綿霧岩
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2015年04月21日(火) |
感じるために生まれた |
「ゆうれいを踏んだ」大阪公演は今日で最後です。 東京公演は25日から。 本番の回数が多いほど、一回一回の雰囲気の違いを感じます。 幕が上がれば、お客様の視線と一緒になって作られていくのが舞台。
16日から本番です。 スタッフさんたちの空気が素敵すぎて、一緒に盛り上げてくれる俳優さんたちが愛おしくて、私は私の仕事を真摯に面白く全うしようと心も新たに思います。 一人でできることはそんなに多くなくても、沢山の人の力が重なる舞台の公演は、いろんな感情が動く、それはそれだけでもうキラキラした海みたいで、腹が立つとか苦しいとかネガティブに感じる時さえも、それはかけがえのない波乗りだったといつかの視点で見れば必ずそう思う、なんだか凄いことなのです。 仕込みの日にはいつも私は感動してしまう。 役者がお返しできるのは本番の、上演時間の間。 誰にとってどんな風にかはわからないけど、それでも。 極上の時間になるように、がんばります。
それはなんでもいい。今しか考えられないくらいに夢中になれるように。 いつか来るのか来ないのかわからない先を考えて躊躇しないように。 一番最初にふと思ったことが自分にとっては真実で。それが間違っている理屈はいくらでも後から作れるけど。 そんなの大人じゃないねと分別がないねと言われてもいい。 私が私であるために。
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