綿霧岩
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久しぶりの人に会って話したりすることは、それだけで奇跡みたいなことに思える。 ずっと会う機会もなくて、その人がいないことが当たり前に生活しているのに、時を跨いでまた場を共有できることって、すごくうれしいことだ。 その奇跡にぼーっとしている場合ではなく、ただ浮かんできた言葉を話すけれど、そこで本当に交わしているのは、お互いの存在に対する祝福だけだ。
いい音楽は いい音は ずっと聞いていたい
なんだか今年は桜が咲いてる期間が長いように感じるのは私だけだろうか。 いろんな人が見てる桜をSNSでいっぱい目にしたし、自分も例年よりも何度も桜を見る機会があったからかな。 今日見た桜の花びらは、ちょっとした微風ではらはらどんどん散っていた。 そして昨日よりも若葉の芽がぐんと増えていた。 ずーっと目を離さず近くで見ていたら、芽が伸びていくのがわかるんだろうな。 すごいなあ。
最近は風がよく吹いている。 春ってそういうものなのか。 風は、なんでもかんでも根こそぎどっかへ持っていったり、かすかに肌を撫でたりする。 髪の毛をボサボサにしたりもする。
空気中にはいろんなものが飛んでいる。
昔は春が苦手だった。 今はそういうことを思わない。 春は春で奮闘しているのを私はただ見ている。 澄んだ空気とはとても言えなくても、愛しい春だ。
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