綿霧岩
DiaryINDEXpastwill


2008年10月17日(金) 秋なのだ

夜の空気がまた少し冷たくなった気がする。
昼間の太陽はまだ暑さを残している。
自転車に乗れば昼も夜も汗をかく。
月はこの頃ずっと強く明るい。
10月なのだ。
昼の太陽光線が絶妙に綺麗でよくはっとする。
夕方もきれい。月もきれい。
遠くへ旅に出なくても、視点次第で世界は広がる、とかすかに思う。
景色は光る。
私は汗をかく。
秋なのだ。


2008年10月12日(日) 今日のこと

風は静かに激しく吹いていた。
風は止まっているような気もしたし、突風の中にいる気もした。
人々は穏やかで賑やかな日曜日だった。
秋の日だった。
よく晴れていた。
すごいうろこ雲の空だった。


2008年10月04日(土) 稽古の日々

役者は台詞をしゃべる。
何が「良い」のかも明確に定義できないままに、「良い」状態で台詞が身体から出る状態を探す。考え得る限りの可能性を探して探して探す。
この妙な作業はなんだろう。

頭とからだをこねくり回し、ひっくり返したりしながら、ある時は止まり、休め、忘れたりしながら、自分以外の人や物事の影響を受けながら、自分の形をした何かを作っていくのだ。
主観的に、客観的に、「良い」状態を目指して。「良い」とは何なのか言葉にできないまま。
自分が作品であり、自分が作り手である。
これは一体なんなんだろうか。
役者のやっていることは、人にとっての人生そのものと同じではないか。
役者の仕事というのは、とってもとっても贅沢だなあ。

と昨日はそんなかっこいいことを思った。
今日はもうどうしたらいいのかさっぱりわからなくなった。
役者の仕事云々などと考えている余裕がない。途方に暮れている。
感情というものは、演技においても人生においても、とかくやっかいな代物である。
感情は頭と離れたところにあるのかな。

しかし私は感情的になっているわけではない。
感情とは何かがわからないだけだ。

しかしこれは考え方そのものが偏っているのかもしれない。
役を演じるときに、一人の人物のことを細かく分類して分析しようとしすぎているのかもしれない。
もっとおおまかな捕え方が必要なのかな。
今日はこんなことを思った。


2008年10月01日(水) 公演情報

スクエアVol.24

【誉め兄弟】
(ほめきょうだい)


作 :森澤匡晴 / 演出:上田一軒
音楽:サキタハヂメ(はじめにきよし)

出演:上田一軒、森澤匡晴、北村守
    川浪ナミヲ(赤鬼)、永倉聖子、片桐慎和子


大阪公演

2008.11.7(金)〜11(火) HEP HALL(梅田)
 
      7(金) 8(土) 9(日) 10(月) 11(火)
14:00        ○    ○    ★   
19:00    ○    ○         ○     ○

 〜開場は開演の30分前・当日券は1時間前より発売〜



東京公演

2008.11.14(金)〜16(日) シアターグリーン BIG TREE THEATRE(池袋)
 
      14(金) 15(土) 16(日)
14:00          ○     ○ 
19:00    ○     ○

 〜開場は開演の30分前・当日券は1時間前より発売〜


チケット料金

前売券=3,200円
当日券=3,500円
大学生及び高校生以下=2,200円(当日券及び劇団先行予約のみ)

★平日マチネ料金/大阪・月曜昼のみ=2,200円(前売・当日共)

※全席指定


チケット取扱

チケットぴあ TEL:0570-02-9999
 イープラス http://eplus.jp

HEP HALL TEL:06-6366-3636※大阪公演のみ
(11:00〜20:00/電話予約後、当日精算)


カタギリミワコ |MAIL