そんなセリフを吐く日が来るとは思っていなかったが、
吐いてしまった。


こうやって大人になるのかなぁ(違)



きっと、彼は私にときめくことなどないのだろう、とふと思った。
すねているのではなく、客観的に、
最近の私にはそりゃときめけないだろう、と思った。

だからといって彼が冷たいわけでもなく、
普段どおりやさしくしてくれるのには、
愛を感じなければならず、
感謝しないといけないのだろう、と思った。

しているつもりなのに、
わかってる？
などと言ってしまう自分が、とても嫌だけど、
泣いてしまうよりマシだ、と思った。



最近、ヤキモチを妬かなくなった。
少なくとも、昔の女たちには。
やっと慣れたのか、すれたのか、よくはわからないけど。

「嫌いにならない？」


いつも、「おう」とだけ応えるあなたが、


「ならない」


と、私の大好きな声で付け加えてくれた。



それだけで涙が出てきてしまう私は、
きっと、疲れているけれど、

あなたや、
可愛い２人のためなら、頑張れる。


自分のためには、こんなに頑張れない。
いてくれるから頑張れる。


おやすみ。
明日も、何事もありませんように。

毎日祈って眠る。


おやすみ。

今までいくら悩んでも、
停まっていると思ったことはなかった。

例え錯覚でも、悩むことで、前に進めている気がしてた。


今は停まってる。
悩んですらない。
悩む余裕がない。
やることはたくさんあるってわかってるのに、体が動かない。

言い訳やしたいことばかりが浮かんでくる。
実行はさすがに出来ないけど、
出来ないことがとても嫌で悲しくて、逃げ出したい。


優ちゃんに頼りたくないと思いながら、
本当は頼りたい。助けて欲しい。
せめて、癒やしを与えてほしい。
私が好きなのは、優ちゃんだけなのに。


こんな風に思うのは、
不特定多数の男と関わる、新しい仕事を始めたから。
疑似恋愛が、仕事。
疲れる。


癒やしが欲しくなった。
子どもは勿論癒やしだけど、
寝てくれなければ何も出来ない。


物欲が増える。
でも、そのためには疑似恋愛を頑張らないといけない。
そのときまたストレスが溜まる。

振り返ってみれば、
ここ最近は、ずっとこれの繰り返し。




妊娠中だからなのか何なのか、
優ちゃんはちっとも私の求めに応じない。
抱くだけじゃなく、スキンシップも、最低限。
毎日、お風呂に入る前に少し触れ合って(私からだけだけど)、
毎日、お互いにたくさんキスして眠る、
そう出来るだけいいんだろうとは思うけど、
足りない。
足りない私を知ってるのに、応えない彼が憎たらしい。


疲れた。
不安ばかり。
不満ばかり。
そんな自分に、一番疲れる。


動けない。
動きたくない。

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