シアワセノツミキ...カエル

 

 

日付は適当だが - 1995年02月15日(水)

スケッチブックに残された走り書き。
ハルからの。
可愛いので記載する。


きぃへ

灯油買いに行くひまが
なかったです。
おわびに今日は、帰ってきたら
3つだけ言うことをきこう
じゃないか

はる



   −−−−−−−−−−−


同じページに誰かと筆談した後がある。


 すごくごめん
 ミョンと少し話する
 彼女 泣いてる
 つづき まって。




...

原ちゃんが遊びに来ていた - 1995年02月14日(火)

(今日は2005、1、17)

原ちゃんの描いた私の鉛筆画。
モジリアニみたいなわたし。
そのスケッチブックに残っていた私の走り書き。

そのころ多分フリーダカーロにはまっていた。
フリーダ映画からメモった文があったので記載する。


「いや、この話ではない
君に対して私はつい臆病になる

実際この年になるまで
忙しくてロマンスとは無縁だった
妻に対して不実を働いたことは一度もないし
恋に溺れて仕事をおろそかにした事もない

すでに私は年寄りだが
老トルストイのように 頑強で健康だ
彼は己の情熱に身を燃え立たせ
深い森の長い道のりを歩き通した
私は彼に似ているかもしれない

美しいフリーダ
私たちはお互いに必要ではないだろうか
私たちは愛し合っている
そうだろ?
長いこと無言で愛の告白をしあってきたはずだ

たぶん二人にのこされた時間は短い
今こそ言葉によって愛を語り
行動しよう
私が戻ったら君の答えを聞かせてくれ
私は耳を傾けよう
どんな答えであろうとも・・・」

    フリーダカーロへ





...




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