暴かれた真光日本語版
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2004年03月31日(水) 073 mindcontrol

最終更新日:2002.10.01

マインドコントロールに関する情報

マインドコントロールに関する情報をまとめました。マインドコントロールとは、部屋に監禁して無理やり思想の変更を強いるような、そんな乱暴なものではありません。それと気づかれないうちに、知らず知らずのうちに心を操作する巧妙な心理操作です。マインドコントロールにかからないためには、それに関する知識が必要です。

目次

・マインドコントロール研究所
・「カルトか宗教かの見分け方」...軍事問題としての視点から。
・まず研究せよ――ダライ・ラマ発言の真意
・『超常現象をなぜ信じるのか−思い込みを生む「体験」のあやうさ−』




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マインドコントロール研究所  http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/mc/index.html

「マインドコントロールとは何か」から始まって、様々な具体例まで取り上げており,とても参考になります。


例えば,真光系教団は、20世紀の終わりに天変地異が起こるという終末思想を持っていましたが、21世紀を無事に迎えた現在、予言は外れたと言えます。しかし、信者の多くはどうして教団を離れないのでしょうか?ひとつの答えが下の抜粋にあります。
「予言が外れるとき」
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/mc/aum/99.7.7.html

<以下抜粋>

 アメリカの新興宗教に関する研究です。教祖様が、この世の終わりが来ると、信者を集めました。しかし、終わりは来ませんでした。入りたての信者は、がっかりして去っていきました。ところが、仕事も家族もお金も投げ出して教団にどっぷりとつかっていた人は、去るどころか、信仰を強めていきました。

 彼らには、帰る場所が無かったからです。何もかも投げ捨てて教祖にしたがってきた。その教祖がペテン師などと考えたら、心が壊れてしまいます。それに、教団を出ても行くところもありません。

 自分の心が壊れないために、自分の居場所を作るために、彼らは信仰を強め、ますます激しく活動したのです...

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その他,「カルト教団から家族や親友を守る方法」なども参考になります。
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/mc/03mamoru.html

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「カルトか宗教かの見分け方」...軍事問題としての視点から。 http://www.kamiura.com/abc6.htm

<一部抜粋>

 ...一見するとこのような事は、個人の心や精神の問題で、軍事問題とはまったく無縁かと思われる。しかし実は、このような洗脳のやり方を、論理的に研究して応用したり、または逆に防止するような研究は、軍事部門の重要な研究項目である。軍事研究では心理戦というジャンルに入れられ、銃や戦車などの兵器を使わず、紙〔印刷物〕や電波(テレビ、ラジオ)、それに口コミや映像〔ビデオなど〕を使って、人の心を自由に操ろう(あるいは防ぐ)とする技術を研究することである。心理戦は戦時に限定されず、平時にも行なわれるために、マスメデアが発達した現代では特に重要性を増している。その心理戦の研究を行なっているが、小平市(東京都)にある調査学校の対心理戦課程である。

  カルトを軍事の心理戦知識で分析すると、さらに細部の特徴や、仕掛けを読み取ることが可能ある。戦後の時期に、旧軍の中野学校〔心理戦を教えた〕の卒業生が、自らが教祖になって宗教を興したり、新教宗教の顧問となって布教に尽くした連中がいた。カルト、洗脳〔マインドコントロール〕、心理戦、これらはすべて同じ土壌で養殖される人の心をターゲットにした戦争である。その心理戦の論理を知れば、「オウムや法の華」など子供だましの、詐欺士集団でしかないことがわかる。
...後略...

(注) 岡田光玉氏も軍人の出身であり、初期の真光の中枢幹部には軍人が何名かいました。立教は終戦から14年後の昭和34年。真光のマインドコントロールは、軍事における心理戦の知識を応用したものなのでしょうか?
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まず研究せよ――ダライ・ラマ発言の真意 江川紹子ジャーナル:「オウムあれこれ」より
http://www.egawashoko.com/menu3/00061101.html

ダライ・ラマが、日本のカルト問題について質問されたときの回答である。信じる前に調べることが重要であると説いている。真光は、まず素直になって信じなさいと説く。素直に信じたほうが得だと説いている。これはダライ・ラマの言っていることと正反対である。

<以下抜粋>

人が幸福になるには、必ずしも宗教が必要だとは思わない。が、一つの宗教を信仰するのであれば、まずは正統に継承された教えを勉強すること。経典に書いてあるから信じるのではなく、分析的に確かめ、なぜこれが必要なのか、自分の頭でゆっくり考えることだ。そして、土台をしっかり築いて段階的に進むことが大切で、いきなり密教の修行に飛びつくべきではない。ましてカルトは危険である。
 師についても、その人が正統な教えを正しく継承しているか確かめ、その人格を含め、あらゆる角度から充分に調査することが必要だ。信じる前に、まず研究せよ。教祖然とした態度をとる者には警戒すべきだ。

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『超常現象をなぜ信じるのか−思い込みを生む「体験」のあやうさ−』
 菊地聡 著、講談社ブルーバックスB−1229、1998年初版


超常現象をすべて否定はしていないが、理性的な思考が足りないなど数々の理由から超常現象を信じやすい人間の心理を、認知心理学の立場から平易に説き明かしている。「私は体験したのだから、不思議現象(霊でも超能力でも)はたしかに存在するのだ」と考えるとしたら、その「考え方」は誤りであり、体験だけではそれが不思議現象の実在を示すものなのか、認知的錯誤の産物なのか、区別がつかないとしている。

理性的な思考を屁理屈と呼び、体験のみを絶対化している真光の教えは、認知心理学の立場から言うと誤った判断を招く危険なものと言える。この本の中ではマインドコントロールとの関連は触れられていないが、自分の体験のみを信じて真光の矛盾に目を向けようとしない信者の心理が説き明かされているように思える。真光信者の方々にぜひ読んでいただきたい一冊である。

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