無事4公演終了しました。お疲れ様。 だがしかーし本番終わって中三日で、次の芝居の稽古(本番1月下旬)に本格合流。 休む暇もなし。 そのままのテンションを維持出来れば良いのだが もともと無理してたテンションなだけに、ああ、どうしても気が抜ける。
踏ん張りどころね。
「やるからには全力で」 をモットーに取り組んだ2か月半。ついに本番。 数時間後には初日の舞台の上に私は立っている。
まずは感謝。 こうして無事に本番初日を迎えることが出来たことにとにかく感謝。
そしてせっかくだから夢は大きく持ちたいね。 「私の演技が見たいから劇場に行く」と言ってもらえるような役者。 そんな役者を目指したい。
だから来てくれなかった招待客に 「なんで来てくれなかったのー?」ではなく まだ足を運んでもらえる程の役者ではない。 そういう評価なんだと謙虚に受け止めるべきなのだ。私は。
因みに今回のタイトルは 自分がこの2か月半で稽古した事を悔いなく全て「置いていく」事を 稽古期間中(のストレス発散に)大変お世話になった 戦場の絆の射撃テクニック技の名にちなんで。
本番まで1週間を切り、小屋入り(ホール入り)。 A.M.8:00に集合し、装置搬入、装置組立、照明仕込、音響仕込、場転稽古、通し稽古… P.M.22:00終了。怒涛の14H、ブラック企業並みのハードさだ。
装置搬入で腰を痛めるわ ホールの吊りパネル(巨大)を撤去時に足の上に落して「ぎゃぁー」ってなるわ 外気とホール内の温度差で喉を傷めそうになるわ 仕込時に「誰か手空いてる人いるー?」と聞かれる度に何故か運悪く手が空いてたりして しかもそういう時の作業に限って結構な肉体労働だったりして もう…満身創痍だよ…。
何より寝不足だよ。超寝不足だよ。 疲れが取れなくなってきたよ。次の日へ持ち越しだよ。 借金じゃなくて、疲れが雪だるま式に大きくなっていくよ。 そして、平日は普通に仕事だよ。 栄養ドリンクのグレードが日に日にアップしていくよ。 栄養ドリンクの1本あたりの単価が日に日にアップしていくよ。 湿布がなくなりそうだ、買いに行かなきゃ。
演出からは「え?それ1週間前に言う?」って感じのダメが出てきたよ。 衣装からは、おニューのスーツを持っていったばっかりにそれが採用されてしまったよ。 ドウランまみれになってもう使い物にならなくなるんだろうな。仕事着で買ったのに…。 照明からは「そこ明かり当たるから立ち位置気を付けてね」とサラッと言われたよ。 他の役者が今までと違う位置に急に立っていて、知らない間に段取りが変わっていたよ。 もうね…精神的にも満身創痍だよ。
仕方ないよ、自分で選んだ道だから。 仕方ないよ、それでも楽しいんだから。
ホール舞台に組み上がった装置みて武者震い プロ(委託)が仕込んだ照明を身体で浴び 迫力の効果を背中越しに感じる この舞台に自分が立てるとか考えただけでたまんねぇなぁ、おおぃ?
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