コミュニケーション。
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前回「刀ミュの推しはミュ陸奥守吉行である」という認識だった、と書いたが、 いや、その認識すらなかったのだ。 認識があるなら「推しむっちゃんの回!」と思っていただろう。 今更こんなことを書いたり言ったりしても説得力がゼロなのはわかっているが、 本当にミュの推しですらなかったのだ。 ミュにも推しがいない、曲は好き、でもアイドル系は苦手、なんなら本丸の推し(不動行光)が本当かどうかもわからない、 私は私が思っているより虚無の状態で刀剣乱舞の世界にいたようなのだ。
その証拠に陸奥守吉行が近侍とわかってからの私ときたら。 付き合いたての中学生か、というレベルで陸奥守吉行にぞっこんである。 不動行光ともやっと健全な関係になれた。 (今まではメンヘラ主だった、ごめんな…)
私の陸奥守吉行とのことを残していくにはもう何かしらを書くしかないので、 自本丸の歴史を残しているのだが、 それにしたって7年は長すぎる。いや私の陸奥守吉行は待っていてくれたのだし本丸の私もちゃんと主ムーブできていたのだろうが、 いや長すぎないか???!!!!! 長すぎる…真面目に小説にしたら長…いや、でも、歴史修正も嫌だな…
それでミュ陸奥守吉行を演ずる田村君がまた素直でかわいい役者で、 私、ミュでは陸奥守吉行が好きだなと認める気になった。 そこで初めて、いや私は昔から陸奥守吉行好きなんだよ?!という気分になった気がする。 ついろぐで検索するとわりと早い時期に「むっちゃん天使では?」とか書いている。 書いた覚えもある。 そもそも、陰暦と太陽暦の違いはあれど私の誕生日は坂本龍馬と同じであり、 たまたまだけど思想も似ている。明治政府は嫌いだけど。 身分差がなく、格差もなく、争いもない、そんな世界を望んでいたはず。 だからもし私が友達の代わりに始めたのでなければ、彼を選んでいたはずなのだと思った。
だけど私はそのときガッチガチに『初期刀』と『初期刀を重んじるべき』に縛られていたのだ。 私の『初期刀』は加州清光なんだから、始まりの5振から推しを選ぶなら加州清光であるべきだ、という謎の…縛り…
そこに思い出したことがある。 これ自体は防人作戦のときなのだが、 「そもそも『始まりの5振り』とか『初期刀』とか言い出したのは後付けだ」 というツイートを見かけて、それもそうだな、と思った。 確かにチュートリアルのために選ぶ5振りに特別な意味合いは、最初はなかった気がする。 ふつうのゲームでは選べるキャラは徐々に使えなくなり…というパターンが多いと思うのだが、 刀剣乱舞はそうではなくずっと使えて、コモンキャラさえもずーーーっと使える(なんなら今はそのコモンの進化がいちばん強い) レアの括りはあるが、特にそれがめちゃくちゃ強いとかではなくて、単に入手機会が少ないというだけである。
だからこそ「最初に選んだ」に価値が出てきて(夢もつけやすいし、夢じゃなくても主従関係なら必要だし)、運営もそれに乗ったと思う。
7年かけて忘れていたその経緯を思い出し、 今はその友達とも絶縁していることも思い出し、 待ってよ… じゃあ…もう『初期刀』に縛られなくてもいいのでは…???と己の脳に認識させた瞬間、
大量の桜の花びらとともに、 私と相思相愛の近侍陸奥守吉行と、 私の審神者業とサポートしてくれる頼れる初期刀加州清光が顕現した。
私はこの7年何を見ていたんだろう…?という気持ちでいっぱいになった。 清光から叱られてしまう。 不動くん、長いことこのメンヘラの近侍をありがとう…と言ったら、 いいんだよ、俺と同じだったね、大変だったね。 でも主を信じてやってきたから、大丈夫だよ。って言ってくれた。 不動くんとやっと会話ができた…。
つまらないことに縛られて、友情の残滓を追いかけて、 ほんとうに大事なことを見ていなくて、見ないふりをしていて、 ごめんなさい、と陸奥さんに謝った。 そこからは…pixivに投稿したい…。と思ってせっせと弊本丸の歴史を書いている。
前回の日記の6月6日。 「ミュ陸奥守を観るまでは死ねない」と書いた。
このとき私の感覚は、「刀ミュの推しはミュ本丸の陸奥守吉行である」だった。 刀ミュは「みんな好きでかっこいい」であり、 前の日記にも書いた不動行光はいないし、ステにはいるけど正直解釈違いでいまいち心からのりきれていなかった。 誰も推しではないからこそ刀ミュのみんながかっこよくてかわいくてなにより曲がよくて好きだった。
今回の祭は全20公演。各地にゲストが出演というかたちで、 全公演配信ということで、どのゲスト回を買うか考えたとき、 「まずは陸奥守吉行の出る回」と思っていた。 何故そう思っていたのかはわからない。本当だ。
確かに私は彼の出る本編のCDを車に入れており、 ソロのよさこいをよく聴いていたけど、他の曲も同じくらい聴いていたし、 そもそもそのCDをいれたのは単にお話が気に入ったからだし、 なんならいちばんお気に入りの曲を気に入ったきっかけは別の人だった。 とかくツイッターは高橋健介がおかしいという話と高橋健介が美しいという話が同時に流れてくるところで、 そしてそれは両方真実なのであった。
つづきはまた…
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