うさぎのつぶやき

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2002年08月20日(火) ◆この夏の出来事

このホームページのリニューアルに追われたり、お盆の間の
帰省で中断し、気が付いたらもう夏も終わりかけています。

今年は季節の移ろいが特に早い気がするのは私だけでしょうか?

■□■□水族館□■□■
息子の子ども(そう、私にとっては孫です)今3才なのですが、
幼稚園が夏休みに入りましたので、夏季保育に預ける事に
なりました。
月〜金のうち4日のコースを頼んだらしく、お嫁さんから
“水曜日だけ、面倒を見てくださいませんか?”とお願いされ
ました。
子ども大好きの私ですので、待ってましたとばかりに引き受け
たのですが・・・。
彼女(しーちゃん)は大変なママっ子で、何もかもママでないと
ダメなんですね。

そこで、“ばあば”は、考えました。
“よし!この夏休みの間にちょっとだけママから離してみよう”
とね。

そして夏休みに入ってすぐに、しーちゃんとお話をしました。
「しーちゃん、保育園のお休みの日にばあばと、お出かけを
しようよ。どこがいいかな?動物園?水族館?デパート?
映画もいいなあ。どこがいい?」すると彼女
「ママも?」案の定聞いてきました。
そこで
「ううん、しーちゃんと、ばあばと二人で。しーちゃんは、
ママがお仕事に行ったら一人になって淋しいやろ?可愛そう
やんか。だから、ばあばがどっか連れて行ってあげようかなあ
って思ってるんだけど・・・」
「・・・・・」
暫く考えた彼女でしたが、やがて、
「んーとね、“しゅいじょっかん”がいい」と小さい声でした
がはっきりとそう言ったのです。

そしていよいよその当日、いつもだとママと離れると火が
付いたように泣きじゃくるのに、その日は早くからリュック
をしょって「ばあば!」と大きな声でやってきました。
(息子たちは、お向かいに住んでいます)
『ママ行ってらっしゃい』と、母親を送り出す声もとても元気
でした。

そして、私たちも出発です。
大阪の水族館、「海遊館」へは電車を乗り継いで3〜40分
です。
ついてすぐに“大阪湾を一周する豪華客船○○号の出航は
もうすぐです。いかがですかあ”というアナウンスが
聞こえてきました。
「しーちゃん、お船に乗ろうか?」というと「うん!!
乗ろう、乗ろう」とご機嫌な返事が返ってきましたので
そのまま、豪華客船(?)に乗る事にしました。

船の上では、舳先の部分(あの“タイタニック”の有名な
シーンでおなじみの場所です)に陣取って、“うわ〜!
すごいねぇ〜”を連発しながら約1時間のクルージングを
楽しみました

この頃には、もうすっかりママの事は忘れていたようでした
が、それでも母子連れを見かけると、じーっと見つめている
彼女がとてもいとおしかったりしたばあばでした。

ご希望の水族館は何度か行っているだけに暗がりや、大きな
魚にもあまり驚かずペンギンしゃん、イルカしゃん、などと
走り回り大喜びでした。
(ばあばは、とっても疲れきっていましたが・・・)

フラッシュつきのインスタントカメラも買いました。
すると、やはり今どきの子どもです。カメラの前で堂々と、
片足を膝から曲げて首をかしげたり、お尻を向けて顔だけ
振り向いたり、とポーズをとるんですね。
おまけに“ばあばも撮ってあげる!”といって、私にカメラ
を向けてくれたのですが、まっすぐ立っていると“ちがう、
ちがう!こうやって、もっとポージュをとって!”
といいながら、カメラ目線とポーズの指導が始まり、夏休み
に入り大勢の人で賑わっていた大水槽の前で50を過ぎた
私はあられもない(?)格好を強いられ、カメラに収められ
てしまいました。

一通り回ると約一時間半くらいでしょうか。
気が付くと、もう1時を回っていましたので食事をしに
レストランへ行き、その後アミューズメント広場で、少し
だけおもちゃも買って帰路に付きました。

帰りの電車の中でも寝ることも無く、おしゃべりしながら
楽しい夏休みの一日を過ごす事ができ、この次はどこが
いい?という質問にも大きな声で
「んーっと、どうぶちゅえ〜ん!」と答えてくれたのです。

ばあばの株は一気に上がりこの日を境に、ばあばに預けら
れてもママの後追いをして泣くことが少なくなったのは
言うまでもありません。


2002年08月03日(土) ◆さあ、いよいよ8月・・・でもその前に

8月に入り、夏真っ盛りの今日この頃・・・。
お休みしている間に起こったちょっとした色々を、簡単に
書いていこうと思います。

□■□■五つの赤い風船の事■□■□
6/1に、30年ぶりの、コンサートに行ってきました。
あの後すぐに書き込みをしなかったのは、しなかったんじゃ
あなくて、出来なかったのね。
色んな思いが交錯して、言葉に表せなかったんです。
で、どうだったかと言うとねリーダーの西岡たかしさん
(実はこの方の追っかけだったんです、私)が、
お元気で活躍されている事をこの目で確かめる事ができ、
又その感性は変わる事無く、いやそれ以上に揺るぎのない
ものになっている事が実感できました。

そしてコンサートの後はファンクラブの方たちと、ご一緒
する事も出来て、忘れられない一日となりました。

□■□■一万人の第九の事■□■□
七月に入って暫くしてから“一万人の第九”事務局から、
返信ハガキが届きました。
♪これで、今年も参加が出来ます。
九月始めからレッスンが始まり、十二月の第一日曜日に、
本番を迎えるわけですが週一回、約二時間のレッスン、
これが結構楽しいのです。

初めて参加した時はドイツ語を覚えるのに必死でしたから、
そんな余裕はなかったのですが、それでも、本番の日を迎え
た時は、感慨深いものがありました。

新調した、黒のロングドレスと、真っ白のブラウスを身に
着けて歌ったベートーベン“第九・歓喜の歌”は身震い
するほどの感激と喜びで、全くの個人参加の私でしたが、
見ず知らずの周りの方たちと手を取り合って、その感激を
分かち合いました。

以来同じ感激に浸りたくて十年が過ぎたような具合です。
毎年、先生が変わったり、私自身の体調や生活状況が
変わったりと色々あるのですがあの本番の感激だけは、
全く変わらず“鳥肌が立つくらいの感動”を味わいたくて
毎年、参加しているのかも知れません。


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