I've got no strings....ピノキオ

 

 

ヒカルの碁 - 2006年05月07日(日)

数年に数本、命燃やして読む漫画に出会うと思う。
去年はNANAとハチクロに出会ったから豊作だったな。

昨日の晩、キャシがどうしようもなくはまってるヒカ碁を読みはじめました。
特に乗り気でもなかったんだけど、何となく。

結果、面白すぎで5時まで読み続け、
一段落したとこで眠って、
起きてまた爆読。

全巻読み終わった時は、
もうヒカルたちの物語が読めないの!?
ってゆうショックで魂抜けた人みたくなってました。
まじでショックでかかったです。


話が面白いこと、
登場人物が魅力的なこと、
絵がきれいなこと、
それから、目標であるライバルを頑張って追い続けるという設定。

もーこれは久しぶりに素晴らしい漫画に出会った感じ!
近頃の漫画はすごいわ。

ヒカ碁を読んでいて思ったことを二つ。

一つは、私もやっぱり追いかけたいと思ったこと。
それから、追いかけるだけじゃやっぱダメで、
もう一度一緒に時間を過ごしたいと思ったこと。

二つ目は、今の私は、頑張ってるとは思うけど、
ヒカル達みたく情熱を持って日々努力して、ものすごい高みを目指すことが出来るか、と言ったら出来ない気がした。
まだまだもっと、頑張らなきゃいけないことがあるんだと思った。

取り急ぎ、レビューでした。
今週1週間かけて読み返そうっと♪


...

部屋の掃除2006−後半− - 2006年05月06日(土)

そうゆうわけで、一部トランク等を除いて部屋の膿出し・再整理は
概ね終了しました。

掃除の合間に、久しぶりに見れてなかった友達の日記をネットで読んだ。
たまっていた作業を片付けた、って意味では日記を読むのは私にとって掃除の一環だったわけで。

それで、いくつかの日記にすごく心動かされた。
後半ではこれらの日記について書きます。


一つ目、ICU卒業を期に一念発起して単身アメリカに絵の勉強をしに行ったセクメのサイトを見ました。
エスティローダのCMとか、荒川静香の広告を書いていてビックリ。
そうゆうメジャーな仕事をしてるってこと以前に、彼女の作るプロダクトのに驚いたわー。
絵が好きとは聞いてたけど、同じ歳でこんなものが作れるなんて!!
私はとても好きな絵だった。
だから、感動したわ、素直に。それから嫉妬と焦りね。

もう一人、ICUの友達で、大学院卒業を期に単身アメリカへ発生学の勉強をしに行った子がいます。
今は一人で博士課程の試験に向けて勉強してるようで。
彼がどれがけの覚悟と孤独感とを抱えて、志す道を諦めないことを選んだのかと思うと、少しぞっとした。

三つ目、これは前の彼氏のサイト。
音楽が好きで、睡眠時間削ってバンド活動してることは知ってたし、
後ろからピアノを弾いてるところを見るのは好きだったし、
最後に慶応の学祭で彼らのバンド聞いた時にはほんとうまくなったな〜と思って感動したけど。
あれから半年、彼らにとってはもっと長い年月をバックに、
ホントにアルバムを完成させていて、サイトもすっごい立派になってるし、
しかもネットで色々動いて評価とかもされてるみたい!!
なんんか近くで見ていたことが、すごく大きくなっていって、
きっと当事者の彼らはすっごい充実感なんだろうなと思ったら、
やっぱり、羨ましかったなあ。


今回の掃除で、昔の書類の整理を大分したんだけど、
久しぶりに見て、一番心動いた書類は、前半に書いたようにICU時代のノート・テキストだった。

もう一回ちゃんと化学の勉強をしたいと思うこと、
もう一回リベラルアーツの教育を受けたいと思うこと。
これはほんとウソ偽りの無い私にとっての情熱で。

自分の情熱が、志が指し示す道を、
困難とか世間の見る眼とか関係無しに選び取ったともだちを見て、
なんか、私もやれるのかもしれないと思った。

会社で働く前は全然そんな風に思えなくて、
いまこうやってようやくスタートラインに戻って来て、
もう一度、やりたいことをやってみたいと思った。


んでもって、早速留学についてちょっと調べてみたんだけど。
もう一回学部に4年間行くってのはさすがに無いなと思う。
行くなら化学で行きたいけど・・
時間もお金もかかりすぎる。
それに東大の院出ておいて、今更海外の化学科卒業しても・・
世間の風当たりが強すぎる・・

環境学の大学院とからめて、一年間みっちり化学の勉強を学部聴講させてもらうとか、
あとは化学はすっぱり諦めて国際関係学の院行くか。
どっちも日本では発展していない学問だから留学の大義名分が立ちやすい。
やっぱ、勇気は出すけど、
自分のやりたいことと現実問題(お金・時間・世間体)のバランスが一番良く取れる道を志したいと思う。

もう25だからあんま時間も無いしな〜
こうゆうとき、女であることがちょっと悔しい。
男だったら好きなように勉強して、それからだって結婚・出産できるのに
なあ。


とにかく、少しずつ動かそうと思った。
まずは情報入れつつ、お金を貯めることと、
今の仕事を最大限頑張って自分に自信つけることだな。





...

部屋の掃除2006−前半− - 2006年05月03日(水)

パリから帰ってきて以来、
1月;四日市のお手伝いで忙殺
  (でも課長やみんなといつも一緒ですっごい楽しかった!)
2月;人事、及び恋で精神的にふらふらしてる間に終わってた
3月;大分を担当して忙殺
  (ほんとに忙しかった・・でもその分、手ごたえはあったなあ)
4月;色々な案件が炎のように降って来て忙殺
  (1年目は良く出来たね、っだけど今年からはやって当然だから、
   仕事に対する気持ちも、仕事のクオリティも変わって、
   それなのに仕事も増えて・・って感じで大変な一月でした・・
   他人事みたいだけど、良く頑張れたと思う。)
そんな感じで、ほんとに

アッ

という間に4ヶ月が過ぎてしまい、日々の生活に追われて部屋がすごいことになってたので、今日は一日部屋の掃除をしてました。
とにかく普段は仕事頑張るから、定期的にこうやって膿を出す日が必要がだと実感・・溜めるとホント大変・・


もともと私の部屋ってほとんどモノがないんだけど、今回の掃除でははホント沢山のモノを捨てられた気がする。
色んな意味で、自分自身が安定して来てるのかなあって思った。
色んな昔のことを懐かしく振り返った上で、捨てることが出来た。

色んなものを整理しながら、なんかこの7年間(正確には就職するまでの6年間)、全然自分に納得できなかったけど、
それなりに色んなことをやってきて、いつも自分に自信が持てなかったけど、そうゆう当時の私なりには一生懸命だったし、
色んな人が私の側にいてくれたんだなあって思った。

それで、多分、みんな、その当時のその人なりに一生懸命だったんじゃないかなあと思った。
みんな不器用だったり不完全だったりしながら、あの時間を一緒に紡いだんじゃないかな、と思った。
ポンテベッキオの袋とクリスマスカードを見てたら、ほんとになんだかそう思った。
いまも、ばらばらになったみんなが、幸せに頑張ってて、
いつかまたみんなで会えたりしたら良いなあって思った。
時の力が色んなことを浄化して、ね。


昔の荷物を沢山捨てながら、でも、ICU時代のテキストはどうしても捨てられなかったし、見たときに強く心がmoveした気がした。
国連論、近代日本文学、社会学、科学史、イギリス史、日本思想史・・
どれも大好きで面白かったのに、あんまり一生懸命やれなかった。
今、本当に、また大学で勉強したいなあって思う。
ほんとにほんとに。
この気持ちだけは本当だと思う。
色々と疑わしいことが多い世の中だけど。

こんなにやりたいと思うことがあるなら、それが一般的な人生とは違っても、
そのために生きていいんじゃないかな、ちょっとそう思った。




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