なか杉こうの日記
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久しぶりに書く。なにか大々的にエッセイとか詩とかでなく書ける場所として。 小川洋子さんの「博士の本棚」を読んでいた。小川さんはわたしより少し下の年齢だと思うが、早稲田の創作文芸科だったか、それが出来てから少したった頃に入ったらしいので、そういえば私が大学に入った頃、そんなものができてモノが書ける人はいいなーなんて思っていたものだ。
小川さんはそこに入って小説をいくつも書くが、評価はいつもCかDだったのだそうだ。それでも課題以外に小説を書いて先生に持っていたのだそうだ。ワセダというのは、何か小難しい作品を評価したのだろうか・・・。
わたしなんぞ、翻訳の学校であまり評価が芳しくなかったり、先生にぐさりとささる一言を言われたりするだけで、自信喪失、やる気が失せたりした。勉強も翻訳も熱心ではなかったのに。
小川さんはほんとうに本や書くことが好きだったから、評価にもめげなかったのかなーと思う。
それに比べると自分はものぐさで評価ばかり気にしてだめだなーと思う。
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