ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2008年03月25日(火)  ©  そっかぁ。


節約と健康の為、お弁当を作って居ます。
でも、まだやりくりが下手なので、材料費がめっちゃ掛かります。
ダメやね、ワタシ。
しかも、『飯は固めじゃないと箸つけないから、俺。』と言い放たれたので
御飯の炊き具合に敏感、もぅすっごく敏感よ。晃です、こんばんわ。

朝7時お弁当箱返却の為、晃邸にやって来た彼
勿論ワタシは就寝中。

でも、凄いね
神経が研ぎ済ませれて居るんだろう
今まで携帯が鳴ろうが、インターフォンを連打され様が起きなかったのに
起きれちゃうもの、携帯で。

・・・・・・まぁ、起きない事もあるけどね。

で、虚ろなまま彼を見送り、再度就寝。
お昼過ぎからお弁当を作ってると、泰史から連絡が入った。

泰 『お前、何してんの?』
晃 『お弁当作って、お店のおしぼり巻いてた。』
泰 『そうか・・・俺、今日寝てないんだよね。』
晃 『・・・何で寝てへんの?』
泰 『さぁ・・・。』
そして
晃 『今から、こっちに来て寝たら?起こしてあげるから。』
そう言ったワタシに、彼は


其の後、出勤前に晃邸に来てくれた彼
『今日もお仕事頑張ってね。』と送り出すと
『お前が頑張れって言うから、面倒くせぇけど頑張って来るわ。』
と、悪態吐きながら仕事に向かった。

こんな、他愛の無いやり取りが嬉しいな、と、思う。



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2008年03月24日(月)  ©  ワタシの、好きな、人。


お昼過ぎに起きたワタシ
隣で、まだウトウトの泰史に『今日お弁当持ってく?』と聞くと
『持って行く。』と言ったので、お弁当作り開始。

不器用なワタシは泰史に、料理は全く作れないと思われて居た。
まぁ決して上手とは言えないのだけれど。汗。
けれど、其の決して美味しくは無いと思われるお弁当を
文句も言わず、残さず食べてくれて、居る。
優しいなぁ、と思う瞬間だ。

彼が、夜勤になって良い事は
一に、時間帯が微妙に合う、事。
一に、他の昼職の女子と時間が合わない事。
一に、会う時間が非常に増えた、事。

今までに、ワタシが気付いていないだけで
彼に、他の女子が居たとしても、そして今現在も居たとして、も
其れは浮気、なんだろうと思う。



何もしてなかった時は、知らなかった、事。

無職時の彼の、力になれた事も色んな意味で、少しだけあった。
申し訳ないと思う気持ちが、そうさせているのか
大切にしてやらなくてはいけない、と思ってくれたのかは解らないけれど
一緒に過ごす時間は、以前とは比べ物になら無い程、増えたし、連絡も非常にまめに、ある。

尽くせば、其れをきちんと気持ちで返してくれる人、なのだと
初めて、知った。

言葉は足りないし、意地悪だし、ぶっきらぼう
だけれど凄く可愛い顔で笑って、真面目な話も出来る、凄く凄く優しい、人。

ワタシの好きな人って、こんな、人。

いつ何が起きても思い返せる様に、しっかり残して、おこう。
今ワタシ、とってもとっても幸せ、です。



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2008年03月23日(日)  ©  生き恥晒してみま、した。


仕事が終わって仮眠を取った泰史から、10時過ぎに電話があった。
本日お休みの為、パチンコにでも出掛けようかな、と思って居たので
晃邸近くのパチンコ屋さんに落ち合う事になった。

今日も負けるんだろうなぁ、なんて思って居たら
少しだけ勝って、でも其のお金は夕食の買い物時に全て消えて仕舞った。
あはは。

夕方まで一緒に居て、午後5時頃に別れた泰史から
6時頃電話があって、お仕事頑張ってねと話をした。

そして、再び電話が鳴ったのは、午後9時
出ると、寝起きの声で『今日休みになったんだよ。』と言った、彼。
今から親戚のおじさんと、飲みに出る事になったと言うので、送ってあげる事に、した。
本当は、仕事の中止が決まった午後7時から出掛ける筈だったらしいけど
如何やら寝て居た、らしい。何て彼らしいのだろう。

久し振りのお休み、大好きなお酒を外で飲むのも久し振りだから
楽しんでおいでね、と彼とおじさんを飲み屋さんに送ったホステスのワタシ。

午前0時前に、迎えに来て、と電話があった。
イソイソと迎えに出掛けたワタシは、風呂上りの、スエットどスッピン。
飲み屋街にある、コンビニに迎えに行ったら
彼らは、おじさんの知り合いとバッタリ出くわした、らしい。

其の侭、少しだけショットバーに寄る、と言う事になったらしいので
『じゃぁ、また電話して。』と言うと
おじさんは、少し寄るだけだからワタシも一緒に来い、と言う。汗。
こんな格好で?
ホステスのワタシが、ホームグラウンドである飲み屋街に?
スエットなだけでも、超場違いなのに・・・風呂上りで?

死ねばいいんじゃないかな、ワタシ。
其の侭、洒落たバーに連行されたワタシ。あぁあぁあぁぁ。生き恥、です。



お前の気持ちは如何なんだ!
と、聞いてみたい、ワタシ。

そして、其のバーで
顔見知りのパブの男の子に出会ったワタシ
・・・・・ホントに死ねばいいと、思う。
まぁ、こんな格好じゃ誰だか解んなかったと思う、けど。

そして帰った後は、一緒にお風呂に入り
久し振りにゆっくり寝ました。平和、だね。



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2008年03月22日(土)  ©  其れって意味、無く、ない?


彼から午前中に連絡があって、ベッドの中で其の電話を受けた、ワタシ。
お昼過ぎに起きて、テレビをグダグダと見ていた。

今頃、彼は寝ている筈だから、今日も会えないんだなぁ
でも、実際にはたった3日なんだよね。

なんて思いながら、お風呂に入る事にした午後3時
シャワーを浴びていると、インターフォンが鳴った
こう言う時に限って鳴るのだ。本当にタイミングが悪い。

でもまぁワタシは、運送会社さん以外のインターフォンには応答しないので関係ないのだけれど。






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2008年03月21日(金)  ©  複雑な心境、なんだ、よね。


月一の悪夢到来、今月も妊娠してなかったよ。
良いんだか、悪いんだか。まぁ良かったんだろうけれど。

珍しく2日間、彼の顔を見ていない。
今まではこんな事、当たり前だったのに、少し贅沢になってると言うか、幸せが過ぎた、のだろう。
たった2日間で”珍しく”とか言ってるワタシが居る。

昨日の電話も、今日の電話も、泰ちゃんの声は疲れきって居た
彼は仕事を始めてから、まだ1度もちゃんとした休みを取って居ない。
夜勤で12時間労働は、想像するだけでハードだけれど
彼には”子育て”と”子犬の世話”と言う仕事、もあるから尚更ハード、だ。

暫く会えそうに無いけれど、彼の元気の無い声を聞いたら
会えなくてもいいから、睡眠時間を取って欲しい、と思った。
本当は、凄く凄く、寂しい、けれど。

少し前に、泰ちゃんが急に
『お前さ、ホント妊娠しないよな。』と言い出した事があって
『そうだねぇ、赤ちゃん出来ないね。』
『出来てもおかしくないと思うんだけどな。』
『そやねぇ、原因があるとすれば、ワタシやね。』
『・・・まぁ俺、3人出来てるしなぁ・・・。』
『うん、でもきっと排卵日に当たってなかったんだよ。』

笑いながらこんな会話、をした。
2年位かなぁ、ピルを飲んで居たワタシ
服用を止めてから、排卵が戻るまでに数ヶ月掛かる事があると聞いていた。
今月で服用を止めてから4ヶ月目、になる。うむ。



でも、何時の頃からか其れは、残念な事扱い、になって、いる。
良い事、なんだ。安心する処なんだ、って解ってるんだけれどね。
でもワタシは、やっぱり少し残念に思って、仕舞う。



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2008年03月19日(水)  ©  大金使うか、出しちゃうかの2択しか無かった、のだろうか。


随分前に止めていたのに、とある遊び心から再発したギャンブルにて
先月、今月と数10万負けて仕舞って居る晃、です。こんばんわ。
もう死んだらいいんじゃないか?と思います。

去年の12月から恐ろしい程、お腹を壊し続けていた。
此の日の時点で10日前から、と書いているので、かれこれ2ヶ月間ずっとお腹を壊していた。
まぁ、今でも完治はして居ないので調子を崩して3ヶ月、に、なる。

余りにも毎日毎日下していて


兎に角、こんな状態の為、病院に行った
しかし、クスリを貰っても効かない。仕方無いから通ってみる。
触診で、恐ろしくお腹が張っていて、ガスが溜まって居ると言われ、レントゲンを撮った。

結果、病名が付く病気ではなく、ストレスの所為だった。
先生に『思い当たる原因は無いの?』と聞かれるが
思い当たるとすれば仕事、以外に考えられ、ない。

でも、其れは言えない。
何故なら其の病院は、お店のママのかかりつけ医院、だから。

ワタシは思った。あー絶対仕事だ、店だ、間違い無いよ。
先生には言えないがワタシの中で原因は、はっきりした。
原因が仕事と店なら、もう仕方が無い、治しようが無い
夜を上がるか、店変えをするしか無いのだ。

諦めた。
治す事は無理、だ。

なので、少しでもストレス発散になる様に、止めていたギャンブルをする事に、した。
泰ちゃんと一緒に出かける事も多くて、気持ちも安定した。
すっごい負けてるけど、其れでも楽しかったし、彼と一緒に居れて嬉しかった。

結果、完治はしてないんだろうけれど、症状は落ち着いて居る。
高い治療代になったなぁ・・・
10万や20万辺りで済めば良かったんだけどなぁ。いや、其れでも良くないけどさ。汗。
アツくなっちゃうんだよね。如何でもいいよ!どんどん行っちゃえ!ってなるんだよ、ね。
あぁあぁあ・・・
だから止めたんだけどー。うむ、まぁ仕方無い。
バッグを買ったと思う事に、する。



まぁ、此処だけの秘密です。
此処だけって言うか、まぁ当人達は知ってる、けど。鬱。



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2008年03月17日(月)  ©  幸せ、な日々。


3月の頭、彼の仕事が決まった
彼が好んでいる、前の職種と同じ仕事。
そして、雇い人は彼が前の会社に居た頃から知る社長さん。

彼の仕事が決まった事は、嬉しかったし安心、もした。
けれど、毎日の様に一緒に居た2週間、其れらの幸せが終わって仕舞う事は寂し、かった。
前の仕事と違い、2交代の仕事。
12時間トラックを運転する上に、夜勤。

あー絶対会う時間も無いし、連絡も途切れるなぁと、ワタシは覚悟して、居た。
実際彼も、落ち着くまでは会えないかもしれない。とこぼしていたから。



そんなハードな生活をしてくれている。
移動時間を含めた、午後4時5時辺りから帰宅は午前7時辺りの彼
出勤準備を午後3時辺りから始め、午後7時から午前2時辺りまで働くワタシ。

昼職をしていた時の彼と、水商売のワタシが時間を合わせるのは、なかなか難しかったけれど
彼が夜勤になった為、今までよりも時間の融通がきくようになって
此れは嬉しい誤算、だった。

朝の数時間、もしくは昼からの数時間を一緒に過ごし
出勤前に電話で話し、ワタシの仕事が終わる頃に着信をくれるから
帰宅後、少し話してワタシは就寝する。
此れが主な日々の生活。

勿論、会えない日も時々あるけれど、1日に1回は顔を合わせる事が多い。
ワタシにとっては、嬉しいばかりだけれど、彼にはしんどい毎日、だろう。
あれほどに睡眠を取る彼が、余り寝ない日々を送っている
だからこそ、心配なのは身体を壊して仕舞うのでは無いかと言う、事。

此れが、PCを開いて居なかった間に起きた、主な出来事。


近い内、会える時間は確実に減って行く、だろう
こんな生活を、長く続けられる筈は無いと思う、から。

でも、今のワタシはとっても幸せに過ごして、居る
毎日が嬉しくて、大切にしたいと思う、のだ。



出来なくてもいいけど、出来てもいいんだろうなぁ。
でもこんな事を思ってる間は、出来ないんだろうね。



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2008年03月15日(土)  ©  久し振りに聞いた、声。


教えて貰った番号に掛けたワタシ、折り返し掛かって来た、電話。
久し振りに聞く彼の声は、いつもと変わらず飄々として、居た。

電話を落として大変だった、事
そして其れが原因の一つとなって、彼は今まで勤めていた会社を辞めて、居た。
圭ちゃんから、彼が凹んでいるとは聞いていたけれど
会社を辞めてたか・・・・・想定外の出来、事。

如何してワタシに何も言ってくれないのだ、心配すると思わなかったのか
連絡を取る方法、現状を伝える術は幾らでもあったではないか?
そう言ったワタシ、に彼は、会社を辞めた其の足で、晃邸に来た事
でも、鍵が閉まっていて入れなかった事、インターフォンを何度鳴らしても
ワタシが起きなかった事、等を説明した。

店に電話をする、とか
圭ちゃん、純経由で伝言を伝える、とか
そう言う事は、思いつかなかったらしい。
そして『でも、此の番号は繋がるから。』と
ワタシがまるで前から此の番号を知っていたかのように言い放った彼に
ワタシ、此の番号を知ったの、つい先程なんですがっ?
心の中で、そう突っ込んだ。

彼らしいと言えば、彼らしい。
此れが2月の頭にあった出来事
飲みに行って、其処で上記の事について話し合い
悪かった、と謝った彼
もう心配掛けないと言った、彼。



2月も半ばに入り、此の侭だと何も変わらなくて
しんどいままだとワタシは思って、居た。

ある朝掛かって来た電話で交わしたのは『おはよう。』を交えたたった一言。
もう、ダメだと思った。
しかし、其の後再度電話があり、晃邸に昼から来た彼は、ワタシの出勤時間まで居た。

仕事を辞めてイライラしている事
無職の、こんな状態でワタシに会いたくないと言う、事
彼は、彼なりの気持ちを吐露し、もう少し我慢して欲しい、と、言った。
ワタシは、納得した。其れが理由なら仕方無い、解る気もする、から。

しかし、其の日彼が辞めた会社に復帰する事が決まった。

平穏な日々が帰って来た。
そして、もう少し我慢してくれ、と言った彼は
精神的に落ち着いたのか、ワタシと時間を共にする事が増えた。

しかし同じ週に、事件は起きた。



2月の半ばから末までの毎日、お互いが取れる時間は一緒に過ごした。
夏から考えても、其れは初めての事で
ワタシは死んで仕舞い、そう、だった。

手を繋いで買い物をしたり、出掛けたり、洋服を選んだり、パチンコをしたり
其の1つ1つがとっても嬉しくて、仕方なかった。
彼が買ってくれる飲み物の空容器をイチイチ保管しておきたいと思って仕舞う程
ワタシは、幸せ、だった。

そして、あの日から2週間程経った3月の頭
ワタシ達の生活にまた、変化が、起きた。



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2008年03月12日(水)  ©  繋がらない、電話。


翌日も電話の音声は相変わらずで
ワタシは、何時に無く必死で彼の携帯にコールを、入れた。
でも、いつでも其れは無機質な音声に繋がって仕舞うのだけれど・・・。

事故?着信拒否?何?
意味が解らなかった。

でも、着信拒否にしていると話中になるらしいので
拒否られて居る訳では無い、らしい。

そして4日目の夜中、仕事が終わって掛けてみると
音声は変化、して、居た。



ワタシは、1つしか知らない
彼が2台所有している事は知っていたけれど、メインの番号さえ解っていれば問題無い、と
もう1つの電話の事に触れた事は無かった、から。

予測出来る、事
其れは
女を作る度、1台の携帯の番号を教え
其の女を切りたくなったら、暫く電話を止め、もう1台で生活する。
そして、其れを繰り返して、行く。其れを繰り返して来た、の、だろう。

此れが、純とワタシが想像した1番最悪な状況。

取り合えず、切りたいなら其れでいい。
只、其処ははっきり意思表示をしてくれないと、ワタシは前に進めない。

彼と終わるなら終わるで、はっきりしたいのだ
じゃないと次に行けない、から。

ワタシは純に行った。

『圭ちゃんに電話して泰ちゃんに確認して?
 もう終わりって事でいいんですよね?って』

純は、『解った。』と言った。

最後に会った時は、揉めた、にしても最終的には普通だったのに。
笑顔で頑張れよって言った、のに。

大好きだったのにな
ホントに大好きだったのにな

涙、しか、出て来なかった。



最悪な状況は免れた、の、だろう
でも、其れは其れでおかしくないか?
ワタシと連絡を取る術なんて、考えれば幾らでもあるだろう。
腑に落ちない事が沢山、有った。

鳴らして欲しい、と、泰ちゃんのもう1台の電話番号を聞いたけれど。
ねぇ・・・何がどうなってる、訳?
おかしくない?おかしいだろ。有り得ないだろ。

ワタシには、理解出来ない事が
此処に当たり前の様に、発生、して、いる。



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2008年03月11日(火)  ©  トラブルは、耐えない。


幸せだったお正月から一転、色んな事があって
PCを開くのは2ヶ月以上振り、の、葉月晃です。こんにちわ。
覚えてて下さって、メールを下さった皆様、有難う御座います。
ちょっと泣きそうでした。
・・・嘘です。ごめんなさい。
泣きはしませんでしたが、大喜びでした。えへっ。

1月中旬、お正月の円満っぷりは何処へ?と言うように、
泰ちゃんと会う機会が減った。

其れは、彼のインフルエンザだったり何だったりと其れなりの理由は何とか、あった。
電話も”其れなり”には、あった。
けれど、其の回数はとても少なくなった様に思った。
何か腑に落ちなくて、此の状況が嫌で其れを彼に話した。
彼は、何とか無い時間の中で会いに来て、くれた。

でも、こんな曖昧で不確かな状況が続くのは嫌なので
『弟が古い冷蔵庫を取りに来るから。』と言ってスペアーキーを返して貰った。
其の直後にちょっとした言い争いは、した。

『久し振りにあって、合鍵返せって言われたらお前なら如何思う?』
とか、そんな事を言われた。
『でも貴方、持っていても使わないでしょ。』
『使う、使わないの問題じゃ無いだろ。』
彼の言っている意味は良く解る。
と、言うか持っている事に意味があると彼が思って居る事を、ワタシは其の時初めて知った。
でも其れを言い出すくらいワタシは不安定、だった。

そして仲直りをして
ワタシを『気をつけて行って来いよ。』と抱き締めて見送った彼は
彼の顔は、笑顔、だった。ワタシには、いつもの彼に見えて、居た。



有り得ないけれど、有り得る
彼は仕事柄、山の中などを車で走る事が多いから。

そう、思った。思って、居た。最初の1日、は。
でも・・・・・何度掛けても
日を変えて掛けても、其の音声は変わらなかった。




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