私にとって『チョナン・カン』という番組と、
　　　チョナン・カンは特別で別格のものです。
　　　ファンの中には私のようにチョナン・カンに対して、
　　　特別の思い入れを持っている方が結構いるのではないでしょうか。

　　　　チョナン・カンの登場はショッキングだった。
　　　最初にワイドショーで観たチョナンは、
　　　赤に白地の大きな格子柄のブレザーを着て、
　　　頬を真っ赤に染めて一昔前のコメディアンのようでした。
　　　韓国語を話しているのですが、
　　　その韓国語をどうして持ってきたのか理解できません。
　　　イロモノとして一つの路線のために韓国語を持ってきたようで、
　　　どうしてこんなレールを敷いたのか心中複雑でした。

　　　　そして、
　　　「全編韓国語の番組を持つ」と聞いたときには仰天しました。
　　　現在の韓流ブームなんて想像すらできない四、五年前の日本です。
　　　ポピュラーな英語の番組だってなかったのではないでしょうか。
　　　日本の歴史風土からいって、
　　　そんな番組が実現できるなんて考えられませんでした。
　　　保守的なテレビ局の許可をとれたのも驚きでした。
　　　スポンサーがついたのも、テレビ局の努力の結実だと想像しました。　　　
　　　先駆をなしたフジテレビって凄い、と興奮しました。
　　　
　　　　ワイドショーで広範囲にチョナンは観られても、
　　　『チョナンカン』の番組は最初は関東地区だけの放送でした。
　　　それでも凄いことで、
　　　私は一生懸命『チョナン・カン』という番組にエールを送っていまし　　　た。
　　　
　　　　半年の予定が四年も続いている『チョナン・カン』
　　　いまや全国区に知れ渡っているといっても過言ではない、
　　　草なぎ剛の分身チョナン・カン。
　　　この画期的な番組『チョナン・カン』とチョナン・カンは、
　　　剛君ファンの誇りです。　　　　

　　　　『スマスマ』

　　　　ビストロのゲストは泉ピン子さん。
　　　とてもパワーがあって迫力があります。
　　　ダイエット中でずっと食べていない天ぷらとデザートをオーダー。

　　　　調理場に下りていったピン子さん。
　　　「草なぎさん、久しぶり。草なぎさんとはドラマでご一緒になって」
　　　「どんなドラマで？」と中居君。
　　　「食うやつよ」
　　　ピン子さんの言葉で思い出した。
　　　『フードファイトSP・深夜特急死闘編』（日テレ、２０００年）

　　　　このドラマはよかった。
　　　連結した夜行列車一輌に一人ずつ、フードファイトの対戦相手が乗車している。
　　　列車には爆弾が仕掛けられていて、
　　　チャンプ演じる剛君が対戦相手に勝たなければ列車は爆破されてしまう。
　　　剛君と対戦するゲスト全員が素晴らしかった。
　　　ピン子さんはマナーに厳しい口うるさい挑戦者を演じました。

　　　　凄みがあったのはラストの挑戦者として登場した萩本欽一さんです。
　　　つづく、だった筈なのに、SPは２回で終ってしまいました。
　　　非常に残念です。
　　　このときの剛君は大人の魅力が出てきてセクシーで、
　　　このドラマでファンになった方も多かったような記憶があります。

　　　　さて、ビストロの方です。
　　　木村、吾郎VS剛、慎吾君コンビ。
　　　剛君の天ぷらは盛り付けもきれいで、
　　　慎吾君のデザートもデザインが素晴らしくおいしそうです。
　　　
　　　　結果。勝者、木村、吾郎君チーム！
　　　お二人に唇にキスしてもらったピン子さんは大喜びです。
　　　特に木村君の大ファンのピン子さんです。
　　　木村君にきっちりとしたキスをしてもらって夢心地のようでした。

　　　　『どっちの料理ショー』

　　　　お笑い芸人の方たちの登場で賑やかでした。
　　　出演者に選ばれた芸人さんたちは、
　　　前日から絶食して本番に臨むというちょっと過酷なものです。
　　　
　　　　塩ちゃんこ鍋VSキムチ鍋
　　　塩ちゃんこはあっさりしておいしそうだし、
　　　キムチ鍋はコクがあっておいしそうです。
　　　どちらも新鮮で上等な海の幸が私の心を奪います。
　　　
　　　　私は最初からあっさりした塩ちゃんこに一目で心が決まります。
　　　最初、剛君は塩ちゃんこを選びました。
　　　「さんざんおいしいキムチ鍋を食べているんだろうから当然かな」
　　　と思いました。

　　　　「調理中の匂いの誘惑は断然キムチ鍋なんだろうなぁ」
　　　なんても思っちゃう私です。
　　　　
　　　　いずれにしても最高の食材で料理名人の調理ですから、
　　　どちらもおいしいに決まっています。

　　　　お笑いが好きな剛君は芸人さんに埋もれながらも、
　　　なんだか楽しそうです。

　　　　最後のジャッジ！
　　　勝利はキムチ鍋！ではなく塩ちゃんこ鍋！
　　　ガッカリする剛君。
　　　そう、剛君はキムチ鍋に一票だったんです。
　　
　　　　最後は剛君のことより前日から絶食をし、
　　　食べられなかった芸人さんに心を持っていかれた私でした。　　

　　　　剛君の舞台のお話で胸がときめいています。
　　　正式な発表はまだですが、
　　　劇場に剛君の写真入のパンフレットがあるのですから確実です。

　　　　一カ月公演ですが、一回の動員数が２５０人ですから、
　　　チケット入手は至難のわざでしょう。

　　　　剛君の舞台といえば『蒲田行進曲』のヤス役です。
　　　この舞台で、
　　　演出家のつかこうへいさんが剛君の才能を見事に引き出した。
　　　剛君もつかさんの期待にこたえ、
　　　マスコミで絶賛された見事なヤスを演じた。

　　　　演技をする上で、
　　　「つかさんとの出会いが大きかった」と語る剛君。
　　　『蒲田行進曲』の舞台に立っていたときは、
　　　まだチョナンカンの一面を持っていなかった剛君です。

　　　　数年前にトーク番組、
　　　『徹子の部屋』に出演されたつかこうへいさんを観ました。
　　　そのとき、つかさんは自分が韓国人であったことを語っていました。
　　　私はそのとき初めてつかさんが韓国人であったことを知りました。
　　　「韓国人であった」とは、つかさんは日本人に帰化されたそうです。

　　　　テレビでその経緯を語っていました。
　　　お子さんが生まれるときに、
　　　「国籍をどうするか」とても悩んだそうです。
　　　日本で生きていくには「韓国籍では生きにくい」と考えて、
　　　お子さんを奥様の国籍に入れ、ご自分も帰化したと語っていました。

　　　　つかさんは剛君のことを高く評価して、
　　　とても可愛がってくれています。
　　　それはチョナンカンの一面を持つ以前からのことでした。
　　　今、チョナンカンとして韓国語を話し、
　　　韓国をこよなく愛している剛君。
　　　韓国をあまり知らない人たちに韓国を分りやすく紹介している剛君。

　　　　チョナンカンの出現はファンが驚いたように、
　　　つかさんも驚きを持って見たのではないでしょうか。
　　　そしてこの感性をいとおしく思われたのではないでしょうか。

　　　　チョナンカンの出現は、
　　　剛君が韓国人の俳優に憧れたことから始まったことでした。
　　　けれどもそれは、つかさんと剛君との間に、
　　　これまでと違った心の交友が生まれたように思うのです。
　　　　　　

　　　　　『スマスマ』
　　　
　　　　「ビストロ」のゲストは、
　　　石原良純さんとフジテレビのキャスター、安藤優子さん。
　　　オーダーのスペイン料理の前菜を作った剛君。
　　　盛り付けがとてもきれいです。
　　　でも、吾郎君と剛君のコンビは負けてしまいました。

　　　　社員をタレント扱いするフジテレビ。
　　　このあとに続いた『アナウンサー』ものも、
　　　私にはちっとも面白くありませんでした。
　　　手前味噌的な番組作りは興醒めします。

　　　　歌のゲストは一青 窈さんです。
　　　先日の『僕らの音楽２』で、
　　　所ジョージさんとの対談を観ましたが、面白かった。
　　　私は彼女が歌う『かざぐるま』が大好きです。
　　　
　　　　エンディングトーク。
　　　いつも思うのですが、美声の剛君。
　　　あの声で、静かにゆっくりとした話し方にシビレます。

　　　　SMAPが歌う『ハナミズキ』と『かざぐるま』
　　　私は嬉しくてリピートの繰り返しでした。
　　　特に大好きな『かざぐるま』を、
　　　剛君が歌ったことが嬉しくてたまりません。
　　　『かざぐるま』の歌のラスト。
　　　それはもう、ドラマの世界の剛君です。

　　　　歌の中のドラマを演じる剛君。
　　　今更ながら強く惹かれる私です。

　　　　新聞の読者欄で、
　　　『語り継ぐスマップの曲』というタイトルの投稿に目が止まった。
　　　読んでいくと、
　　　「『Triangle』という曲を聴いてびっくりした」という。
　　　
　　　　「登場人物は無口な祖父と父、そして僕ら。
　　　二人が登り続けた過酷で苦しい道」
　　　と最初に、二番の剛君のソロ部分が引用されている。
　　　後に生まれた僕らが「受け継ごう、その思い、声の限りに伝えるんだ」
　　　その受け継ぐ中身は大国の英雄（ヒーロー）も、戦火の少女も、
　　　命の重みは同じだということ。
　　　「精悍な顔つきで構えた銃は、他でもなく、僕らの心に突きつけられている」
　　　と続き、
　　　「この歌詞を聴いたとき、涙が溢れてしまった」と書かれてあった。

　　　　この方はネットで「スマップのコーナーを見た」そうで、
　　　そこには感動して泣いたという投稿が多かったといいます。
　　　中には「歌詞に込められたメッセージが私には少し重かった」
　　　というものもあったという。
　　　
　　　　そして最後の方で、
　　　「とても胸が詰まるような思いでした。
　　　心から世界の平和を祈り、誰もが幸せになれればいいなぁ」
　　　と、中学生の女の子の、こんな意見を紹介していたのでした。　　　

　　　　テレビで観る今年後半の二つの大きなイベント、
　　　トライアスロンと『FNS歌謡祭』が終りました。
　　　トライアスロンのあと、一日置いた次の日に歌謡祭で、
　　　ファンにとっては連日、不安と期待で落ち着かない日でもありました。
　　　この二つの番組が終って、
　　　なんだか疲れが出てきたのか気が抜けたような感じです。
　　　
　　　　『どっちの料理ショー』はテレビ画面を楽しく眺めていました。
　　　肉まんVSカレーパン。
　　
　　　私は肉まんでしたが、
　　　カレーパンの上にのっかったとろけたチーズがおいしそうです。
　　　そしてカレーパンの盛り付けがとても素敵です。
　　　カレーパンの好きな剛君。
　　　最後のジャッジで肉まんに札を上げました。
　　　これは、肉まんの圧勝でした。
　　　おいしそうに食べる剛君ですが、
　　　ジャッジに参加して食べられなかった少年がなんともお気の毒です。

　　　　前日の『歌謡祭』
　　　舞台に登場の剛君。
　　　微笑みもなかなかダンディーです。
　　　「いいぞ、この調子！」私は心で声援をおくりました。
　　　
　　　　でも、いつもの剛君です。
　　　大舞台でたどたどしい剛君。
　　　ファン以外には受け入れられないかも知れません。
　　　このような剛君を熟知しながら起用したであろうプロデューサーの方。
　　　私はこの方に敬意を称します。
　　　人材がたくさんいる中、
　　　無難に事を運ぶことはいとも簡単なことだったでしょう。

　　　　でも、あのような大きなお仕事に、
　　　あえて無難な道を選択しなかったプロデューサーさん。
　　　本当に奥が深く素晴らしい方です。　　　　　　　　　

　　　　『スマスマ』
　　　剛君と木村君が、罰ゲームのトライアスロンをグアムでおこなった。

　　　　「トライアスロンは無事に終った」と、
　　　風の噂が耳に入ってきたときは仰天した。
　　　たくさんのレギュラー番組に加え、
　　　同時進行のコンサート、映画の撮影が終ってすぐのことだったから。
　　　トライアスロンはそれこそ鉄人レース。
　　　コンサートや映画が終っても、
　　　剛君にはその後もたくさんの大きな仕事があった。

　　　　剛君のスケジュールを考えると、
　　　トレーニングをする時間があったのだろうか。
　　　少しはあったのかも知れない。
　　　けれども、
　　　どう考えても十分なトレーニングをして臨んだとは思われなかった。
　　　私ばかりではなく、ファンの心配はそこにあったような気がする。

　　　　「二人は頑張った」という噂に私は胸がいっぱいになった。
　　　「剛君、あんなスケジュールの中で頑張ったんだ！」

　　　　トライアスロンで真剣な眼差しの剛君。
　　　休憩のときに笑顔を見せる剛君。
　　　ボーナスポイントで、挑戦するときの道具をはずしてしまう剛君。
　　　走っている後ろ髪の下のほうから汗が飛んでいった剛君。
　　　休憩中にお顔や首に玉の汗の剛君。
　　　そのメイクしていないお顔はなんて素敵なんでしょう。

　　　　あまり語りすぎると、言葉が浮いてしまうような気がします。
　　　剛君、木村君、素敵な姿を見せてくれてありがとう！

　　　　『古畑任三郎　VS　SMAP』をかなり久しぶりに観た。
　　　放送時にはサスペンスとしてハラハラしながら観ていました。
　　　今、観てみると、
　　　みんな演技が幼くて、いかにもアイドルものって感じです。
　　　でも、それが今観ていて可愛らしいんですね。

　　　　物語は剛君がゆすられるところから始まり、
　　　ゆすった人間をメンバーで殺す計画を立て、実行するというものです。
　　　コンサート会場が舞台になっていて、SMAPらしい華やかさがあった。
　　　
　　　　かなり以前の、『いいとも』で剛君が司会をしているのも観た。
　　　「だんだん減らしましょう」
　　　生放送なのに、言葉もはっきりと剛君。
　　　テキパキと進行させているではないですか！
　　　
　　　　今、どうして剛君にコーナーを持たせてくれないのかしら。
　　　
　　　　　　　

　　　　音楽番組、『ベストアーティスト２００５』の剛君。
　　　夜の屋外での豪華なセットです。
　　　舞台はトライアングルをイメージした三角形で、
　　　淵を電飾で、バックにもイルミネーションが華やかです。
　　　その中で歌うSMAPも素敵なのですが、
　　　私は剛君のファッションが好きでした。
　　　
　　　　舞台に上がる前に五人揃って、公園で立ってのインタビュー。
　　　みなさん寒そうです。
　　　剛君は黒いセーターの上に前ボタンをはずしてシャツを着ています。
　　　その上にスエードのジャケットを着ているのですが、
　　　その着こなしが都会的です。
　　　剛君の素敵な着こなしを観ると嬉しくなっちゃいます。

　　　　『どっちの料理ショー』はオムハヤシVSカツカレーでした。
　　　ゲストはモノマネ芸人の方の参加で、
　　　お笑い大好きな剛君はとても楽しそうです。
　　　剛君は最初からカツカレーでしたが、見事カツカレーの勝利。
　　　おいしそうにカツカレーを食べる剛君でした。
　　　「おめでとう、よかった」と私は単純に大喜びです。

　　　　相変わらず剛君のスケジュールはびっしり埋まっているようです。
　　　ファンとしては剛君をいっぱい観られるので嬉しくてたまりません。
　　　『FNS歌謡祭』の司会は四時間半。『「ぷっ」すま』は五時間。
　　　どちらも生放送です。
　　　これは剛君、かなり疲れるかもしれませんね。
　　　でも、強烈に楽しみな私です。
　　　どちらもゴールデンアワー。
　　　
　　　　いいぞー、剛君！期待していますよ、剛君！