慈雨の日記

2006年11月27日(月) 地図を片手に、てくてく。




↑近く?のショッピングモールのツリー。

今日は、息子、帰ってくるなり
「今日はね!Yくんちに行くんだ!」となにやら興奮気味。
「えー?Yくんち分かるの?」
「たぶん。」
Yくんちは、うちから、徒歩で3分ほどだけれど、
途中道路を横断し、ほとんど行かない方面の住宅街なので、
ちょっと心配になる私。
車では、連れて行ったことがあるというか、そのうちのママに用事で
通りすがりに数分寄っただけだったので、覚えてるのか。

娘は地図がかなり読めないが、息子は結構地図が好き。
そこで、紙に書き書き説明する。
「うちがここ。ここが、小学校。校庭がここで、こっちがH公園。長い滑り台がここで、
ここは、信号ないけど車がビュンビュン飛ばすから、絶対ちゃんと確認する。それで、たぶん、ここに道路が、ある・・・気がする。そこを曲がって、
で、ここから、3軒目?あれ、4軒目?ん?5軒目くらい?」

う〜ん、私もほとんど行かないし地図が読めない女だから、怪しいよ。
たどり着けるかな、こりゃ。
ついていってあげたいところだが、生憎工事のおじさんが来ていてうちを空けられない、
し、たかだかこの距離、冒険させるってのも手だろう、と思う。

「だから、たぶん、この辺。わかるかな?表札にはこう書いてる。あ、ローマ字かな?こう書いてあるかも」
息子「大丈夫。白い家に、青い車だって」
なるほど〜。
それなら分かるかな。
「分からなかったら、帰ってらっしゃい」

息子、上着を着て、地図を片手に、テクテクと歩いていった。

大丈夫かしら〜?と思っていたら、Yくんのママから、メール。
無事ついたらしい。
「地図を片手に可愛い〜」と打ってあって、
心の中で、そうでしょう、そうでしょう、とニンマリした。

息子、おおはしゃぎで、帰ってきた。
っていうか、帰りは、迎えに行っちゃったんすけど。



2006年11月25日(土) ブレイブストーリーDVD




↑子供たちがスライムを作りたいと言ったので、
薬局で「ほう砂」を購入し、無事作成しました。
「ほう砂」は毒性があるから、気をつけなさいと息子に言ったら、
スライムを触るたびに、
潔癖症のように手を洗い続けていた。フフ、可愛い。

娘が、「ブレイブストーリーが見たい」とうるさく言っていたので、
主人がTSUTAYAに行ってDVDを借りてきた。
原作を、私、主人、娘が読了しているので、見ながら
みんながそれぞれに「えっ?!こんな顔?」とか「こんな声?!」とか
「ここまで話が飛ぶのか?」とか「あれを抜いたらつまらんだろう!」とか。
言いたい放題で、しまいには娘に「うるさい!」と言われる。

娘は原作の中で、ドラゴンの子供ジョゾが一番好きだったようで、
小さくてペットみたいになっちゃった肩のりドラゴンにがっかり。
わたしは、ルーおじさんが出てこなかったのが、寂しかった。
主人は、カッツと、恋人?の話が記憶に深かったらしく
「ロンベル将軍が出ない・・・」としきりに言っていた。
しかも、原作宮部みゆきという文字に
「原作じゃないだろ、こんなに変わっちゃったら」と苦笑していた。

あれだけ長い話になると、かいつまんで2時間にいれたらこんなもんかなと思いつつ、
「私なら、ワタルとミツルの過去を重点的において、願いは先にたどり着いた一人の一つしか叶えられないってことで、見ている人の気持ちを煽って、いい感じに夢中にさせる脚本を書くのに」
とか、勝手にほざいてみた。
原作を読んでいると、いいところがもっとあるから、
30分で、毎週やるアニメにしたら、とっても面白く出来ると思うんだけど。

いろいろ言ったけど、山場というかラストのあたりは、
なかなかいい感じだったと思います。

ブレイブストーリー、出来のいいのは、CMと予告編だった気がする。
あれだけかいつまんでいい感じのCMにできたなら、なぜ本編があんな・・・という気持ちは否めない。
もちろん、好みは人それぞれ、ですが。

個人的には、松たかこさんが好きなので、ワタルの声、よかったです。



2006年11月24日(金) うさぎのお気に入り。




最近、というか2月前くらいから生協を再開した。
いつも、雑貨を買いすぎてしまうので、引越しを機にやめていたのだけれど、
生協でいつも食べてたドレッシングがおいしかったなぁとか、
大豆の水煮缶とか、ひじきの缶詰とか便利だったなぁとか、
段々おもいはじめ、先日、個別宅配料が年内無料だったので
入りなおしてみた。
それが、結構面白いし、手抜きにぴったりなお惣菜みたいのとかがあって、
結構便利に使ってる。

でも買いすぎないように、雑貨は出来るだけ買わないようにとか
思っていたのに、やっぱり、いろいろつい買っちゃうね(ふふ・・)。

先日は、電気を使わずにペットが座ると(ペットの暖かさで)
暖かくなるというクッション(シート?)を発見。
うちのうさぎの噛みっぷりと言ったら、他の追随をゆるさねぇってくらいな勢いだから、
電気のコードがついてあったかくなるものに手が出せなかった。
感電されちゃったら怖いから。
だから、そのシートを発見した時は、「これ、買い!!」と早速注文。
7週後にお届けとか書いてあったのに、何故か1週間で到着。
(7週後じゃなくて、7日後だったのか?)

うさぎ、意外に臆病だから、シートに乗るってわからなくて全然役にたたないかもとか、
あいつの噛みっぷりですぐにズタズタかもとか、
心配しつつ、さっそくゲージの中においてみる。

私が離れた後に残されたシートを、遠くから伺ううさぎ。
あれは、何?と伺いつつ、しばらくしてから、
カゴから出てきて、フンフン匂いをかぐ。
意外に好奇心旺盛だ。
ほふく前進的に、おそるおそる近づき・・・乗った!!!
乗った!!
フンフンと、シート中のあらゆる匂いをかぎまくる。
しかし、自分は乗ったまま。
暖かいのかは、ちょっとよくわかんないんだけど、
(ほとんど座っているので、暖かいなら、お尻の下くらい)
彼女は、かなり気に入った様子。

匂いをかいだり、前足で穴を掘ったり(掘るまね)、シートの上でクルクル回ったり、
パッとシートからどいてみたり、うんちばら撒いてみたり。
落ち着かないのだけれど、長時間そこですごしていた。
次に見たときは、ちょっと落ち着いて、そこで座っている。

あったかいのかわからないので、買ってよかったのかよくわからないが、
とにかく、「なんか、いい座布団だわ、これ」と
彼女の満足げな様子(写真)に私も満足。

しかも、防水加工してある布みたいで、彼女の恐ろしい前歯でも、
噛み千切ることは今のところないみたい。

いい座布団がみつかってよかったね、うさぎ。



2006年11月22日(水) 息子の好きなもの。




↑先日の授業参観の息子。
相変わらずダラダラ座っていたので、遠くからの、
「姿勢をビシッと!!」と鬼のような形相の私からの指令(ジェスチャー)で、
ハッとした彼が、30秒ほど姿勢を正したところの写真。
1分後には、またダラダラはじめたので、かなり貴重なワンショット。

昨日、息子のヤマハのお迎えに行ったら、
息子と一緒にレッスンしている子のお兄ちゃんが、
『鉄道ファン』という雑誌を持っていた。
渋い、渋すぎるぜ、4年生なのに・・・。
子供たちがまだ出て来ないので、お母さん達で話をしているところ、
やはりみんなの視線はその『鉄道ファン』に。
(そりゃあ、目を引くわな。)
男の子は、電車好きだよね〜!という話で盛り上がる。
「そうそう、電車か、車に結構分かれてて、あとレンジャーもの好きな子もいる」
というあるお母さんの一言で、はて、息子は何が好きだったんだろうと、思う。

電車も車も、もちろん好きだったから、ミニカーとか新幹線とか持っていた。
でも、どっちが好きなの?と聞かれてもどっちもどっちで
別に車の種類がいえるわけでもなく、新幹線を見て「のぞみ500系!」とか区別できる子でもなかった。
レンジャーものに関しては、他の子と話題がずれては可哀想と
私が毎回予約録画して見せていたら、ある日
「もう、見なくていい」と言ったほど、興味なし。
戦いごっこをしている息子を、見たこともない。


彼がかなり関心を持って覚えたのは、「ひらがな」と「カタカナ」
それから、車のマーク(ホンダとか、トヨタとか)も好きだったみたい。
あと、石をいろんなところで拾ってきて大切にしていた。
それから、数の単位好き。(一、十、百、千、万・・・那由他、あそうぎ・・・・無量大数)

はて、息子は一体何が好きだったのかなぁと、夜寝る時に聞いてみた。
「ね〜、車、好きだったよね、電車も好きだったし」
「うん」
「どっちが好きだった?」
「う〜ん、両方」
「石とかも好きだったよね」
「そうだね」
「・・・・じゃあ、一番好きなものは何?」
「おかあさん!!」

・・・ウルウル、ジーン。
とまで行かなかったけど、ちょっと嬉しかったぞ、息子。
世渡り上手の息子はこうやって、私を喜ばせる術を心得ている。

さて、先日の「僕の歩く道」を見ていて、
主人公の甥っ子で小学生のコウタローのお母さんが、教育ママで、
かなりひどい母で描かれているんだけれど、
ところどころ、自分にかぶるものがあって、ちょっとドキドキした。
「返事は?!」とか鬼のようになって聞くところとか、もう、そっくり。
リアルすぎる〜。
しかも、自分って、ああなの?と悲しくなる。



2006年11月21日(火) 私の柔軟性。




昨日、あれほど大騒ぎしたのに、バンテリンの力で、
無事ジムのストレッチバレエのプログラムに参加できたっ。
ありがとう!バンテリン。

途中で、腹ばいになって、背中をグーッとそるストレッチがあるのだけれど、
それは、さすがに、やめておいた。
背中がバキッとなったまんま動けなくなって
「せんせいっ!!せんせいっ!!」とか叫んだ私が、
他の方々に救出されるのは、恥ずかしかったから。

バレエの方は、どうかというと、初めての人が度々やってくるが、
私は、そういう人より、ずっと出来ない・・・。
いつでも、クラスで一番出来ない子ちゃんなのだ。
テヘッ。
照れてる場合じゃないけれど、特に柔軟性がない。
バレエに参加している人って、ほ〜んと柔らかい。
足なんか、カパッって広がっちゃうし、そのまま、ペタッと床に体がついちゃう。
体の仕組みが私と絶対どっか違うよ、と思えてしまう。
でも、せめて、「あ、あんな体の固い人も参加できるんだ」という
体の固い人で、バレエを始めたい人の救世主になれるようがんばろう
と、自分を勇気付けている、毎日。
果たしてそんな人がいるのか疑問だけれど。

ジムの他のプログラムで、割合高年齢の方対象のものが結構好きで
(筋力も体力もないので、とてもあっている)
たびたび出たりするけれど、そこにいる明らかに私より高年齢の方々の
方が、筋力があったり、体が柔らかかったりして、驚く。
「あ、おばあちゃん、大丈夫かな?」と始める前はかすかに心配する私なのに、
実は心配されるべくは自分だった時の驚愕。
ちょっとたまりません。

で、もともと私は小さい頃から、恐ろしいほど体の固い人だったので、
(前屈、マイナス何センチの人だから)
こんな人、いないのかしら、とジムでは日々思ったりするんだけれど、
ソーランのサークルで、ストレッチをやったりすると、
その中では、私は割りと柔らかめな感じなの!!
(もちろん、ジム通い後。しかも、体柔らかいね〜と
褒められるほどの柔らかさではない、むろん。)

そういうときに、やっとジムに通っている成果を感じる。

かたつむりみたいに、のんびりとしか上達してないが、
しかも、三歩進んだと思ったら、二歩下がっちゃったりしてますが、
なんとかがんばってます。

結局のところ、どんなに才能がなかろうが、
今は、バレエが楽しいのです。



2006年11月20日(月) 効くね、バンテリン。




↑千葉動物公園の観覧車。
この前、「僕の歩く道」を見ていたら、先日行った千葉動物園がロケ地だったようで、
子供たちと「あ!ココ知ってる!ここ行った!」とおおはしゃぎした。
ちょっと、嬉しくなる瞬間。


昨日は、地元で、お祭りがあって、ソーランを踊った。
先月も、近くのジャスコで踊ったのだけれど(どんなところで踊ってるんだ?)
その時は、8曲ぐらい踊って、しかも女の子二日目だったからか、
当日はもちろん、次の日も廃人のようになってしまった。

その時、目一杯がんばりすぎて踊ったので、今回は適当にしよ〜と心に決めていたし、
雨模様だったので、3曲しか踊らなくて、
「あれ?もう終わり?らくしょー!もっと踊りたいくらいだよ」
と、その時は、大きく出てみたのだが、
今朝、起きたら、腰が痛かった。

ちょっと、腰、やばいな、と思いつつ、腰まげてトイレ掃除したり、
アイロンかけてるうちに、本当にかなり痛くなってきて、
腰をまっすぐ伸ばせなくなった。
まさに、腰の曲がった、おばあちゃん。
エビみたいな感じ。

あらやだ、私、スポーツジムで「腰肩膝、改善プログラム」みたいなのに、
せっせと通っていて、腰は随分いけてきたぜ!とか先週鼻高々だったのに、
なんだよ、このていたらく。
腰は伸ばせないが、棚の上のトレペをとらなくちゃならなくて、
この日のために練習したのよ、と言わんばかりに、
腰が曲がったまま、バレエで鍛えた爪先立ちで伸び上がり、トレペを取る女。
ジム通いも無駄じゃなかったよ、と自分に言い聞かせる。

腰はきついが、夕飯の買い物にいかなきゃだし、と子供を連れて
マツキヨに行く。あ、マツキヨはついでだけれど、ちょっと行きたかった。
目当てのものがなくて、結局カップめんをいくつかと、柔軟材を購入。
腰痛の薬、シップコーナーも見るけど、何がいいんやらわからないし、
どれも1000円近くかそれ以上はする高めのもの。
うちに何かシップでもあったろう、と結局買わないで、レジへ。
娘にカゴを持ってもらい、包んでもらった荷物も娘を呼びつけて持たす。
その間、腰は曲がっていなかったはず??なのに、
買ったのは、カップめんと柔軟材なのに、
レジのおばさんに

「お大事に〜」と、心の底からお見舞い申しあげます、みたいな声で言われた。

え?ばれてた?なんで、なんで?
そんなに腰、曲がってたかなぁ(恥ずかしい///)。

ウチに帰ってきて、
そうだ、シップでもすれば治るかも、
夕飯の支度するのが、辛くて辛くてだけれど、それより実は、
明日のストレッチバレエのプログラムに、絶対出たいの!!
と、腰が曲がったままなのにそんな野望を抱え、
薬箱を見てみたら、バンテリンがあった。
ちょっと古いけど(うちはそんなのばっかり)あたしが使うんだからいいやと
塗ってみたら、

10分程度で、腰がみるみる楽になって驚いた。
20分もしたら、腰がほとんど伸びていた。

効くね、バンテリン。
松たかこのお父さん(名前なんだっけ?)が言ってたこと、本当だったんだね!



2006年11月18日(土) 日焼けして、真っ黒だ〜!




↑息子が作ったカルタ(クラスで一人一字作るらしい)
息子は{ひ}を担当したらしい、言葉は、「日焼けして、体が真っ黒だ〜!」
結構いけてる!と、思った。

今日は、ワクワクタイムと言って、それぞれのクラスで、
文化祭みたいに、お化け屋敷をやったり、ゲームしたり、スライム作ったり、劇をやったり、に、親が参観するという日だった。

けっこう、楽しかった〜♪



2006年11月14日(火) 似てる!




息子は、以前から、サルっぽいと家族で噂だった。
手足が長めなところは、私に似てると思うんだけど、
そこが類人猿っぽい。
サルのなかでも、オラウータンの子供に似てると思う。

動物園で、サル(たぶんオラウータン?)の像をみつけて
喜んで真似している息子、なのでした。



2006年11月13日(月) その速さ、目にもとまらぬ。





↑早打ちゆえか、今日は予防注射で、泣かなかった娘。


今日は、インフルエンザの予防接種に行ってきた。
去年まで行っていたところは、二人だと割引になるのがよかったのだけれど、
予約して行かなくてはいけないところが、
しかも、予約が割りと一杯で、予約の電話をさぼってのんびりしていると
なかなか先の日付まで打てなくなるところが難点だった。

今回は、近所の内科にしたのだけれど、予約不要で
フラッと行って、プツッって打てる、という病院。
そこで予防注射を経験したお友達数人に、どうだったか?と聞くたびに
「速いよ〜!もう、すっごい注射打つの速いの!あれ?先生、ちゃんと液入りましたかってくらいよ!」
「先生速すぎて、看護婦さんが、どこに絆創膏を貼っていいのか打った場所が分からないの」
と、口々に言っていた。

実際、速かった。
子供も、うわ、怖い〜!!と思う間もないうちに終わってた感じ。
注射後も痛みは少ないし、なかなか当たりだった、と思う。
その先生のお母さんが、近くで別の病院を開業しているのだけれど、
そのおばあちゃん先生の方が、さらに、とてつもなく速いらしい。
一度経験してみたい・・・気もする。

で、今日行ったところの先生、息子の喉を見るたびに
「うわ〜、扁桃腺おっきいね〜!!」と言う。
熱が出て行った時も、咳が出て行った時も、
病状の話は「風邪ね」ぐらいで、扁桃腺の話を長めにする。
今日ももちろん、(今日は少なめだったけど)、扁桃腺おっきいね〜と言われていた。
どんな病気で出かけても、扁桃腺の話題で終わる息子。
美容院で「髪、多いね〜」と必ず言われる私に似ている。



2006年11月12日(日) 動物園。




↑背中を毛づくろいしてあげてたキリン。
私の、動物園での楽しみの一つは、動物のカップルがイチャイチャしてるのを見ること。


ずっと家族で出かけなかったし、来週も出かけられなさそうなので、
体調がイマイチだったのだけれど、動物園にでかけた。

車に乗り込む前は、「葛西水族館に行こう」とか言っていて、
息子はルンルンだったのに、
わたしも主人も「葛西はちょっと遠いかなぁ」という気分になってきて、
娘が動物園に行きたがっていたので、二人にジャンケンさせて、
娘の勝ちで、動物園に変更になった。
息子は、ワンワン泣き続けた。
ちょっと、可哀想だったが、ジャンケンさせてしまった以上、
可哀想だからと変えるわけにもいかなくなって、
しかも、あまりに長く泣いたので、
仕舞いには「うるさいっ!泣きやめっ!」と怒られていた。
可哀想だった、息子。

でも、動物園は動物園で、楽しかったらしい。
ちょっと寒かったけど、子供は二人とも駆けずり回って、
キャアキャア騒いでいた。


フウタくんと、赤ちゃんも見てきた。
すごい人だかりだった。
カメラも回っていた。
ただのレッサーパンダだった。

しかし、もちろん私もその人だかりの中にまじって、
どれがフウタ君なの?とウキウキした。
でも、フウタ君本人がよく見えなくて、ちょっとがっかりだった。

もちろん、ただのレッサーパンダなのだけれど。



2006年11月07日(火) 眠る前の時間。




↑土曜日、息子のヤマハのコンサートがあって、北習志野駅近くにでかけた。
お友達のママが、「TVチャンピオンで優勝した美味しい和菓子屋さんがある」と教えてくれたので、買ってきました。
お店の名前は「白妙」さん。
フワフワで、初めての食感?!でした。和菓子と言うより洋菓子っぽかった。
一個200円くらい。ちょっと高い、気はする。
でも、美味しかった。


去年のように、寝る時に本を読んであげることがほとんどなくて、
「ねなさ〜い」と子供たちだけで寝かせることも多いのだけれど、
たまに自分も今日はもう寝ようと、(敷布団で、みんな一緒に寝てる)
一緒に布団にもぐりこみ、話をする時がある。
あれが、楽しい。
小さい灯り一つだけつけて、オレンジのほの暗い中で話す話って
なんだか、特別、な感じがする。
なんでもない話が、懐かしくて、温かくて、大切な、秘密の、
特別な存在になる気がする。
修学旅行の時や、お友達のおうちに泊まりに行った時みたい。
(もちろん、片付けたい用事があったり、
自分の時間がもっと欲しいと思っているときは、なかなか寝ない子に
イライラするんだけど)

明日起きれないんじゃないかと心配で、早く寝かせてあげたいのに、
その雰囲気が終わってしまうのが寂しくて、
「今日どんぐり拾いに行った?」
とか聞いてしまうのは私で。
それを二人で答えているうちに、盛り上がってくると時間が気になって
「ああ!!もう早く寝なさい!」
と言ってしまうので
「話かけたのは、お母さんだよ!」
と二人に怒られる。

トントンと体を叩いてあげるのは、娘は小さい時から嫌いだった。
このセーター、好きな色なんだけど、毛が入っているみたいで、チクチクするの、
という感じかな、と想像する。
やって欲しい気もするけど、トントンされるとそれがうるさくて(邪魔で)眠れないみたい。
息子は、その点、トントンが大好き。
どの場所のトントンでもよくて、そのうちに静かに、ふんわりと眠りに入る。
それが嬉しくて、わたしは、出来るだけ心臓の音に近いリズムになるような
つもりで、とんとん、する。
生まれてくる前に、彼が聞いていた音に近くて、
それで彼が安心して眠れたら、私が、幸せだと思えるのだ。

早く寝てくれ〜!と思うこともあるし、
先に二人に寝られると置いてきぼりにされた気がして寂しくなることもある。
(二人はいつもだいたい、同刻に眠りに入る)

そして、寝顔を見て、思う。
ああ、これ、これがまた、可愛いのだ。
可愛い顔は可愛いなりに。
ぶさいくな顔は、何故かキュートに。

私だけの天使(他の人には天使に見えない)が奏でる寝息を聞くと、
「ご褒美」をもらった気持ちになるのです。



2006年11月02日(木) 話の続き。




この前のことは、随分、落ち着いてきた。
息子ものびのび学校に行っているし、友達関係も良好みたい。
でも、私は多少後遺症を引きずっていて、
お友達に会っても、「あ、この人は大丈夫なのかな?」とか
笑顔で話しながらも、ビクビクしてしまってる。
う〜ん、段々忘れちゃうと思うけれど、
とりあえず、いろんな人を信用してみようと思う。


で、この前書いた日記だと、なんだか息子が一度はいじめたように
読める気がするので、誰もこの日記を読んでないのだろうけれど、
私の気がすまないので、
筆箱の件がどんなだったか、息子に聞いた次第を書いてみる。

息子が何々をして!と頼む(何かは忘れたらしい)とA君が「イヤダ!」と言った。
息子「じゃあ、筆箱取るぞ!」(←ここがいけなかった)
と、A君の机の上の筆箱を取る。
「でもイヤダ」
(ここで、息子困惑。このとりあげた筆箱をどうすればいいのだろうと思う)
息子「じゃあ、アー!って言って」
A君「あー!」
息子、A君が「あー!」と言ってくれて話が落ち着いたので、筆箱を机の上に戻す。
この出来事の間たぶん5分ないと想像する。

「あー!」の辺りが息子らしくシュールなので、
多分、ほぼ正確な話だと思う。

それ、いじめ?と思ったが、私が判断するだけでは心配なので、
娘に「ねぇ、これっていじめ、なの?」と聞いてみる。
娘「う〜ん、それがいじめだったら、学校中いじめっこだらけだね」

私に噂が流れていると、教えてくれた人は
おにいちゃんの仲のよかったお友達が、夏に中学でいじめで自殺してしまったらしく、
おにいちゃんがすごく落ち込んで、本当に辛いことだった、
「だから、軽々しくイジメだ、とか言わないで欲しいと思ってる」
と言っていた。

本当にそうだよなぁ、と思うし、
私も自分に関係ないときは、かなり真に受けてしまう方なので、
いままで、ひどかったな、と反省している。
人のフィルターを通された話は、大きくなったり、間違ったりすることって
多いから。


息子のことで、誰かに悪いことをしたり、けがさせちゃったり、問題があって相手に連絡を
取る、ということが幸いにいままでなかったので、
今回、いい勉強をさせてもらったとおもうことにした。

心はまだ、ちょっと痛いけれど。


 < 過去  INDEX  未来 >


慈雨

My追加