* たいよう暦*
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今日は、芝居を観にいった。 普段はあまり見に行かないのだけれど、その作演出をしている人との出会いがとても素敵だったので、どんな物語を描く人か見たくなって足を運んだのだ。
物語が始まって、普通に観ていた。 ところが、物語がすすんで、どんどんこんがらがっていた糸がほぐれてくると、あ、だめだなぁと思った。 物語が悪いという意味ではなくって、自分の心にどんどん刺さるお話だったのだ。
人が亡くなって、残された人がどううけとめ、どうかんじ、どうすすんでいくか。
決して説教くさくないし、しらり顔でなにかを語るわけでもなく、淡々とでもなく・・・でも、やっぱりなにかがそこに描かれていた。 まだ、そういう物語を正面から受け止めることができない自分にも、ちょっと驚いた。 でも、むりはしなくていいのだし、こうやってその場で感じたことは大事にしたいなあと思った。
なにかをその人からもらった気がした。 やっぱり、あの出会いの第一印象どおりの人なんだなぁ、と思えた。 それがうれしかった。
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