まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2013年07月28日(日) ■ケガの功名とはこういうことかな?

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今、とても人気があるカードのようです。
エンジェルカードなどとはひと味違った趣があり、
ときどき新鮮な驚きもあります。
なかなか楽しめるカードですよ〜



暑い日があると思えば、いきなり大雨が降ったりして、
不安定なお天気が続いておりますが、
みなさま、元気でお過ごしですか?

これからが本番の夏なので、
健康管理しっかりしていきましょう。
私は、冷たいものの飲み過ぎ、食べ過ぎと、
ケガなきよう注意して
乗り切りたいと思っています(笑)


さて、今日は、銭湯のお話です。
以前から書いてますように、
2年前に、この場所に引っ越してきてから、
近くにある大きな銭湯に時々行くようになりました。

そして、膝骨折手術から、退院してからは、
ほぼ、毎日行くようになりました。
薬草風呂はあるし、露天風呂もあるし、
水風呂はあるし、のびのびと手足を伸ばせるし、
スペースもあるので、ストレッチもできるし、
なによりやっぱり気持ちがいいんですもん。
今は、自宅のお風呂に入るのは、
この銭湯がお休みの日だけとなりました(笑)



さて、その銭湯で、
こんな出会いがあったのです。
あるんですね〜こんなことも。
そんな話しです。




この銭湯で、挨拶したり、
軽い話しをしたりする顔なじみの方も
何人かできましたが、その顔なじみの方も、
時間帯によって合う顔が違います。

午後4時頃にいけば、ああ、あの方、
午後6時頃にいけば、あの方がいるね、
なんて具合に合える方が違うのです。

私は仕事もあったり、その日の事情により、
銭湯に行く時間帯がばらばらなのですが、
他の方は、だいたい来る時間が決まっていて、
その時間にちゃんと来るのですね。



退院してから、銭湯へは
早い時間帯(午後4〜6時)頃に
行っていたのですが、
5月になってから、仕事も開始して、
行ける時間が遅くなり、久しぶりに
午後8時頃に銭湯に行った日のことです。 

私が、湯船につかり、
膝のマッサージをしていると、
8時台にいつも来ている女性が、
話しかけてきたのです。




この方、顔は知っていたけど、
まだ、話しをしたことはなかったのです。
なんとなく、近寄りがたい雰囲気もあったので。
すらりとした姿勢のいいキレイな方で、
60代前半かなあ。



「ね、あなた、
 2月頃、〇〇病院の
 ギブス装具室にいなかった?」




私はびっくりして、



「いました、いました!
 膝を骨折して手術して入院して
 ギブスを作るためにいました!」



と、答えると、
その方は、にっこりと頷き、
こう言ったのです。




「やっぱり、あなただったのね。
 実は、あのとき、
 私もギブス屋にいたの。
 車イスで部屋に入ってくるあなたを見て、
 あ、お風呂に来る人だって気がついたの」





私はさらにびっくりして、



「えっ、あのとき、
 ギブス室にいたんですか?」




と聞き返すと、



「いたのよ。
 私も、しばらく前に手の手術をして、
 ギブスをつくってもらって、
 あの日は、そのできあがりの日だったの。
 ギブスの具合をいろいろと試していたら、
 あなたが車イスに乗って入ってきたわけ。

 あなたは、ギブスをつけて歩いたりして、
 いろいろと調整していたわ。
 すごいギブスだったけど、
 調整師さんにほめられていたわよ、
 歩くのが上手だとか言われて」

(※どんなギプスだったかはこちら→「169250の装具」




私は、そのとき、
初めてギブスを装着したりして、
奮闘していましたので、
その方の存在は、全く気づいてなかったのですが、
その方は、私を見ていたというのです。



こんな偶然があり、この方に、
そのような姿を見られたことは、
恥ずかしかったのですが、
気づいてくれたことが、
とても嬉しくて、
「それは、なんだか嬉しいなぁ」
と言うと、その方は笑って、





「それをみて、ああ、だから、
 この頃、お風呂に来なかったのね、
 と、思ったのよ。
 やっと、退院できたのね。
 よかったわね〜」





と、言ってくれたのです。
それから、その方とは、
よく話すようになりました。

その方は、手を動かすと痛くなって、
指が曲がってきて、それを私と同じ病院で手術をして、
(私の主治医のK先生ではなかったですが)
大分よくなったこと、痛みがなくなったので、
今は、あちこちに旅行したりしている、
などということを知ることができました。

その方が、先日、私が、
だいぶ歩けるようになったのをみて、
こんなことを教えてくれました。




「よくがんばってきたわね、
 毎日お風呂でリハビリもして、
 だから、こうして、
 早く歩けるようになったのね。

 何かあると、
 先のことは見えなくて、
 長いように思い、
 どうなるかと不安だけれど、
 振り返ってみると、
 あっと言う間よね〜
 早いわよね、時間がたつのは。
 これからどんどんよくなるわね」





私は、この言葉に感動して、



ああ、そうだ、
ケガをしたときには、どうなるか、
歩けるようになるか、
仕事はどうしようなどと、
不安だったけれども、
今になってみれば、
本当にあっという間で、
夢のように思えるなぁ…
振り返ってみると、本当に早いなぁ…

そうか、
時間がたつということは、
こういうことなんだ、
だから、そのときそのときを
大切にしないとダメなんだと、
心から感じたのでした。




この方とは、8時頃に行くたびに合い、
合うたびに、




「焦らないようにね、
 必ずよくなるから。
 この間より、歩き方が
 しっかりしてきているわよ」





などと、励ましてくれるのでした。



ケガをする前の状態にはなかなか戻らず、
正直なところ、焦ることも、
不安になることもあるのですが、
お風呂にいくと、この方だけでなく、
いろいろな時間帯の顔なじみさんに、
励まされたり、声をかけてもらったりして、
本当に、気持ちが和らぎます。
元気がでてきます。


 


また、まだご近所付き合いが少ない私にとっては、
近所のすてきな場所を教えてもらったり、
この町のことを教えてもらったりもでき、
とても心強いのです。

ケガをして、確かに、体は痛めたけれど、
いろいろな方と出会えてよかったなぁ、
まさにこれが「ケガの功名」だな、
なんて思えてくるのでした。

さて、次回は、またお風呂で知り合った方から、



「あなた、ここまで来たら、
 あとは、「気」を入れてもらった方が
 治りがいいわよ」




と教わり、「気」を入れに行ってきた話しです。
どんなだったか、どうだったかは、
来週じっくりと書きますね。





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2013年07月20日(土) ■びっくりな出会い。このおばさん…いったい何者?

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暑い日が、これから続きますね〜
しっかり水分、ミネラル補給して、
夏を乗り切っていきましょう。

私は現在、以前の80%くらいまでの
回復といったところです。
まだ足を少し引きずっているし、
しゃがんだりする動作は辛いし、
階段の上り下りなどは、もたもたとしますが、
膝の曲がりは大分進み、お風呂の中でなら、
正座もできるようになりました。

まだまだ、こんな状態ですが、
みんな大目にみてくれるし、優しくしてくれるし、
本当に、ありがたいことだと日々感謝しています。
せっかくなので、ゆっくり治します(笑)



さて、今日は、
膝の骨折をしてから変わったことで、
驚きの体験をした話です。
こんな体験をするとは…
とびっくりしたのでした。




メンチカツを食べられなくなっただけが、
変わったことではないのです。
こんな変化もありました。

今まで、杖を持った方、松葉杖の方、
足を引きずって歩いている方、車椅子の方など、
目にも入らなかったのですが、
今では、そんな方ばかりが目に付いて、



「ああ、大変だろうな」
「痛いのかな」
「どんな怪我かしら?」
「大丈夫かな」




などど、自分のことのように思い、
時々、「大変ですね」などと声をかけたり、
できる範囲で、手を貸したりするようになりました。

今まで、話しかける人は、どちらかというと、
元気な方々が多かったのです。
それが今は、元気な方々より、そんな方々の方に
話しかけるようになったのです。
身近に感じてね。
すっかり目線が変わりました。




そして、これが、
今までにない体験に
つながることにもなりました。





ある日、自宅近くの駅前で、
よたよたした感じで杖をついて歩いている
おばさんが目に付きました。
70〜80歳くらいかなあ。

タクシーに乗りたいように見えたのですが、
乗り場がよくわからず、探して、
迷っているように見えました。
そこで、私は声をかけました。



「タクシー乗り場をお探しですか?」
すると、その方は、

「ううん、違うの。
 迎えの車を待っているのよ。
 なかなかこなくて…」




と、いうのです。
そこで私は、すぐそばに座れるところがあるから、
そこに座って待った方が楽だといい、
すぐ近くにある座るところに案内しました。
その方は、お礼を言いつつ、
やっとこさと座りました。
私も一息いれようといっしょに座りました。




そして、そのとき、
私は、気がつきました。
その方の持っている杖が
今までみたこともないような
杖だということに…
そして、
「なんだか、魔法の杖のようだね…」
と思いました。





全体が、木でできていて、
木目が美しくみえていて、
見たこともない形の杖だったのです。




※ネットでにたような杖を探してみたら、
 この図↓の上から2番目がいちばん、近い感じでした。
 「木の杖」このイラストより、持ち手は丸い感じでしたが。

ともかく、私が使っていた3200円の
杖とはまるで違うのでした。
いかにもオーダーという感じで。

しかし、杖以外は、
いたって普通のおばさん(に見えた)で、
どこも変わったところはありませんでした。
着ているものも、ごく普通のシャツに、
ごく普通のズボン、ウォーキングシューズをはき、
小さなリュックを背負っておられました。
でも杖は、本当に見たこともない不思議な杖でした。
そこで、こう聞いてみたのです。



「すてきな杖ですね…
 今まで見たことがないです、
 そのような杖は…」

すると、その方は、

「ええ、そうなの。
 魔法使いの杖みたいでしょ(笑)
 みんなにそう言われるの。
 でも、とても使いやすいのよ、
 私に合わせた杖だから」
「オーダーですか?」
「うん、そうなのよ」




と教えてくれましたが、これだけ話すと、
さらりと話を変え、杖の話は終わりになりました。
杖のことには、あまり触れてほしくない感じでした。
そして、こんな話を始めたのです。



「私も以前、足の骨を折ってね、
 ちょっと事故だったんだけど。
 以前のように歩けなくなったのよ。
 腰も痛めたから。
 でね、あちこちの有名な病院にいったりして、
 治そうとしたけど、だめでね、
 あなた、ほら、○○病院知ってる?」
「名前だけは…」
「有名な先生がいるというから行ったんだけど、
 ちっともよくならないの」




などなどと、いくつか病院にいき、
漢方薬も飲み、東洋医学も取り入れたりして、
いろいろなことをしてみたけど、
あまりよくならないという話をするのでした。

私は、お迎えがくるまで付き合おうと決めて、
話をうんうんと聞いていました。
少しばかり、私の話などもしつつ。

しばらく、話をしていると、
おばさんは、「あ、きたきた」
と言って、立ち上がり、
その車に手を振ったのです。




その車をみたとき、
びっくりしました!
だってね、だってね、
すごい車だったんですもん。
ロングな白い外車で。





たぶんリムジンではないかと思うのですが
長くて大きいすごい車。
確かな車種はわかりませんが、
これに↓近かったような…気がします。
 「ロングな車」




「えっ、なになに?
 お迎えって、あの車〜!
 えっーーー」




と、驚きましたが、
どうやらそうらしいのです。

私は、軽自動車に乗って、
息子さんか誰かが迎えにくると
勝手に思っていましたから…
ともかくびっくり、びっくり。



驚いていると、
その車の運転席から
運転手の方が降りてきて、
「お待たせしました」
といって、おばさんに手を貸して
その車に乗せようとしました。




すると、おばさんは、
私のほうをみてこう言いました。



「あなた、どこまで行くの?」
「えっと、△△までです」
「じゃ、乗りなさい、送っていくから」




私は、あわてて、



「いえいえ、
 ここからすぐですし大丈夫です」




と断りました。すると、



「いいから、まだ足も痛いんでしょ。
 すぐそこだから送っていくわよ、
 私は、怪しいものじゃないから大丈夫よ。
 どうせ、そこを通るだから、乗りなさい」




などというのです。
ここまで言われて断るのも悪いなと思ったので、
乗せていただくことにしたのです。
その白いロングな車にですよ(笑)




いやぁ〜
すごい車でしたね。
乗り込んだら、
内装はシンプルながら、
テーブルがあったりして、
すごい車でした。




「すごい車ですね、びっくりしました。
 乗せていただきありがとうございます」
とお礼いうと、おばさんは、
「うん、いいのよ、さっきは
 親切にしていただいし。
 どうせ途中だからね」




と言ってにっこりするのですが、
これまた、車の話はしたがらないのです。

そして、この辺りの昔の話などをしていました。
昔、この辺りはこうだったとか、ああだったとか。
杖といい、車といい、すごいものを持ちながら、
触れられたくないような感じでした。



そして、
車に乗ってからわずか5分、
あっという間に自宅前に到着し、
私はこの車を降りました。
丁寧にお礼をいって。





短い間だったので、
このおばさんが、
何者なのか、どんな方なのか、
知る手がかりは
全くつかめませんでした。

どんな方なのでしょう…
不思議な杖を持ち、
すごい車のお迎え…




どなたか偉い方のお母様とかでしょうか?
その方自身が、どこかの社長かなにかでしょうか?
(そうは見えなかったけど)
本当のところは何もわかりませんでした。

杖を持ったおばさんに声をかけただけで、
このような体験もできラッキーでしたが、
大いに謎は残ったのでした。



後日。
同じ曜日の同じ時間帯にまた会えるかと思い、
行ってみたのですが、会えませんでした。
それっきり、あの車もみかけることもありません。
残念!




その後、いろいろと勝手に推理してみて、
この辺りには、大きな有名な宗教法人が多いから、
その関係の方かなぁ、とか、
その筋の偉い方の家族かなぁ、とか、
大きな会社の社長の家族かなぁ、
などなどと、思いました。

どんな方だったのでしょうね〜
もっと知りたかったな〜
もし、またお会いできたら報告しますね。
会えるといいなぁ。


ということで、驚きの体験の話でした。
そのほかにも、心にしみいる出会いもあったので、
来週は、また違う出会いの話をしますね。
目線が変わると、違う世界が見えるものだと、
日々実感しています。
では、また来週。




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2013年07月13日(土) ■この不思議な変化と骨折は関係あるのか?

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これから、土日のどちらかにアップする予定です。
ちょっと前に、木金アップと書きましたが、
土日の方がゆっくりできそうなので。
どぞ、よろしくです。 <(_ _)>

足の方は、後遺症が残っている足裏の痛みも
大分とれてきて楽になってきています。
今まで、サンダルは履けずに、
いつもウォーキングシューズでしたが、
この頃は、足裏が楽になってきたので、
サンダルでも大丈夫になり、やっと
夏らしい服装ができるようになりました。
嬉しいことです。



そしてまた、我が家に
ユリが咲きました。
カサブランカです。
ほら、これ。












花の大きさは、20センチくらい。
ちょっと前に、ピンク色のロビーナが
咲いたことを報告しましたが、
えっへん、今度は、
見事なカサブランカです。
ふふ、親ばかです(笑)

ロビーナと同じく、支柱もしてあげなかったし、
小さな鉢のまま、しかも、2〜3月は、
ほとんど手入れをしなかったのに、
こうして、咲いてくれたので、とても嬉しくて…
アップせずにおれませんでした…
このユリたちの写真を見せ、



「よく倒れずに咲いてくれたわ〜」



と、姉宅で話したら、
物知り義兄がこんなことを教えてくれました。



「ユリの語源は、
 「揺れる」から来ているという説があるよ。
 ユリは野山で、ゆらゆら揺れながら
 咲いていたんだね、元々。
 だから、支柱なんてしないほうが
 いいとも言われているよ。
 もっとも、今は品種改良されて、
 支柱しないと、ダメなのもあると思うけど、
 元々なくても、咲く花なんだよ」




そんな強さがありで、支柱なしでも、
倒れず咲いてくれたのですね、きっと。
ともかく、幸いでした。
来年もまた、絶対に咲かせようと思っています。
ちゃんと球根をとってね。




さて、ユリの話はさておき…
今日は、膝の骨折をし、手術し、
2ヶ月弱ほど入院したあと、
不思議な変化があった話です。




といっても、すいませんっ、
どうでもいいような変化なんですけど、
でも、どうしても不思議で…
ともかく、聞いてください。



実は私は、ケガする前、
「メンチカツ」が好きだったんです。
カリッと揚げたてなんて大好きで、
一週間に3度くらいは食べていたのです。
相当好きだったんですね〜





でもね、でもね、
退院してきてから、
この「メンチカツ」が、
全く、全く
食べられなくなったのです。





なぜ、あれほど好きだった、
メンチカツが食べられなくなったのか…

以前大好きだったメンチカツを
わざわざデパートから買ってきても、
どうしても、食べる気にならないのです。




なんでかな〜
油ものがダメなのかな、
と思いきや、
天ぷらもコロッケも大丈夫。
挽肉がダメなのかと思いきや、
ハンバーグも、つくねも大丈夫。
メンチカツだけがダメなんです。





まったくわかりません。
ともかく、ともかく、
食べられなくなってしまったのです。
周りの人は、



「もう、メンチを一生分食べたからだ」
とか、
「もう少しすれば、また
 食べられるようになるよ」




などと、言ってくれますが、
今はまだ、食べる気にならないんですね〜
これが、膝の骨折や手術と関係があるか、
ケガが原因なのかどうか、わかりません。
でも、退院してからなことは確かです。

今度の診察のとき、マイドクターK先生にも
聞いてみようと思ってます。
食の好みに変化があるかどうか。
あるのかなぁ?




あんなにスキだったのにな〜
メンチカツ。
また、食べられるようになるかな?
本当に一生分食べきったのかな?





などと、メンチカツ売り場を通るたびに、
思っています。

もっとも、食べられなくても、
何も、支障はないのですが…
ただ、なぜ、メンチカツだけが、
食べられないのか不思議で(笑)
また、食べられるようになったら、
報告しますね。
なるといいなぁ。



と、今日は、
こんなどうでもいいような変化に
ついてつい書いてしまいましたが、
実は、その他にも、いろいろな変化がありました。
次回は、もっと、本格的な変化?について
書きますね。

これから、毎日暑い日が続きそうです。
本格的な夏に向かうので、
健康管理をしっかりしていきましょうね。
それでは、また来週。



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2013年07月06日(土) ■病院生活での発見!その23. 神様からの贈りもの

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「日にち薬」、効いているようです(笑)
日々、
「あっ、昨日まであった痛みがなくなったぞ」
「歩いても、足の裏が楽になってきたね」
「今日は、疲れ方が軽いね〜」
などなど、実感しています。

疲れ具合も、4〜5月の頃とは違い、
身体を動かすのも、買い物するのも、
料理をするのも、仕事するのも楽になってきました。
こうして、よくなってくるのですね。


さて、しばらく前に、経過診察があり、
マイドクターK先生に、
気になっていたことを聞いてみました。


「先生、私の膝は重傷だったの?」


すると、先生はこう教えてくれました。


「最重症ではないけど、重傷だったよ。
 だから、こうして歩けるようになったり、
 膝がよく曲がるようになったのは、
 とても順調だと思っていいんだよ」




なんとなく「大変なケガなのかな?」
などとは感じていましたが、怖くて(笑)
なかなか真実が確認できませんでした。
思い切ってきいてみたら
やっぱりそうだったんですね〜

手術も7時間(手術室に入ってから、出てくるまで)
くらいかかったようだし、レントゲンの写真を見ると、
がっちりと金属が入っているしね。

でも、こんなことを聞けるのようになったのも、
経過が順調で、余裕ができてきたからだと思います。



こうして日々よくなってくることを
実感出来ることは嬉しく、
本当に幸いなことだと感じています。

今、ケガをなさって、
辛い思いをしている方々も、
きっと日に日によくなりますから、
焦らず、腐らず、不安にならずに、
ゆっくりと治していってくださいね。
きっと、大丈夫ですから。




さて、今日も、病院内の話しを…
私が影響を受けた女性の話しです。




私がいた病棟は、外科病棟だったので、
ケガをした方だけではなく、いろいろな手術をした方、
治療を受けている方がおられました。
短い方だと2日くらいで退院していく方もいるし、
長く入院している方もいました。



そんな中で、
毎月10日ほど抗ガン治療のために
入院をするという40代の女性と知り合いになり、
いろいろと話すようになりました。
抗ガン治療のため、髪は抜けていて、
帽子をかぶっておられたし、
治療で苦しいときもあるようでしたが、
話すときにはいつも笑顔の方でした。




その方は、岩手県の海岸の方に住んでいて
震災にあわれ、家をなくしたということでした。
彼女は、こう言ってました。



「震災で住むところをなくしたから、
 東京に家族3人でやってきて、
 やっと落ち着いたと思ったら、
 私のこの病気が発覚して…
 ホントに、踏んだり蹴ったり…
 神様っているのかと恨んだよね。
 病状も、はっきりしなくて、
 手術がむずかしいところだから、 
 手術ができるかできないかもわからなくて、
 今は、こうして抗ガン治療して、
 様子見なのよ」




私は、頷きながら、
この話しを聞いていたのですが、
でも、彼女は決して、
この現状に負けてはいませんでした。



「この頃ね、こんなだから、
 神様がくれたことを数えるんだ。
 あの震災で、
 家族3人が無事だったこと、
 病気が早くわかったこと、
 息子が東京になじんでくれたこと、
 主人の就職が決まったこと、
 もっとも、漁師だった主人は、
 今の営業の仕事は、相当キツイらしいのだけど。
 でも、そのおかげで、なんとか家族3人が、
 暮らしていけるしね。
 友達がいてくれること…
 食べ物がおいしいこと…
 なんてね、でないと、
 恨みの気持ちばっかりになるしね、
 神様も誰かを恨むのはいやだから…」




私などには、とてもわからないほどの
辛い体験をしている彼女の話しには、
いつも驚かされ、言葉もないほどでした。
そんな私に、彼女はこう教えてくれました。

 

「でもね、こうなってみて、
 いろいろなことがわかったよ。
 命って、限りがあるんだよね、
 何があるか、わからないしね。
 よ〜くわかったよ。

 だからね、今は体力がないから、
 できないことの方が多いけど、
 これからは、やり残すことないように、
 できるときにできることやるんだ。
 
 息子の世話もしたいし、
 とーちゃんの世話もしたい。
 今までは、なんで私がこんなことばかり
 しないといけないのかと思ったけど、
 今は、世話をしたいんだ。
 世話ができるって、嬉しいね。

 あとね、もう、
 故郷には、住めないと思うけど、
 元気になったら一度いってみるんだ。
 こっちにきてから、
 一度も帰ってないから。
 友人もいるしね。
 友人は、自分たちだって大変なのに、
 私のことを心配してくれる…
 会いにいかなくちゃ。
 元気な姿を見せるんだ。
 とにかく、やれることやる、
 そう決めてるんだ。
 だから、まずは体力つけだね」
「そうだ、そうだ、体力だ」




ということで、私はリハビリをし、
彼女は、体力をつけるためのトレーニングを
いっしょにしたりもしてました。
もっとも彼女は無理は禁物だったので、
身体を伸ばしたりしてね。



さて、ちょっと話しは変わって。
彼女の病室に行って話し込んでいたときのこと、
彼女のとなりの60代と思われる患者さんが、
看護師さんとこんな話しているのが
聞こえてきました。
カーテンで仕切られているだけなので、
話していることが聞こえてくるのです。




となりの患者さんは、夜はトイレに歩いていけず、
ベットのわきに、ポータブルトイレをおいて、
用を足していたのです。



「夜にこのポータブルトイレで、
 おしっこするでしょ。
 そのとき、私ね、
 ちょろちょろという音を聞いて、
 小川の水が流れているようだなぁと思うの。
 そんなふうに聞こえるんだ〜」




私たちは、それを聞いて
顔を見合わせて思わず笑ってしまったのですが、
看護師さんも、



「へぇ〜、○○さんには、
 そう聞こえるんだ。
 じゃ、おしっこするたび、
 小川を思い出して、
 さわやかだね〜」




と、笑いながら答えてました。
その○○さんは、



「うん、いつもさわやか、
 すっきりするしね〜
 故郷にあった小川の音みたい、
 ふふふ」




などと、言って笑ってました。
そうか、小川の音のように感じて、
さわやかになる方もいるんだなぁと知ったのでした。
感じ方が違えば、音も違うのですね、きっと。

私も夜は、ベット脇のポータブルトイレを
使っていましたが、夜は、しーんとしているので、
音が聞こえるとイヤだなぁと感じて
遠慮しつつしていましたが…

これからは、小川を思い出し、
さわやかな気持ちでしようと思ったけど…
やっぱり私には、小川の音のようには
聞こえないのでした。
残念。



さて、話しは戻って。
2月の抗ガン治療の期間を終えて、
彼女は退院していきましたが、
3月にも入院してきて、
私たちはまた話をしました。 
彼女は、こう言ってました。




「帰ったらね、
 やっぱり体力落ちてて、
 階段上り下りキツイの。
 家事もできないの、満足に。
 でもね、主人と息子が、
 私がいると嬉しそうなんだ。
 早く帰ってきたりしてくれて。
 だから、しっかり治療して、
 早くよくなるんだ」




「そうだ、そうだ」と2人で言い合って、
再びいっしょに、リハビリをしたり、
体力を落とさないために、
病棟をゆっくり歩いたり、
ストレッチをしたりして過ごしました。

私は、そんな彼女にいろいろな現実や、
病気に対する向き合い方、
生き方を教わりました。
ありがたいことでした。



その他、この入院生活では、
いろんな方と出会いました。
経営者の方もおられたし、
個人で仕事をしている方もおられたし、
俳優さんもいました。
その方々と話をしたりして、
いろんな世界も知り、学びもありました。
今は、心からこう思っています。




「確かにケガはして、
 痛手は受けたけど、
 悪いことは、何一つなかった。
 全部いいことばかりだった、
 いろいろなことが知れて、
 みんなに親切にしてもらって。
 神様からの贈り物だったんだね、
 本当にありがたいね」




こう思えることも、嬉しいことで、
これからの人生をしっかり生きていけそうです、
何があっても。

今回のケガで、私も少しばかり成長しました。
まだまだやりたいことも見つかりました。
いろいろとやっていきますので、これからも、
応援していただけると嬉しいです。
どぞ、よろしくです。<(_ _)>



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