ここ数日、体調の悪い日が続いている。
特に今日は、やる気が出ないせいで昼を抜いてしまうほどだった。
うつには波があるので、その波に当たってしまったのだろう。
わかってはいるけれど、どうすることもできないのが歯がゆしい。
まあ、3月の終わりころに襲われた波に比べれば、かなりましだと言えるし、その分病気が回復したのだと受け取ることもできる。
毎日、前向きにと考えているが、どうしても前向きになれない日がある。
ここ数日がそうだった。
また仕事のことを思い出した。
僕は仕事で成功経験というものを持たない。いつも自信なく仕事をしていた。
うつが治ったとして、まともに仕事ができる状態に戻るだろうか?
病気になる前でさえ、アップアップで仕事をしていたのにかかわらず。
仕事に復帰して、ついていけないと思ったら、今度こそ仕事をやめよう。
僕にはこの仕事は合っていない、そう思うことにしよう。
そして、お金がつきたら実家に帰ろう。
実家でゼロからスタートしよう。
そこから何かが変わるかもしれない。
変わらなかったら?そのときはどうしようか?
どうしようもない。
ただ、受けとめるしかない。
今日は体調がいい。
気分が落ちそうになる気配もない。
いい日だ。
僕は郵便局に用事があったのだが、郵便局までは車ではなく自転車を使って行った。
運動になると思ったし、外の空気を切り裂いて走りたかった。
郵便局で用事を済ませると、その後は遅い昼ご飯を食べた。
いつもの食堂で、いつものような食事を取った。
この「いつもの」というところが、うつの治療では大事なような気がしている。毎日安定した時間の過ごし方を実行することで、うつは回復していくような気がしている。
食後は、2時間ほどぶらぶらと自転車で走り回った。
走っている間、急に虚無感に襲われたこともあったが、何とか乗り切った。
自転車で外を走ったり、散歩したりしているとき、僕は虚無感に襲われやすい。これは最近のこと、うつになってからのことだ。
なぜかは分からない。分からないが、気をつけなければいけない。気分が落ちるきっかけになるかもしれないからだ。
帰ってきた後、仕事関係の書類を少し読もうかと考えていたが、それはやめた。
それをやると疲れすぎると思ったからだ。
やりすぎには気をつけなければいけない。
疲れると、また気分が落ち込んでしまう。
後他にやったことと言えば、彼女から借りた「ベルサイユのばら」を読破したことくらい。
さすが宝塚でミュージカルになるだけはあるなと思った。おもしろかった。 個人的にはアンドレが好きだ。
以上が今日やった全てのこと。
少ないけれど、気持ちよく過ごせた日だった。
今日も朝から少し調子が悪い。
何もやる気にならない。
途中まで読んだ「ベルサイユのばら」も続きを読む気にならない。
「ダ・ヴィンチ・コード」も途中で放ったままだ。
今、自分がしたいことがわからない。
どこかに外出して、気分転換したいのか、それとも何もしたくないのか。
考えてるうちに、結局後者に落ち着いてしまう。
今日は友達が来る夕方まで、ひたすら寝ていた。
寝て、寝て、寝続けることでうつと戦っていた。
もうすぐ自分は気分が落ちると感じていた。
でも本当はこれは戦いなのではないのかもしれない。ただ逃げているだけで、何の解決にもなっていないのかもしれない。
だが、今は他に選択肢を考えられなかったのだ。
僕は二度寝て、二度夢を見た。あまりいい夢ではなかった。
そのうち、友人が訪ねてきた。
その友人ははるばる愛知県から来てくれた友人で、僕の数少ない友人の一人だ。
友人にはうつのことは話してあるので、何も気を使うことがない。気楽だった。
友人と飲みに行った。
僕は久しぶりに日本酒を3合ほど飲んだ。いい気分だ。少なくともうつのことを一時的に忘れさせてくれるほどには。
友人とはうつのことも話したが、友人はうつのことには深く踏み込んでこなかった。
それはそれでありがたいことだ思った。
あまりうつうつしていても始まらない。
それに、分かってくれている人にうつの説明は不要だろう。
友人は、4月から変わった部署でバリバリ仕事をしているらしい。 ちょっとうらやましかった。 でも反面、そういう風に働くことはもう僕には縁のない話だということも分かっていた。
忙しい友人に乾杯!
そして今日はわざわざ遠方からありがとう!
そう心の中で大声を張り上げた日だった。
今日はどうも調子が悪い。
気分が「落ちる」寸前だ。
もがきたいのだが、どうもがいていいかも分からない。
本当に「落ち」ないように祈るばかりだ。
本当に落ちてうつになったときの悲惨さはもう体験したくないので、何とかしたい。でも何ともならない。歯がゆしい。
結局今日はほとんどを寝て過ごすことにした。
うつの波から逃げるのには目下のところ一番の方法だ。
そんなわけで、日記に書くことも何もなくなってしまった。
残念なこどだ。
今日は病院への通院日だった。
ドクターに話すことは特になかった。
気持ちはここしばらく落ち着いているということなので、薬の種類も量も現状維持ということになった。
問題なのは、診断書を書いてもらうことを忘れてしまったことだ。
その診断書は職場に提出するためのものなのだが、うっかりしていた。
おかげで金曜日にまた通院しなければならない羽目になった。(木曜日は休診なので)
全部自分のうかつさが招いたミスだが、メモくらいしとくんだったと後悔した。
メモを取る習慣は、仕事をしていたときにはあったのだが、休職中はさっぱりだ。
近くにメモ帳を置くということもしていない。
これはあまりよくない習慣だ。
悪癖といってもいい。
万事そんな風になあなあだから自分はだめなのだ!と自分を責めたりもしたが、どうしようもない。
これからは近くにメモ帳を置くようにしよう。
少しずつ、仕事しているときのようなテンションを取り戻さなくては。
案外、これが仕事復帰への第一歩かもしれず。
なーんてね。そんなこたあないか。
「何もしない作戦」を続けているため、書くことがない。
体調は少し下降線に入った気がする。
頭がぼーっとする。そして少し悲しい気分だ。
うつの波がまた来ようとしているのかもしれない。
警戒しながら、気持ちを落ち着かせる。
今日は「ベルサイユのばら」の愛蔵版を少し読んだ。
少女マンガとはいえ、歴史に対する視点はしっかりしていて読み応えがある。
明日はこの続きを読むことで一日が終わるだろう。
僕の最近の一日の活動量はごく限られている。
ほとんど食べて寝るだけの毎日だ。
けど、これが一番うつの治療にはいいと、今は信じて実行している。
今、何か文を書きたいという欲求にかられているが、その欲求はとても漠然としていて、ただひらすら「何か」を書きたいというだけで、その何かが何なのかははっきりしない。
だから、何も筆は進んでいない。
歯がゆしいことだが、今はひたすら我慢するしかない。
追伸 WEB拍手サンクスです! 最近更新していませんががんばります!
今日は本当は初級シスアドの試験があったのだが行かなかった。
どうせ合格できるほど勉強してないから結果は見えているし、朝早起きを無理にして、せっかく続いているいい調子を崩したくなかったので。
結果的にはそれでよかったと思う。後悔はしていない。
午後、ツウェーゲン金沢というサッカーチームの応援にサッカー場へ行った。
ツウェーゲンはJリーグ入りを目指す金沢期待の星のチームだ。
まだ発足して間もないチームだが、これからが楽しみだ。
試合はツウェーゲンが勝った。
ファンタスティックなプレイも見ることができて楽しい時間を過ごすことができた。
サッカー観戦の後は、中国茶を飲みに清華茶荘という店に行った。
飲んだお茶は明前龍井茶(ミンゼンロンジンチャ)。
香ばしくていいお味でした。
夕飯は自炊して、肉じゃがを作りました。
今日は充実した一日だったかな?
追伸 mixi始めました。知り合いの輪が広がるといいな。 多分無理だけど。僕、基本ヒッキーだから。
今日も体調はいい。これで6日連続だ。
これは回復への兆しだろうか?そうだとしたら嬉しい。
とはいえ、今日はちょっと気分が落ち込みそうになったこともあった。
他の人の日記を見て、自分の日記とを比べて、そのあまりの出来の違いに劣等感を感じたのだ。
他の人の日記と比べると、僕の日記はエンターテイメント性がないというか、何というか、おもしろみがないような気がする。
まあ、好きでつけてる日記なんだから、そんなことを気にする方がおかしいのだけれど、文を書くという才能において、これだけ違いがあるのかと思うと、どうしても凹んでしまう。
毎日書くネタがないということも、僕の劣等感をくすぐる。
僕の日記は内に内にこもっていて、何の広がりもない。
例えば読書をした後の感想を書くにしても、僕の感想は無味乾燥で、短く、深みがない。
頭に何も思いつかないのだ。
だから、読書日記や映画日記を書いている人を見るとうらやましくなる。
いつからか、僕は映画を見ても、本を読んでも何も感じることがなくなった。
感想を言えなくなった。
そうなったのはいつからだろう?
働き始めて間もなくだったような気がする。
僕は漠然とだが、働けば働くほど脳細胞が壊れていっているような気がしている。
このまま、僕は壊れ続けていくのだろうか?
そんな不安が常に付きまとっている。
壊れたくはないが、どう抗えばいいか分からない。
僕は時々思う。
僕は高校時代の方が頭もよく、文も書け、仕事だってできたのではないか、と。
それは幻想なのかもしれないが、少なくとも、今よりももっと情緒のある人間だったことは確かだ。
今の僕は、何だか中身のない人形のような気がする。
感情を失ったようなロボットのような気がしている。
僕は人形やロボットにはなりたくない。でも、そうならないためにどうすればいいか分からないのだ。
2006年04月13日(木) |
引きこもってばかりで |
今日も体調(メンタル)は良かった。これで4日連続で調子のいい日が続くことになる。いい傾向だ。
「一日中何もしない作戦」はやはりうまくいっているらしい。
ただ、残念ながら、「一日中何もしない」ことで日記に書くネタもなくなってしまうことが残念だ。
テレビでも見ていれば、何か一つくらいネタも思いつくのだろうが、生憎とテレビを見る気力は湧いてこない。一日テレビを見ないこともざらだ。
テレビが好きな人にとっては信じられないことだろう。 一日中家にいながらテレビを見ないなんて。
でも実際ここにいるんです。テレビを見ない人が。
見たいという気すら起きません。ニュースにも関心全くなしです。
新聞も読みません。というか読めません。読めるほどに回復してないです。
というわけで、世の中のことを何も知りません。
知りたいとも思いません。
多分うつのせいでしょう。
でも、うつが治っても、今の習慣(テレビを見ない、新聞読まない)は直りそうにありません。そんな予感がします。
世の中のことは僕にとってかなり遠い彼方の現象になりました。
寂しいことです。
学生時代、混乱する国際情勢のニュースを見ては義憤を感じていたのが嘘のようです。今は「関係ないじゃん」でばさりです。
うつになり、若さも失ったのかもしれません。
今、僕の興味といえば、日記を書くことと、ネットサーフィンをすることくらいです。引きこもりです。(傍から見れば)さびしい人生を送っています。
でも、別にいいじゃん。
だって、それしか今できないんだもの。
漫画、宮本福助著「拝み屋横丁顛末記」1、2巻を読みました。 登場人物たちの飄々としたところがすがすがしい、読んだ後にいい後味の残る作品でした。
こうやって読書感想文を書くとき、僕は本当に自分に文才がないなあと感じる。
小学生だってもう少しまともな感想書くぞ。と思う。
でもこれが今の僕のせいいっぱい。仕方ない仕方ない(自己暗示)。
明々後日は初級シスアドの試験があるけどどうしようかな……どうせ勉強できてないし、逃げようかな。
逃げてサッカーの試合でも見に行こうかな。
でも逃げると受験料が完全に無駄になってしまうし……。
悩みどころだ……。
体調を考えると受けない方がいいような気はする。
どうせ試験時間まで集中力が続かないだろうし。
これで病気が悪化したら元も子もないし。
ほぼ結論は決まりかな。
それにしても受験料もったいない……。
今週に入ってから、気持ちの落ち着いた日が続いている。
なぜ急に落ち着いたのかは分からない。
やはり、実家に帰ったことがよかったのだろうか。
ともかくも、毎日無理をしないことを心掛けて過ごしている。
調子がいいと思っても、むやみに外出せず、家で本を読んだりちょっとネットをしたりだけするようにしている。
この、「なるべく何もしない作戦」は今のところ非常にいい効果を上げている。
おかげで、無性に悲しくなったり、死にたいと思うことがなくなった。
眠りも深くなったような気がする。
少しイライラする気分があるが、死にたくなったりするよりは随分ましだ。
一日一日、車のバッテリーに電気がたまっていくように、生きるエネルギーが増えてきている気がする。
いい傾向だ。
今の生活をとにかく4月いっぱいは続けたい。
4月いっぱい今の状態を続けられたら、5月はもう少し行動力を増やして、少し疲れても大丈夫な体つくりをしたいと思っている。
今日、久しぶりに友人Tと会った。
まず最初に電話で話をして、それから待ち合わせをして会ったのだが、電話で自分がうつ病で休職中であることを打ち明けた。
友人は驚いたようだが、特別何も言いはしなかった。
僕のグチのような話も全て聞いてくれた。
2月に金沢に戻ってから、友達と会うのは(驚くなかれ)これが初めてだ。
自分の交友半径の狭さも驚くべきことだが、僕の方でも少し遠慮しすぎた。
自分はうつ病だという負い目があって、友達にさえ連絡を取れなかったのだ。
これからは遠慮しないでおこうと思う。
全てをさらけ出していこうと思う。
今まで連絡を取ってなかった人たちと連絡を取って、この一年間で失われた人の関係を取り戻していきたい。
そうすることが、自分の自信にもつながっていくような気がする。
「ああ、おれ一人じゃないんだ」って。
そう思えるようになったら、少し気が楽になるような気がする。
明日も誰かに電話しよう。
少しでも何かが変わるように。
2006年04月10日(月) |
調子に乗りすぎて後悔 |
土日、実家に帰って、そして全てを吐き出すようにして現状を分かってもらったのがよかったのか、今日はとても気分のよい朝を迎えることができた。
が、それからがいけなかった。
調子がいいからと仕事関係のことでホームページを検索したり、頭の痛くなるようなことをやってしまったため、いつの間にかストレスがたまってしまい、その後一日中イライラと戦う羽目になった。
このイライラは普通のイライラとは違う。うつ病から来るものだ。うつ病から来るイライラはなかなかしつこいし強力だ。
夕方ころ、ついに居ても立ってもいられなくなり、すぐさま病院に駆け込み、イライラに効く薬(セパゾン)を処方してもらった。
我ながら哀れになるくらい落ち着きがない一日だった。
貧乏ゆすりが止まらないのだ。
その貧乏ゆすりもハンパなやり方ではない。
もうゆっさゆっさヒドイものである。
薬局で処方箋を渡して薬を待っている間もゆっさゆっさ。
まわりの目も気にせずゆっさゆっさ。
とにかく落ち着かないのだ。
薬はもらったその場で慌てて飲んだ。
結局、あまりその日は効果が出なかったけれど。
今日は調子にのって仕事関係のことをしてしまったためにこうなってしまった。
とにかくしばらくは調子がよくても仕事関係のことはすまい、そう誓った日だった。
追伸 ダヴィンチ・コードの文庫本を買った。おもしろいといいな。
この土日は愛知県の実家に帰って過ごした。
両親には自分の今置かれている状況を、病状のことも含めて詳しく話した。
両親は「そんなことなら帰っておいでよ」と言ってくれた。
僕が「会社は辞めるかもしれない」と言うと、「他にも仕事はあるんだから」と言うあたたかい言葉が返ってきた。
僕には帰るところがある、そう思うと少し気が楽になった。
両親は僕のことを気遣ってくれて、日曜には花見に連れて行ってくれた。
花見をする気持ちにはなれなくとも、その心遣いがうれしかった。
両親と話をしているとき、僕は何度も泣いた。
両親も僕が泣くとは思っていなかったろう。
僕は全てを吐き出していた。
両親には、実家に帰ってくるかもしれないことを告げた。
いつでも帰って来いと言ってくれた。
僕も、そうするつもりだ。
もし僕が帰ってくることになった場合の、今住んでいるアパートの荷物の扱いまで詰めて話し合った。
僕は本当にいつでも実家に帰ってこられるのだ。
いつでも、ゼロからやり直せるのだ。
実家に本当のことを話せてよかった。
これからは、少し気楽に毎日過ごせるかもしれない。
自分には、帰る場所があるんだと思うことで。
2006年04月06日(木) |
転院することになった。 |
また、うつの波がやってきたらしい。
ここ数日は日記の更新もできなかった。
薬は効いていないのだろうか?
5日の受診時に、薬が効いていそうにない現状を話したところ、医師からは電気ショック療法を勧められた。
その療法を受けるには、機材のある病院に転院しなければならない。
少しでも治る可能性があるならと、僕は転院することにイエスと言った。
紹介状も書いてもらった。
後は病院に連絡するだけだが、とても億劫だ。
僕のこの病気が治るまで、後どのくらいの月日が必要なのだろう。
治るときは来るのだろうか?
この療法で治らなかったら、万策尽きたことになる。
それを考えると恐ろしい。
もう治らないと言われているようなものだ。
しばらく寝ていれば治ると信じていた自分が馬鹿だった。
これほどになるのならば、もっと早くギブアップすべきだった。
今更言ってもしょうがないが……。
現状を職場に報告しなければならない。それも億劫だ。
もう、全てのことにギブアップして、実家に帰った方がいいのだろうか……。
分からない、何も。
今日はやる気が出ず、一日中家にこもりっぱなしだった。
また鬱の波だ。
最近は少し調子が上がってきたと思っていた矢先にこれだ。
いい加減嫌になる。
5月には職場復帰したいと思っているのに、相変わらず文字が頭に入らない状態が続いている。
今の状態なら、仕事復帰は絶望的だ。
なぜ病気がよくならないのか分からない。
何が駄目なのか、さっぱりだ。
以前の自分がどんな人間かも忘れてしまった。
過去を失ったような気分だ。
過去もない、将来もない、……死ねってことか?
そうかもしれない。
生きるのに、今は何か楽しいことがあるわけじゃない。
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