読書記録

2004年12月22日(水) 雛の家             久世 光彦


長女ゆり子、次女真琴、三女菊乃、という三姉妹が日本橋の人形屋『津の国屋』を舞台にしてくりひろげる恋物語。
そして三姉妹の祖母であるお銀さまも重要な登場人物だ。
三人が三姉妹とも、この頃では眉をしかめるような恋をする。先の大戦の狭間で三姉妹の恋も彼女たちの思いとはかけ離れていく。

作者はテレビプロデューサーか。やはりテレビ受けするような(ドラマにすればそれなりに面白いだろう)小説を書くはずだ。







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