暴かれた真光日本語版
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最終更新日 2003.08.01 MAHIKARI Exposed Japanese version since August 8, 2001
真光を心から信じているという方、批判など聞きたくないという方は、ご覧にならないようお願い致します。 少しでも疑問を持ち、真実を知りたいという方は、こちらからお入りください。→ Enter
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■一括ダウンロード用に、このホームページを圧縮したファイルを置いておきます。 (このページはずっと存続できるとは限りませんので,ぜひ各自で保存してください。)
zipファイル homepage.zip for Windows
(Mac上で解凍できるかどうかは確かめてません。)
上のファイルをダウンロードして解凍すると、homepage というフォルダができます。その中から index.htm というファイルを探して、ダブルクリックしてください。
解凍ソフトはフリーソフトから探してください。 http://www.vector.co.jp/ http://www.forest.impress.co.jp/ ■ご感想、翻訳ミス、情報の明らかな間違い、などのご指摘は、各種BBS等に書き込んでください。
2ちゃんねるBBS http://www.2ch.net/ 掲示板→「心と宗教」板の真光関係スレッド (批判的掲示板) 陽光子の統一真光BBS http://bbs9.otd.co.jp/914873/bbs_plain (現役信者の掲示板) 真光被害者の会 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/7834/
■このページは、教団名をあらわには書かず一部を伏せてあるものの、ある教団の批判を行い、教団出版物を引用し、教祖様等の写真を掲載しております。しかし、法律違反になるようなことは一切していないと思われます。法律上の諸問題については、以下を参照してください。
●宗教団体等を批判する記事が週刊誌等に掲載された場合において、出版社等は、信者個々人に対し、心の静穏を乱したことを理由として不法行為責任を負わないとされた事例。
けん坊の法律研究室→たぶん重要判例→憲法判例→表現の自由 (最判平成11年3月25日) http://www.kenslabo.com/law/
●批判報道の結果、仮に個人や団体の名誉が低下したとしても、公共の利害に関わる事実について、 「公衆に批判を提起し国民の知る権利に奉仕する」という、もっぱら公益を図る目的で報道し、それが真実であれば、違法性はないことを定めた「刑法第230条ノ2」。 http://www.mail-journal.com/ihosei.htm
●公共性、公益性に関して: インターネット上に情報を公開するときの注意点。 http://www.mail-journal.com/hanrei.htm
●「ネットワークにおける著作権問題等について」 http://member.nifty.ne.jp/itaru_watanabe/chosakuken/main.html −−教団出版物からの引用について−− 著作権法第三二条(引用)第一項: 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合においてその引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない。 −−教祖様等の肖像権について−− 有名人、公人等の肖像権はある程度制限されると考えられます。さらに、このページは非営利目的であり、公共の利益を目的としているので、肖像権の侵害等には当たらないと考えられます。 ■このページは、万が一ですが、一部関係者等の妨害により、閉鎖になる可能性があるかもしれません。ダウンロードはお早めに。リンク、転載はご自由にどうぞ。むしろ、たくさんのサイトで転載してくれたほうが、妨害されにくくなります。できれば、転載をお願いしたいと思います。批判的な掲示板は今までにいくつかありましたが、このページはおそらく日本で初めての真光批判HPです。今後、多くの方が勇気を出して告発してくれることを望みます。
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(注 この日記サイトはzipファイルはありません)
2003年01月30日(木) |
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最終更新日 2002.10.01
MAHIKARI Exposed Japanese version since August 8, 2001
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このサイトは、海外にある真光批判サイトの一部の日本語訳に、ホームページ作者が得た情報を加味したものです。
このサイトをご覧の方へ(2001年8月6日)
サイトの更新にあたって - Knowledge releases the Human Spirit.- (2002年10月1日)
情報の保存と継承、発展を。(2003年8月1日)
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1. MAHIKARI - An insight 真光 - ある洞察: (○○)真光文化に関する小研究
2. Media Reports 報道 − キャンベラタイムズ ○○真光論争 −
3. MAHIKARI's Crumbling Foundations 崩壊しつつある真光の基礎
4. MAHIKARI, Mu, and the Emperor of Japan 真光、ムー大陸、そして天皇崇拝
5. GOSEIGEN - A warning to the World 御聖言 −警世の書−
6. Mind Control in Mahikari 真光におけるマインドコントロール
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1. MAHIKARI - Search For The Truth 真光−真実を求めて by ディーン&ジーン・ローガン
この御夫婦は、Mahikari Information Site というサイトを作っています。退会者の体験談や、退会者への精神的ケアが充実しています。以下のFAQもその一例です。 MAHIKARI Frequently Asked Questions (FAQ) ローガン夫妻による真光問答 2. ニューヨーク小道場 元真光隊員 K.D.氏の体験談
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1.真光の教義に関係する疑似科学、偽史
2.教団出版物に見られる矛盾点(2003年7月内容追加)
3.国内出版物からの情報 (2003年7月内容追加)
4.フランス、ベルギー等、海外における報告
5.マインドコントロールに関する情報
6.G氏、N氏からの情報
7.真光裁判資料 (2003年11月追加)
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2003年01月29日(水) |
003 intro1 |
最終更新日:2002.10.01
このサイトをご覧の方へ (2001年8月6日)
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このホームページの題名「暴かれた真光」を見て、真光って危険な団体だったっけ?と首をかしげる方も多いかと思います。
教団内の月刊誌「真光誌」には、真光の業(まひかりのわざ)と呼ばれる手かざしによって病気が治った、奇跡が起こった、という体験談が毎月掲載されています。手かざしや想念の向上により、身体に何がしかの変化が現れたり、奇跡的な治癒がおこることはままあるようです。
真光の信者(組み手)さんたちは、そういう現象を自らの信仰の拠り所にし、人を勧誘するときにもそれを強調します。人によっては、真光はお金もそんなにかからないし、救われた(と言う)人もたくさんいるし、尊敬できる人もいるし、友達ができて楽しいし、というように、良い印象を受ける面もあります。教えの中でも、愛や調和、利他愛などの言葉が繰り返し強調されます。ですから、真光は危険な団体ではないと言う人がいても不思議ではありません。私自身も、教団(○○真光)の中で色々な人と知り合うことができ、楽しかった思い出も確かにあります。
しかしながら、そういう良い面に隠れて見えにくい、実は巨大な負の面があることも確かです。組み手さんの間でも、そういう負の面をあからさまに話し合うことは避けられる傾向にあります。皆、忘れよう、見ないようにしようとしています。ですから、知らない組み手さんも多いのです。ある程度まで深く関わらないと、問題が見えてきません。
真光の手かざしは確かに効果のある場合もありますが、むしろ効果が出るのを信じ続けたあげく、悲惨な結果に陥ったケースが数多くあります。私の周囲にもありましたし、インターネットで訴える方もいらっしゃいます。また、組み手さんの間では、奇跡を神様から頂くということは一種のステータスシンボルになっており、なんでもないことを奇跡だと大げさに取り上げたり、でっちあげに近いこともないとは言い切れません。そして、ほとんどの組み手さんは純粋な善意から人を勧誘しますが、悲惨な例を知っていても、それを言ったら勧誘の妨げになるので、決して言いません。また、お金もそんなにかからないように見えますが、罪穢を消すためと称して、自発的にたくさん奉納することが奨励されています。
真光においては、特に○○真光ですが、切迫した終末思想(火(霊、ひ)の洗礼)、憑依霊の恐怖、お導き(勧誘)こそが最も罪穢を消す、などの教えと、お導き数に応じた昇格システム(※)に煽られて、布教活動が過激になりがちです。拠点によって差は大きいですが、み役を持っている人は毎月のお導き数に一喜一憂する状態が続き、その他の行事にも追いまくられ、その焦りから色々なトラブルも生じてきます。未組み手さん(信者でない人のこと)にはとても親切に振る舞いますが、その人が組み手になった途端に突き放し、別の人の勧誘に走り回る、というようなケースはしばしばあります。また、インターネット上のいくつかのBBSでは怨嗟の声が渦巻き、途切れることがありません。フランス、ベルギー等に至っては、○○真光は社会にとって危険な存在と認識され、(フランスでは公式に)カルト教団に指定されています。そして、外国の人たちが立ち上げた真光批判サイトは数多くあります。
(※ 個人では、お導き数2人で中級研修、さらに5人で上級研修を受ける資格が得られる。拠点単位では、総人数、中級組み手、上級組み手の数、御神体拝受数などにより、連絡所−お浄め所−準道場−小道場−中道場−大道場という格付けがあり、昇格したり、降格もありうる。)
(主な国内、海外サイトについては真光リンクを参照: http://mallkun.to/makkarisan/link.html ) (ヤフーUSAで"mahikari cult" を検索してみてください。非常に多くのサイトがヒットします。) (ベルギー国会委員会報告からの抜粋 http://www.caic.org.au/eastern/mahikari/belgiump.htm ) (フランスのカルト教団についてhttp://www.cftf.com/french/Les_Sectes_en_France/cults.html#ici ) (真光に対する苦情: 苦情の坩堝HP: 50音別で 「す」と「せ」 をクリック http://www.sam.hi-ho.ne.jp/mayuri/maruti/Maruti/top.htm ) ここで翻訳された一つの海外サイトでは、この教団の立教の経緯とその教義が分析されています。文化の違いからくる誤解もあるかもしれませんが、どうにも弁明しようのない疑問や矛盾が数多く指摘されています。
例として、すべての真光系教団が師と仰ぐ創設者、岡田光玉氏の次の教えをよくお読みください。
...アトランティス大陸とムー大陸はかつて、水爆をも用いた大規模で悲惨な戦争をしました。さらに、金星やその他の惑星の霊たちとこの世の肉身をもった人類との間の戦争が起こりました。こうして、その戦いに敗北した霊の系統の者たちは、霊的に非常に強い恨みを現在の人類に対して持つようになりました。本当のことを言えば、現在の人間に憑依している霊の多数は、そのような霊たちなのです。
神の力を以ってしても、憑依霊が人々の身体から長い間離れないこともあります。その理由を言いますと、ある程度までは、現実の人間の歴史の中で勝ったり負けたりしてきた霊の系統間の争いが、まさに今この現在まで続いているからなのです。現在、強い憎しみと恨みを持った霊たちが、現在の人間が幸せな世界を建設するのを邪魔するために、一致団結しています。言い換えれば、そういう霊たちは組織的に行動を起こしているのです。
さらに、そのような霊たちは、また他の惑星からの霊たちまでもが、今日の人類の中に紛れ込み、人類の中に転生してきています。例えば、ムー大陸によって破壊されたアトランティス文明の人々は、今日の人間に霊として憑依するだけでなく、実際に、この世界に人間として転生してきているのです。さらに加えて、憎しみを持った霊はそのような人間たちと一緒になって、憎しみに満ち溢れた恐ろしい世界を作り上げようとさえしているのです。これが、現在起こっていることなのです... 以上は、1985年6月6日、飛騨高山の総本山における月始祭(毎月の神祭り)で、一万人(!)の参拝者の前で、録音テープから流された岡田光玉氏の教えの一部です。 (真光オーストラリアジャーナルより)(4.の最後の方参照。)
(注)日本語原文は、 (崇教)「真光」誌 昭和60年7月号 六月度月始祭救い主様み教え (部分抜粋)
...結局、原因は恐るべき「集団霊障」である、アトランティス大陸文明とムー大陸文明は、嘗て、原水爆を使ってさえやったほどのものすごい大戦争をしたのですが、さらには、金星や他の遊星にいた霊と現界に肉体を持った人間界との闘争もあったのです。...
これは、ふだんはあまり表に現れない、真光の教えの真髄の一つです。真光に馴染みのない方が見ると、強い違和感を感じる思想です。ムー大陸、アトランティス大陸などの「失われた大陸」説は、根拠のない妄想だったことが、いくつかの書物やホームページで語られています。ですから、存在しないはずのアトランティス文明人の霊に、私たち現代人が脅かされるはずがありません。
(ムー、アトランティス、レムリア大陸: http://village.infoweb.ne.jp/~fwjf1899/tondemo/dic/ ) (4.真光、ムー大陸、そして天皇崇拝、参照) こういう教義上の疑問に目をつぶって、「真光には手かざしがある。真光の手かざしは他とは違う。」と自負する組み手さんが多くいるようです。さらに、「私は真光で奇跡をいただいたのだから、真光にご恩返しをするんだ。」、と言って耳を貸さない組み手さんもいるでしょう。
真光の手かざしが他と違う点に、霊動(れいどう)現象が起こることがあります。これこそが、真光が他の手かざしと違って霊の救いを行える証だと言う人もいるようです。しかし、実は額の手かざしの前に目をつぶらせて祈言を奏上すると霊動が起きやすいということは、岡田氏が真光を立教する以前に所属していた教団内ではよく知られたことであり、霊動は危険だという理由で(3.の資料参照)、目をつぶらせての祈言奏上は禁止されていました。それに逆らって、興味を持って続けたのが岡田光玉氏と言われています。それが一つの理由となって、その教団の幹部を罷免になったといいます。(立教前の事件(3.の一部))
霊動現象は、手かざしの効果と同様に科学的には解明されておりませんが、上記のような憑依霊の教えの証拠として真光は捉えます。そこに、御み霊(おみたま)と呼ばれるペンダントを首にかければ、神の光の守護が授かると教えます。霊動現象や手かざしの効果を自分自身で感じてしまった人は、憑依霊が怖くてもう御み霊を手放すことができません。結果として、教えに多少の疑問を持ったところで、教団から離れることがなかなかできません。さらに、終末思想と昇格システムに煽られた布教活動や色々な行事の忙しさから、抱いた疑問についてじっくり考える暇もありません。
ここまで要素が揃っていると、それを意図して揃えたのかどうかはともかく、これはもう立派なマインドコントロールなのです。真光と同様病気の治癒が起こるという他の手かざし教団の中でも、ここまで揃っているところはなかなかありません。手かざしによって奇跡的な現象が起こるからと言って、真光のすべての教えが正しいと証明されるわけではないのです。逆に、根拠のない教えを、手かざしの効果を見せることによって信じさせているともいえます。
とはいえ、大人の方に対しては、真光に入るなとか今すぐやめた方がいいと断言するわけではありません。真光の言うことはすべて(あるいは部分的に)正しいと信じることも、信教の自由として認められます。しかしながら、こういう教えに判断力の未熟な未成年が晒されることには、問題があると思います。事実、組み手さんの子供たちの多くはわずか10歳(小学4年生)で初級研修を受け、教えに晒され、御み霊(おみたま)をもらい、手をかざし始めます。手かざしによって何らかの不思議な体験をしてしまうと、いっそう盲目的に何でも信じてしまいます。それなのに、学校の友達には理解してもらえません。結果として、教団の常識は一般社会の常識とかけ離れていることを知り、ショックを受け、その相反する2つの常識の狭間で揺れながら多感な時期を過ごす子供も多いのではないでしょうか。親が持つ信教の自由という権利と子供との関係は大変難しく、簡単には結論づけられません。しかし、自我が確立していない10歳で研修を受けさせてしまうのには、問題があるように思います。私はそのことにも強い危機感を抱いたので、事実を広く知らせて問題提起をすべく、このホームページを作りました。
真光から離れたことをまるで悪いことのように思ってしまう人にとっては、ここの内容は大きな救いになります。また、真光にのめり込んでいる人が身近にいて困っている、そういう人たちにとっては、のめり込む人に考え直す材料を与えることができます。
ただし、気をつけていただきたいのですが、幹部を含めて真光を心から信じている人にここの内容すべてを一気に叩きつけて真光を否定することは、心を踏みにじる行為であり、無理に信仰を押しつけるのとある意味で同じ行為になります。そして確実に人間関係を壊します。二度と口をきいてもらえなくなるかもしれません。それはおやめください。逆効果でもあります。せめてさりげなくここのサイトを教えてあげるぐらいにしてください。
誰しも信じるものを否定されれば、身を切られるような苦しみを覚えます。信者の方にここの情報を教えるときには、そのことをよく念頭に置いて、慎重な対応をして下さいますよう、お願い致します。理想としては、「少しずつ、情報だけ渡す(あるいは少しずつ話題に上げて一緒に考えてみる)、否定せず、肯定せず、判断は任せる。」という態度をとり、そうやって少しずつ、「自分で考える力」を取り戻すように誘導してあげられるといいのですが。
組み手さんたちは、インターネット上の情報はほとんどが嘘だと幹部から教えられています。おそらく、見ると邪霊に操られるので見ないようにと指導されていると思います。これも、マインドコントロールの一種であり、良識ある宗教団体の指導とはいえません。そのため、たとえ読んだとしても、細部にこだわって揚げ足を取り、全体を否定してしまう方が多いのではないかと思います。 (マインドコントロールに関する情報)
真光の教えや勧誘は一見ソフトですが、上記のような巧妙なマインドコントロールが織り込まれています。勧誘される方も、勧誘する方ですらそれに気が付いてません。その上で手かざしに何かを感じた人は、なおさら信じてしまいます。ある人がすっかり信じてしまったとしても、本人だけに責任があるとは言いきれません。その人が家族や恋人であった場合、冷静に対処するのは難しいことですが、まだネットに溢れる情報がない時代に入信してしまった人がほとんどであり、一歩間違えば信者になっていたのは貴方であったと思って、地道に取り組むようお願い致します。
私自身も○○真光の元信者であり、長年信じていたものを否定する苦しみを、2、3年かけて克服してきました。
組み手さんの多くは、このサイトの内容を知って、かつての私と同じように苦しむでしょう。でも、いずれは知ることなのです。後になればなるほど、その苦しみが大きくなるだけなのです。失った時間は、取り戻せないのですから。
最後に、元のサイトを作ったオーストラリアのアラートン夫妻、体験談を発表されているアメリカのローガン夫妻に感謝と敬意を表します。また、様々な方とBBS上において交流したことにより、多くの知識を得ることができ、このページに生かすことができましたことを、ここに感謝したいと思います。
2001年8月6日 ホームページ作者より
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2003年01月28日(火) |
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最終更新日:2002.10.01 HOME
サイトの更新に当たって (2002年10月1日) - Knowledge releases the Human Sprit. ->
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2001年の8月にこのサイト、「暴かれた真光日本語版」を公開してから早いもので約1年が過ぎました。Mahikari Exposedサイトの翻訳と各種掲示板に寄せられた情報をまとめて公開することで、密度の高い情報を提供できたと思っております。インターネット上の掲示板は、多くの人々から情報を集めることができる点や、カウンセリングを行える点で、非常に意義があります。しかしながら、本当に貴重な情報が雑多な議論の中に埋もれていってしまうという欠点もあります。つまり、掲示板をリアルタイムで読んでいない人にとっては、過去ログから貴重な情報を探し出すには大変な労力を必要としますし、もし過去ログが失われてしまったら情報を得られなくなります。そういう掲示板の欠点を補完するために、このようなホームページ(HP)がぜひとも必要であると私は考えています。
ここにまとめられた情報は、真光のマインドコントロールから抜け出たいと思っている人たちにとってきっと役に立つ、いやぜひとも必要な情報であると信じて公開に踏み切ったのですが、ご覧になった方々はどう感じられたでしょうか?
各種掲示板において、何人かの方からここのHP製作に対してお礼の言葉をいただきました。「ありがとうございました...」、その言葉を見るたびに、作ってよかったのだという思いを強くすることができました。
また個人的な伝聞ですが、このサイトを見て教団を退会したり、足が遠のく人たちが少なからずいるということを何度か耳にしました。おそらく、現役の信者でいながらも、「この教団は何かがおかしい...」と、心の底に引っかかるものがある方は多いのではないでしょうか。そういう方たちにとってこのサイトは、退会のきっかけになったり、退会までには至らなくとも教団と自分との関わりをじっくり考え直すための材料になると信じています。
しかしながら、何人かの現役信者(組み手)さんたちの掲示板上の発言を見ておりますと、真光に関するこれほどの暴露情報を目の前にしてさえ、「それがどうした」、「だからなんだ」、と開き直る方たちも見受けられます。
「人間は信じたいものを信じる...」、私がある方から聞いたこの言葉は、人間の心理というものをよく捉えていると思います。そして、疑問から目をそむけ、自らを思考停止状態に追い込み、教団のロボットでいることに安住してしまうのでしょう。
ところで、この一年間にインターネットが急速に普及したせいでしょうか、掲示板に真光の矛盾点を書き込んでくれる方たちが増えたような気がします。例えば、「真光問答」という教団の小冊子において、天変地異や薬に関する記述が昔と今で大幅に変わっていることを知らせてくれた方がいらっしゃいました。
旧「真光問答」においては、人類の2割しか生き残れないような天変地異、すなわち「火(霊)の洗礼」が20世紀の末に来ると予言されておりました。しかし、それはついに来ませんでした。そこで教団はどうしたのかというと、新「真光問答」において、「火の洗礼」とは人類文明の行き詰まり、例えば環境問題などによって起こる終末であると、言い換えるようになったのです。
※2.教団出版物に見られる矛盾点 新旧真光問答の比較を参照
地球温暖化などの環境問題、それによって引き起こされる自然災害などは、これからも継続して起こっていくことでしょう。そうでなくても、昔も今も、大きな自然災害、大規模な事件事故というものは、世界のどこかで毎年のように何かしら起こっています。
それを考えると,この「書き換え」はまったくもって実に巧妙であると思います。「組み手(信者)の努力により、終末が回避された...」と言えば言えなくもなかったでしょう。 しかし、それを言ってしまったら今後も信者を恐怖や不安で教団に縛り付けることができなくなってしまいます。 「終末とは、実は人類文明の行き詰まりである...人類が改心しなければ、終末はやがて訪れる...」と言い換えることによって、これからも継続して神の罰、霊障の恐怖、あるいは将来に対する不安で信者を縛りつづけることができるのです。「人類のバロメーター」の役割をもつと教えられている組み手さんたちが、そういう恐怖や不安に怯え、信仰を維持し、今までどおりの金銭の寄付や教線の拡大に奔走することを狙っての「書き換え」ではないか、私にはそう思えてなりません。
掲示板でのやりとりを見ていると、このようなあからさまな書き換えを目の当たりにしてさえ、熱心に信じている現役信者さんは疑問を持とうとせず、無理な理屈で納得したり、何か自分には計り知れない仕組みがあるのだろうと思って納得してしまう傾向が見られます。長年信じてきたものを否定する難しさは、本当に並大抵ではありません。
どのように説明しても真光をやめない信者さんはいるだろうと思います。そういう人たちに対しては、自分自身が気づきはじめるまで、せめて反社会的行動を起こさないように周囲が厳しく監視していくだけが精一杯かもしれません。
それよりも大事なことは、これから真光に勧誘されるであろう人々にいち早く真光の虚構を伝え、長年信じて引き返せなくなる前に真光から引き離すことだと思います。特に、純粋な未成年への勧誘は出来得る限り阻止したほうがいいのではないでしょうか。高校生を主に勧誘のターゲットにして成果をあげ、社会問題化している仏教系の教団もあるのです。
そのためにも、真光の矛盾、虚構を知らせるための情報ができるだけ多く必要です。カルト教団の拡大を防ぐためには、その教団に関する隠された真の情報、ひどい実態に関する情報、さらにはマインドコントロールの手法についての知識を広める以外に手段はありません。そういう情報を整理保存し、多くの人に伝え,また次の世代へと受け継いでいく必要があります。
その必要性を象徴的に表す言葉として,次のような言葉があります。ここのHPの元になっているMahikari Exposedサイトに掲げられている言葉です。
Knowledge releases the Human Spirit. (知識は人間精神の解放をもたらす。)
この言葉は極めて重要な意味を持っていると思います。そこで、より多くの人に理解してもらうべく私なりに説明を加えたいと思います。
私たちの心の底(精神)には常に不安があります。将来に対する漠然とした不安、自分や愛する人の死に対する不安、得体の知れない悪霊や神罰というものに対する不安、などなど、数え上げればきりがありません。これらの不安は誰もが持っています。
また、人は死んだらどうなるのか、どこへ行くのか、自分は何のために生きているのか、この世に終わりはあるのか、自分はどうして不幸になったのかなど、様々な不安や疑問を持っています。私たち人間は、そういうものの意味を問い,わからないことについて答えを求めてやまない存在なのです。
そのため、はっきりと与えられる答えに出会うと、それを信じて自分で考えることをやめてしまう傾向があります。自分で考えて苦しむよりも、何も考えないで信じたほうが楽だからです。
実はそこに落とし穴があるのです。世の中には、マインドコントロールを駆使して信者を取り込もうとするカルト教団がたくさん存在します。もちろん害の無い宗教教団もあるかもしれませんが、ご存知のように問題を起こす教団はたくさん存在します。「ここの教えこそが真実である。ここの神様こそが正しい神様である。ここの教団に所属することこそが、真の救われである。」と、多くの教団が言い寄ってきます。素直に信じるほうがよっぽど楽ですが,騙されて自分の貴重な時間やお金を奪われないためには、私たちはそれらを厳しく見極める目をもたなくてはならないのです。
真光の教えの中では、人間の知識すなわち「人知」は神の知識には遠く及ず役に立たないもの、理性に従って考えることは「屁理屈」であり、信仰の妨げになるものとして捉えられています。そして、「教えを素直(ス直)に信じたほうが結局は得をするのだ...」として、信者に自分で考えることを辞めさせようとします。よく使われる言葉としては、「この世界(神や霊の世界)は考えてもわからない、体験しなければわからない。この世界は奥が深いので、10年やそこらではわからない...」などというのがありますが、これらは自分で考えることをやめさせる方向に導く巧妙な言葉であり,マインドコントロールの手法の一つです。「体験しなければわからない」、という言葉は正しい場合もありますが、体験のみを絶対視し、理性的かつ批判的に考えることを放棄させる意図のもとに使われる場合には、極めて危険な言葉となります。上で紹介した英語の言葉 "Knowledge releases the Human Spirit" は、それに対する警告であり、マインドコントロールを解くためのカギなのです。
「神や霊のことや死後の世界などは、何を体験しようが全くわからないことである。それらは自分にとっても誰にとっても不可知なことである。」、という、忘れがちですが当たり前のことを今一度認識すべきではないかと思います。「神はいる、死後の世界はある...」、と信じることは個人の自由です。しかしそれは、「根本的にはわからないことであるが...」と、はっきりと認識した上で信じるべきではないでしょうか。その認識がないことには、何かのきっかけが与えられると、例えば霊動のような現象を見せられて驚いてしまうと、見えない世界についての説明を簡単に信じてしまうのです。
真光では、「手かざしによっておこる霊動で出てきた霊が、誰も知るはずのないことをしゃべり、後になってそれが実際に確認された。だから霊は存在する。だから真光は本物である。」ということを言う組み手さんがいらっしゃいます。しかし、その手の話はめったに無く、たいていが誰かからの伝聞です。そして、それが本当に事実なのか、実際に体験した本人以外確認のしようがありません。真光を信じてもらうためのつくり話なのか本当の話なのか、はたまた本人がそう思い込んでいるだけの話なのか、聞いているだけの人には全くわからないことです。
もし仮に、そのようなことが本当に起こるとしても、それは真光以外の他教団でも起こっていることではないでしょうか。現にそのような奇跡体験、霊体験の話は多くの宗教教団にあり、それを支えにしてそこの信者さんは信じているのです。色々なところを訪問して話を聞いてみればわかりますが、真光の体験がそれほど特別ということはありません。どれも似たようなものなのです。その同じような霊的体験をもとにして、真光とは違う教えを信じているのです。
所詮見えない世界のことはどうとでも言うことができるのです。不思議な現象も実際にあるのかもしれませんが、それらはいかようにも説明することができるのです。手かざしで体調がよくなる、病気がよくなる、という現象も、なぜそうなるのかは現在のところ誰にもわかりませんが、それは真光以外の宗教教団でも起こっていることですし、普通の人がやっても起こると言われています。不可思議な現象の中に隠された真実は、私たちごく普通の人間にはわかるはずもありません。
繰り返しますが、神や霊のこと、手かざしの効果の原因、霊動現象の原因などについては、今のところ、万人が納得のいく説明をしたり証明をしたりできる事柄では決してないことを認識すべきです。自分で考えたところでわかるはずもなく、わかると断言している人の話を聞いても、その人がほんとうにわかっているのかどうか、判断のしようがありません。つまり、信じるか信じないか、それだけの違いしかありません。
その体験や与えられる教えを信じることは個人の自由です。しかし、そういう不可解な現象が本当に起こったからといって、真光に関する多くの矛盾や疑問点が帳消しになるわけではありません。霊の存在を実感させてもらえさえすれば、あるいは、手かざしによって病気さえ直れば、その他のことでは嘘をつかれても騙されてもいいというのでしょうか? 決してそんなことはありません。
教団、あるいは岡田光玉氏に関する本当の情報をあらかじめ知っていれば,神や霊、霊動などに関する教団(岡田光玉氏)の説明を信じることなどできないはずです。そうしてはじめて、神罰や悪霊の恐怖で縛りつけようとする、真光教団のもくろみから自分や周囲の人々を守ることができるのです。
つまり、正しい多くの知識や理性的に考える力こそが、得体の知れない恐怖から人間の精神を解放することができるのです。”Knowledge releases the Human Spirit.”とは、そういうことだと私は思います。
私はそのために、この一年で得た新たな情報を出来得る限りここのHPに付け加えました。その殆どの情報源は、私が探し出したものではなく、他の方たちが掲示板に書き込んでくださったものです。一人一人のお名前は挙げないほうが安全上よろしいかと思いますので、ここでお礼の言葉だけを申し上げます。情報提供どうもありがとうございました。また、無断で情報を転載しましたことをお詫び申し上げます。
話は変わりますが、インターネット上で批判を受ける教団は今後いったいどのような反応をしていくでしょうか?名誉毀損で訴えたりするでしょうか?これは推測でしかありませんが、教団はそういう目立ったことは極力しない、いや、できないと思います。
オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたころ、○○真光はマスコミから激しく批判されかかっていたそうです。おそらく、週刊新潮の記事にあるように八王子市議会で土地の買占めを追及されたことと関連があるように思われます。あのオウム真理教の事件がなければ、○○真光はもっとマスコミの集中砲火を浴びていたと考えられます。また、97年から99年にかけて、ベルギーにおいて金銭に関する不透明さを追求され、法廷で解散請求をされました。しかし、なんとか証拠をつかませず、解散は免れたようです。さらに、過去における教団の分裂騒動、現教え主の過去が隠されていることなど、スキャンダル好きなマスコミが好んで書き立てる材料には事欠きません。
多くの人がインターネットを使って教団に関する真の情報を流すようになれば、教団はますます何も言えなくなるでしょう。書き込んだ人間の身元をいちいち調べ上げて訴えるなどということは、もし批判する人間が百人千人と出てくれば、もうきりがないからです。現役の信者に対してはインターネットを極力見ないように指導し、インターネットを見ない種類の人間を主に勧誘のターゲットにしていくのではないかと思います。
ただし、汚い言葉を使って罵るようなことは、別問題の名誉毀損になりますので、そこは誤解のないようにお願いいたします。また、宗教教団がネット上での批判を名誉毀損だとして訴えた例というのがほとんどないため、今後ネット上の宗教団体批判というものがどうなっていくか、何かしらの規制や罰則がかけられるのか、それはまだ誰にもわからないと思います。さらに、公には名誉毀損で訴えられないとしても、ネット上で告発を行っている個人を特定できれば、その人に対していやがらせが行われないとは限りません。
最後に,多くの人はすでにご存知でしょうが、新しい告発ページが現れましたのでご紹介いたします。目的を同じくする仲間が出来たことを、大変うれしく思っています。
光玉の勲章はインチキ勲章HP http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Apricot/7139/ 元気が出る真光リンク集 http://geocities.com/cult_attacker/
真光系教団の拡大を阻み、今後10年20年をかけて徐々に縮小させていけるよう、教団に関する正しい情報を伝え続けていこうと思います。
2002年10月1日 ホームページ作者より
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2003年01月27日(月) |
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最終更新日:2003.08.01 HOME
情報の保存と継承、発展を。 (2003年8月1日)
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私は現在、仕事と子育て、家事に追われる毎日であり、真光批判掲示板に何かを書込むことはおろか、読むこともあまりしない日々を過ごしています。○○真光を離れて何年もたち、マインドコントロールからもすっかり覚めた今では、真光批判に対する関心も殆ど失せており、仕事や子育てに集中し、身近なところに楽しみを見出し、充実した毎日を過ごしています。これは、カルト宗教を抜け出した元信者が辿る典型的な道筋なのかもしれません。
真光批判を掲示板で続けていくような気力は、私にはもう全くありません。しかしながら、これまでに集めた情報を伝え続けていくことだけはどうしてもしなければならないと思っています。カルトに対する知識、教団に関する真実の情報が得られなかったために、私は長年にわたって騙され、自分の人生を奪われつづけてしまったのです。真実の情報さえ手に入れることが出来たなら、被害は未然に防ぐことができるのです。
今回、『2002』のマイナーバージョンアップ版を公開しました。以前の『2002』から大きくは変わっていませんが、中外日報や宗教関係判例集成等、資料価値の高いものが付け加えられています。真光に関連する文献を探し出し、私見を交えずに原文のまま、掲示板に大量に書込んでくださる方がいらっしゃるおかげです。その方のご努力に最大限の敬意と感謝を表したいと思います。素晴らしいです。本当にありがとうございます。また、科学や考古学などに関しての専門的な事柄を書込んでいただける方にも感謝しております。
このホームページをご覧になった方は、ぜひとも保存されるようお願いいたします。ここもいつまで公開しつづけられるかわからないからです。 そして、できれば情報を整理したりさらに集めたりして、新たなホームページを作っていただけたら、と思っています。そうすることで、ご自身がマインドコントロールから解放されたり、受けた心の傷を癒すことにもなるでしょう。 そして、どなたかがいつの日か、岡田光玉氏と真光文化について、成功を収めたカルト宗教の一例として詳しく研究し、一冊の本にするなど何らかの形でまとめられることを期待しています。 それが実現してもしなくても、ともかく、カルトに対する知識が広まり、カルトを許さない土壌が育まれ、日本の社会がより成熟した社会になっていくことを、私は願っています。
2003年8月1日 ホームページ作者より
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