++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2009年01月30日(金) つめたい雨










降り続く雨
降り止まぬ雨

肩を濡らし 歩く


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                             ゆうなぎ



2009年01月29日(木) 重き荷を負いて


「重き荷を負いて」 / 中島みゆき 




気の抜けない張り詰めた日々が続く。

どんなふうに生きるか よりも
どうしたら生きていけるのか だけで
せいいっぱい だ。


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                            ゆうなぎ



2009年01月26日(月) 藍(あお)




いろいろなことに疲れている。

確かにわたしは打たれ強いしシブトイけど
ココロが石でできてるわけじゃない。

生きてきたのも
生きているのも
生きていくのも

必死で
ただ
振り絞るように
必死で。




しん とした藍に
心は覆われていて

どんどんその色が濃くなり
闇が
深く深く深く



この手も足も
わたしという存在さえも

在るはずなのに

みえない。


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                             ゆうなぎ



2009年01月21日(水) 木枯らしに抱かれながら




俯けば
見開いた目から
絶え間なく零れつづけてしまいそうで

立ち止まれば
かろうじて動いている足が
そのまま固まってしまいそうで



叫んでも叫んでも
返ってくるのはコダマばかり

いつしか声は嗄れ果て
言葉も失った



それでも何故顔を上げようとするのだ と
苦しみもがきながら なおも歩こうとするのか と
問われても 明確な信念や答えなど無い

ただ
 
たぶん諦めが悪いのでしょう としか




春を信じてなどいない
でも その季節が確かにあることは知っている




木枯らしに抱かれて震えながら

何処かにある
ひだまりのユメを みる


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                            ゆうなぎ



2009年01月17日(土) ブロッコリー1個

糖尿内科総合病院受診。

かなり
ものすごく 緊張。

前回、血糖値は正常範囲で薬が少し減った。

ただ、この辺のバランスがなかなか難しくて
反対に欝は酷くなってクリニックで薬を増やして貰った。


今回、血糖値と組み合わせてヘモグロビンA1cの値を測定した。
血糖値では採血した時の血糖の状態がわかるけど
ヘモグロビンA1cの値は、食事や運動には影響されにくく
いつ測っても過去1〜2か月前からの平均的な血糖の状態が
わかるらしい。

だから糖尿病では血糖値と共にこのヘモグロビンA1cの値が
重要になる。

でもヘモグロビンA1cは平均値なわけだから
最低1ヶ月は空けないと測定できないわけで。
それが今回だったから大げさなようだけど祈るような気持ちだった。


番号札を貰い、まずは尿検査。

その後、採血だったんだけど
酷い緊張の為か手の先が冷たくなって
そのせいか血管の細さのせいか(折り紙つき、無駄なトコだけ)
採血もなかなかうまくいかず
二人目の看護師さんで左右三回刺し直してやっと(泣)

痛みに極端に弱いので注射も当然のごとく苦手。
一応、大人だからと我慢してるけど
それでもビビリまくってるのがモロわかり。

刺されてる所は絶対直視できないから
あさっての方を向いて
「カミサマカミサマ、オネガイ」と
採血の成功をブツブツ唱えてるという情けなさ。


兎にも角にも採血が終了し
ヘロヘロになりながら診察の順番待ち。

いつも待ち時間用に文庫本を持っていってるのだけど
今回は内容が一向に頭に入ってこなくて。
一人診察が終わるたびに次は自分の番か・・と心臓バクバク。

そうしているうちにいよいよ名前が呼ばれた。

挨拶をして椅子に座る。

先生の第一声が
「もとに戻りましたね」だったので
悪い数値に戻ってしまったのかと思い
「え!?」と固まる。

先生が慌てて
「いえいえ、正常値にですよ」と
おっしゃったのを聞いて
ヘナヘナと力が抜けた。

ヘモグロビンA1cの値も良くて
これなら・・・と2種類の薬のうち、
前回、減薬していた分の薬を飲まなくてよくなった。
これは嬉しい。

欝の薬と合わせて一日三回、半端ない種類を飲んでいる身としては
一つでも、それも食事とセットにして飲まないといけない薬が
減るということは ものすごく大きい。


ただ 順調なようにみえても不安は常にある。
摂食障害を抱えているだけに、
コントロールがうまくできているうちはいいが
やっぱり波があるので。

ストレスや欝が酷くなると
口を開けるのも嫌になるか
反対に過食したくなる。

これが厄介。

過食が良くないのは勿論だけど
まったく食べない(拒食)わけにもいかない。


今は過食期。
イライラすると食べたくなる。
で 自分なりに考えた。

食べたい衝動を無理やり押さえつけると
確実に欝が悪化する。
リバウンドして数値が悪くなると
もうわたしには後が無い。

ならまだ食べてもいいものを食べるっていうのはどうだろう。

有難いことに好き嫌いは無い。

で 登場したのが野菜にコンニャク。

ただ野菜は高い。
この食生活になってから改めて
野菜の値段に一喜一憂する日々。

それも食べ応えがあるものというと
歯ごたえがある程度あるほうがいい。

ブロッコリー
高い時は
キュウリ ダイコン

キュウリやダイコンは生のままで
できるだけ、大きめのスティック状に。

ブロッコリー1個も茹でるよりも
芯の固い部分を切り離し
そこはスティック状に他も大きめに切り分けて
水を通し、大皿に盛り、ラップをかけて、
約4分半くらいレンジでチン!

これが嘘みたいに鮮やかな緑色になる。
そして ほくほくと柔らかくなる。
味塩を軽く振っただけでもそのものの甘みで美味しい。
ポイントは手づかみでポリポリやること!

これをワタクシ大真面目に主治医に語ったら

ウケた。

「カワイイですねぇ〜」
「野菜はいくら食べてもいいくらいですからね」
「そういう健康的な過食ならいいと思いますよ」

なんか その・・・えへへ と照れてしまった。
まさに学校とかで先生に褒められた子供状態←単純(笑)


糖尿病の主治医は欝のことも良く理解してくださっている。
最初は正直、とっつきにくい印象だった。
それが、心身ともに酷い状態の時も見られて
相互理解のきっかけになったのだから
人というのは色々話してみないとわからないものだと実感。
お陰さまで今では良い信頼関係を築けていて有難い。


とりあえず現状維持していけるように。
あいかわらず、浮き沈みは激しいけど

なんとか、

なんとか。


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                              ゆうなぎ



2009年01月14日(水) ブラックコーヒー

このところ、首から肩にかけてのコリが酷い。
そのせいか頭痛に悩まされている。

欝の状態も芳しくなく
身体が鉛のように重い。

何もしたくないけれども
何もしないわけにはいかず
結局、いつも以上にあれこれと動いていたりする。


厚意からだとわかっていても
今のわたしにとって
わかったような顔の的外れアドバイスは
気持ちを沈ませるものでしかない。

それでもイライラを隠し 
そうだね と素直なフリで聞くのは
ひたすらメンドクサイからだ。

ごめん。イヤナヤツになってるよね、わたし。

やっぱりこういう時は人と接しない方がいいと後悔。
ニンゲンギライに拍車がかかってしまう。

傷つけたくないヒトタチを傷つけてしまいそうで嫌だ。


全てを放棄して遠くへと往きたくなる。

往ける場所など無いのに。



何もかもが堪らなく不安で
心臓がドキドキ、バクバクいって
パニックの発作が出かかって
コワイコワイコワイコワイコワイ
怖いが止まらなくなって
寒くて
寒くて
身体の芯まで寒くて


ブラックコーヒーを震えながら入れて
両手で抱え込むようにして少しずつ。

温かなものが喉を通り、胃へと広がっていく感触に
泣きたいような気持ちになる。


こんな真夜中。

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                              ゆうなぎ



2009年01月11日(日) Wandering person

相変わらず低空飛行は続いてて。
そんな時はいつもそうなように何をする気にもならない。
しなければいけないことも理由をつけては後回し。


年明けはじめのクリニックで先生に今の状態を話した。
やっぱり少しばかり無理をしすぎたかなぁと
今更ながらハンセイ。

無理が必要な時もあるし、
それで落ちるのもある程度は仕方ないと思う。
どの程度までが頑張るべき所で
どこからが無理になるのかの線引きをするのは難しい。
これも薬と同じで試してみないとわからない。

とりあえず今の薬を最大限まで増量して様子をみることになった。
今のクリニックの先生が良いのは、現在の状態をきちんと聞いて
一定期間を目安にしながら薬の調整を細やかにしてくれるという所。
合わなかったり、効果がでないのに無駄に飲ませ続けたりはしない。
余分な薬はできるだけ、除けていくという考えなのは有難い。


病気と名の付くものと共に歩き出してから
随分と経ってしまった。

欝との付き合いも長いし
糖尿病に至っては”完治はない”とハッキリと記載されていたりして
それはわたしを打ちのめすに充分なものだった。

欝の状態が良くない時などは特にこの身体の病気のことが
重く心に圧し掛かる。

糖尿病というのは自己管理の必要な病気だ。
規則正しい三度三度の決められたカロリーの食事。
薬は常に食事と一体で、どちらが欠けてもいけない。

対して欝病は”できなくなる”病だ。
どうにもこうにも身体が動かなくて
今までできていたことすらできなくなっていく。

やること が必要な身体に やることができない 心
状態が悪くなった時の症状も似ているから
(ふらふら感、頭痛、吐き気、どうしよもないダルさ、など)
どちらからの状態の悪化なのかを見極めるのが
自分でも難しくて それが余計に不安感を増す。


それでも

ぐるぐると回りヨロケながらも
やっぱり わたしは それでも と 思うんだ。

習性なんだろうなぁ。
結局、行き着くところは。



ゆらりゆらり
明日はわからないけど


ゆらりゆらり と今日も

今日を探しながら  
さすらっている。

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                              ゆうなぎ



2009年01月07日(水) そうして年の初めに




年末から年始にかけては
アップダウンの激しい精神状態だった。

年末に一度、激欝になってしまい、
でも、実家へと行くこともあったので
かなり強引な自己催眠と、
その時用にクリニックで出して貰っていた頓服で
めいっぱい気持ちを引き上げた。

これは一見、効果が上がったように思えたし、
実際、実家の両親は大いに喜びも安心もした。

わたしもその最中は無理をしているという意識も
そう持たずにできていたと思う。

今でもそれを後悔はしていない。


ただ、実家から自宅に帰ってきてから、
張り詰めていたものが切れたように
また激欝が襲ってきた。

激欝の時にはとにかく、
同じ景色や状況の中にあっても
色彩が一気に無くなるとでも言えばいいのだろうか。
カラーだった画面が急に白黒になるような感覚。

ひたすらにダルく、自分の身の回りのことすらできなくなる。
人のちょっとした言葉にもイラつくし、不安感で押しつぶされそうになる。
ダレモワタシニサワラナイデ! という拒否反応と
ダレカワタシヲタスケテ という相反する求める気持ち。


思えば年末からの状態は 上がっている を通り越して
躁状態になってた。
今年は早々に亡夫の法要も控えていて
それに関しても自分の心の中でストレスが蓄積されていた。

今のこの激欝状態は 強引に躁状態にもっていった反動なんだろう。
だから仕方ない。
仕方ないけど、頭でわかっていても気持ちは思うようにいかない。

近々、年明け一番の総合病院受診とクリニック受診を控えているから
それぞれの主治医に相談してみようと思っている。






今年も早々に心は迷い道しているけれど
どうか挫けずに生くることができますように。


こんなわたしと繋がって、関わってくださっている方々に
改めて感謝と、そして どうか幸多からんことを・・・。

心から。

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                             ゆうなぎ 



2009年01月06日(火) To a beloved person




今日は大切なひとの誕生日。

毎年そうしているようにカードを贈りました。


この身はいつも側にいられるわけではないけれど
心を寄り添わせて今まで歩いてきたものね。

きっと それはこれからもずっと。


こうして離れた場所にいても
二人の空は続いているから。

お誕生日おめでとう。




大好きだよ。



2009年01月02日(金) 年明け実家にて

年の初めは実家で数日を過ごした。



柚子湯




エビを入れて煮物


変な言い方になるけどかなり頑張った。
とにかく明るく、笑顔で。

実家の両親もそんなわたしを見て喜んでいた。

だから こうして良かった と思った。


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