さかざきが綴る「アンティークな日々」
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2005年11月30日(水) 紫のコサージュ




 この紫のウールのコサージュは、先日富野有紀子さんに韓国旅行のお土産にいただいたもの。彼女曰く、ソウルには大規模なアクセサリー問屋があって、日本からアクセサリー屋さんがみんな仕入れに来ているのだとか。手芸問屋もしかりで、日本の大きなデパートぐらいの大きさの建物の中に、「生地問屋」「リボン問屋」「パーツ問屋」等など細分化された小さな手芸問屋がひしめき合っているのだそうです。日頃、買付けの折には毎回必ずソウル経由の便を使っている私達ですが、実はソウルに降りたったことはなく、韓国は未知の国。「でも、全然英語も通じないし大変だったんだよ〜。」と言う彼女の話を興味深く聞くばかりでした。

 そして、本題のこのコサージュ、「坂崎さんの持っている紫のボレロに合わせたらいいかと思って!」という言葉とともに、先日サロンへ持ってきてくれました。実はこの紫、私のお気に入りの色です。早速、今日手編みのボレロに合わせてみると…色もぴったり!冬らしい暖かそうなコサージュです。わざわざ私の持っている服の色に合わせてくれたなんて感激です。いよいよこの日曜日からはプランタン銀座のアンティークフェアも始まりますし、このコサージュも私と一緒に東京へ行く予定にしています。

 そうそう、ホームページの更新も着々と進めておりますので、もうしばらく待っていてくださいね!

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2005年11月29日(火) 初公開!



シードパールで埋められた“M”の文字。なかなかイニシャルものって、自分に合った文字がないんですよね。くるり、っとなった飾り文字もチャーミングでしょう?

 「初公開」なんて、大げさですが、チラッと見せてしまいましょう。これが、「買付け日記」にもしたためました、自分用に買い求めた“M”ブローチです。普段、買付けの際に自分のためにアンティークを買うことはまず無いのですが、先日は買付け中にたまたまこのブローチと出会ってしまい、「これって、私のために出てきたのよね!」とばかりに、入手してしまいました。

 ジュエリーは、断然「使って楽しむ」派です。今まではあまりバーブローチには興味がなかった私ですが、今回のブローチは、お気に入りのベレーに着けたり、タートルネックの襟元に着けたり、なかなか重宝しています。今日はニットのボレロの胸元に着けてみました。「ブローチは落とすのが怖い。」という方は、必ずシリコン製のブローチセイフティーを。これさえ装着していれば、落として悲しい思いをすることがありません。

 本当に、私が個人的に持っているアンティークなんて、微々たるもの。(というよりほとんど持っていないのですが。)「もっとアンティークが欲しいよう!」という思いはお客様と同じかもしれません。次回の買付けでは、何を買おうかな?でも、買付けへ行っても、悲しいかな実際には自分のものを探す余裕なんて無いんですよね〜。仕事!仕事!


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2005年11月28日(月) 覚えていますか?



ペアの男の子と女の子、実物のイースターのカードも可愛かったですが、こうして形になっていると、いっそう感激でした。

 皆様、この絵柄覚えていらっしゃるでしょうか?しばらく前にホームページのカードのページに掲載していたペアの子供柄のポストカード。その2枚を買っていただいたお客様が、ポストカードをもとにご自身で描かれて、サロンへこの写真を持ってきてくださったのです。

 この小さな家具、もともとは、スパイスラックなのだそう。これをドールハウスのおうちに見立てて、扉を開けると、中は小さな小さな室内になっています。下の方に置かれている小さなビスクドールもご自身で作られたもの。この絵柄に合わせた可愛い男の子と女の子です。イースターらしく可愛い卵も一緒です。

 実際のポストカードを知っているだけに、「え〜!これ、ご自身で描かれたんですか〜!?」あまりの可愛さにびっくり!実物も見たいですね。

 この写真を持ってわざわざ大阪から来て下さったB様、無事に電車に間に合われたかしら?今日はありがとうございました。

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2005年11月27日(日) お薦めの本




 今回のお薦めの本は、Libraryのページにも掲載したばかりの「世界服飾史」。学生時代にお世話になった歴史の資料集さながらなのですが、これがきめ細かくて面白い!全ページカラーというのも楽しいし、図版や写真がとても豊富です。その服飾に対する時代背景の説明が詳細で、分かりやすいこと、歴史やファッションについて興味がある方には特におすすめです。何より、私達のとても身近な服飾について掘り下げてあるところがとても興味深いのです。

 中世以前については、今ひとつ想像がつかないというか、感情移入がしづらいのですが、16世紀以降、ロココや19世紀の資料は、よく目にする肖像画などをもとに当時の服装について紐解いていったり、なかなか具体的で興味を惹きます。

 最後に、一番のおすすめのポイントは「日本語」の資料という点でしょうか。ジュエリーやレースなど、英語の資料しかない場合が多い中で、外国語のそう得意でない私にとって、日本語の資料はとってもありがたいもの。本当に母国語って、見ただけで無意識に頭に入ってくるから不思議です。

 私はこの本を、先日骨董祭のために訪れた広島の古書店で買い求めましたが、もちろん新刊も出ています。書店では、美術書のコーナーに置かれていることが多いと思います。もし目にすることがありましたら、一度手にとってご覧になって下さいね。

 そうそう、ドレス好きの方、ドレスの図版や写真もいっぱいですよ!

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2005年11月26日(土) 気を付けましょう!



サロンに飾っている父の作っている薔薇。雨の少ないこの時期が一番きれいなお花をつけるような気がします。寒くなっても、まだまだ咲いているのは少しけなげな気さえします。

 今日サロンへ来て下さったお客様おふたりは、「大変だったんです!!」と言いながら入っていらっしゃいました。

 聞けば、サロンへ来る途中、地下鉄のエスカレーターにスカートが巻き込まれ、大変な目にあったとか。たしかにその日履いていらっしゃったのは、素敵な黒のティアードスカート、たっぷり生地の使って段々になったロング丈です。でも、引き摺るほど長い訳ではないし、ごく普通に誰でもが履くスカートです。なんでも、エスカレーターの段差と、手摺りの壁の隙間にスカートが入り込んでしまい、そのまま巻き込まれてしまったそうで、一緒にいらした方が機転を利かして非常ボタンでエスカレーターを止めたものの、それは恐ろしい思いをされたそうです。

 当然ですが、修理業者を呼んで外して貰うまで、その場から離れることも出来ず、1時間近く経ってようやく外して貰っても、せっかくのお気に入りのスカートは少し裂けてしまったし、さんざんな目に合われたのですが、本当に怪我が無かったことだけが幸いでした。

 せっかくサロンへいらして下さったのに、途中、そんな目に合われて、何とも申し訳ない気持ち。ごく普通に行動していても、都会の死角とでも言いましょうか、そんなこともあるんだなぁ、とびっくりさせられました。どうぞ皆様も、エスカレーターには要注意!特に長いスカートの時には気を付けて下さいね。

 O様、その後スカートは大丈夫だったでしょうか?きっときっと直って、また履いていただけますよ。本当に怪我をされなくて良かった。


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2005年11月25日(金) お人形がやってきました!



う〜ん、やっぱり可愛い!富野有紀子さんのビスクドールのあまりの可愛さに思わず写真を撮ってしまいました。
 
 今日は名古屋でのフェア初日、次々と客様が来て下さいました。私達のお友達でもあるビスクドール作家富野有紀子さんもその一人。今日は、先日韓国に旅行された時のお土産を持って訪ねてきてくれました。再発したと聞いて心配していたアトピーも、聞かなければほとんど分からないほどきれいになって、やっとお出掛けが出来るようになった様子。再発した直後は本当に大変だったそうなので、実際に会って少し安心しました。

 そして、12月4日からのプランタン銀座のフェアで展示するために彼女が持ってきてくれたこのお人形。何度見てもやっぱり可愛いのです。今回買付けでもイギリスでアンティークのトイ&ドールショウへも足を運びましたが、なかなかこれといって可愛い子に巡り会えず、うちの河村などは「富野さんのお人形の方がずっと可愛いから別にいらない!」なんて言っていたほど。昨日やってきたこの子も、来週末にははるばる私達と東京へ旅行する予定です。今回一緒に行くのは、プランタンは初めての子ばかり。新入荷と一緒にディスプレイするのがとても楽しみです。


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2005年11月24日(木) いよいよ明日からサロンでのフェア

 いよいよ明日から名古屋のサロンでのフェアが始まります!今日は、夕方まで新入荷の商品の準備に大わらわ、ようやく夕方からフェアの準備を始めました。

 自分たちのサロンでのフェアですと、ついつい何時でも仕事が出来るので、今日も途中、夕食を食べに自宅へ戻り、またサロンへ出向いて飾り付けをしました。ようやく飾り付けが済んだのが、夜中の12時近く。

 私達のフェアの中ではサロンが一番広い空間ですが、いつも飾り付けをしているうちに、「あ〜、どうしても収まりきらない…どうしよう!?」ということになってしまいます。毎回同じようなディスプレイだと飽きてしまうし、お客様が見やすく、アンティークが素敵に見えるにはどうしたらよいか、毎回頭を悩ませています。

 そんな訳で、やっと飾り付けも終了。明日はお客様をお迎えするばかりです。あとは、明朝庭から薔薇を切ってきて飾るだけ。どんな方がいらっしゃるでしょうか?お客様にお出しするお菓子も準備したし、サロンでお出ししている紅茶も今回ロンドンで仕入れてきましたし、サロンでは私達もゆっくり落ち着いてお客様のお相手が出来るのでとても楽しみです。名古屋近郊のお客様は、是非いらしてくださいね!

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2005年11月23日(水) 祝日



今日お手入れしていたテキスタイルの一枚。フランスらしい光沢のあるモアレのボーダー柄。こんな布でカルトナージュを作っても素敵ですね。

 このところ、毎日商品にするためのアンティークのお手入れに忙しくしています。今日は祝日だったのですね。なんということでしょうか、昼前になるまでまったく気付かず、アンティークのペチコートに付けるためのリボンを買いに出掛け、普段よりずっと車の少ないことから、「あら、今日って祭日?」と、ようやく気付きました。

 今日もサロンで一日、今回買い付けてきたアンティークのお手入れで過ごしました。今日は、レースのアイロンがけや袋詰め、リボンやブレードを台紙に巻いたり、ソーイングボックスをお手入れしたり、様々なものを洗ったり、磨いたり。今までも何度かこのダイアリーにしたためていますが、アンティークのお手入れは大好きです。元々なるべく状態の良いものを選んでいるつもりですが、様々な技(笑)を駆使してお手入れしたアンティークが、見違えるようにきれいになると嬉しくなってしまいます。

 今回は、新入荷フェアまでの日にちが迫っているため大忙し!すぐにお嫁入りさせなければならないアンティーク達を前に「もっとゆっくりお手入れ出来て、このアンティーク達と過ごす時間があったらなぁ。」という気持ちも。一抹の淋しさを抱えながら、明日もまたお手入れが続きます。

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2005年11月22日(火) サロンのシャンデリア



優美な曲線を描く支柱にピンクの半透明なガラスのデコレーション。大小沢山の涙型の飾りが付いていて、実物はとてもラヴリーな印象です。

 今日はサロンでの新入荷フェアを目前に今まで付けていて照明器具から新たに、ずっと以前サロンのオープンのために仕入れてきたシャンデリアとチェンジ!このシャンデリア、2年も前に仕入れていたにもかかわらず、配線をし直したり、外してあったデコレーションの取り付けに手間がかかることもあって、サロンのクローゼットの中でずっと眠っていたものです。

 このたび、私のせっつきにようやく河村が重い腰を上げて、取り付けてくれ、やっと日の目を浴びることが出来ました。画像では分かりにくいのですが、淡いピンクのガラス製デコレーションが何ともラヴリー。小さなピンクの玉が連なったモールと涙型の飾りが付いたフランス製19世紀のものです。

 そうそう、この天井に付いた彫刻の丸い飾りも、実はちょっと自慢です。これはフランスで買い求めた天井用のデコレーション。もともとはまったくフラットな天井でしたが、これでちょっとクラシックな感じに。簡単に取り付けられて、シャンデリアもぐっとレベルアップ。(?)

 どうぞ今週金曜日からのフェアではこのシャンデリアもお楽しみに!なかなか可愛いのですよ。

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2005年11月20日(日) 骨董祭終了

 広島での骨董祭を無事終え、今神戸のホテルでこの日記をしたためています。骨董祭終了後、搬出をして広島の会場をあとにしたのは午後6時過ぎ。そのまま名古屋へ突っ走れば、(途中で眠らなければ)午前2時前には自宅へ着くのでしょうが、夜間の600キロ走行は流石の私達も「ハード過ぎる!」と、広島の帰りは、必ずどこかへ一泊してから名古屋へ帰るようにしています。せっかくの神戸ですが、明日はゆっくり朝寝したあと、さっさと名古屋へ戻って、サロンでのフェアの準備に勤しむ予定です。

 さて、今日会場へお越しになった印象的なカップルは、耳の不自由なご夫婦です。あちらこちらの場所で、たびたび耳の不自由なお客様をお迎えしている私ですが、たった一言だけ知っている手話は「ありがとうございます。」だけ。毎度のことですが、一生懸命アンティークを見てくださるそうしたお客様に、口でそれぞれの品物についての説明をお伝えできないことが、とてももどかしく、また、何より大変申し訳ない気持ちでいっぱいになります。今日も、メモ帳とペンを駆使して、必死になって商品説明。「これは、イギリス1880年代のキルトトップで、こういう細かいプリントが当時の特徴です。」とか「裏にはまだ紙が入っているんですよ。」なんて、大急ぎでメモしていきます。そうすると彼女からもきれいな字で「色合わせが勉強になりました。」とお返事のメモが。メモ帳とペンがお客様と私の間で往復しました。

 そんな中、ご主人の方はアンティークに熱心な奥様に少々呆れ気味。奥様とご主人との間では表情豊かに盛んに手話で会話が飛び交います。その様子は、まるで大勢の人達の中、二人だけで内緒話をしているように見え、とても仲睦ましく見えました。その光景は、思わず私が奥様に向ってメモ帳に「ご主人?」「仲良いですね。」と書いてしまうほど。それを見たご両人が、二人揃って「そんなことないって!」と身振りで話されるのが、いっそう微笑ましく感じられました。

 最後に私が唯一出来る「ありがとうございます。」でお送りしたのですが、「手話が出来たらいいのにな。そうしたらもっとお話出来るのに。」と思わずにはいられませんでした。

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2005年11月19日(土) 骨董祭二日目

 今日は、広島での骨董祭二日目。お馴染みのお客様が尋ねてきてくださって、山のお話に花が咲きました。先月駒ヶ岳に行き、「奇跡の生還」を果たしたことは、この日記でも書きましたが、それを読まれてすぐにメールいただき、実はその方も山好きで、私達と同じく駒ヶ岳をごく最近走破されたことをお知らせ下さったのでした。

 物静かで穏やかな、まさかハードな山登りをされる方だとはまったくお見受けしていなかったので、びっくりするやら興味深いやら。河村とともに広島でお目にかかれるのを楽しみにしていたのでした。そして、楽しみにしていた今日、山の写真もお持ちいただいて、河村も交え、ひとしきり山のお話に花が咲きました。

 これで、ますます「山行き魂」に火がついた河村は「雪山に行きたい!」などと言い出す始末。夏山だったらまた行きたいけど、冬山には断固行きませんからね!!私は!

 でも、お話をしているうちに、山の空気の美味しさや登山後のすがすがしさを思い出し、心は来年の山へ。来年は涸沢の紅葉が見たいなぁ。また温泉にも入りたいし。行けるかなぁ、10月上旬。

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2005年11月18日(金) 広島で骨董祭が始まりました



広島のイルミネーション第二弾!「ピース教会の礼拝堂」と名づけられた光の建物。週末の夜を迎えて沢山の人で賑わっていました。

 今日から広島での骨董祭が始まりました。広島へやってくるのは今回でもう4回目。久し振りに、顔馴染みになったお客様の皆様との再会出来、嬉しい一日でした。

 買付けから戻って、初めてのアンティークフェア。しばらくフェアのお仕事から離れていたのですが、すっかり「いつもの調子」に戻り、お客様のお相手に明け暮れました。いつものことですが、アンティークについてお客様に説明しているうちにどんどん「ヴィクトリアンのイタコ状態」に突入し、いくら話しても話したりないぐらいお話してしまいます。どうぞフェアの会場で気になった商品については、何でもお気軽に聞いてくださいね。まだ、明日と明後日も会期は続きます。「あの方がいらっしゃるのかしら?」「今回はどんなお客様に巡り会えるのかしら?」と、とっても楽しみです。

 さて、話は変わって、夕方5時にフェアが終わったあとは、滞在しているホテルの近くの繁華街へ繰り出しました。訪れた先は、前回一人で広島の街をブラ着いた際に発見した大きな古書店。今ひとつ興味の無さそうな河村を引き連れて出掛けます。こういう何気ない街歩きが出来るのも出張先ならでは。出張の際の楽しみのひとつです。
 古書店は、普通の書店よりもさらに濃密な空気が漂っている気がして、学生の頃から大好きです。今日もついつい何冊かの本をチョイスしてしまいました。興味なさそうだった河村も山岳関係の棚の前から動きません。本日のイチオシは「鏡子の家」の初版本。興味を惹かれた「じゅにあそれいゆ」は買い忘れてしまいましたが、「古書ってアンティークみたいで楽しいよね〜。」と話しながら帰り路を歩きました。

 ですが、よくよく思い出すと、実はまだ自宅に封を開けていないアマゾンから届いた書籍が待っているのでありました。あぁ、ゆっくり本が読みたいな〜。

 「買付け日記」、イギリス編も一部公開しました。フランス編の続きをどうぞ。
  

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2005年11月17日(木) 広島へやってきました!



広島の平和大通り恒例のクリスマスイルミネーションは今日から。沢山のイルミネーションが並ぶ中、「光のカルーセル」が幻想的で素敵でした。 

 明日からの「骨董&アンティークin廣島」に出店するため、昨日一日掛けて、600キロ(!)はるばる名古屋から車で走ってきました。ですが、「グーちゃん」に買い換えた今回は、スピーディーかつ楽チン!高速道路時速80キロ走行しかできなかった今までとは大きく違い、振動に悩まされることもなく、もちろん前回のようにトンネル内でパンクすることもなく、無事広島へ着きました。

 今日は終日骨董祭の搬入。一日がかりですっかりお客様をお迎えする準備が出来ました。買付け後、時差ボケでしばしブルーだった私もやっと復活!明日は、広島のお客様皆様と久し振りにお目にかかれるのがとても楽しみです。

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2005年11月15日(火) 今日の一日

 ようやく時差ボケから脱出か!?今日はようやくマトモな時間に起床することが出来、気分は上々。やっとこれでなんとか人並みの生活を送ることが出来そうです。やれやれ。

 今日も盛りだくさんの一日。今日一日を「買付け日記」風にたどってみました。

起床 やっと人並みの時間にむっくり起床。朝からお天気でポカポカ陽気のためご機嫌。朝食後、自宅でパソコンを開けてお仕事。

お昼からお客様へ商品のお届けがあるため、河村と二人、グーちゃんに乗ってGO!ちょっとしたドライブ日和です。

待ち合わせたお客様が連れて行ってくださったのは、木立の中にひっそりとたたずむ和風空間。籠に生けたお花のしつらえも素敵な隠れ家の様なお店です。美味しいコーヒーとサンドウィッチをいただくのに気を取られて、写真を撮ってくるのをすっかり忘れてしまいました。久し振りにゆっくりお話しできて、とても楽しいひとときでした。

サロンへ戻り、商品の発送準備やお客様へメール。明日からの広島行きのため、広島へ持っていく荷物の準備。

夕刻 予約をしてあった美容室へ。私達がお世話になっているのはサロンのすぐ裏、徒歩1分。いつも通りお任せで、買付け後のボサボサ頭もすっきり!美容師さんに「またオカッパが流行ってきてるんですよ。」と言われ「へ〜。」

サロンへ戻って、広島の荷物の準備の続き。思いがけなく忘れていたものが出てきたりして、「ハッ」とする。

夜7時過ぎ フランス語のレッスン。私達のフランス語の先生はフランス人のご主人を持つ素敵な日本女性。今日はレッスン中、河村のトンチンカンな答えに大爆笑。先日のフランスでの買付け話も織り交え楽しいレッスンだった。

レッスン後、広島の荷物の最終チェックをし、車へ荷物の積み込み。以前私一人だった頃はどんな重いものも自分で運んでいましたが、最近では、重い荷物を台車で運んだりするのは河村の担当。このときばかりは頭が下がります。

残っていた雑務を終え、サロンから帰宅。「お腹がすいたよ〜!」

という訳で、今週末の「骨董&アンティークin廣島」のため、明日は広島へ向います。広島の皆様、どうぞ待っていてくださいね。

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2005年11月14日(月) 寒くなってまいりましたね。

 日本もすっかり寒くなってまいりましたね。ぼちぼち時差ボケからも回復しつつある私の最近の日常は、ひたすらお仕事!今日も終日サロンで新入荷のジュエリーのお手入れや値段付け、フェアのDMのための撮影等々をこなしているうちに、いつしか夜になってしまいました。
 
 このシーズンは、まず今週末の「骨董&アンティークin廣島」、来週からの名古屋での「新入荷フェア」、そして12月初旬から始まる東京でのプランタン銀座でのフェアと、フェアが目白押しです。それと並行してホームページの更新はあるし……。私の許容量の少ない、そのうえ時差ボケでとぼけた頭の中はパンク寸前。毎日、あっという間に一日が過ぎ去っていってしまいます。まだまだ仕入れてきたアンティークの山が、私がお手入れするのを待っています。

 この忙しさを何とか乗り切って、フェアの会場では皆様とにっこり笑顔でお目にかかりたいものです。そうそう、明日は美容院へも行かなくっちゃ!

 まずは、なんとか「買付け日記」を公開いたしましたので、どうぞ一度覗いてみてくださいまし。一緒に買付けに行った気分になっていただけたら、嬉しいです。

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2005年11月12日(土) 買付け後のお話

 おとといの晩、買付けから戻った訳ですが…
買付けから戻って一番辛いこと。それは「時差ボケ」です。ゆうべも朝方まで寝付けず、横でグ〜グ〜眠りこける河村を横目に(彼は今回時差ボケをうまく回避したようです。羨ましい〜。)、仕方なくベッドの中で読書。夜が白んでくるのを恨めしく眺めつつ、やっと明け方眠ることが出来ました。

 日本とヨーロッパの時差は8時間程度。日本に戻ってきた当初は、体はまだヨーロッパ時間のままなので、世間様からは約8時間遅れの体ということになります。ですから、日本時間で夜になってもヨーロッパ時間の体にとっては、まだ昼間。目はランランと光り(?)「まだまだこれから!」という感じなのです。
 かわって、日本時間で朝起きる辛さといったら!ヨーロッパ時間の体のままの私にとってはまだ深夜ですから、今朝も「ベッドからベリベリ体を引き剥がされるよう」でした。ま、もっとも今朝起きたのは午前11時でしたが…。

 今回も、帰りの飛行機に乗るやいなや腕時計を日本時間にセットして(私達が飛行機に乗ったのはイギリス時間で午後8時、日本時間で午前4時でした。)、「さぁ、これから日本時間で行動するゾ。時差ボケになるから絶対飛行機の中で眠ったりしないもんね〜。」と河村に向って宣言していたのも束の間、連日の買付けの疲れか(?)シートに座った途端、あっという間に眠りこけ、気付いたら12時間の飛行時間のうち大半の飛行を終えている始末。「あ、眠ってしまった!」と後悔しても後の祭りでした。

 そんな訳で、今日からサロンで仕事を始めましたが、ここしばらくは時差ボケの日々が続きます。たまにお客様に向っても、トンチンカンな言動があるかもしれません。そんなときは、どうぞこの時ばかりは許してやってくださいませ。お願いいたします。

 今晩こそ早く眠りたい〜。

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2005年11月11日(金) 帰国しました!



今回訪れたシャルトルのノートルダムの薔薇窓は、まるでビジュー(宝石)で出来た万華鏡のようでした。 

 皆様お元気でしたか?日本も寒くなってまいりましたね。昨晩、無事買付けより戻りました!この時期のロンドンは、もうすっかりクリスマスのイルミネーションでいっぱいでしたよ。

 今回はフランスから入りましたので、ちょうどフランスでの買付けを終えてイギリスに渡ったところで、このところニュースになっているフランスでの暴動が起き、連日イギリスのニュースに目を見張っていました。車が燃やされたパリのリピュブリック広場へも、事件のほんの数日前に出掛けたばかり。イギリスも同様ですが、一言に「フランス人」といっても、日本と違ってアフリカ系、アラブ系、ユダヤ系等など、様々な民族で成り立っている国なので、難しい面がありますね。

 話は変わって、今回もたくさんの素敵なアンティークが山積みですので、どうぞお楽しみに!また、今回の買付けでは、買付け以外にたった一日だけですが、中世の美しいステンドグラスで有名なシャルトルまで足を伸ばしました。そのお話も、今回の買付けの様子とともに、近日中に「買付け日記」で皆様にお知らせしたいと思います。どうぞ待っていてくださいね。

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