おやじのつぶやき日記
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2013年02月20日(水) 夏下冬上

御世話になっております。

先日ストーブを入れ替えたお客様のお宅に御邪魔して、使い方、遊び方等お話しながらお茶をいただいていたとき、ご主人が「小学校で「かかとうじょう」と習った。今は冬だから上だな」と言われました。

???何のことか分からず「薪ストーブは夏でも冬でも下から火をつけるんです」と御話して会社に戻り、同僚に「かかとうじょう」って何ですか聞きました。

「夏下冬上」と書き炭をおこすときの言い伝え。種火を使って炭に火をつけるとき「種火を夏は炭の下に、冬は炭の上に」して炭をおこすと良いといわれていたそうで、同僚もなぜそうなるかは分からないとのことでした。

インターネットで検索してみたら
◎「夏は炭の下に種火を置くと、種火は「 暑い、暑い」と外に向かって出たがり、冬は炭の上に種火を置くと「寒い、寒い」と中に向かって入りたがる」

◎「お茶の礼儀作法として、夏に如何にも暑そうな熾った火を見せない様に種火は下に、冬は見てるだけで暖まるので種火は上にした、客人への心配り」

◎夏は火種を下にして直接灰の上に置いても火はおきるが、冬は炭が冷たいので火種が消える恐れがあるので、炭を下に置き、その上に火種を置くのがよいというのである

◎夏の上昇気流、冬の下降気流を利用した物。

◎炭火をおこす場合の心得としての言い伝えだが、科学的には火鉢の灰が冷えてさえいなければ、夏に限らず冬でも火種を炭の下に置いた方がよくおこる。

等色々な説明がありました。
まだ納得のできる結論に達していませんが
今年度の私の宿題にしたいと思います。


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