Hiro's Diary
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2005年06月30日(木) ケース発注

実は引越しの際、いくつかのものが破損してしまいました。その中のひとつはギターケースです。セプターが入っていたケースが壊れてしまったんです。なんとかギターそのものは無事でしたので一安心。

この破損は保険でカバーされるとのこと、これも一安心。というわけで、ケースを注文してきました。セプターは普通のシェイプとは違うのでどうしても特注しなければなりません。

ノース・ハリウッドにあるA&Sという会社に行きギターを細かく採寸し、そのまま支払いをしましたが・・・・ケースって安くないです、やっぱり。でもケースそのものが保険みたいなものです。今回のようにケースが壊れることによってギターが無傷で保たれたわけですから・・・まあこのためのケースなんでしょう。大事ですね。


2005年06月23日(木) 「吉本新喜劇」

今日は家での雑用に終始しました。NYから転送されてくる郵便物や支払い関係の処理そしてオンライン関係を含む住所変更等々、やることは山積みです。

そんな中で午前中のひと時を実家から送られてきたDVD-Rをコーヒーを飲みながら見てました。なんと「吉本新喜劇」です。新旧作共に収録されていましたが、最近のは知らない人ばかりで・・・・でもそれはそれで楽しめます。でも一番面白かったのはやはり一連の旧作ものですね。特に「寛平がステッキを振り回す見せ場」は何度見ても笑えます。繰り返し何度も見てしまいました。

僕の癖のひとつなんですが、映画でも何でも面白いと思えるシーンがあると飽きるまで繰り返しそのシーンのみを見てしまいます。その画面に含まれている色々異なる点を、すなわちディテールまでチェックするがごとく、本当にカミさんに呆れられるほど繰り返し見ます。

「寛平ステッキ振り回し」においても、本人の動きだけでなくだけでなく、画面に映りこんでいる他の人物の細かな動き、そしてその動きを確認しながら巧みにそして大胆にステッキを振り回す寛平・・・・ほんまにおもろいんですわ、これが。なんというか、「リハ通りの動きとそれに対する予定通りのリアクション」、それと「打ち合わせ以外の動きに出たときにそれに対する慌てふためくようなリアクション」、この二つの微妙なバランスがいいんですよねえ。

分かります??

やはり僕の人格形成に大きく影響を及ぼしたものの一つは紛れもなく「吉本新喜劇」ですね。でも松竹でないんですよ・・・・マニアックな話題ですみません。


2005年06月22日(水) Reunion

朝一番で故障したボルボを修理屋に持って行った後、もう一台の車を乗っていると「サービス」の警告等が点灯。急遽、家の近くのメカニックへ直行。どうも排気系の触媒がへたっているらしいです。修理代がかさむのはつらいですが、LAでは車は唯一といっていい移動手段であり、かつ命綱でもあります。しっかり整備しておかないと何が起こるかわかりません。まっ、仕方ないですね。

お昼頃にはウェイン・ヘンダーソンと久しぶりに会いました。結局、午後いっぱいウェインと一緒にいてハリウッドに行ったりしていました。帰りにウェインの家の近くのスターバックスで二人でコーヒーを飲んでいると、僕のCDでサックスを吹いてくれたロニー・ロウズから電話があり、どうも今日釣りに行ってそこそこの収穫があったらしいのです。「今からさばいて持っていくよ」ということなのでウェインの家でロニーとも久しぶりに会うことが出来ました。おすそ分けも頂き、しばしいろいろな話で盛り上がりました。

いや〜色々あった一日でした。疲れた〜。


2005年06月20日(月) またも危機が・・・・・

皆様、お久しぶりです。無事にLAに着き、アパートに入居し、引越し荷物も届きました。家の中もほぼ片付きましたが、僕の部屋だけはまだ収納家具がないために整理が出来ていません。

ダイアルアップですがとりあえず書き込みができるようになりましたのでご報告まで。詳細はバックデートしながら綴っていきたいと思っています。

さてタイトルにある「危機」とは・・・・ボルボの故障です。アメリカ大陸往復を含み、度重なる修理をしながらなんとか走り続けていた愛車ですが、先日から動かなくなってしまいました。どうしようか・・・・修理しようか、買い換えようか・・・・決断に迫られております。

NYでの出発前に思ってたことなんですが、LA到着したらよく漫画や映画に出てくるように、ドアやボンネットが外れてバラバラになって壊れてしまいそうな予感が(そんなの起こるわけもないのに)していたんですが・・・・なんか近いものがあります。


2005年06月05日(日) 大陸横断第8日目 「ゴ〜〜〜ル」

宿泊したウィリアムスは「ルート66」上の町であり、グランド・キャニオン観光の拠点の町でもあります。古い風情のある町でした。夜に散歩していると古〜いホテルの看板が・・・一泊3ドル50セントの表示がまだ残っていました。



アリゾナを西へ向かいます。回りは西部劇そのままの景観が広がります。この風景は前回の横断ドライブで既に見ていますが、やっぱりいいもんです。歴史のある東海岸の町並みも勿論素晴らしいのですが、このような西の風景も最高です。気分が徐々にほぐれてくるのを感じました。「早くLAに着きたい」という思いも強くなってきています。LAはもうすぐそこです。あと一息!



カリフォルニア州に入りバーストウという町からI-15に。後もうひとつ峠を越えたらLAです。そして・・・・峠を越えるとフリーウェイに沿ってパーム・ツリーが!ゴールは近いぞ!



I-10に入りしばらく走るとLAのダウンタウンのシルエットが見えてきました。着きました。懐かしいLAの風景です。



本当は寄ってみたかった、アイオワ州にある映画「フィールド・オブ・ドリームス」の野球場も、岩に大統領の顔が彫られたサウス・ダコタ州のマウント・ラッシュモアも、コロラド・スプリングの大露天風呂も行けなかったのは残念ですが、そんなことより事故もなくNYからLAを走破出来たことで良しとしましょう。

さあこれからはLAの生活が始まります。アパートを探したり、車を買ったり・・・・忙しくなります。

走行距離;461マイル(737.6キロ)
宿泊地:ガーデナ(CA)


全行程走行距離合計:3510マイル(5616キロ)


2005年06月04日(土) 大陸横断第7日目 「空が違う。色彩が変わった。」

まずはアルバカーキ方面へ引き続きI-25を南下します。その途中に「ラス・ベガス」がありました。といってもネヴァダのラス・ベガスではなく、小さな町です。でもヒストリカル・プレイスだそうですよ。僕らはコーヒー・ストップで休憩しただけでした。

そして「サンタ・フェ」へ。このあたりは米国先住民族(インディアン)の部族たちが今でも住んでいる保護区があります。とりあえず情報でももらおうと思いインフォメーション・センターへ。でも土曜日で閉まっていました。残念。下の写真はそのインフォメーション・センターの建物の写真です。



そして保護区の住居エリアのひとつである「Santo Domingo Puebro」というところへ行って見ました。今でもこのような写真の建物に住みコミュニティを作って生活を営んでいるようです。のんびりしたいい雰囲気でした。



ニュー・メキシコ州の空は本当に広く青いです。雲も絵画的で素晴らしい!思わず写真をいっぱい撮ってしまいました。でも夕焼けもまた素晴らしい!太陽が沈んでいく瞬間、まさに地平線に消えた瞬間に太陽は雲を下から照らします。で、このように雲の下のみが赤く染まるようです。きれいでしたよ。この夕焼けはアリゾナでのものです。アルバカーキからI-40に入り、今度は西に向かっています。



走行距離:604マイル(966.4キロ)
宿泊地:ウィリアムス(AR)


2005年06月03日(金) 大陸横断第6日目 「高山病になってしまった」

今回のドライブではコロラド・スプリングで数泊してゆっくり温泉にでも入ろう、というのがサブテーマでした。が、そんな場合ではなくなってしまいました。なんか頭が痛く、気分も悪くなってきたんです。考えてみると、この辺は標高が3000M以上と高いための「高山病」の症状が出てきてしまったようなんですよ。

いくつかの見たいスポットがあったんですが、それをひとつにしてとりあえず「世界一高いつり橋」に行って来ました、「Royal Gorge」というところなんですが、本当に高い!!渓谷にかかっている橋から下を見ると・・・いえいえ、僕は見ることが出来ませんでした。くらくらしてましたから・・・。でもカミさんは下をずっと見てました。後で聞くと「下でラフティングをやっていたのが見えて面白かった」とのこと・・・強心臓だなあ・・・。



渓谷の下にも降りれます。降りてしまえば楽なもんです。でも切り立った岩壁といい、そこに流れる川といい、自然の景観は凄いです。



また雲行きが怪しくなってきました。上記の理由でコロラド・スプリングには泊まらずに、またロッキー山脈もここから越えることはやめてルート変更、I-25をアルバカーキに向かって南下します。下の写真はそのときのものですが南下しながらの左手方向(東)は雨、右手方向(西)は晴れという天気の境目を見ることが出来ました。全米の天気図なんかを見るとやはりロッキーあたりで雨雲が形成されるようですね。



走行距離:449マイル(718.4キロ)
宿泊地:レイトン(NM)


2005年06月02日(木) 大陸横断第5日目 「走った走った」

この日はよく走りましたよ。遅れをとり戻すかのようにただひたすら前進です。まあ車の故障の心配もなくなったので、気分も軽くなっていたのかもしれません。イリノイ州からアイオワ州に入りそのまま突っ切ってネブラスカ州へ。それでもとまらずにコロラド州まで一気に移動です。

そうそう、実はこの日まで全く音楽を聴いていなかったんですよ。無音(?)の中でのドライブ、景色を楽しんだり開放感に浸ったり・・・きっとそれらが「自然のBGM」になっていたんでしょうね。で、この日はフィリップ・セイス、メセニー・グループ(途中でやめる)、クルセイダーズ(意外とマッチしました)、水野正敏、山下達郎(すぐにやめる)を聴きました。

下の写真のような景色が続きますが、走りやすい道でしたよ。特にネブラスカ州の道はコンディションが良く、快適なドライブでした。



そしてコロラドに入ったとたんに下の写真のように雲行きが怪しくなってきて、あっという間に豪雨となってしまいました。山岳地帯は天気が変わりやすいといいますけど、絵に描いたように天候が変化しました。



走行距離:736マイル(1177.6キロ)
宿泊地:スターリング(CO)


2005年06月01日(水) 大陸横断第4日目 「車の修理」

朝一番にボルボのサービス・ショップへ。調べてもらうとオルタネーターが全く作動していないとのことで交換を余儀なくされました。このまま走っていればどこで息絶えていたか分かりません。危ないところでした。カミさんの助言は聞くものですね〜。

修理代の出費は痛かったですが、まあ前回の横断時にも修理したわけですから、まあしょうがないでしょう。

さあ、走ろう!
11時頃の出発になってしまいましたが、シカゴを目指します。オハイオ州を&インディアナ州を抜け、イリノイ州に入ります。が、シカゴに近づくと夕方だったために大渋滞・・・・何が嫌いかって、渋滞の中での運転ほど嫌いなものはないです。なんとか迂回しながらもやはり渋滞にはまりながら、「もうシカゴはやめよう」ということになりそのままアイオワ州方面へ。

NYからシカゴ近郊までは基本的にインターステート90番(以後I-90等と表記します)を通っていたのですが、この後はI-80に乗り換えます。I-80はニューヨークとサンフランシスコを結んでいるインターステートです。

この日は、アイオワ州との州境まで走り「モーテル6」へチェックイン。
11時スタートにしてはまあまあ走れました。

走行距離:534マイル(854.4キロ)
宿泊地:ロック・アイランド(IL)



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