくて欲しくてたまらなく。
ﾊﾊにおねだりするも、忙しく働いていたﾊﾊは、ちっともﾘｶちゃんを買ってくれなかった。
それで、ﾁﾁにおねだりすると、流行のﾘｶちゃんを知らないﾁﾁは、ﾘｶちゃんもどきの人形を買ってきて。
ｱﾀｼ、すっごく泣いたこと、覚えてる。
けれど。
そのことをﾊﾊに訴えても、「せっかく買って貰ったのだから、その人形で我慢しなさい」と。
だからなのか。
それはわからないけれど。
大人になって、ｼﾞﾌﾞﾝで働くようになって初めて買ったのはﾘｶちゃん人形。
当時はﾘｶちゃんｷｬｯｽﾙなんてなかったように思うので、ごく普通にお店で売っていたﾘｶちゃんを。
も少し時を経て、ﾘｶちゃんｷｬｯｽﾙを知ってからは、市販の物とは全然違う、毎月新しく発売される、いろいろなﾘｶちゃん。
も、買わずにはいられないって感じで。
一時は30体くらい ほとんどﾋﾞｮｰｷ。
けれど。
独り暮らしを初めてうんと狭い部屋になり。
またおさると暮らすこのｱﾊﾟｰﾄは、そこよりもまたまた狭くなり。
かまったり、飾ってあげられないﾘｶちゃんが殆どになってしまったので。
その都度、可愛がってくれる新ｵｰﾅｰさまを見つけ。
今は特にお気に入りだった6体だけになってしまいました。
けれど、今でもﾘｶちゃんｷｬｯｽﾙをのぞくたび。
新発売で、好みにﾋﾞﾝｺﾞしてるﾘｶちゃん。
ああ、欲しい、と指をくわえながら（笑）
ｱﾀｼは大事に箱に入れとっておくってﾀｲﾌﾟじゃなく。
服をあれこれ着替えさせたり、髪をいじったり、と。
がんがん遊ぶﾀｲﾌﾟ。
いい大人が、人形遊びってのもﾍﾝだけれど。
遊んでいる時は、時間も忘れてしまうほど。
ｼﾞｪﾆｰちゃんも当時からいたと思うけれど。
ｱﾀｼはﾘｶちゃん一筋。
せっかく整理したのにきっと。
これからも買ってしまうんだろうなあ。

coffeeｽｷｰ

ｱﾀｼがcoffeeｽｷｰなのは。
小説を読んで頂いている方はきっとご存じのﾊｽﾞ。
至る処にcoffeeｽｷｰな人物が登場しています。
ずっと使っていたｺｰﾋｰﾐﾙが壊れてしまったので。
今はお店で挽いて貰っているのだけれど。
本当は、豆に熱を持たせない、手挽きが好き。
買うのは簡単だけれど、なにせ狭い狭いｱﾊﾟｰﾄで。
これ以上物を増やせないって状況
今コーヒーをいれている器具は水出し用のもの。
本当は一滴一滴落ちるﾀｲﾌﾟがいいんだけれど、なにせ、高い
このﾀｲﾌﾟもうんと昔、まだｽﾏｰﾄなものがなかった頃。
持ってて、とても重宝していたのだけれど、年月の劣化によりこちらもｱｳﾄ。
今は水に漬けておくって簡単なﾀｲﾌﾟ。
けれど。
水出しのｺｰﾋｰはとってもまろやかな味になって、本当に美味しいの。
時間がたってもえぐみがでない。
仕込んでから8時間って、少し時間がかかるけれど。
ｱｲｽでもﾎｯﾄでも。
本当に美味しいよ








只今仕込み中









ちょっとしたさじ加減で。
味が毎回変わってしまうので。
ま、豆の種類にもよるけれど。
安定した味になるようにしたいな。

人波を眺める

ｱﾀｼのお楽しみ。
ただただずっと。
人波をﾎﾞｰと眺めること。
それが好き。

病気をする前は、わざわざ都会まででて。
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞをするでもなく、人波を眺めていた。
ここは。
少し歩けば、真っ直ぐに歩けないほどの人波があって。
昼間は暑いから、夜。
すももをおさるに頼んで。
出かける。
人波を眺めながら、見知らぬ人の延長線を想像してみる。
ひとり、ひとり。
楽しいことも嬉しいことも悲しいことも辛いことも。
ひとりひとり、いろんな感情がその空間を漂っている。
ｱﾀｼの想いも、そこへ放り投げる。
受取手のない、想いをそこへ……。
二時間もすれば、こころがｽｯとして。
また。
現実に戻れるんだな。

流星夜

海、と聞いたら。
ｱﾀｼの脳裏に浮かぶのは太平洋の外海。
育った街から車で少し行けば、太平洋の内海に行けたのだけれど。
も少し車を走らせれば、おっきなおっきな外海。
よく親友のUﾁｬﾝと行ったっけなあ。
心に響くような海鳴りが好きだった。
浜辺に打ち寄せる波頭は、上等なｸﾘｰﾑのようにきめ細かで。
さくさく、と。
砂を踏む音を聞くことが大好きだった。
なによりも。
外海を前にして。
ｼﾞﾌﾞﾝのちっぽけさに唖然とし。
なにもかも。
悩んでいることがばかばかしくなること、それが。
あの頃のｱﾀｼには大切だった。


星、は本当に好きで。
高校生の時、選択科目で地学を選び、その時の先生の教えでもっともっと好きになり。
今、部屋には星に関する本で一杯なほど。
大きな天体望遠鏡も。
いつかは欲しいと思ったけれど。
今に思えば。
遠くから眺めているからこそ、ﾛﾏﾝも生まれるのかな？　なんて。
一昨日と昨日。
ﾍﾟﾙｾｳｽ座流星群のﾋﾟｰｸ。
見ることは叶わなかったので。
ではちょこっとしたﾜﾝｼｰﾝをば、と。
「ﾊｰﾄ･ｽﾌﾟﾗｯｼｭ」の直と伸吾（俊介でないところが……）。
ふたりを登場させてみました。
この話を書いている時。
案外、直には伸吾と上手くいくよう、お願いします的なﾒｰﾙを何通か頂き。
俊介よりも人気度が高かった伸吾です。
ｱﾀｼ自身、ｼﾞﾌﾞﾝの愛する「ﾄﾞｸﾀ･ﾍﾟｯﾊﾟｰ」を。
伸吾に、ﾄﾞｸﾍﾟ推奨委員長など命名するところ。
伸吾に肩入れしています（笑）


更新の少ないｻｲﾄで。
久々の更新（とは言えないよね）が。
完結済みのｼｮｰﾄとは……。
けれど、けれど。
最近、この暑さには閉口していますが、ｷﾓﾁ的にはひとつ抜けたような感覚。
後ひと月もすればきっと。
ｴｱｺﾝなしでも涼しくなって。
「初恋Rainbow」の続き、書ける気がするのです。
あっという間に、寒くてﾀﾞｳﾝってな日が来るような、恐ろしい予想もつきますが……、ね。

ﾍﾟﾙｾｳｽ座流星群

昨日は満月で。
そして。
ﾍﾟﾙｾｳｽ座流星群のﾋﾟｰｸ。
夜遅くから、未明まで、なので。
なかなか起きていられないのだけれど。
遠い過去。
元相方さまと一緒に、眺めた記憶、あるな。
今日の夜から明日の未明までも。
見られるらしいから。
頑張って起きていようか……。
ここは都会なんだけど。
ひとつ道筋を入ってしまえば驚くほどの静けさ。
ﾈｵﾝ、ﾁｶﾁｶの場所なのに。
住宅街のここは、街灯も控えめな、ほどよい暗さがある。
流れ星、見えるかな……。


今日もとろけるような暑さ。
外へでたのは洗濯物を干すときだけ。
部屋でじっと、扇風機をかけていれば。
何とか生きていける（笑）
すももは大変なので。
すもも用のｱｲｽﾉﾝ4個を使い回し、それからｼﾞｪﾙｼｰﾄで何とか頑張ってる。
ｱｲｽﾉﾝはﾀｵﾙで巻いているのだけれど。
すっかり覚えて、すもも、そこから動かない。















生まれてこの方。
ｸｰﾗｰ無しの生活をしていないので。
ｸｰﾗｰの無いこの部屋で、今年の暑さ。
本当にかわいそうなのだけれど。
あとひと月、我慢したらきっと。
涼しくなるよ。
そしたら。
今度は寒さとの戦いが待ってるのね

ﾎﾝﾈ

今日から、おさるが中学の友達と一泊二日の旅行。
朝、早かったので、ｱﾀｼは絶対見送れないと。
昨日の夜、「行ってらっしゃい」と「楽しんできてね」の挨拶。
一年ほどはすももとふたり（？）だけの暮らしだったので。
おさるがいなくても、ま、こんな感じ、ってだけだったのに。
夜。
ｼｬﾜｰを浴びて、まだまだﾏｯﾊﾟに近い時。
元相方さまからの電話。
「玄関、開けてくれよ」と。
今のｱﾊﾟｰﾄには呼び鈴、ないので。
ｶﾞﾗｽ戸の玄関をｺﾝｺﾝしても、気がつかないことがあり。
慌てて服を着て玄関を開けると、そこには荷物一杯の元相方さま。
「食生活、良くないだろ」
なんて言いながら。
あれやらこれやら……。
おまけにﾃﾞﾊﾟ地下で買ったお上品な海鮮ちらし寿司までも。
お肉が食べられないだろ、って。
笑いながら。
ﾊﾟﾊﾟさん大好きっ娘のすももは、突然の元相方さまに大喜びで。
喜んで、喜んで、心臓が煽るほど喜んで……。
「一人じゃ寂しいよね」って。
もう二年も前にﾘｺﾝしたｱﾀｼに。
どうしてそんなに優しいんだろう。
別れた理由は、ｱﾀｼの勝手なことだったのに。
なぜ今でも変わらず。
優しいんだろう……。
後ろ手に手を振った姿。
目に焼き付いて、離れない。


ｱﾀｼのﾎﾝﾈはね。
今までも、これからもずっとね。
変わらないよ。
何があっても、さ。
ｱﾀｼはｱﾅﾀの幸せを想うし。
空へ還るまでずっと。
好き、なんだと思う。
これ。
間違いのない、ﾎﾝﾈだよ。

主役は？

ﾑﾋ、です
















ﾑﾋ、なんて。
買ったの何年ぶりだろう……。
まだ、ムヒという名で商品があったってことに驚いたぐらい。
そいえば。
「あひょう〜〜、やっぱﾑﾋだわ」なんてCM。
観たことがあるような、ないような……。
今のｱﾊﾟｰﾄには、必需品なのです。
すぐに手の届く所。
しかも2ヵ所。
かゆい、と思ったらすぐに、ﾑﾋ


ところで。
突然なのですが ｱﾀｼはいつでも突然ですね！
ｼﾞｬﾆｽ･ｼﾞｮﾌﾟﾘﾝ、と頭の中で稲妻が走り。
猛烈にｶﾉｼﾞｮの声が聴きたくなりました。
世代的には少し外れているのですが。
高校生の頃に、ｼﾞｬﾆｽの遺作となった「ﾊﾟｰﾙ」を買い（もちろん33rpmのﾚｺｰﾄﾞです）。
すんげぇ〜〜〜〜〜、と衝撃をくらい。
一時期はｼﾞｬﾆｽばかりを聴いていた日々がありました。
ｶｿﾞｸと暮らしてきた家にはまだﾚｺｰﾄﾞとして残っているﾊｽﾞ。
けれど、もうﾚｺｰﾄﾞﾌﾟﾚｰﾔｰなどもちろんなく
ｱﾏｿﾞﾝで探してみたら、ﾘﾏｽﾀｰされた「ﾊﾟｰﾙ」
売っていたので、一応欲しいものﾘｽﾄへ保存。
今は生活費もかつかつなので、少しゆとりの出来た時。
ぜひぜひ、CDとして生まれ変わった「ﾊﾟｰﾙ」。
買ってみようと思う。

とろけそう

冷蔵庫のない生活は、去年一年過ごせたけれど。
ｴｱｺﾝのない生活はﾝ十年ぶり。
しかも。
網戸もない築51年物件。
木造建物だから、密閉性が悪いはず。
それだけでも助かっているのだけれど。
暑いものは暑い。
先日の台風の頃は、このまま秋をむかえてしまうのではないか、と。
勘違いしてしまうくらい気温が下がったのに。
一昨日から今日も。
この暑さには耐えられない


ﾋﾄでも耐えられないのに、毛皮のすもも。
きっと、もっと、大変。
扇風機の風も温風なのだけれど。
それでもかけていないよりはﾏｼなので。
ｱﾀｼとすももと。
交代交代使ってる。


夜寝る時も。
すもも用のｱｲｽﾉﾝ、用意して。
そこが冷たいことをすももを理解してるらしく。
体をｱｲｽﾉﾝにぺたんを付けて寝ている。


なにかを考えようとするのだけど。
「考える」ってことも温度を持っているようで。
頭の中、とろけてくる。
何とかｴｱｺﾝを、と思うのだけれど。
引っ越しで生活費もかつかつの今。
もう少し頑張ろうね、とすももに声をかける。


おさるも昨日から大学の夏休みに入って。
お互い扇風機生活の中。
頑張ってるみたい。
末っ子同士なので、変なところでとても気の合うおさる。
ｱﾀｼは全くﾑﾘしていないけれど。
おさるが言わないだけでﾑﾘをしていないか、と心配。
ま、でも。
ｶｿﾞｸから独りになって一年後、二人暮らしになっても全然。
違和感なしってところはｼﾞﾌﾞﾝの特技なのだ、と思っておこうかな。


ああそれにしても。
暑い……。

ただ、ﾅﾐﾀﾞ、ﾅﾐﾀﾞ

日頃、ｻｯｶｰなど観ないのに。
その、選手がどんなにｽｺﾞｲ人なのかってことも。
全然知らないのに。
ﾃﾚﾋﾞをつけると突然倒れたﾆｭｰｽ。
そして、静かに、死。
松田選手、皆から愛された、という……。


自分の父の死でさえ泣くこともなかったｱﾀｼが。
このﾆｭｰｽを観て、なぜだか涙が止まらない。
ｱﾀｼ自身困惑しているほど。
ﾃﾚﾋﾞ、消せばいいのに。
といってﾊﾟｿをつければ。
そこにはﾔﾌｰﾆｭｰｽで伝えてる。


今日も。
松田選手のお母さんの言葉に涙。
悲しみを閉じ込めて、ｻﾎﾟｰﾀｰへ途中離脱した息子を詫びる深々としたお辞儀。
この涙は何なのだろう、と思う。
今までは。
けっこうｸｰﾙだと思ってきたのだけれど。
それが。
年齢を重ねた、ってことなのか。
または。
死、を。
すももに重ねているせいなのか。
少し混乱気味。
明後日はｾｲｼﾝｶの受診日なので。
少しはこの涙の原因を。
整理することができるかもしれない、な。


毎日、湿温が高く。
ふらふらすることも、ある。
そんなかんなで、自分自身が微妙にｽﾞﾚているかもな。
引っ越した、先。
住宅街なので、それなりに街路樹はあるけれど。
夏、真っ盛りなのに、蝉が全く鳴かないのも不思議。
ともかくは。
このﾅﾐﾀﾞのﾜｹ。
自分の中できちんと整理しなくっちゃ。