綿霧岩 DiaryINDEX|past|will
こどもが近くにいると、自分が同じくらいの歳だった頃、周りのものがどんなふうに見えていたかをはっと思い出すことがある。
私はあまり過去を大切にする性格ではなくて、そのときそのときに大事に使っていたものや記念になるであろう物など、必要でなくなったらどんどん手放しがちであるのだが、ふと、暇になって立ち止まったとき、そんなときによく感じる心許なさを、過去の記録というのは本当に暖かく受け止めてくれるものであり、明日の一歩へと押し出してくれるものである。
カタギリミワコ
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