I've got no strings....ピノキオ

 

 

くじら - 2007年03月12日(月)

男なら、やってみたいと思うんだろうと思う。

私は女だけど、自分が精一杯やってきた領域で、
くじら級のでっかい仕事があって、
それを自分がやることを周囲が期待してくれたりしたら、
色んなものを犠牲にして、
それに挑戦してみたい、
そう思うだろうから。

だから、ほんとに、仕方ない。

彼を取って行くのが、こんなにも大きな仕事で良かったと思った。

ほんとに、今はそう思う。
聞いたときは寂しいと思ったけれども。

あのくじらをやってる彼を見たいと思うから。

今一緒にいられる時間を、
あと少しの時間を、
私はこの仕事の営業として、最大限、
楽しんで、考えて、悩んで、つぶれそうになって、
一緒に走っていく。

それで、彼はくじらを。
私は、新しい仕事に。

それぞれ、取り掛かる。
どこにでもある、普通のストーリーだよね。

平凡なお話のなかに、こんなにもの輝きがあるんだと、
会社に入ってから思うようになった気がする。


...

神々の頂 - 2007年03月11日(日)

本を読みました。
先輩と帰り道に、『今まで出会ったNo.1の小説』について話していた時に紹介された小説。
 
ん、そっか。
 
とゆう感じの感想。
ストーリーばかりに集中して、登場人物の心理描写に深く入り込まずに読んだからかもしれない。
でも全体的に表現がくどく、主人公にもシンパシー抱けず。
あまり洗練されていない作品、とゆうのが率直な感想。

ただ、登場人物達が気の遠くなるような努力を続けて、一つのものを目指してて。
そうゆうの私は最近してないな、と思った。
どことなく、少し背伸びして手が届く範囲のりんごしか食べないし、欲さないようになった、そんな自分が見えた気がした。
昔ほど、何かが欲しい、ってゆう水々しい気持ちが無くなったのはそのせいかな、と思った。
 
今日は帰ったら化学の勉強をしよう、と思う。
やっぱり化学は好きだな、と思う。



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