綿霧岩
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2014年も今日で終わりです。 今年はどんな年だったかな。 あらゆる判断の軸を自分に戻す、これはずっと目指していることですが、今年はさらに加速しました。 どこにいても、誰といても、何をしてても、顔が変わっても笑、私は私。 来年はより一層変化が激しそうな予感もあります。 何をやるにしても、そのとき自分が感じていることを無視せずに、ポジティブもネガティブも感じきって進んでいこうと思います。 同じ時を過ごして頂ける機会がありましたら、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。 今年あらゆる場面で関わってくださった皆さま、ありがとうございました。
缶の階、追加公演が迫っております。先日の公演を見逃された方はぜひ。 久野那美さんの書かれる、驚愕するような言葉の応酬が味わえます。 言葉に興味のある方にはおすすめですよ。12月27日。船場サザンシアターです。 そして俳優を目指す方にこっそり言いたいのは、久野さんのお芝居に出るとほぼ確実に上手くなりますよ、と言いたい。 それは俳優にとって久野さんの台本を演じることは難しいからに他ならないのですが、久野さんはその難しさを俳優と一緒に実に丁寧に解きほぐしていかれます。俳優の皆さん、一度は久野作品を体験してみてください。(いやでも久野さんは別に俳優を養成するために劇作をしているわけではないと思いますので、ここだけの話です。) 缶の階のワークショップが12月25日にありますのでご興味ある方はこちらもぜひ。 そんな中、来年の「あくびと風の威力」リーディング公演の稽古が始まりました。作者の角ひろみさんと実際にお会いするのは初めてで、写真や文章では拝見していたのですが、声を聞いて、とっても素敵な声の方だったのでテンションが上がってしまいました。今までこういう声の方とはお話したことがありませんでした。お腹の中から沢山の言葉が出てくるような、声。出てくる言葉がご本人の体に響きわたっているような声。いいなあ。と帰り道、電車で隣に座らせて頂きながら幸せな気分になりました。 公演のかけ持ちというのを、私はしたことがないのですが、こういう状況になってみると、劇世界から劇世界へのワープ、くらくらします。が思っていたよりも楽しいです。ひとつひとつの劇はひとつひとつ、なんて違うのだろうと改めて思います。人の世界観はこんなふうに一人一人がらりと何もかも違うんだと思うと、もう逆に他人の目が気にならなくなります。だってみんな全然違うんだから。みんな好きなように自分の感じるままに世界を見ればいい。 私は子供のころ、人と同じでなければいけないと思い込んでおり、ちょっとでも人と違うところがあると、どうしよう、とすごく苦しかったので、その私に言ってあげたいです。ほんとに、気にしなくていいのだよと。
2014年12月18日(木) |
缶の階 追加公演情報 |
12月13日〜14日(@船場サザンシアター),12月15日〜16日(@ウイングフィールド)にて上演しました缶の階公演、チケット売れ行き好評につき追加公演が決定いたしました。 ご来場、お待ちしております。
○o。.。o○o‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 劇場を舞台にした2つの2人芝居を上演します。 劇場には舞台と客席がありますので、舞台を舞台にした舞台編と、客席を舞台にした客席編の2つです。 どちらも、劇や劇の登場人物や俳優や観客をめぐる物語です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+○o。.。o○o。
舞台編『ヒーローに見えない男/缶コーヒーを持つ男』 作:久野那美 出演:太田宏(青年団・カムヰヤッセン)、諸江翔大朗
客席編『椅子に座る女/椅子を並べる男』 作:久野那美 出演:片桐慎和子(突劇金魚)、七井悠
■上演日時 12月27日(土) 14:00 客席編 16:00 舞台編 18:00 舞台編+客席編 ※舞台編、客席編はそれぞれ上演時間を1時間。 舞台編+客席編は2時間15分を予定しています(15分の休憩含む) ※開演20分前に開場し、ご来場順に入場いただきます。
■料金 舞台編のみ:予約2,000円 客席編のみ:予約2,000円 舞台編+客席編:予約4,000円 ※ご料金は、当日受付にて頂戴いたします。当日券は予約と同じ料金ですが、船場サザンシアターはお席の数が限られておりますので、予約をお勧めいたします。
■チケット取扱い http://ticket.corich.jp/apply/61579/003/
■会場アクセス 船場サザンシアター (〒542-0081 大阪市中央区南船場2-4-19 大和ビル16号館 B1F ) ※船場サザンシアター、地下鉄長堀橋駅2B号出口より徒歩約2分。
■HP http://homepage2.nifty.com/floor/can/
■ブログ更新中! http://cannokai.blog.fc2.com/
■お問い合わせ cannokai@gmail.com
070-5501-7448(制作:アサダ)
言葉にはエネルギーがある。 私がそのときやっている作品によって顔が変わるのは、言葉の力も大きいと思う。 稽古から本番までの期間、ずっと繰り返し口にするセリフが私の顔を変えるのだ。 私は実感として思うのだけど、人間にとって言葉は食べ物と同じくらいその人の体を作るものなのではないだろうか。
思うに私は自分の体を使って実験するのが好きなのです。 俳優をやっているのも自分で人体実験しているようなもの。 そして演劇とは全く関係ありませんが、この頃思うところがあって布ナプキンを使い始めました。外出時には使い捨てナプキンを使っていますが、高分子吸収材不使用のものを使ってます。 自分の体で実験です。生理が無茶苦茶軽くなりましたよ。 女子でお悩みの方にはおすすめです。
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