まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2011年06月30日(木) ■こんなものがあるんだね〜便利なのかな?

今日は、先日購入したもの紹介です。
この頃は、こちらの想像をはるかに、
超えたものってありますよね。
このタイプはこんなものしかないと思っていると
予想外のものがあったりして。

ほら、今人気の「羽根なし扇風機」
なども、そうですよね。
これはじめて見たとき、
「どうして風がくるんだろう?」
って思いましたもん。
(今でもわかりません)




(もっと見たい方は→「羽根なし扇風機」



ともかく、羽根がなくても、
風がくるんですね〜
涼しかったですよ〜




あ、でも、これは買ってませんよ。
我が家には、羽根有り扇風機があり、
それで、充分ですから。

さて、話を戻して…と。
今日紹介するものも、
「へぇ〜こんなものがあったの」
と、予想に反したものでした。




それは、じゃーん、
これです。











これは、なんだと思いますか?
あ、トイレのタオルかけじゃないですよ。
ちょっと形状似てますけど…。

ヒント!
キッチンで使うものです。
キッチン!

そして、これを知っている人は、
料理好きというか、あるいは、
単なるもの好きかもしれません。





実は、これは、
こういうものでした。









そう、
「万能包丁とぎ器」
その名も
「とげルンです」です。





見たことありますか?
包丁とぎ器なんですよ、
包丁とぎ器!
とげルンです!
あまり見たことないタイプの。




ダイヤモンドシャープナーとか、
電動包丁とぎ器などはよく見かけますが、
このタイプは手動型で、
あまり、見かけませんよね。

実は我が家のステンレス製と鉄製の包丁が
切れなくなって、いい包丁とぎ器がないか、
ネットや道具屋さんなどを探していたときに、
偶然見つけちゃったのです。



こんなの見つけると…
ふむふむ、なんて、
ムキになって、
見ちゃうんですよね。




こんな特徴があるっていうし。



・手軽に簡単に包丁とぎができます。
・包丁を軽く押し当て背に向かって
 動かすだけで研げるので、砥石で研ぐように
 角度をつける必要がありません。
・荒面・仕上げ面が表裏になっている
 使いやすい設計。
・包丁の油取りにも最適。
・ステンレス・鋼の両方に使用できます。




映像も見れて、そしたら、
すごく簡単でよさそうだったし…
映像などもじっくりと見て、



「ふぅーん、ホントに、
 切れるようになるのかな?
 いいのかな?」




そう、疑問に思ったので、
これを扱っていた包丁専門販売店に、
電話をかけて聞いてみたのです。

すると…
いろいろ教えてくれました。
この話は、明日書きますね。


興味がある方は、こちらをどうぞ↓






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2011年06月29日(水) ■蚊対策、みなさんどうしてますか?

このところ、「蚊」対策をしています。
我が家は13階ですが、ベランダに植木を
たくさん置いているため蚊がいるんですね〜

そして、ひっそりと部屋に入ってきては、
どこかに隠れていて、
手足のどっかを刺していきます。
もっとも、いちばんイヤなのは、
寝ているとき、顔あたりで、
ぷ〜〜んと、飛び回られることですね。

ぷ〜〜んと来た瞬間飛び起きて、
寝ぼけまなこで、タオルケットなどをばたばたして、
蚊をしとめる努力をしてはみるのですが…
しとめたと思って寝ると、
また、ぷ〜〜んなんてくることもあって…
悔しいですね、あれは。



で、それが、あまりに悔しいので、
今年は、いつもの蚊取り線香に加えて、
2つほど蚊対策グッズを
加えてみることにしたのです。





今日は、その蚊対策グッズのお話です。
と、その前に…
蚊って、黙って刺していくヤツもいますが、
(それもうんと悔しいですが)
ぷ〜〜んと音をだしてくるヤツもいて、
どうしてぷ〜〜んなんて音をだして、
存在感をアピールしながらくるのか、
いつも不思議に思います。

音を出したら、大体は人間に気づかれて、
薬をまかれたり、退治されると思うのですが…
なんでですかね?
きっと何か彼らなりのワケがあるのでしょうね。



さて、我が家は、
「夏のにおいは蚊取り線香」ということで、
ずっと蚊取り線香一筋だったのですね〜









でも、最近、喉が痛くなることもあるので、
今年は、においのないものも使おうと思ったのです。
そこで、今年は、ニューフェイスを
加えることにしたのです。
これです。








ただ…これは、
じっとしているし、
においもないので、
効いているのかいないのか、
微妙な感じだなぁ…




なので、
こんなタイプも買ってみました。








網戸につけるタイプの蚊除け。
これを網戸に付けておくと、
蚊が寄ってこない、らしいです。
ほら、こんな。









網戸をはさんで、
マジックテープでとめるので、かなりお手軽。
見た目もかなりお手軽。








お手軽で、
ホントに、
効くかな?




そう疑いつつ、窓を開け放し、
(もちろん網戸はして)
夜も電気を付けてますが、
以前より、蚊、来なくなりました!
今までは、網戸をくぐって来てましたが。

どういう感じに蚊除けをするのか、
やや頼りなさげだけど、
原理はよくわからないけど、
なんとなく…
効いているようです。




もっとも、観察してみたところ、
小さな蚊?というか、黒い小さな飛ぶ虫は、
(刺す虫かどうかわかりませんが)
網戸の隙間を楽しそうに、なんの支障なく、
行ったりきたりしてましたが…
ともかく、あの足の長い蚊は来なくなりました、
今のところ、よしっ!です。

みなさまのお宅では、
どんな蚊対策してますか?


明日も、このところ購入して、
やや??のもの紹介です。
今時は、いろんなもの、あるんですね〜
便利なのか、余計なものなのか…




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2011年06月24日(金) ■街の紹介その5…このどうぶつ気に入りました!

昨日からの続きになります。
今日は、この
「大きなどうぶつの
 『小さなどうぶつえん』」
の作品をいくつか紹介します。



まずは、これ。
これは、ちっちゃかったなぁ。
飲食店の前にちょこんといました。
空を見上げてね。








「世界一無口な犬」
うんうん、そうだなぁ、
きっとうんと無口だね、
なんて思いました。




しばらくてくてくと歩くと、
今度は、これがいましたよ〜









パンダ登場だね。
正面からみるとこんな。










よくできてるなぁ…と
本当に感心してまじまじと
見てしまいました。



で、またてくてくいくと、
またまた見つけたのだけど、
予想外の構図で…
私はこれが、
いっちばん気にいりました!
それがこちら。










ふふふ〜
こんなところに
鮮やか色のカメレオン。
しかも、そのカメレオンが
五円玉に乗ってました。









「カメレオンと五円玉」
という作品らしいけど、
だれが、五円玉に乗っている
カメレオンなど想像できるでしょう。
五円玉もよく出来てるし〜
ヤジマさんならではですね〜




実は私は、カメレオンとかトカゲ好き(笑)
なんか、かわいいって〜
って思っちゃうんですね。
だって、このやや間抜け顔、
いいと思いませんか?








家におきたい!と、思いました。
(置けるならね)
この「カメレオンと五円玉」の
製作工程もヤジマさんのHPページに載っているので、
ぜひ、見てみてください。↓
「カメレオンと五円玉」
ヤジマさん、楽しそう〜に作ってました。
だから、こんなに楽しい作品ができるのですね。


というわけで、
「大きなどうぶつの『小さなどうぶつえん』」
を、楽しませていただきました。

気がつくと、夕暮れに近づき、
近所のお寺も落ち着きを取り戻していました。








「バイバイ、またね川越。
 どうぶつたち元気でね」




と声をかけて、川越蔵造りの街を
後にしたのでした。
また、違う作品が出たら、
見に来たいな、と思いつつ。

この
「大きなどうぶつの『小さなどうぶつえん』」は、
展示期限があるようなので、もし行かれる方は、
こちらで展示がまだされているかどうか、
確認してからしてくださいね。↓
「川越観光」





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2011年06月23日(木) ■街の紹介その4…巨大どうぶつ製作者はこの方

昨日からの続きです。


蔵造りの街に、突如として現れた、
この巨大なぶじカエルやひっくりウサギが
いったいなんなのか、かなり疑問だったけど、
ひっくりウサギの側にこんな立て札がありました。








この立て札によって、これらは、




「大きなどうぶつの
 『小さなどうぶつえん』」
で、この巨大などうぶつたちは、
発泡スチロールで出来ていて、
製作者は、ヤジマキミオさん





ということがわかったのでした。



さらに、川越市では、
アートによる地域ネットワーク促進事業を
積極的に進めていて、この
「大きなどうぶつの
 『小さなどうぶつえん』」
もその一環で、
「発泡スチロール立体アート展」
というものらしいということも。




このどうぶつたちがあまりにも楽しくて、
リアルに良くできていたので、
帰ってきてから、このヤジマキミオさんについて、
調べてみたら、こんなことがわかりました。



ヤジマさんは、
もちろん川越出身、在住。
発泡スチロールアーティスト。
ヤジマさんは子供の頃からの夢
(アーティストになる)
かなえるために、
なんと、50代半ばで、


「2009年3月末をもって後先考えず
 公務員を辞めてしまう。
 現在、楽しみながら、作りたいものを
 作っている毎日である 」



という方で、
1体の作品が出来上がるまでに、
1〜2か月かかるということでした。




ヤジマキミオさんのホームページに行ってみたら、
「ヤジマ キミオさん」
もっとたくさんのどうぶつたちもいて、
製作現場もわかり、楽しめました。

また、あのぶじカエルの製作工程なども見れて、
楽しめましたよ〜↓
「カエルのオブジェ」



蔵造りの街に、
このアートが似合うかどうかは別にして、
意外性があり、私は楽しめました。

さて、
「大きなどうぶつの
 『小さなどうぶつえん』」
に戻ってと…。




これは、何でしょう?
全長2メートル50センチ。
すごいお口ですね〜

(虫歯はなかったですよ〜)








そうです、
これは、でかカバでーす。









でも、ただのでかカバじゃなくて、
こんなカバだそうです。









「コビトカバ」
だって…
ふふふ、ですね〜




ヤジマさんが、楽しんで作っているの、
わかりますね〜
その他、この発泡スチロールアートには、
あのどうぶつも、このどうぶつもいたのですね。
明日は、私がたいそう気に入った!
どうぶつアートをご紹介しますね。





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2011年06月22日(水) ■街の紹介その3…こっ、これはなに?なんでここに?

昨日からの続きで、川越の街の紹介です。

さて、私たちは、せっかく来たのだからと、
駄菓子屋横町をぶらぶらと歩いてみることにしました。
歩いている途中で、小さなふくろう?なども見つけた。








「何か大事そうに守っているね、
 何を守っているんだろうね」




まじまじと観察してみても、
何を守っているかはわからなかったけど、
かわいい何かの守り神のようだった。
どうやら、誰かの贈り物らしかった。

そんな発見などもしながら、
ぶらぶらしていると…突然、




「ひぇ〜〜
 あっ、あれは何っ?」





と驚いたものが目に入ってきた。




だって、びっくり、
これだもん。
蔵造りの街に…








驚きつつ、大急ぎで、
裏に回ってみるとこんな。
全長3メートルくらいは
ありそうなカエルだった。








「ひぇ〜、なになに、
 この巨大カエル、
 なになにっ?」
「知らないわね、
 なにかしらね?」




などと、興奮気味に姉に話しかけると、
冷静な姉は、何か書かれていると教えてくれた。









「ぶじカエル
 わかガエル
 ひっくりカエル
 さわらないでね、よ」





じゃ、なくて、私は、
このカエルがなんでここにいるのか、
知りたいのだった。
でも、そんなことはなにも
書かれていなくて…がっくり。



ともかく、巨大なカエルは、
天にむかって楽しげに
歌っているように見えたのでした。








そして、何だろう、あれは、
などともやもやした気持ちのまま、
先に歩いていくと、またいたのだ。




「ひぇ〜、またいたよ、
 今度は巨大ウサギだぁ〜」










今度は、大きなウサギが
ひっくり返っていた。
またまた大急ぎで駆けつけた。



すると、ひっくりかえって、
足回し運動でもしていて、
楽しげにしているウサギでした。
ほらね。









「なんだろうね〜
 この巨大動物たちは…
 でも、よく
 出来てるなぁ…」




と、感心してみていたら、
ここで、これらがなにかが
わかったのでした。

この続きはあした書きますね。
もっとたくさんの動物たちがいましたよ〜
みんな楽しげでしたよ〜





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2011年06月21日(火) ■街の紹介その2…川越のプリアって知ってますか?

さて、昨日からの続きです。

この蔵造りの街には、懐かしさを覚える、
駄菓子屋横町もあって、見るだけでも楽しめます。
駄菓子や飴などがいっぱい売られていました。
(私はきなこ飴好きですね〜)











さて、そんな蔵造りの街を楽しみながら、
ぶらぶら歩いていると、
こんな看板を見つけました。








「不思議な犬プリアだって!」
「ああ、その犬はとても有名よ。
 TVでも紹介されているよ」
「何が不思議なの?」
「何かあるらしいわ。
 私はあまり好きじゃないから
 詳しくは知らないけど…」




と、このときいっしょにいた姉は、
あまりこの犬に興味がなさそうでしたが、
私は、とても興味があったので、
近寄ってみると、看板には、さらに、
こんなことが書かれていました。









なるほど…
側にいてくれる犬らしい…
なんだか
すごい犬らしい…





と、看板を見ていると、
なんと、そのプリアさまが
ご登場になられ…
そして、なんと、
ひょいとだっこされ、
写真を撮られ始めたのだ。
ほらねっ。









う、うーん…
だっこしている女性は
満足そうだけど…
プリアさまは…
そうでもなさそうだなぁ…




と、正直思ったのだけど、
ともかく、みなさん、
この不思議な犬プリアをだっこして、
写真を撮っていた。

帰ってきてから、
プリアのことを調べてみると、
こんなことがわかったのでした。
伝説があるらしいです…



「プリア伝説

 ある寒い朝の出来事だった。
 ふと店先を見ると袈裟に衣を
 まとったお坊さんが立っていた。
 私がそのことに気づいて
 「可愛い犬でしょう?」そう声を掛けると
 その坊さんはふと視線を私に注ぎこういった。

  「この仔は 可愛い 良い犬だ 
   とかそのように表現をする犬ではない」
   貴方の先祖の生まれ代わりで 
   霊的に格の高い犬ある。
   そして貴方を守るためにやってきた犬だ。
   この犬には癒しの強いパワーがある。
   大事にしなさい。
   今後も幸運ををいっぱい運んでくるよ」

 わたしはあっけにとられた。
 不思議なパワーを持つ犬  究極のいやし犬  
 毛皮を着た天使   PRIA  プリア」

(詳細は→「小江戸川越人力屋」より


ということで、お坊様からの
ありがたい御言葉で、このプリアは、
こうして、癒し犬幸せ犬として
活躍することになったということでした。

そして、テレビ出演も、新聞掲載も、
雑誌に取り上げられて、
大人気になったというわけです。

もともとは、迷い犬だったらしいのですが、
それをこの店のご主人が見つけて、
育てていたらしいのです。



さて、
そのプリアさま…
こんな感じでした






 


うっ、うーん…
私には、
ややお太り気味で…、
疲れているようにしか見えないなぁ。
でも、目は遠くを見ていて、
超越しているのかもなぁ…
ご苦労さま〜
元気でね…




プリアの健康と幸せを、
私なりに祈ってきました。

ちなみに、このプリアがいる
「陣力屋」は、人力車観光のお店のようですが、
喫茶店もやっていて、コーヒーや
名物の石焼きホタテカレーなども、
店内で食べることができます。
(ドリンク付き1000円)

ここに入り食事をすると、サービスで、
このプリアとデジカメ写真を
撮ってもらうことができ、
プリントしたものをもらうことが
できるようです。



でもね、この蔵造りの街には、
実は、もっと不思議なものがあったのです。
この不思議なものは、明日紹介しますね。






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2011年06月20日(月) ■街の紹介その1…蔵造りの街っていいですね

今日は、大分前(3月末)に行ってきたのですが、
なかなかゆっくりと紹介できなくて、
でも、どうしても紹介したかったので、
埼玉県川越市の紹介です。



ご存知の方も多いと思うのですが、
川越は「小江戸川越」とも呼ばれていて、
蔵造りの町並みが残っている
風情ある街です。




ここのところ、
NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」の舞台にもなり
年間約600万人を超える方が川越を訪れているそうです。
川越は、新宿や渋谷から電車1本で行けるので、
交通も便利で、人気観光街なんですね。
都心からの日帰り観光でも人気だそうです。




で、この川越に、
用事があって、
行ってきたのですね。





この川越は、大きく分けると、
4つの見所があるようなんですが、



■蔵造りゾーン
 (蔵の街を代表する歴史散策スポット
  重要建築物のオンパレード!)
■本丸御殿ゾーン 
 (博物館・美術館がある)
■クレアモールゾーン
 (ショッピングエリア)
■喜多院ゾーン  
 (文化財の宝庫である喜多院とその周辺)

(詳細は→「川越散策に行こう」



私が行ったのは、主に蔵造りゾーンで、
ここで、いろいろな発見があったんですね。
しかも、意外な、
びっくりな発見でしたよ〜
その話は徐々にするとして…



まずは蔵造りの町並み紹介です。
こんな感じの街でした。














本当に、古い蔵が残っていて、
古い時代に戻ったかのような
感覚になりました。



その中に、こんな店もあり、
街にとけ込んでいて、
楽しめました。









また、道路にも
こんな標識があり、
親切です。








明日から、この街の
発見をじっくりと紹介しますね。

この街も、やっぱりいろいろと
あるようですね。





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2011年06月17日(金) ■本からお話紹介…「与える=いっしょにいる」を実践した太っちょの男性

昨日から引き続き、
今日も、この本からの紹介です。



「心をひらこう」という
ドロシー・ロー・ノルトさんの
書かれた詩に、
鈴木秀子さんが、
その詩にまつわる話を
書かれた本です。








事故にあい、瀕死の重体だった方が語った、
医師も驚いたという話は、こんな話だったのです。




(ここから引用)



「車の下敷きになって意識はもうろうとしていました。
 痛いとか、重い物でからだが押さえ付けられているという
 感覚はなくて、ただ息ができなくて苦しく、
 ああ、もう死ぬんだという感じだけを味わっていました。

 自分だけが真っ暗な世界に閉じこめられ、
 死が近づいている感じでした。
 初めは、家族のことが頭をよぎりました。
 小さい子どもがいるので、
 まだ死ねないと考えましたが、
 だんだん気力が薄れ、子どものことも家族のことも、
 考えられなくなっていました。

 そのときに大きな声が、
 頭の先から聞こえてきたのです。



 「君は一人じゃないよ。
  いっしょにいるよ。
  もうすぐ助けがくるからね。
  大勢の人も見守っているよ。
  僕が君のそばにいるよ。
  車の下敷きになっているから、
  手も届かないけど、
  すぐそばにいるよ。
  君一人じゃないよ」




 繰り返し聞こえてきます。



  「君は一人じゃないよ。
   僕が君といっしょにいるよ。
   まわりで大勢の人が
   見守っているよ」




 「ああ、これが最後だ」と感じると、
 その声が聞こえてくるのです。
 その声が私を生き返らせるのです。
 長い時間に感じられました。



 でも、永遠と思えそうな長い間、
 苦しくて息ができなくなるたびに、
 その声が私に息を吹き返させるのです。
 こうして私は、助けがくるまで、
 生き延びることができました。




 その人は、誰だったかわかりませんし、
 どんな人だったかのか見ることもできませんでした。
 入院して幸い治療を受けている間、がんばれたのも、
 お医者さんが驚くほどはやく回復できたのも、
 私の頭の中で、あの人の声が、
 こだましていたからです。

 

  「君は一人じゃないよ。
   僕がいっしょにいるよ」
   と。




 あの人は、私に自分の命をかけて、
 私に生きる力を与えてくれたのです。
 あの言葉が私の中で響くたびに、
 私は少しずつ心がひらかれていきました。



 私もこうして命を再び与えられたのですから、
 何か小さなことでも、自分のできることを、
 他の人に与えながら生きていきたいと、
 つくづく思います。
 あの人は、私の命を救ってくれたと同時に、
 
 「私は、人が生きていく勇気が出るような、
  何かを他の人に与えることが
  できるんじゃないか」




 という思いを、私に与えてくれたのです」



この消えてしまった太っちょの男の人は、
とっさに自分のできることをしようと考えたのでしょう。
そして、その心をひらいた思い切った行為が、
瀕死の人に生きる力を与えのです。

私たちは、いざ心をひらいて与えようとすると、
おじけづくことが多いのです。
しかし、この太っちょの男の人は、
命をかけて車の下敷きになった人を救おうとしました。
自分の命が奪われるかもしれないという
危険をおかしたのです。(略)

与えるというと、私たちは物を与える
プレゼントを感ががちです。
もちろん、その人が喜ぶようなプレゼントを
することも大切です。

プレゼントとは、自分の心の表れだからです。
「私は、あなたのことを大切に思っています」
ということを、物に託して人に贈るからです。



しかし、物に託さないプレゼントは、
もっとすばらしいものです。
プレゼントという言葉は、
プレゼンスという言葉に語源をもっています。
プレゼンスとは、
「存在する」「いる」ということを意味します。
つまり、
「あなたを大切な人として私はともにいます」
という意味です。




太っちょの男の人は、
「与える=いっしょにいる」
を実践しました。




他の人に与えようと素直に自分の心の深みを
ひらいていくとき、人間同士はお互いに、
すばらしいものを与えあうのです。
そしてまた、その力によって、
もっと心がひらかれていくのです」


(ここまで引用)




太っちょの男性がとった行動には、
このような意味があったのですね、
すごいですね…



想像ですが…
この太っちょの男性も、かつて、
このように命をかけて助けてもらったことが
ある方だったのではないか、そして、
次は自分も助けようと思っていたのではないかと、
私には思えてきます。

それが、瀕死の男性にも伝わり、
「私は、人が生きていく勇気が出るような、
 何かを他の人に与えることができるんじゃないか」
と思わせた、と思えるのです。
勇気を与える連鎖だなぁと。




私には…情けないことですが、
太っちょの男性のような行動ができるとは、
とても思えませんが、
「与える=いっしょにいる」
だとすれば、
誰かが「本当にそばにいてほしい」
と願うときには、静かにそばにいてあげらえる、
そんな自分でありたいと思います。


みなさまは、
どんな感想をお持ちになりましたでしょうか。
今日は、この本からの紹介でしたが、
この本の中には、いい話がいっぱい書かれています。
ぜひ、読んでみてくださいね。








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2011年06月16日(木) ■本からお話紹介…太っちょの男のとった行動

今日も、本からのお話です。
今日は、この本からの紹介です。



「心をひらこう」という
ドロシー・ロー・ノルトさんの
書かれた詩に、
鈴木秀子さんが、
その詩にまつわる話を
書かれた本です。







ドロシーさんが、書いた詩は
このようなものです。



◆心をひらこう


心をひらいて、与えよう
心をひらいて、分かちあおう
心をひらいて、受けとろう
心をひらいて、気遣おう
心をひらいて、素直になろう
心をひらいて、感謝しよう

心をひらいて、うなずこう
心をひらいて、寄りそおう
心をひらいて、認めよう
心をひらいて、元気になろう
心をひらいて、勇気を出そう
心をひらいて、共感しよう
心をひらいて、賢くなろう
心をひらいて、ほっとしよう
心をひらいて、愛そう

見て
聞いて
匂いをかいで
味わって
世界と触れあおう

手をつなごう
あなたの隣の人と

目をひらいて
命をつかもう
そうすれば
あなたは花開く


(石井千春訳)




この詩に、鈴木秀子さんは、
こんな話を書かれています。




(ここから引用)


■「心をひらいて、与えよう」


大きな交差点で、2台の車がぶつかり、
一人の男性が車の下敷きになって、
出られなくなってしまいました。

大勢の人が集まってきましたが、
どうすることもできず、
救急車がくるのを手をこまねいて
待っているだけでした。

なかなか救急車が来ません。
下敷きになった人のうめき声が聞こえるので、
生存は確認できるのですが、
まわりの人たちは、
はらはらしていました。

そのうちに、車のまわりに
輪をつくって立ちつくしていた人の中から、
一人の太った中年の男が車に近づいていくと、
地べたに腹這いになりました。


そして、車の下に頭を突っ込み、
どうにかして車の下に入り込もうとしています。
からだを動かして、車と地面の間の狭い空間に、
もぐりこめばこむほど、その姿は、
不格好で、トドのようでした。




「危ない、止めろ。
 車に押しつぶされるぞ」




と、まわりから声がかかりました。
でも、その男は、
太っちょの身をよじらせながら、
おしりをぽっこり小山のように盛り上がらせて、
足をばたばたさせています。



ついに上半身を
車の下にもぐらせました。
そうこうしている間に、
救急車がやっと到着しました。




レスキュー隊がジャッキをつかって、
車を持ち上げると、顔を真っ赤にして、
トド男は這い出してきました。
大きな声で、



「ああ、助かった。
 からだが車の下敷きになって、
 もう少しで死ぬところだった。
 何しろ、あんな狭いところに
 潜り込んだら、
 身動き一つとれなくてね。
 車の重みがからだ中に
 どんどんのしかかってきてね」




と、いいました。
続いて、やっと車の下敷きになっていた人が、
助け出されました。
ほとんど意識がありませんでした。

救急車に乗せられてその人が去ると、
立ち尽くしていた野次馬の人たちは、
まだ真っ赤な顔をしている太っちょの男に向って、
口々に言いました。



「いったい、おまえさんはそのからだで、
 車を持ち上げようとしたのかね。
 そんなことでできるはずもないのに」
「車の下にもぐりこんで、
 自分も下敷きになったかもしれないのに。 
 なんであんなばかなことをしたんだよ」
「見境なしにあんな無謀なことをするなんて、
 たいした度胸だよ。
 でも、助かってよかったよ。
 二人とも助かって…」




その男は、まだ顔を真っ赤にしたまま、
皆に頭を下げました。



「ご心配をおかけしました。
 見境なしに死んでも
 やってしまうのが、
 私の欠点でして…」




その男は、皆から離れて、
どこかに消えてしまいました。

それから、しばらくの後、
一つの記事が新聞に載りました。



それは、
車の下敷きになった男性が、
車の重圧にもかかわらず
生き延びたことに、
医師が感心したとに、
その人が、こう言ったと
いうのです。



(ここまで引用)



あの太っちょの男は、
いったい何をしたのでしょう?

そして、
車の下敷きになった方が、
生き延びた理由は、
いったい何だったでしょう。
みなさまは、想像つきますか?
この続きは、明日書きますね。




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2011年06月15日(水) ■本からお話紹介…反抗的な子が母からもらったもの

今日も、本からの紹介です。
こんな話を見つけて、心にじ〜んと来ました。


今日紹介するのは、この本からです。



「こころのチキンスープ8
 探しものは何ですか」










(ここから引用)



「アイリーンへの手紙」より
(アン・アイリーン・ウィークス)



私には3人の子どもがいます。
1番上でただ1人の男の子は、父親の名前をとったポール。
父親譲りの茶色の目と巻き毛をしているのは末っ子のテレサ。
真ん中の子は、私と母の名前をとってアイリーンと名付けました。

母は、アイリーン・アンといい、それをひっくり返して、
私にアン・アイリーンと名付けたので、私も最初の女の子が
生まれると同じように自分の名前を逆さまにして、
アイリーン・アンと命名したのです。
アイリーンは、何と生後5ヶ月には
自立心の兆しを見せ始めました。
人に食べさせてもらうのを拒み、
何でも自分でやろうとしたのです。

3人の子どもを育てるのは、とても楽しいことでした。
どの子もみな勤勉で、しかもユーモアがあり、
これと決めたことは一生懸命やりました。



ただ、どこの家庭でもそうでしょうが、
わが家でもときには、親が子どもの行動にひとこと、
言わなければならないことがありました。




ポールとテレサの場合は、こちらの言い分を黙って
受け入れてくれることもあれば、言葉に出して抗議して
くることもありましたが、そんなときもきちんと話し合って、
最後は必ずお互いにわかり合えるものです。



ところが、アイリーンだけは決して
話し合いに応じようとしませんでした。
私たち両親が何か言おうとしても聞く耳をもたず、
さっさと2階の寝室に駆け上がり、
ドアをバタンと閉めて、
音楽をガンガンかけるのです。
こうして、話し合いなんかしたくない!
と態度で示すのでした。




娘がまだ小さい頃は、私も何度か言って
聞かせようとしました。
でも、かえって反抗的にさせるだけでした。



ある日、私たちの言い分を
どうしてもわかってもらおうと、
私は彼女に手紙を書きました。

私たち両親がどういう立場にあり、
彼女のどこを改めてほしいと
思っているかを書きました。




私は、翌日娘が学校に行ってから、
彼女のベッドの上に手紙を置きました。



アイリーンはその手紙のことを
ひとことも口にしませんでしたし、
彼女がそれを読んだという証拠もありません。
しかし、彼女の態度が変わったのです!

それから何年も、私はことあるごとに、
彼女の部屋に手紙を置きました。
アイリーンが学校へ行っているあいだ、
そして仕事やデートにでかけているあいだに、
おそらく1年に、2〜3通の割で、
14年間にわたって…




彼女は、1度も手紙を受け取ったなどと
言いませんでしたし、内容について
話すこともありませんでした。
しかし、彼女の態度が変わるのでした。

ときたま、
「手紙なんて書かないでよ!」
と、言いながら、2階に駆け上って
いくことはありました。



が、もちろん、
私は書きました。




1990年に子どもの父親が亡くなり、
その3年後にアイリーンは結婚することになりました。

私は虫目の母親として、
あれこれ口出しし過ぎないよう心に決めました。

すべてが順調にいっていましたが、
結婚式の1ヶ月前になって私たち親子は、
意見の食い違いから言い争いました。
娘は、腹立たしげに言いました。



「私はもう24歳よ。
 養護教師としても立派にやっているし、
 もうすぐ結婚だってするんですからね」と。
それに、
「手紙なんか書かないでよ!」
とも。




ええ、もちろん、
私は書きました。




結婚式の3日前に、アイリーンは、
新居にもっていくものを荷造りしながら言ったのです。



「クローゼットの中に、
 捨てられない箱があるの。
 お母さんが私に書いてくれた手紙が
 全部入っている箱よ。
 私、あの手紙をときどき
 読み返していたのだけど、
 いつか娘ができたら、
 娘にも読んで聞かせたいと
 思っているわ。
 ありがとう、
 お母さん」と。


ありがとう、
アイリーン。




(ここまで引用)




私は、母から手紙などもらったことがありません。
もらったらどんな気持ちになるものなのでしょうね。
そして、どんな内容の手紙だったのでしょう、
読んでみたいですね。

いろいろと調べてみたのですが、
手紙の内容までは、わかりませんでした。
わかったら、報告しますね。

この本も、いい本ですので、
機会があったら、読んでみてくださいね。





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2011年06月14日(火) ■小説家山本周五郎のことば

ダイヤル回線で不便を感じながらインターネットに接続し、
うんと以前には、これを使っていて、
(ものすごくのんびり接続って感じです)
それがADSLになり、光回線になり、それから、
どこでも使える無線を使うようになり…
便利になったのだなぁと、しみじみ感じます。

でも、こうして不便になることも、
ある日突然、この便利さがなくなることもあるし、
いつも便利があるのは当然ではないんだなぁとも思いました。
便利さに感謝しようと思います。




さて、気を取り直して、
今日は、本からのお話です。



山本周五郎さんって、ご存じですか?
かつて大人気の時代小説家で、
「樅の木は残った」などで有名で、
心に残る話をいっぱい書かれています。




今は、あまりご存じない方が多いかもしれませんね。
私は、山本周五郎さんの小説の大ファンで
夢中になって、ほぼすべての本を読みました。
しかし、読んでいたのは20代の頃で、
すでにそれから、○十年もたってしまいました(笑)
今は、内容をすっかり忘れていますが、
その当時は、ものすごく感動し、
今でも、覚えていることばもあります。

そして、先日、こんな本を見つけて、
読んでみました。
すると…



「ああ、こんなことが書かれていたのか…
 あの頃には、このことばの意味が
 わからなかったね〜」




などと発見がありました。
今日は、その山本周五郎さんの書かれた本から、
心に残ることばを集めたこの本からの紹介です。



「山本周五郎のことば」
清原康正著







今日は、この本の中の、
「さぶ」というお話の中からのことば紹介ですが、
「さぶ」とは、こんな話です。




(ここから引用)


《「さぶ」 1963年朝日新聞掲載》


江戸の下町にある経師屋(きょうじや)芳古堂に
住み込む職人の栄二とさぶは同じ年ながら、
外見も性格も正反対であった。

男前で何ごとにも器用な栄二は、見かけは愚純でのろまだが
善良で誠実なさぶをなにかにつけてかばい、励ましてきた。
2人は兄弟以上に仲がよく、固い友情で結ばれていた。

物語は、この2人が15歳のときから始まり、
23歳になったとき、栄二に思いもよらない災難が
降りかかる。
栄二が身に覚えのない罪で、石川島の人足寄場に
送られてしまったのだ。

人間を信じられなくなった栄二は、面会に来るさぶに
会おうともせず、自分をはめた者やつれない対応をした
店の者への復讐心に燃えていた。

だが、人足寄場の日々の中で、栄二は人間にとって
何が真実かを学び、精神的にも成長していく。
その根底には、さぶの無償の献身があった。
2人の若者の精神的な成長をたどった青春成長小説。




《「さぶ」からのことば》



「人間が欲に負けるといのは、
 つくづく悲しいもんだと思いますよ」


「人間のすることに、いちいちわけが
 なくちゃならない、ってことは
 ないんじゃないか、
 お互い人間てものは、
 どうしてそんなことをしたのか、
 わからないようことをするときが
 あるんじゃないだろうか」


「世の中には生まれつき一流になるような
 能を備えた者がたくさんいるよ、
 けれどもねえ、
 そういう生まれつきの能を持っている人間でも、
 自分ひとりだけじゃなんにもできやしない、
 能のある1人の人間が、その能を生かすためには、
 能のない幾十人という人間が、
 眼に見えない力をかしているんだよ」


「人間が人間を養うなんて、
 とんでもない思い上がりだわ、
 栄さんが職人として立っていくには、
 幾人か幾十人かの者が陰で力を
 かしているからよ、
 さぶちゃんはよく言ったでしょ、
 おれは能なしのぐずだって。
 けれどもさぶちゃんの仕込んだ糊がなければ、
 栄さんの仕事だって思うようにはいかないでしょ」


「世間からあにいとか親方とかって、
 人にたてられていく者には、
 みんなさぶちゃんのような人が、
 幾人かついているわ、
 ほんとよ、栄さん」


「おれは島へ送られてよかったと思っている。
 寄場であしかけ3年、
 おれはいろいろなことを教えられた、
 ふつうの世間ではぶっつかることのない、
 人間同士のつながりあいや、
 気持のうらはらや、
 生きてゆくことの辛さや苦しさ、
 そういうことを現に、
 身にしみて教えられたんだ、
 読本でも話でもない、
 なま身のこの体で、
 じかにそういうことを教えられたんだ」



(ここまで引用)



「さぶ」は、本当にいい話でした。
この「さぶ」には、山本周五郎さんの
基本的テーマが貫かれているそうです。

山本周五郎さんの小説は、短編が多く、
読みやすく、話の筋もわかりやすいので、
どんどん読めるので、おすすめです。
そして、忘れていたあたたかい気持ちを
思い出させてくれる本です。
ぜひ、一度読んでみてくださいね。



本日紹介した「さぶ」は、
こちらです。









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2011年06月13日(月) ■ネット回線不通って…困りますね〜

今週は、写真なし、短めになると思います。



だってですね、日曜日の夜から、
いきなり、いきなり、
インターネット回線が
使えなくなったんですよ〜
朝まで普通に使えていたのに…(泣)




気がついたのが、夜9時過ぎだったので、
どこへも問合せもできず、本当に困りました。
いつもなら、なんとかなるのに、
初期設定のし直しや電源などの入り切りをしたり、
パソコンに話しかけてみたりもしたけど、ダメ。
かなり、焦りました〜

本日午前中にやっと、あちこちのサポート電話につながり、
いろいろ調べて、原因が今使っている無線ラン機器の
故障であることがわかりました。



実は、この無線ラン機器に変えてから、
調子が悪くて、もう2度くらい
交換をしてもらっているのです。
しかも、今の機器に変えたのは、
2ヶ月くらい前のことです。
そして、またこの機器でした…




相性が悪いのか、
使い方が悪いのか…
(普通に置いてるんですけどね)
機器自体の問題なのか、
それはわからないけれど、
あんまりだと思いました。




ともかく、これで、
3度目の交換になりますっ。
この機器はダメかなぁ。





で、無線ランがダメなら、
ダイヤル回線でつなごうと思い、
しまってあった電話回線を取り出し、
パソコンに久しぶりにつなぎ、
プロバイダに確認しつつ、
やっと、あの懐かしい、
「ピー〜〜ヒョロヒョロ〜〜
 ビョンビョン〜〜」

(なんて感じの音がします)
の音を聞きつつつないだら、無惨にも、




「この電話番号は、
 お取り扱いできません」





などと言われて…
が〜ん、
ダイヤル回線につながらないのです。

どうやら、
プロバイダから指定された電話番号
(ネット回線用の特別番号らしいです)では、
わが家と契約している電話会社では、
つないでくれなかったのです。
サポートしていない番号だということでした。

いろいろと便利にしようと思って、
(速度を早くしようとか、
 どこでも使えるようにとか)
新しい機能を取り入れたりしていますが、
便利な機能と思われるものは、
こういうふうに問題を起こすと、
なんとも不便で、対処がすぐにできない、
と、よ〜くわかりました。



昨今、アナログ力が
見直されていますが、
無線やデジタルなどの、
便利なものの危うさを感じました。
アナログもちゃんと、
残しておかないとダメですね。
例えば、公衆電話なども。





話は戻って…
プロバイダから指定された電話番号では
つながらなかったので、また、プロバイダに電話して、
わが家と契約している電話会社でも使える番号を
調べてもらい、やっと、やっと、
つながりました。




やれやれ、です。
でも、うんと遅い!
ダイヤル回線は、
のんびりですからね。





今時のホームページは、
あちこちに移動出来たり、見れたりしている分、
データ量が多くなり、表示するのに、
時間がかかるようです。
って、本サイトの「ことば探し」も重かったので、
今度は、もっと軽いページに直そうと、
思っています。

そんなわけで、ダイヤル回線を使っている間は、
写真のアップロードもむずかしいので、
文字だけ、短めになると思いますので、
どぞ、よろしくです。





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2011年06月10日(金) ■韓国街再び…この料理、この方々知ってますか?

昨日からの続きになります。


私たちは、いよいよランチを注文した。
いろいろと迷ったけど、思い切って、
ボリュームある、今、大人気の、
「サムギョプサル」を食べてみることにした。








2人前からで、1人1280円。
今は、大分ポピュラーになったので、
ご存知の方も多いと思うけれど、
「サム・ギョプ・サル」は「三・層・肉」
という意味で、韓国でも定番の豚のばら肉を
使った焼き肉のこと。




で、これを、カリカリに焼き、
それを、お店の方がはさみでじょきじょきと
小分けにして切ってくれ、野菜をまいたりして、
タレにつけて、食べるのですね。
韓国では、おもてなし家庭料理だとお店の方が教えてくれた。
もちろん、私たちもカリカリになるまで焼いた。



「少しお肉が固いけど、
 おいしいね〜」
「うん、おいしいね」




そして、肉と野菜をはさんで、
豪快にバリバリとサムギョプサルを食べた。
その他、石焼きビビンバも頼み食べた。
熱々でおいしかった。
(余談ですが…チーズをかけた焼いた、
 チーズビビンバもありおすすめです)








韓国料理のお店では、だいたい、
こんな前菜が3〜5種類くらいでてくる。
(ランチでも)
ほら、こんな感じに。








でも、以前は、もっとたくさんの種類の前菜がでてきた。
この頃は、この辺りも人気が出て、前菜を出すのが
大変になったのか種類が減って、今は、だいたい、
3〜5種類くらいになってしまった。
残念だなぁ。

なんて、前菜の話や、今人気の、
チャングンソクさんの話で盛り上がり、
(私は、ファンジニを見ていたので、
 チャングンソクさんは知っていた)
この店を出た。




すると、
外がとても騒がしい。
わー、きゃーが
聞こえてくる。

何かしらね?
何かあるね。





と、大急ぎで近づいてみると、
こんな方たちのサイン会をしているようだった。











「誰たち?」
「知らないなぁ…」
「きっと、これから売り出す人たちだね」
「そだね〜
 じゃ、写真でも撮っておこう」




ということで、並ぶのがイヤで、
サインはもらわなかったけど写真をとった。
きっと、これから売り出すタレントさんに違いない。
多くの方が並んでサインをもらっていたもん。

この方々をしっている方がいましたら、
ぜひ、教えていただけると嬉しいです。


というわけで、ぶらぶらと、
韓国街を楽しんできたのでした。
機会があったら、行ってみてくださいね。




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2011年06月08日(水) ■韓国街再び…こんな餅菓子はどうでしょう?

昨日は、失礼いたしました。<(_ _)>
サイトのシステムを少し変えようと、いじったら、
面倒なことになってしまってあわてました(汗)
簡単にすまそうなんて、甘いと思いました。

今日は、気を取り直して、
ちょっと前に行った韓国街のお話です。
この頃、友人が行ってみたいというので、
つき合って行くことが多いのです。

先日も韓国街の話をしましたが、
過去の韓国街関連の話



今日は、意外なものを見られたので、
その紹介です。
私は、全然知らないのですが、
知っている方には、
興味深いことかもしれません。
この話はのちほど。





さて、平日だというのに、
JR新大久保周辺にある韓国街には
大勢の人が集まってきていた。
やはり、K−ポップや韓国ドラマ人気で、
来る人が、うんと増えているらしい。








友人と私は、ランチをとるために、
韓国街にある細い通りを、ぶらぶら歩いて、
お店のメニューを物色していた。



すると、通りのいっかくに、
「コリアタウン市場」なども
あることを発見。









もっとも、この日だけなのか、
いつもやっているのかまでは、
わからないけど、けっこうにぎわっていて、
お土産など、いっぱい売っていた。

さらに行くと、
韓国伝統菓子のお店を発見。
ほら、こんなふうにたくさんの
種類が並べられていた。








「和菓子のようだけど、
 やっぱりちょっと違うね」
「うん、違うね、
 どんな味なのかしらね」




と、お菓子を見ていると、
お店の女性が、これが日本人には、
いちばん人気というお菓子を教えてくれた。
それがこれ。








「栄養チャルトック」
もち米、大豆、栗、かぼちゃ、小豆が
入っているとか。





お店の方のおすすめでは、



「もち米粉と豆を使って作り上げた
 伝統の韓国のお菓子で、身体にいいよ。
 韓国ではお菓子も食べる薬。
 日本ではいちばん人気お菓子で、
 おいしいよ〜」




ということだった。
そのすすめに心を動かした友人は、
このお菓子を迷わず購入。



後で、聞いたところによると、
思ったよりは甘かったけど、
美味しかったということでした。




今度、私も買ってみるつもりです。
お土産のお菓子も買ったので、
いよいよランチをすることにした。
本当には、TVなどでも紹介されている
人気店に入ってみたかったけど、人気店には、
1時過ぎているというのに、多くのお客さんが
並んでいて、かなり時間がかかるらしかった。

そこで、私たちは、すぐ入れるお店に入った。
2階に通されると、かなりすいていて、
こんな感じだった。








「韓国人気タレントが勢揃いだね〜」
「うん、そうだねぇ〜」




などと、しばし眺めた。
私は知らない人が多かったけど、
友人は、かなり知っていて、
いろいろと教えてくれた。

ま、そんなことより、今日のランチ、
ということで、ランチメニューを選択。
お昼ご飯だったけど、思い切ったものを
がっつりと食べてみることにした。
今は、大人気メニューだしね。
これは、明日紹介しますね。
それと、偶然でくわした興味深いことも。





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2011年06月07日(火) ■震災の中で、見えたもの、学んだこと…その5.ふるさとを守りたい

《お知らせ》
8日(水)は、お休みさせていただきます。
せっかく来ていただいたのにすいませんっ。
本サイト、システム関係を手直していて、
いっぱいの状態なのです。
明日は、アップいたします。
どぞ、よろしくです。




私は、岩手県の小さな町に生まれ育ちました。
このたびの震災で、この小さな町も、
大きな被害を受けました。

実家は、海側ではなかったので、
津波被害はなく、幸いなことに、
なんとか住める状態で残りました。
もっとも大きなガラス窓は割れ、
2階には、大きなひび割れやゆがみができ、
とても行けませんが、1階は大丈夫です。

春が美しい町なのに、そして、
春は毎年山菜採りをしていたのに、
今年の春は…
昨年までいっしょだった兄もおらず、
ふるさとは崩れかけ、余震におびえ、
美しさも楽しさも感じることができず…
こんな状態でした。



古い家々は、
形こそ残っているものの、
大きくゆがみ、
住める状態ではありません。









もっとも、
そんな中にあって、



「あの家は、さすがに、
 壊れているだろう」




なんて思っていた(私も町の人たちも)、
以前からボロボロで今にも倒れそうな家が、
しっかりと残っていたりして、
思わず笑ってしまいました。
(そのお宅の方も笑ってました)

この家は、作業場として、
まだ使うそうです。
大丈夫なんでしょうか…








坂の上にあるブロック塀は軒並み、
お墓も、ほとんど崩れてました。












もっと被害のひどいところは、
危険区域になっていて入れませんでした。

このような壊れたふるさとを
見たことがなかったので、
ただただ泣けました。



しかし、私のふるさとには、
まだ住める家々が多く残っており、
けが人も何人かで、亡くなった方は
いなかったということなので、
よかった方だと思います。




今現在は、
住めなくなった家々を壊しており、
町は、歯が抜けのような状態です。
それを見て、母は、



「町を遠くまで、
 見渡せるようになった〜
 明るくなって、
 空が見えるようになった」




などと言っており、救われます。
町全体で、復旧に向けて、がんばっています。
もっとも、高齢者が多い町なので、
ゆっくりゆっくりだと思います。

今まで、ふるさとのことを
考えたりすることはほとんどなく、
いつもあるものだと思っていました…



でも、そうではない現実を知り、
ふるさとがどんなに大切なものなのか、
ふるさとのために何かしていきたいと、
強く思うようになりました。
守りたいふるさとです。



それぞれのふるさと、そして日本のために、
一人一人ができることをしていけば、
きっと、世界が驚く奇跡的な復興ができると思います。
力出していきましょう。

これから、毎月一度は、震災関係の話を
していきたいと思っています。
どうぞ、よろしくです。





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2011年06月06日(月) ■震災の中で、見えたもの、学んだこと…その4.自分なりに、できることしていこう

引き続き、震災からの話です。
今日は、TVを見ながら、書き留めた、
心に響いてきたことばです。
(大急ぎでメモしたので、言い回しや、
 ことばの前後の順番に違いあります。
 ご了承くださいませ)




■お子さんを亡くされた40代女性
 流された街を呆然と見つづけて。




「夢だったらいいなと思って、
 ここに来る…でも、
 いつも夢じゃなくて現実…(泣)
 でも…
 ここが生きる場所…」




これは…昨年末に兄が急逝したとき、
私も、いつもいつも思ったことでした。
(今でもそう思います)
それは、確かに辛い現実で、
でも、生きていくのはこの現実の中。
現実は過酷だと思いました。




■60代の大工さん
 毎日毎日、壊れた家々の修理をしています。




「(若いもんの)
 道しるべになればいいと思って、
 一日一日精出して働いている。
 働かねばな。
 できることせねばな」





■50〜60代の男性
 がれきの中で、作業しながら。




「呆然とがれきの中に
 ただいても仕方ねべ。
 前向がねばね。
 今、やれることやっていがねば、
 何にも、できねべ。
 地道でもな」





■福島県にある桜の名所で。
 今年も桜は満開で、多くの方が訪れ、
 ここの桜で癒された。
 ここを無料解放している地主さんのことば。




「(こうして桜を見るのは)
 自分の楽しみだから、
 お金はとらない。
 春爛漫を独り占めしたくない。
 毎年咲くんだなぁと感動するよ。

 花の生命力、あれやこれや、
 雑念ある花はない。
 何事もなかったように、
 花が咲く…
 そこにゆるぎなさ、
 たくましさを感じる」





■牛乳が手に入るようになってから、
 すぐに牛乳配達を再開した牛乳屋さん。
 牛乳を渡しながら、みんなと笑顔で会話。
 安否を確認しながら、情報交換もしていた。




「笑顔を渡せればと思っでさ。
 少しでもな。
 みんな、不安だがらさ」





■50代くらいの男性
 家族といっしょのインタビューで。




「前を向いて進むしがねがら…
 家族は迷ってるけど、
 ここに住むと決めでいる。
 ここを捨でられね」





■減反していた田んぼを
 再び耕し始めた70代の女性
 一人で、田植えをしていました。




「米つぐっで、
 米できたら、会った人に少しずつ
 分げてあげたいと思って〜
 腹と心、いっぱいになれば、
 そしたら、いいべ〜
 こんなことしかできないからよ」
 (笑顔)





■再開した市場で元気に
 働いていたおばちゃんたち




「助げられたり、
 助げたりしてさ。 
 人間、一人で生ぎられねの。
 みんなで生ぎるのさ。
 お互いさまだべ〜」

(周りの方も、笑顔で大きく頷く)




すべての方のことばに、
思いがこもっていて、響いてきます。
ああ、そうだなぁ…と。

こんな当然のことをいままで、
頭でわかっていても、実感として
受けとめることはなかったように思います。
今は、こう決めています。

自分が、できること精一杯やるぞ。
世の中のためになるいいことの一つでも、
やっていくぞ、地道でも。
そして、悔いのないように生きたいと。





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2011年06月03日(金) ■震災の中で、見えたもの、学んだこと…その3.勇気しか湧いて来ない

今日は、「五里霧中」さんのブログ、
「大嶋啓介とてんつくマンの応援団長ブログ」
からの紹介です。

震災と原発で、私はただ呆然としてしまって、
恐怖でいっぱいで縮こまり、どうしていいのか、
全くわからない状態でした。
ウォーキングにも行けず、入ってくる情報におびえ、
仕事も手につかず、ぼちぼち日記も書けず…
自分でもどうなっているのか、
わからない状態でした。

そんなとき、友人が教えてくれ、読み、力をもらった、
福島在住の五里夢中さんのブログです。
私がそんな状態にあったとき、五里夢中さんは、
すでに行動を起こしていたのでした。
掲載依頼をしたら、五里夢中さんから、



「ご自由に、やってください。
 こんな時期だから、
 前向いてやっていきましょう」




と、即座に嬉しい返事をいただきました。
五里夢中さん、ありがとうございました。
早速、掲載させていただきます。



《ここから転載》

これは、3月15日の日記です。
■与えれば生まれる



福島市在住です。
原発から60kmの距離。
政府の回答は当てにならない、ただ、
国の為に動いてくれてるとは思う。
変に批判でもなく、落ちてるわてでもなく、
被爆は覚悟してます。

してなければ、
もうけもん!!




ここ何日か、ボランティアで
自腹で炊き出しやってました。
って言ったら、すごく思われるかもしれないけど、
言いだしっぺは僕じゃない。
なんてことはない、暇なだけなんです。
お店は、水が出ないから営業できなし、
食材もある、一人じゃ食べきれない。
じゃあ....ってことで始まった。

そしたら、いろいろな人が
協力してくれて、仲間が増えた。
心からのありがとうっていただいた。
自分の人生をほんとに
考えさせられる経験をさせてもらった。

実は、なんとなくで福島来たんです。
屋台っていう場所で、一人でやる場所は、
自分の行動を振り返る切っ掛け、
成長になるかなあと。

そしたら、素敵な仲間に出会って、
なんとなく期間延長して・・・
軌道に乗ってきた・・・・
そしたら、巨大地震!!!!



おろおろしてしまいました。
何をしたらいいのか分かりませんでした。
孤独で泣きそうでした。
電気が止まって不安でした。
お風呂に入れなくて、
凍えながら水で洗いました。
水が無くなって、自分だけ確保してる
心狭い自分に出会いました。
ガソリンが無くなって、
もっと心狭くなる自分を感じました。
被爆を感じて落ち込みました。
今月は収入の未透視が無いけど、
支払いはやってくる、しかも被爆・・・・


おれ死ぬのかな、って思った
でもね、おれより借金抱えてて、
みんなの為に動いてる人っているんです。
おれより年上なのに、おれに気を使って
動いてくれる人っているんです、
しかも自然に。

水をお金払って沢山買って、
おれにくれる人っているんです。
帰る場所が無いのに、笑顔でありがとうって、
言ってくれるひとっているんです。

こういう、どん底の時って
その人の本性と言うか、
本音が出てくる気がします。
沢山の弱い自分に会いながら、
人生に時間が有限だって感じられた。

そしたら、もっと、人の役に立ちたい、
もっと、自然に人に気を使える人になりたい、
もっと、人のためにも買える男でありたい、
もっと、ぶれない自分でありたい、
もう、後悔はしたくない、
そう思うようになった。

変な言い方かもしれないけど、
今回は、当事者でよかった。




僕は、阪神大震災の時は、傍観者でした、
ちょっと募金したくらいでした。
こんな危険の上にある便利さだとは
知ろうともしなかった。
そして、きっと、乗り越えられる壁だから
、僕の前に現れた。



きっと、僕にしか出来ないことがある。
ガソリンも、資金も無いけど、明日からも、
炊き出しを出来る方法、
避難してくてくれた方に
笑顔になってもらえる行動を考えます。

数人では何が出来るかわからないけど、
微力であっても無力ではない
1000人の一歩のために、
一歩踏み出せる男になります。




原発に替わるエネルギーの開発を支えていきます。
日本再建!!
そして、世界を引っ張っていきましょう、
僕らの世代で。 




3月17日のブログから
■勝者or勇者



たくさんの応援ありがとうございます!!!
本当にね、感謝しかないんですよ。

東京の居酒屋仲間、華々のメンバーから
連絡があった、住所を聞かれた。
今週中に、福島に資材を届けに来るという。
会社の、財を投げ打って、何度も来るという。

大嶋の大将も、全力で支援してくれると。
福島上陸??

みんなアホだね。
熱くて、他喜力に溢れてて、
本当に日本を変えていける
って信じきってる、アホな人ばかりです。



涙が出てくる。
こんなに、人に応援されて
嬉しいって思ったことは無いです。




本当に、
勇気しか湧いて来ない。




人は誰かのためにって思えたときに、
がんばれる。
本気で自分を信じてくれるエネルギーに
触れた時、顔晴れてしまう。
そのエネルギーは絶対に誰かに届き、
そして、回っていく。
ペイフォワードだね。

常に勝者にはなれなくても、
常に勇者にはなれえる
自分らしさ、全開で行きましょう!!!
良くしかならないよね。


《ここまで転載》     



このころの私は、
「勇気がほしい、
 勇気がほしい、
 立ち向かっていく勇気がほしい」
と思っていました。

でも、まったく情けないことに、
勇気は湧いてきませんでした。
顔から笑顔はすっかり消えてました、
というより、恐怖で引きつっていました(苦笑)

同じ時期、五里霧中さんは、
震災まっただ中にいて、


「勇気しか湧いて来ない」


と、感じていたのです。
そして、できることをしていたのです。
周りの人といっしょに、精一杯の笑顔で。
この違いは何なのだろうと、思うのです。

傍観者より、当事者の方々の方が、
何十倍も勇気があり力強いのです。
底力があるのです。
生きていく力があるのです。
そして、笑顔があるのです。
私はこう感じました。



「人間って…
 なんて、すごいんだろう。
 なんて、すばらしいんだろう
 なんて、あたたかいんだろう」と。




気づいてから、人を見る目が変わりました。
人を上から見ていたことにも気づきました。
生きていく上で、何か大切か考えました。
生きるって、どういうことか知りました。
今までの生活を、根本から見直しました。
勇気とは、行動だと知りました。
震災は、私にいろいろな気づきを与えてくれました。
これからは、この気づきを生かしていくときだと
思っています。


これからです。
傍観者だった者たちが、
力を出すのは、これからです。
そう思っています。
力だします。
良くなるしかないのですから、
力の出し甲斐あります。



この後も、五里霧中さんは福島の地で、
がんばっておられます。
五里霧中さんのブログは↓こちらから。
「大嶋啓介とてんつくマンの応援団長ブログ」
五里霧中さんの熱き生きた魂感じられます。
ぜひ、読んでみてくださいね。





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2011年06月02日(木) ■震災の中で、見えたもの、学んだこと…その2.春も来ましたなぁ

私は、震災があってから、
ものすごく涙もろくなってしまいました。
すぐに涙が出てきてしまうんです。

今まで、人前で泣くなんてなかったのに、
最近は、人前でも涙がでてきてしまうし、
TVや本を見て、
泣くことなんてほとんどなかったのに、
今は、すぐに感動して、泣けてくるのです。
時に、嗚咽してしまいます(苦笑)

例えば、こんなひと言に
ただもう泣けてくるのです。




「津波が来て大変だったけど、
 それでも桜が咲いて、
 春も来ましたなぁ」





これは、70代くらいの男性が、
桜をみて、静かに言っていました。
今でも、涙がでてきます。
そうだなぁ…
春は確かにきたなぁ…って。

でもね、
こんな涙もろくなった話をすると、周りに、
「私も…」「オレも…」
と同調者が必ずいて、
ああ、他の人もそうなんだ、と、
ホッとすると同時に、あたたかいものを感じ、
何か深い想いを分け合えるのです。
こんなことは、今までに
あまり感じなかったことでした。
そして、こう思うのです。



震災は、私を根底から変えた。
今まで、感じなかったことを、
感じさせてくれるようにしてくれた、
見えてなかったことを、
見えるようにしてくれた、
人間とは何かを、
人間の本質とは何かを、
はじめて考えさせてくれた、
そして、心が開いたと。




本当の「ガツン」がないと、人間は、
足元を見ないものだということにも気がつきました。
少なくて、私はそうでした。
また、「ありがとう」のことばを素直に、
言えるようになったなぁとも感じています。
学ぶことが多い…と日々感じています。 



今日は、こんな記事やお話です。
ただ、昨日も書いた通り、情報ソースが曖昧です。
もし、不備があれば、連絡いただけると
助かります。<(_ _)>
(こちらから、お願いいたします。<(_ _)>
 「メールを送る」




《新聞記事より》



・宮城県南三陸町の中学校を
 この春卒業した少年は、

 「津波にさらわれる前より
  絶対いい町にする」

 と決意を語りました。



・ある避難所に初めておもちゃなどの
 支援物資が届いたときのこと。
 順番が回ってきた少女は、折り紙の包装を
 手に取ると、開封して半分だけ抜き取り、
 残りを

 「これはほかの子の分だから」
 と言って返しました。
 係の人が
 「たくさんあるから大丈夫だよ」

 と言うと、にっこり笑って
 残りの半分を受け取りました。



・住民を避難させている途中で津波にさらわれ
 亡くなった岩手県警の警察官は、
 いつも妻に

 「何かあったとき、家族の顔がちらついて
  目の前にいる人を助けられないような
  警察官にはなりたくない。
  だから、もしものときは子供たちを頼む」

 と話していたそうです。
 その志を貫いて、
 最期まで人のために尽くしました。



・「道で知り合いに会えることが、
  こんなにも幸せなことだなんて」
 と知人と抱き合って涙する女性。



・「一日の食事は、
  おにぎり1個とこの1杯のお湯。
  でもね、このお湯が昨日よりも
  温かいのが幸せです」  
 と語る女性。



・「今欲しいもの? 
  みんな流れちゃったから…
  ランドセルが欲しい。」
 と語る小学生。



・「避難所にいても何もできないから、
  ここで少しでも役に立ちたい。」
 と進んでボランティアに精を出す中学生たち。



・『私は大丈夫だから心配しないで。
  会いたいけど危険だから、
  どうか来ないで』

  と、テレビを通じて息子さんに
  懸命に呼びかける母親。



・やっと灯油を手に入れたご老人が
 ポツリと言いました。

 「これで、今日生きれるんだな。
  生きろってことだな。
  復興するしかないんだな。。。。」

 「復興するしかないんだな、 
 「復興するしかないんだな」




こうして書きならも、
また、泣いています(苦笑)
でも、泣いてばかりいませんよぉ〜

私のできることをやってこそ、
この震災に意味を見いだせ、
立ち向かって行けると思っているので、
私なりに、ふるさと復興支援していきます。





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2011年06月01日(水) ■震災の中で、見えたもの、学んだこと…その1.週刊ポストの記事

6月になりました。
いつもの普通の6月、穏やかな6月、
私たちをあたたかく包んでくれる6月、
そんな6月になる、と信じています。



これから、何日かにかけて、
2011年3月11日以降に、
私が見聞きし、心に残った、
「被災した方々のことば」
震災に関する話、などを
書いていきたいと思います。





震災に関する記事やコメント、
被災した方々のことばを聞いたり、見たりするたびに、
ノートに書き留めてきたもので、混乱の中でだったので、
情報ソースがはっきりしないものがほとんどです。



もし、ここに書いてあることが、
「これは自分が書いたものだ」
「これは、ここに書かれていた」
というようなことがわかる方がおられたら、
教えていただけると幸いです。
すぐに記載いたします。

また、
「私は、こう思った」
「私は、このことばに励まされた」
「こんなことばを聞いた」
などのことば、話があれば、ぜひ、
教えていただきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。




こちらから、お願いいたします。<(_ _)>
「メールを送る」



私は、早い時期に力強く、
東北が復興すると心から信じております。
私の実家も、実家のある地域も、
被害を受け現在復旧中です。
みな、がんばっています。

ふるさと東北のためにできることがあれば、
私なりにできることを精一杯していくつもりです。
まさに、松山千春さんの



「知恵があるやつは知恵を出そう
 力があるやつは力を出そう
 金があるやつは金を出そう
 自分は何も出せないよ
 というやつは元気を出せ」




ですね。
これから、希望を持つ力が必要です。
未来を信じる強い気持ちが必要です。
自分を鼓舞していく力が必要です。
あきらめない力が必要です。
(自分にいちばん言い聞かせています(汗))

みなで、力を出していきましょう。
元気だしていきましょう。
助け合っていきましょう。
そして、すばらしい復興をとげましょう。
そう信じています。




今日は、「「週刊ポスト」4・1号」の
最初のページに載っていた記事を紹介します。




 「日本を信じよう。」


 こんな時だからこそ、自分たちの力を信じよう。
 こんな時だからこそ、希望を持って前を向こう。
 こんな時だからこそ、他人のためにも働こう。



 未曾有の大災害で貴い命を失った方々を悼む気持は
 日本中が共有している。
 今はまだ「祈りの時」であるというのも正論だろう。
 しかし、これだけの困難であるからなおさら、
 一日も早く,力強く立ち上がる勇氣と決意も
 必要ではないだろうか。

 世界が日本を賞賛している。
 烈震に耐えたあまたの人と建物。
 パニックの中でも助け合って行動し,
 多くの命が救われた奇跡。
 堪え難い苦難と悲しみの避難生活でも,
 秩序と思いやりを失わない強い心。

 そして、幾度となく焦土の中から蘇り、
 誇るべき国土と国民を育んできた感嘆の歴史。
 戦争で焼け野原となった
 東京、広島、長崎、沖縄はじめ多くの街。
 大震災にずたずたにされた神戸。

 その光景は、誰もがはじめは
 「もう二度と、あの街明かりは戻らないだろう」
 と諦めかけた。
 しかし、わずか数年後には、それまで以上に
 美しく力に満ちた街並みが復活したのである。
 今、目の前にある危機も、克服できぬはずはない。

 地震発生時に客で一杯だったレストランには、
 震災後、料金を払いに戻ってくる被災者が相次いだ。
 並べて論じる不敬を承知でいえば、
 江戸時代、明暦の大火で起きた「切り放ち」の逸話もある。
 牢役人・石出帯刀(たてわき)は、迫り来る火を前に、
 囚人たちに「必ず戻れ」と言い渡して牢を解き放つ。
 数日後、全焼した牢の跡に、一人も欠けずに
 囚人が戻ってきたという有名な美談である。


 日本人には、世界に誇る
 高いモラルと勤勉と、忍耐がある。
 もちろん、技術も経済力もある。
 失われた命は戻らないけれど、その死にも、
 国を復興させる意味と力があるに違いない。
 教訓を活かし、決して諦めずに前に進もう。
 もっともっと美しい東北の港町と、
 強い経済と、そして災害に負けない
 暮しを作り上げることこそが、
 真に大災害に打ち勝つことになるのだから。




今まで、週刊ポストに励まされることなど、
ほとんどありませんでしたが(すいません)
この記載には、大きく頷き、そして、
力と元気をいただきました。
ありがとうございます。

今日は、「「週刊ポスト」4・1号」からの
紹介でした。





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