ヒロの夢日記

2020年06月30日(火) 台風亀

深夜、台風が近づいている。村では台風亀が大量発生している。台風の直進を免れる為に男衆は神社にお供え物を届けようと夜道を軽トラで爆走する。ヘッドライトの灯す中に台風亀が蠢く。軽トラは台風亀をひき潰しながら社を目指す。私は荷台にしがみつきながら漆黒の闇夜を睨んでいる。



2020年06月29日(月) 生活用品武術大会

近所の市立体育館前で生活用品武術大会が開かれた。体育館の片隅に山積みされている様々な生活用品の中から手頃な武器を探す。私は物干し竿の先端に出刃包丁を取り付けた手製の槍で戦うことにした。試合はくじ引きで選ばれた対戦でトーナメント式。暫くすると私の番がやって来た。対戦相手は白髪の老人で武器は洗濯ロープの先に箪笥をくくりつけた物だった。老人は箪笥をブンブン振り回す。これでは槍のリーチが足りない。空を切る箪笥をギリギリかわしながら間合いを詰める。



2020年06月27日(土) 免許証を受けとりに

夕暮れの街中、私は子供用の足こぎ自動車に乗って川向こうの交番を目指していた。交番には昼前スピード違反で取り上げられた免許証が保管されているはずだ。

暗転

知人二人と一緒にZARDのライブに来た。観客達は皆、嗚咽を漏らしている。公にはされていないが、彼女の余命が僅かなことはファンの間では公然の秘密だった。

暗転

床屋のおばさんに襟足を鋭い日本刀で剃り上げられた。死ぬほど怖い。



2020年06月23日(火) 殿様の池

私は殿様の池を管理していた。殿様の池はとても広くて沢山の魚が棲んでいる。殿様は時々漁を楽しまれる。今日は私の考案した仕掛を薦めてみた。上手く行ったらご褒美が貰える。



2020年06月19日(金) 飛行蛸

大きな飛行蛸が襲ってくる。足の間の膜を目一杯広げて滑空する。普段はカラスや風呂敷やお地蔵さんに擬態している。私達は映画館の廃墟に逃げ込んだ。小さいやつが追ってくる。飛行蛸は水とCO2に弱い。座席の中に逃げた飛行蛸をバールで引き出してCO2で殺そうと格闘する。



2020年06月17日(水) サイボーグ兵士

この世界では身体障害者はサイボーグ化されて前線に送られてしまう。四肢欠損の者は下半身をキャタピラにされ腕にはガトリングガンを装着されていた。脳性麻痺の者はパワードスーツに身を包んでいた。私もサイボーグ化されてサイボーグ部隊の一員となっている。



2020年06月14日(日) 親子相撲

私は中学生だった。昔の木造家屋に住んでいる。居間の畳が抜け毛だらけで汚い。誰も掃除しないので仕方なく掃除機をかけた。若い親父が帰ってきた。二人で畳の上で相撲をとる。私は内股すかしで簡単に勝ってしまった。親父はきっとわざと負けたんだと思った。つまらない気持ちになった。「俺は四十過ぎてからはわざと負けるようにしているんだ」と親父。それが親父流の優しさなのかなぁ。。。と不思議に思った。



2020年06月13日(土) 濃硫酸の風呂

私は工場の建ち並ぶ街を徘徊していた。街中が科学薬品のような刺激臭で満たされていた。とても耐えられない。一件の町工場に入ってみた。そこには鉛で出来た風呂のようなものが有った。小さな兵隊さん達が風呂の中に整列する。私もそれに混じった。相変わらず刺激臭が脳天まで染みる。風呂にはドボドボと濃硫酸が注がれていった。肌が焼けるように熱い。しかし風呂から出てはいけない決まりなので私は苦痛に耐えた。皮膚が剥がれていく。喫水線が頭を越えた。今度は息が出来ない。しかしあの刺激臭から解放されて幸せだった。



2020年06月11日(木) 蜂の巣

ある夏の午後、田舎の一本道で昼寝をしていた。大きく口を開けていたので知らない内に蜂が口の中に巣を作ってしまった。息苦しさと頭に響く羽音で目が覚めた私は恐怖で気が狂いそうになった。



2020年06月10日(水) インド水中舞踊団

インド人の女達が大きな水槽の中で踊っている。水飛沫が飛んでくる。その内女達の体がブクブクと肥大していき水槽がミチミチになってしまった。



2020年06月09日(火) 囚人の脱走

今日は私達囚人の社会見学だ。生活態度の優秀な囚人だけ特別に競馬場へ連れてこられた。三十人程の囚人が一般人とは別の客席に固まって座り、これから始まるレースを待っていた。最前列の数人が看守の目を盗んで脱走を試みた。他の囚人も彼らを逃がすために騒ぎを起こして看守の目を引きつつけようとした。

暗転

社会見学の帰り道。囚人は大型バスに乗り込んで監獄へと向かう。カーブの続く山道を走る。辺りは薄暗い。流れる緑を眺めていた私は木々の中に無事逃げおおせた囚人が手を振っている姿を目撃した。心の中で(早く遠くに逃げれば良いのに...)と心配していた。



2020年06月03日(水) パターゴルフのようなもの

私はジャニーズJr.の二人と砂利道でパターゴルフをしていた。使っているのはパターではなくてプラスチックの靴べらだった。私は背が高いので思い切り屈まないとならない。そこでこのルールに不満が生じてジャニーズJr.の年長者に文句を言った。


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