うららか雑記帳
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だんだん気候があったかくなってきました。 朝いつも居間で使っているストーブがあるのですが、今日はつけなくても過ごせるくらいの気温。 昨日から澄み渡った気持ちの良い晴天で、職場の窓から遠くに見える海の色も、心なしか柔らかい感じです。 最高気温は15℃とか言ってますよ。縁側の陽だまりでぬくぬくしたい陽気です。 この間まで朝の散歩を省略しがちだった猫たちが、早朝から外を出歩くようになったし、花も綻び始めたし。 菜の花や桜(ソメイヨシノじゃないけど)もこれから見頃。 ついでに花粉症もこれから本番ね。 ちょっと早いけど、春うらら〜。
猫の後姿の待ち受け
昨日のメルモニュースで配信された無料待ち受けです。 もっそい可愛い。 にゃんこの首からおしりにかけてのラインがたまりません。 携帯を開くたびに違うポーズが表示されるし、白猫と黒猫のパターンあるし。 癒される〜。
2008年02月27日(水) |
遙か3プレイレポNo.9:お持ち帰り成功 |
怨霊を封じた後、兵をまとめて京へ戻る途中、河原で美少年を拾いました。
…………。
え? 聞こえませんでしたか?
河原で、美少年を、拾いました。
大怪我をしていて意識がなく、おまけに両腕には手錠が嵌められているという、 いかにも訳ありくさい10代後半の男の子です。 都の公達めいた平安ふうの装いで、およそ戦場には似つかわしくないのですが…… ああそうか、きっと奇襲前に聞こえた笛の音の出所はこの子ね! 宝玉が反応を示したことからして、彼が7人めの八葉のようですよ。 美少年よ、八葉の平均年齢を下げてくれてありがとう!(そこかよ) 望美ちゃんは(いろんな意味で)彼を放っておけずに源氏の陣へと連れ帰りました。
ちなみに、彼を連れて行く場面に譲君が同行しているんですけど、 正体不明の瀕死の美少年をお持ち帰りすることに難色を示すので、 ためらう譲君に向かって望美ちゃんが放った会心の一撃。 「お願い、手伝って!」 譲君、こう言われると弱いです。諸手をあげて降参状態。惚れた弱みですねぇ(笑) 「ずるい人ですね」って言われても、そりゃあ仕方ないデスヨ、望美さん。
そして案の定、九郎さんと口論に。
どうみてもその辺の農民ではないだろう、ということは平家の将である可能性が高い、ならば素性の確認がとれ次第処断する!──by九郎 ひどい怪我をしてるし、彼は八葉だし、いったん手をさしのべた相手を見捨てるなんてできないよ!──by望美
弁慶さんの仲裁によってひとまず言い争いは中断されましたが、水掛け論というか平行線ですね。 源氏を束ねる大将としての重責が九郎さんにはあるけれども、 望美ちゃんはそういう立場に縛られずに振る舞うから、 よくよく話し合ってくれないとわだかまりが残りそう。 「勝手にしろ!」と言い捨てて九郎さんは立ち去ってしまいました。あああ。 じゃあ勝手にさせてもらいますよー、とばかりに懸命に看護する望美ちゃんでしたが、 初陣の疲れもあって、いつしかまどろんでしまい……
空には明るい満月。そう、将臣君との夢逢瀬です。 場所はまたしても教室で、朗らかに微笑む幼なじみと話をして。 望美ちゃんの気力ゲージ補充といったところでしょうか。 おまけに将臣君は意外な情報をくれました。 平家にも戦いを望まない人がいる、のだそうです。 なんでそんなこと知ってるんだろう?
疑問を残しつつも束の間の会話を終えて、夢から醒めてみると、 今度は怨霊との戦闘が待っていました。 出現したのは、平家が撤退の際に回収しきれなかったはぐれ怨霊(?) コラ平家の郎党ども、使い捨てはよくないですよ。ちゃんと回収してリサイクルしなさい! まったく忙しないですねー。そのうち望美ちゃん過労で倒れるんじゃなかろうか。 シリーズ1作目で出てきた物忌みという強制休養日は、3の世界ではないようだしね。 気合いを入れて頑張るしかない望美ちゃんを、思わず応援したくなります。 可愛らしくも凛として、素敵なヒロインですよ本当に。
誰よりも先に怨霊と戦おうとしたのは、意外なことに、 望美ちゃんにお持ち帰りされた例の美少年でした。 怪我の身を押して懸命に怨霊に立ち向かおうとする姿は、 悲壮感たっぷりでとても放ってはおけません。 「怨霊は哀しい存在……」発言といい、やはり何かしら深い事情があるようですね。 声優さんの演技とあいまって、先生とはまた異なった陰影を感じさせる、 いい味のキャラクターだと思います。
話を聞くと、彼はやはり平家の者でした。 けれども怨霊を使う今の平家に同調できない部分があるらしく、 怨霊を鎮めて救うために、一族から離反して源氏側につくとのこと。 あれほど頑なな反応を示していた九郎さんも、その言葉に偽りなくば委細を問わず、 と承知してくれました。よかったー。 そんなこんなで晴れて仲間になってくれたので、彼──平敦盛の抱えた事情や心情は、 おいおい明らかになっていくことでしょう。 敦盛君はとても無口で他人との距離を置きがちな印象なので、 いつか屈託なく笑った顔も見せてほしいところです。
で、知盛さんの登場はまだかしらっ!?
>>>次回へ続く
もう2月も終盤かー。 3月は怒涛の年度末、4月は恐怖の年度初め。 人事内示は3月の最終週だけど、今度こそ異動だろうなぁ。もっそい億劫〜。 でも、若いうちは色んな部署に行くべきです、よね。
4月からまた組織改編があって、デスクと物品と書棚の大移動。 この前やったばっかりなのに。落ち着かないことですね。 よりよい形を模索しているってことか。
さーて。引継ぎ書作りと身辺整理、やっとかなきゃ。
2008年02月25日(月) |
エンドレスバトン再び |
*****
・正直に書くこと ・お世辞は必要ありません ・エンドレスバトンなので止めないで下さい
*****
■1,誰から回ってきた? KTさんからのお返しです。
■2,初めて会ったときの第一印象は? クリエイタァズという創作系のお見合い掲示板でKTさんの書き込みを読んで、 厚かましくもイラストを依頼させていただいたのがきっかけです。 とても丁寧で落ち着いた印象でしたね〜。温厚な方だなぁと思った記憶があります。 ただ性別がね、最初は分かりませんでした(土下座)
■3,色で例えて下さい 淡紅藤→■ しっとりと穏和な、とても優しい色です。 周りにいる人をリラックスさせてくれる色ですね。
■4,好きなところは? 向上心が強いところ。反省点をきちんと自分の中で明確化して今後につなげようとする背筋の伸びた姿を、心から尊敬しています。 聡明なところ。他人の気持ちの機微に敏感で、ふんわりとした優しい気遣いをしてくれるのです。 でも自分には厳しくて、私もこんな人になれたらいいなといつも思います。 責任感強いし懐が深いし、きっと周りのお友達から悩み事を相談されたり、 何かと頼りにされているんじゃないかなー、と。 つまり、ええ、敬愛してます(照れますねぇ)
■5,嫌いなところは? ないです。 もし嫌いだったらお付き合いも自然消滅してますって。
■6,野菜に例えると? にんじん、かな? 一皮むいても同じ色。裏表がなく真摯なのです。 変な癖がないから様々な料理に愛用されて、料理する人を困らせない。
■7,動物に例えると? シャルトリューというフランス生まれの猫。 穏和で賢い、とても品の良い猫ちゃんです。 おっとり優しいところとかも似ているイメージ。
■8,最初何歳だと思った? 正直なところ、さっぱり見当がつきませんでした。 自分の年齢にプラスマイナス10歳の範囲内……かな?という曖昧さ(汗)
■9,何系だと思う? ときどき書かれる日常の記事を読んで、フェミニンなおしゃれさんだなぁというイメージが定着しています。 春めいた装いが似合うお嬢さんだと思いますよ。
■10,誰に似てると思う? うーん分かりません。パスでお願いします。
■11,かっこいい?可愛い? 可愛い。全体的にはほわんとした雰囲気をかもしだしていても、中身はしっかり者だと思います。
■12,その人に向けて一言!! こちらこそ毎度お世話になりっぱなしで申し訳ないです〜。 KTさんからメールが届くと、なんかこう、どきどきわくわくするんですよ(告白!?) いつも妙なテンションにお付き合いくださってありがとうございます♪
■13,このバトンを回す10人を指定しましょう(返すのも可) ここに安置しておくのでご自由にお持ち帰りくださいな。
2008年02月24日(日) |
遙か3プレイレポNo.8:戦いの運命へ |
三章 三草山、夜陰の戦場
現在のメンバー
望美 九郎 弁慶 譲 景時 先生 白龍 朔
ようやく九郎さんが仲間に入ってくれましたよ〜♪ 刀を構える姿が凛々しくて貫禄がありますねぇ。 でも先生と並んでると、どうしても「まだまだ青いな……」とか思えてしまいます(笑) でもでも、その青臭さが九郎さんの良いところでもあるんだろうなぁ☆等と妄想することしばし(痛い奴だ) どうでもいいけど、この師弟を眺めていると無性に「髪を梳かさせてくれ!」と言いたくなるのは私だけでしょうか。 いつか九郎さんの髪を解いた姿のお披露目を力の限り希望シマス!(野望) そんなこんなで、現時点で残る八葉はあと3人。そのうち出会えるかな?
花断ちを修め、九郎さんと先生を仲間にした望美ちゃん。 彼女を待っていたのは次なる展開でした。 いよいよ平家が本腰を入れて動き出しているというのです。 平家の都である福原の、北部に広がる山岳地帯。 三草山というところに平家軍が終結して京を目指している、との情報でした。 源氏側の前線を支える九郎さんと弁慶さんの決断はさすがに迅速。 京を戦場にするわけにはいかない。攻めに回って三草山で平家を食い止める──戦です。
今回、平家側の指揮は還内府(かえりないふ)が執っているのだとか。 つまり黄泉還ったという平重盛ですね。あの有名な清盛の息子。 どうやら非道な振る舞いをする男であるらしく、源氏側の兵士は戦う前から露骨に怯えています。 士気低いなー!
攻撃開始は後続の景時さんの部隊が到着してから。 暫時休憩になったとき、不意に澄んだ笛の音が聞こえてきました。 風流ですね。 こんな戦場に笛を持ち込んで奏でるような、都の貴人めいた人がどこかにいるのかな? 音源を探して歩き出した望美ちゃんですが、そこへ景時さんがばったり鉢合わせ。 たったいま到着したとのことです。 景時さんに笛の音のことを訊ねてみても首を傾げるだけ……。 うやむやのまま本陣へ。
九郎さんに京の防衛のことを確認されて、景時さんの返事は頼もしいものでした。 「法住寺殿もきっちり守りを固めた」とのことです。 法住寺って……後白河法皇の住まいでしたっけ。 たしかに法皇を押さえられてしまっては身動きが取りづらいでしょうね。守備は大事です。 後顧の憂いがなくなったところで、いざ奇襲作戦スタート。
が、初陣ということもあって、なんだかどうにも吹っ切れない心境の望美ちゃんは、 少しだけ一人で考え事をします。 自分から戦場へ出る。皆が傷つくかもしれないのに……。 それはつまり、自分の決断が周りの人たちを戦いの運命へと導くということ。 自分自身だけでなく身近な人にも危険が及ぶのですから、怖いと思うのも当然ですよね。 もやもやする胸中を示す選択肢。
「それでもやらなきゃいけないんだ」 「今ならまだ引き返せるかな」 「こんな気持ちで私は戦えるんだろうか…」
ここは1番目です。腹を据えていきましょうや。
と、人の気配が近づいてきました。先生です。 んもうタイミングばっちりですね! 迷っていた望美ちゃんの心境を聡く見抜いて、いつもの思慮深げな言葉をかけてくれます。 何かを捨て、何かを得る。誰もがいつも選択する──。 いくら気持ちを奮い立たせても、皆を巻き込んで戦いの道を歩き始めていくことが、 心の奥ではやはり怖い。 そんな望ちゃんの耳元でそっと囁く先生。
「私は自分の意志でここにいる。少なくともお前は『巻き込んだ』と気に病む必要はない」
先生の力強い言葉を受けて、このまま進んでいく決意を改めて固める望美ちゃんでした。 これで絆の関突破です。 おお、このスチルは身長差が良い感じですね〜。少女漫画チックで大変満足です。 しかもよく見ると先生の手が望美ちゃんの背中に回っているではありませんかっ! 先生……寡黙かと思いきや、押さえどころでは意外に雄弁です。さすが最年長。
山ノ口の平家の陣近くまで来た望美一行。 辺りは静かで、虫の音さえも聞こえてきます。五行の乱れもなく平和な夜そのもの。 だからこそ、おかしい。平家は怨霊を使うのに。 危惧を抱いた弁慶さんの意見に従って、望美たちは用心しながら進んでいきました。
辿り着いた山ノ口。 そこで待っていたのは夜陰を埋め尽くす平家の兵……ではなく、がらんとした空っぽの陣でした。 ここに陣営を構えているはずだったのに、見事なまでにもぬけの殻です。
空城の計、ってやつですか!?
唖然とする望美でしたが、そこへ傷を負った急使が駆けつけてきて我に返ります。 「三草川に巨大な怨霊が現れました、至急お戻りを!」 どうやら敵は最初から後続部隊を狙っていたらしいのです。 還内府の計略にはまってしまったということでしょうか。 選択肢。
「行こう、九郎さん!」 「こんな…ひどい…」 「還内府は、これを狙っていたんだ!」
上から順に九郎さん、譲君、弁慶さんとの絆がupするので、 えこひいきして九郎さんに声をかけました(笑)
急いで取って返し、三草川へ。 河川敷には、強大な怨霊の出現に混乱を極める源氏の兵団の姿がありました。 選択肢。
「怨霊を封印しよう! みんな下がってて!」 「大丈夫だよ、みんな、ここは私たちに任せて!」 「勝てるんだろうか、私たち……」
勇ましく1番目を選び、水虎という怨霊と戦闘開始です! 相手の気力ゲージの長さにビビリつつも、 苦手属性の術を選んで使っていたら苦戦することなしに勝てました。 怨霊はうめき声を残してその場から逃げ去ります。 追撃したいところですが、軍勢に大きな被害が出ており、 なおかつ平家もすでに退いたとあっては、兵をまとめて撤収するが上策。 この戦は終わりです。選択肢。
「怨霊は、まだいるみたいですけど」 「私たち、また負けてしまうんでしょうか」 「なんだか…すごく疲れた…」
3番目を選ぶと譲君が親身になって世話を焼いてくれそうだなー、 うっかりすると「俺がおぶって行きます!」とか言い出しそうだなァと思いつつ、 1番目を選びました(笑) 疲労感を抱えつつ、丹波道から京へ帰還です。
>>>次回へ続く
以下、蛇足。 ゲーム中に出てくる『八卦』というものについて全然知らなかったので、 少しだけ調べてみました。 きちんと把握しようとすると一大学問になってしまうジャンルなので、 ほんの基本的なことだけですけれども。
・八卦とは、古代中国の帝王・伏羲が考案したと伝えられる易の中で、自然界の現象を8つの象(基本図像)に分類したもの。 ・8つの象とは、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤。 ・易経や陰陽思想の用語の一つ。「はっか」とも読み、同義語に「小成卦」がある。 ・より実践的な易占では専ら、周の文王の作とされる八卦にさらに八つの卦を組み合わせた六十四卦を用いる。 ・諺の「当たるも八卦、当たらぬも八卦」というように、占いの代名詞としても用いられる。
■乾(けん)……有川譲 (天) 陽性・支配するものなどを表す。 人間では父親・君主・英雄など。 動物/馬・竜・虎 身体/首・頭・骨
■兌(だ)……梶原景時 (沢) さえずるもの・せせらぐものなど。 生き物では少女や小鳥などにあたる。 動物/羊・豹・猫 身体/口・肺・歯
■離(り)……ヒノエ (火) 鮮やかなもの・美しいものなど。 人間では美人・芸術家など。 動物/雉・蟹・亀 身体/目・心臓
■震(しん)……源九郎義経 (雷) 揺さぶるもの・轟くものなどの象徴。 威勢のよい若者や春の到来も表す。 動物/竜・馬 身体/足・肝臓
■巽(そん)……有川将臣 (風) 漂うもの・長いものなどの象徴。 心迷う人のほか芳香なども表す。 動物/鶏・蛇 身体/股・気管
■坎(かん)……平敦盛 (水) 水・雪・毒・難儀なものなどを表す。 人間では病人・思想家など。
動物/豚・馬・魚 身体/耳・腎臓
■艮(ごん)……リズヴァーン (山) 動かないもの・高尚なものなど。 人間では少年にあたる。 動物/犬・鹿 身体/手・背・鼻
■坤(こん)……武蔵坊弁慶 (地) 大地・陰性・従うものなどを表す。 母親など女性全般にあたる。 動物/牛・馬・虎 身体/腹・胃腸
2008年02月23日(土) |
遙か3プレイレポNo.7:先生!? |
長岡天満宮へ到着した神子一行。 しかしここにも景時の姿はありません。 代わりに現れたのは、やっぱりと言うか怨霊でした。 しかも姿が見えず、一方的に攻撃してくるのです。 望美をかばって攻撃にさらされる譲君。切羽詰まった状況ですよ。選択肢。
「こんな時、私に戦う力があれば…」 「誰にも傷ついてほしくないのに!!」 「怨霊を倒さなきゃ終わらないよ! どいて!」
3番目はひどいなぁ。身を呈してかばってくれたのに。 1番目か2番目かで悩んで、結局2にしました。 状況を打開するのは直接的な戦う力かもしれないけど、 その根っこにある想いというのは『周りの人に傷ついてほしくない』だと思うので。 すると、望美の脳裏に響いてくる声が……。
『恐れてはいけない。お前の剣は、お前の未来を拓くためのもの――。 風を感じ、心を風に寄り添わせれば、花を受け、つかまえられる。 風はお前の中にあり、星はお前の上にあり、地はお前の下にある』
神泉苑で花断ちを見せてくれたリズヴァーンの言葉です。 それを思い出した望美は、辺りを包む桜吹雪を見て、ようやくおかしいということに気づきます。 周囲には桜の木が一本もないのに、なぜ花びらが? 怨霊の正体は桜の花、桜花精。 殺意むきだしで神子を狙っていたので戦闘が避けられるはずもありません。 これといって苦戦することもなく怨霊を退け、 しかも『花断ち』を習得できたようなので、結果オーライね! とりあえず京邸へ戻ることになりました。
京邸にて。 どこからともなく鼻歌が聞こえてきます。 不思議に思って望美が外を覗いてみると、今まで見たことのない男性がいました。 さも楽しげに洗濯物を干していますが……。
腹。
ヘソどころか腹の部分が無防備に丸出しですよ、このお兄さん。 お腹冷えますよ? 話をしてみれば、なんだかえらく軽いノリの人です。 どうやら武士のようなのですが、戦いが嫌な様子で 「勘弁してほしいよね〜」とか言っています。選択肢が出現。
「ふふっ。その気持ち、わかります」 「でも、誰かが戦わなきゃいけないじゃないですか」 (それで武士が務まるんだろうか?)
戦いなんてものとは縁遠かった望美としては、 2番目のようなガチガチの考え方はあまりしないだろうなぁ。1番目を選びました。 そんな話をしていると、宝玉が反応して彼に吸い込まれていくではありませんか。 この洗濯お兄さんも八葉か!
驚いているところへ朔がやって来ます。 さらに驚いたことに、洗濯お兄さんは朔の兄で、探していた陰陽師の梶原景時その人でした。 景時さん、自己紹介するときに武士としての肩書きよりも 『朔の兄』を優先して言うあたり、やっぱりシスコン属性のようですね(笑) 鞍馬山の結界の件を二つ返事でOKしてくれたので一安心です。
それにしてもこの結界を解こうとする行動って、ちょっとどうなんでしょうかね。 だって人里離れた山にわざわざ張ってある結界ですよ? 誰かが故意に張ったものだろうし、何かしら理由があってそうしたんだろうから、 何かを封じているか、あるいは危険なものが巣食っているから人の出入りを阻んでいるとか…… そのあたりのことを考えなくていいのかな?
その日の夜、朔が望美の部屋を訪れます。 「小心なくせに見栄っぱりで、自信がないことでもいい格好見せようとしてなんでも引き受けて、余計なことばかり背負い込んでしまう」 それが朔から見た景時の姿だそうな。うーん、なんだか人間味を感じさせますねぇ。 容赦ない朔のコメントに対して、選択肢。
「それでも、悪い人じゃないよね」 「でも、部下の人にも慕われているじゃない」 (なんだか不安になってきたな…)
私の心境としては3番目ですが、実妹の手前でもありますし2番目を。 そこへ話の張本人である景時が入ってきました。 彼は「昼間のことは黙っておいてほしい」と望美に頼みます。 源氏の軍奉行ともあろう者が、洗濯が好きだとか小心者だとか、 戦うのが嫌だと言っていたとか、そういった類のうわさが広まるとまずい、 ということらしいです。選択肢。
「わかりました誰にも話しません」 「何が問題なんだろう? ただのうわさじゃないですか」 「一度ばらしちゃえば、うわさも気になりませんよ」
3番目を選びたい衝動にかられましたが(笑)1番目にしときました。 すんなりと絆の関突破です。 口止めを承知したら、景時さんは満面の笑みで安心してくれるのですが、 この人、設定によれば27歳のはず。 ずいぶんと喜怒哀楽の激しい騒々しいお兄さんですね。 ムードメーカー的な存在になるのでしょうか。
景時さんを伴って鞍馬山へ。 朔の心配は杞憂に終わり、景時さんはきちんと結界を破ってくれたのですが、 肝心のリズヴァーンは見当たりません。出かけてるのかな? みんなで探していると、金髪の覆面男がどこからともなく姿を現しました。 リズヴァーン。例によって神出鬼没ですね。 剣を教えてほしいと頼む望美に、リズヴァーンは静かな声で諭すように言います。
「お前はもうそれを知っている。ただ、振るうための心の用意がないだけだ。花を断つ……己を断つ覚悟が。 花断ちの技はお前自身の迷いを断ち、そして導く」
この人の台詞はいちいち哲学的。 望美ちゃんがどこまで理解しているかは不明ですが(笑) 力を貸してくださいと言う望美に、あっさりと同意するリズヴァーン。 彼に対する選択肢が現れます。
「そんなに簡単に私を信じていいんですか?」 「そうだ、まず自分を信じなくちゃ」 「自分の望むままになんて…なんだか、恐いな」
2番目でいきました。 望美ちゃんがリズヴァーンを『先生』と呼ぶと、 景時が「じゃあ俺も望美ちゃんに倣ってリズ先生って呼ばせてもらおうかな〜」と言い出し、 弁慶さんも「では僕も」などと言う始末。
リズ先生……。
そんなっ、世界名作劇場に出てきそうなネーミング! 初対面の、しかも鬼や天狗などと言われる正体不明の男を相手にいきなり愛称だなんて、 景時さんも弁慶さんもスゴイヨ……。 譲君はこうはいかないだろうな。
ともあれ先生が仲間になってくれました! 戦力的に頼りになりそうだし、嬉しい限り。先生、これからよろしくお願いしますよ。 ……何も言わずに消えたりしないでくださいね? ではでは、いったん京邸へと帰りましょうか。
神泉苑にて、花断ちを九郎に披露する運びとなりました。 剣の師であるリズヴァーンが望美に同行していることに、九郎は驚きを隠せません。 九郎さんは源氏の若大将ですが、先生に対して完全に目上の者として 丁寧に振る舞っていて、生真面目さがよく分かりますね。 ここまでしたからには、あの技は使えるようになったのか? という九郎に対して選択肢。
「えーっと…多分、大丈夫です」 「もちろん。見て驚きなさい」 「はい、ちゃんと修行したから大丈夫です」
九郎との絆が上がる2番目を選んでおきました。 しっかりした子が好みのようですねぇ。 さて、いよいよ花断ちの実演です。 朔や譲が思わず感嘆の声を上げるほど、見事に有言実行してみせた望美ちゃん。 九郎さんも望美のことを認めてくれました。 「戦えないと決めつけてすまなかった」と言ってくれましたよ。
これでようやく『源氏軍に同行して怨霊を封じ、五行の力を取り戻していく』という、 もとの世界に戻るためのプランを実行できるのです。 喜びの笑顔を浮かべたのも束の間、 不意に九郎さんと先生が無言のまま剣を構えました。 神聖な場所であるはずの神泉苑にまで怨霊が現れるなんて、 平家側の企みが着々と進んでいる証しでしょうか。不気味ですね。
戦闘後、九郎さんに「注意力が足りない」と言われてしまいました。 怨霊の気配に気づいていなかったからです。 九郎さんと先生はちゃんと気づいていたんだよね、と我が身を省みる望美ちゃん。 選択肢。
「すごいな私も頑張ろう」 「剣だけを磨いてもだめなのかな」 「まあ、人は人、私は私だよね」
上から順に、弁慶さん、譲君、白龍の絆が上がるのですが、 すでに3人とも神子との絆はフルゲージ(現時点でのMAX)なので、 無難に1番目を選んでおきました。 本当に頼もしい神子ですよ、望美ちゃん。
>>>次回へ続く
本日は2月22日。にゃんにゃんにゃんのお猫様の日です。 というわけで猫バトンいってみましょうか〜。
【1:何ニャンの猫ちゃんと暮らしていますか?】
いま我が家にいるのは3匹のお猫様。最高記録は5匹かな。
【2:猫ちゃんの愛称と年齢・性別・種類・カラー・同居期間は?】
・もも(愛称:むーたん)10歳♀雑種のキジトラ ・さくら(愛称:ちゃくにゃん)10歳♀雑種のキジトラ ・ゆき(愛称:ゆきぽん)9歳♂雑種のシャム系 同居期間は年齢と同じです。うちで生まれた子たちなので。
【3:命名の理由は?】
ももとさくらは、樹木シリーズ4兄弟のうちの2匹なんです。 あと2匹はかえでとなつめという名前でした。 女の子だし春生まれなんで、桃と桜。 ゆきは生まれたときは真っ白だったんで雪。 成長と共にシャム系の体毛になっちゃったけど(笑)
【4:好きな仕草は?】
もも→コタツの中で豪快に伸びているところ。 さくら→姿勢を正して前足を揃えて辺りを睥睨しているところ。 ゆき→一生懸命大きな体をよじって毛づくろいをしているところ。
【5:猫ちゃんの得意技&アピールをお願いします】
もも→名前を呼ばれたら返事をする。鳴き声は「むぅ」 さくら→仁王様のような表情をする。ものっそい迫力です。 ゆき→タヌキにそっくり。動物病院の先生も診察のたびに「タヌキみたいだねぇ」って言います(笑)
【6:あなたにとって猫とは?】
癒しです。アイドルです。心の支えです。最高の動物だと思います。 できることなら猫になりたい、とさえ思っています。 でも猫になっちゃったら、猫を抱っこしたり腕枕したりして愛でられないので葛藤中。
【7:心に残る猫ちゃんとのエピソードを1つ】
もも→今朝もコタツの中を占拠してました。 冷えた指先をお腹の下であっためてくれてありがとう! さくら→毎朝出かけるとき「行ってくるからお留守番頼みますよ」って言ってるのに見向きもしません。 留守番なぞ頼まれてくれないようです。ちぇっ。 ゆき→私が背中にスリスリすると、仕方なく我慢するかのようにちょっと耳を伏せます。 でも喉はごろごろ。ラブリーです。
【8:バトンを渡す相手は?】
猫好きな方はどうぞお持ち帰りください。
通常状態の私の頭は、創作とお猫様のことでほぼ9割が埋め尽くされております(笑) あ、創作といえば、昨日ようやく書き下ろし短編が仕上がりました。 どんどん次のコンテンツに取りかからねば〜!
2008年02月21日(木) |
遙か3プレイレポNo.6:陰陽師を探して |
源氏の軍勢に同行することを九郎に認めさせるために、 花断ちを習得しようとする望美。 九郎の師でもあるというリズヴァーンに教えを請おうと彼を訪ねるも、 鞍馬山には結界が張られていて入ることができません。 結界を解くならば陰陽師、陰陽師といえば朔の兄、景時に頼もう!
というわけで彼の住まいでもある京邸に戻ったのですが、 あいにく彼は出かけたまま戻っていませんでした。 シスコン兄、忙しく働いているようです。感心感心。
通りかかったところに景時の部隊の人がいたので、彼の行方を聞いてみることに。 けれども残念、怨霊退治で忙しくしていてどこにいるか分からない との答えでした。 ここの会話では、景時が部隊の人たちからとても敬われていることが伝わってきますね。 武士にして陰陽師、これからの武士は景時殿のようでありたい…… とまで言われるベタ誉めっぷり。 景時殿なら怨霊も退治できるに違いない、と彼らは口々に言います。
ちょっと待てよ。 黒龍の神子である朔でさえ怨霊を封印することはできないのに、 陰陽師には可能なの? 譲の疑問に対して、白龍はまたしてもあっさり答えてくれました。
「怨霊を封じることができるのは、神子だけだよ。私の、神子だけ」
だそうです。 封印は白龍の神子特有の力なんでしょうね。
それはそうと、『私の』に力がこめられているのは気のせいでしょうか。 >「私は神子の龍だよ」という戦闘台詞といい、 ずいぶん龍神と神子の関係性を強調しますねー。 でも朔が言っていたように、龍は神子を選ぶもの。 神子との結びつきは極めて強固なんでしょうね。 今は力が欠けている状態だから、なおさら必死なのかもしれません。 ううっ。可愛いなぁ白龍。和みますねぇ。
それにしても、話を聞く限りでは、 景時というのは物凄く有能な人のように思えます。 でも妹である朔は、兄に対して非常に冷めた評価をしていました。 ここらへんのギャップが気になりますね。
では気を取り直して、怨霊が現れるという長岡天満宮へ。
バトル時の台詞で思い出しましたヨ。 戦闘開始時にキャラがランダムでしゃべってくれるのですが、 火属性の敵が出現したときの白龍の
「私の比和だよ。長引くかもしれない……」 という台詞。
『比和』とはなんぞや? 白龍は火属性だから、同じ属性のことを指しているっていうのは分かるけれども。
ちょこっと調べてみたところ、木と木、火と火というように、 同気のものが集合する関係を『比和』というそうです。 兄弟や朋友という間柄に例えられ、お互いに助け合う働きと、 競争する働きの2種類の作用があるのだとか。 うちの望美ちゃんも火属性なので、白龍とは同朋で互いに助け合う関係、 ということで収まりが良さげですね。
木…生命力の象徴であり、伸びる力を示す 火…エネルギーであり、燃え上がり、膨張する力を示す 土…不動の姿勢を保ち、万物を包容し調和する力を示す 金…万物を更革裁制する力があり、収束する働きがある 水…万物を休息させ、養成する力がある
陰陽五行は、ふたつ以上集まると相互の絡み合いが生じて、 それを相生、相尅、比和という3種類に分類できる。 相生とは、人間関係に例えるならば親子。 自分が木だとすると親は水であり、子は火であるというふうに、 与えられた生気を吸収して気力を強化する関係。 相尅とは、主従の関係に例えられる。 自分が木だとすると、土に対しては勝てるが、金に対しては負ける。
こうして見ると、キャラクターの特性や術の仕様なんかにも、 陰陽五行がしっかりと組み込まれているのが分かりますね。 土属性の弁慶さんは調停者。水属性の朔は癒す者。うーん納得。 バトル時に台詞で「自分はあの属性には有利だ」とかヒントを言ってくれるし、 五行の関係図を常時見られるから楽ですけど、知識があるとより深く楽しめるゲームです。
>>>次回へ続く
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・正直に書くこと ・お世辞は必要ありません ・エンドレスバトンなので止めないで下さい
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■1,誰から回ってきた? 藤本なおみさんからです。
■2,初めて会ったときの第一印象は? 数年前、創作小説がきっかけで交流させていただきました。666。 イラストと小説どっちも上手くて凄い!!というのが最初の印象だったと思います。 マイペースで、いったんスイッチが入ると熱中して打ち込むイメージ。姉妹仲がよさげな印象もあります♪
■3,色で例えて下さい なおみさんに倣ってカラーコードで。 こんな感じ。■ 若苗色。ちょっと控えめで、でも明るい色味。
■4,好きなところは? 創作が好きで向上心が強いところや、好き要素に対するこだわりがしっかりあるところ。
■5,嫌いなところは? 見当たらないです。
■6,野菜に例えると? ブロッコリー?(そりゃ私の好物か) どこかユーモラスな可愛らしさがあるようなイメージ?
■7,動物に例えると? た、たぬきさん……(土下座) すみません、ご本人のイメージというより明らかに描かれているイラストの影響です。 玉三郎さんは触り心地がよさそうなんで、人型バージョンも拝見するたびに悶えそうになってます(笑)
■8,最初何歳だと思った? 初対面から何年も経ってますので具体的に何歳というよりは、同じ歳くらいかなぁ、と。
■9,何系だと思う? 赤縁メガネもきりりと似合う知的お姉さん。 でも喋り出すとイメージが若干変わる、ちょい天然さん?
■10,誰に似てると思う? 思いつかないのでパスで。
■11,かっこいい?可愛い? かっこいい! 玉三郎さんは可愛い!(訊いてねえ)
■12,その人に向けて一言!! いつも日記読ませてもらってます〜。足跡ばっかつけて申し訳ないです。 イラストがupされるたびに才能だなーと尊敬の念がわきますよ。これからもたくさん描いてくださいね! そしてゴールデンロア、キャラのレベルが違うからか未だにご一緒できなくて残念です。
■13,このバトンを回す10人を指定しましょう(返すのも可) ・KTさん→旅行記楽しみにしてますね♪ ・古都里さん→もし日記のネタをお探しでしたら☆ ・レエさん→充電完了後にでも、よろしければお願いします。 ・こひさん→小説もイラストも新作楽しみにしてますー♪サイトのキャラ紹介の結良さまを見てさらに惚れました! ・深月ちゃん→後ほどメールします(犯行予告) ・しのちゃん→あなたを連想させる色といえばアレしかないよね♪
もちろんスルーしてくださってもかまいません。 よかったらお願いします☆
歯茎が痛い。 歯列の最奥、歯の生えていない場所に、なんとも言えない鈍痛が……。 うーん。こりゃ親知らずですかねぇ。 諦めて歯医者に行くしかないか。 仕事を休まなくても通える歯科を新規開拓しなくては。
痛くても普通にご飯を食べられるし、相変わらず甘いものは別腹だし、 当然のごとく痩せはしません。 痛いだけ損ですね(笑)
2008年02月18日(月) |
遙か3プレイレポNo.5:二つの再会 |
下鴨神社で朔との会話イベントが発生。 荒事慣れしていなそうな女性なのに軍勢に同行して怨霊と戦う朔に、 つい先日まで普通の高校生だった望美は、怖くはなかったのか等と尋ねます。 戦い方は舞の動きが基本だからなんとかなっている、というのが朔の答え。 確かに彼女、敵の攻撃をかわす動きとか優美ですね。 挙措が上品で、見ていて穏やかな気持ちになります。 選択肢が出たので舞を教えてほしいと頼んでみたところ、 『舞』の特技が習得可能になり、朔が舞扇をプレゼントしてくれました。 うーん、良い感じ♪ 1は最初から藤姫ちゃんがいてくれたとはいえ、 黒龍の神子である蘭と親しくなれるのはストーリーが進んだあとだったんで、 序盤から朔と仲良くできて嬉しい限りです。ほくほく。
……あれ? そういえば星の一族はどうしたんでしょうかね。 神子を助ける役割を密かに担った血筋として、 1では藤姫ちゃん、2ではたしか双子ちゃんがいたと思ったんですが。 3の時代には星の一族の血統は絶えてしまったの? まあ、このへんもいずれ判明するでしょうね。
神泉苑にて、一人で花断ちの練習に励む望美。 やたらに剣を振っても、風が起きて花がひらひら逃げてしまう。 選択肢。
「風よりも速く剣を振ればいいんだ」 「花びらの動きを予測して剣を振れば…?」
ここは後者で。風よりも速くって無理っぽいしな。 独り言を呟きながら熱中していると、唐突に人影が現れました。 目から下を覆う覆面、癖のある金髪、ミステリアスな青い瞳。 神出鬼没の天狗(?)リズヴァーンです。 橋姫神社まで道案内をしてもらって以来なので、 久しぶりな感じがしますね。 どうやら剣の指導をしてくれる様子ですが……
「お前を包む万象を感じろ。 風はお前の中にあり、星はお前の上にあり、地はお前の下にある」
すらりと刀を構え、 リズヴァーンは舞い落ちる花びらを優雅に斬ってみせます。 そう、九郎と同じ技、花断ちですね。 音楽と相まってかなり格好良いですよ、このシーン。 次いで望みの心情を示す選択肢。
(この人を信じよう) (信じられるかなんてわからないよ) (この人のことまだ信じられない)
もちろん1番目。謎めいた人だけど、道案内してくれたり、 花断ちのアドバイスをくれたりと親切ですしね。 あなたは、一体……? という望美の問いかけに対するリズヴァーンの答えがね、 これまた格好良いのですヨー!
「私はお前の影だ。影に目を落とすな。 前を、拓くべき道を……未来を見つめるのだ」
あなたは一体何を知っているのですかー!? と問い詰めたい。 しかもコレ、普段は見せない後ろ姿なんです。 花の舞い散る下、広い背中が何かを物語っているようで…… もう反則に近いですよね。 ものっそい陰のある男。たまりません(悶)
京邸へ戻る道すがら、弁慶にその出来事を話すと、 意外な事実が判明しました。 鞍馬山に住む異形の者──鬼や天狗とも言われるリズヴァーンは、 なんと九郎の剣の師匠なのだとか。
……素敵な師弟ですことッ!!(大喜び)
あーあー妄想が暴走しますよ。 少年時代の九郎がリズヴァーンに稽古をつけてもらっているところとか。 きっと力任せに突進しがちな九郎を、 空気の流れを読め、相手の呼吸を感じろ、 とかなんとか言葉少なに諭してたんだろうなぁ。 んで、すりむいた膝に薬草を塗ってあげたりとかさ、 冷える夜には熱い野菜粥を作ってくれたりしたんだよ、多分。 言い伝えから上手いこと設定を練り込んでますね。 やられたわぁ(笑)
じゃあ私にも剣を教えてもらえないかな、 とリズヴァーンに会いに鞍馬山へ行くことに。
途中、法住寺で会話イベントが発生。 譲君が料理を作ってくれるそうですよ。 敵の攻撃からかばってくれたり、美味しいご飯を作ってくれたり、 尽くすタイプですね譲君。 オムレツ・天ぷら・ドリアの3択。 卵料理が好きなのでオムレツを作ってもらうことにしました。 料理を待つ間の朔の言動から察するに、譲君の望美への気持ちに、 朔はとっくに気づいているようです。 まあ分かりやすいからね譲君。
そうこうするうちに手料理完成。美味しそうです♪ 話し振りからすると、どうやら何か思いがあってこの料理を作った様子です。 選択肢。譲君がこの料理を作ったのって……
「自分を励ますためなんだね」 「私のこと、元気づけようとしてくれたの?」 (でも、無理に聞くのも悪いよね)
そりゃもちろん2番目ですよ、どう見ても。 4つめの星が入り、危なげなく絆の関突破。 ついでに譲君の特技が増設されました。 『お弁当』って……よし、今度さっそく使ってみよう(笑)
補給も済んで、いざ鞍馬山へ。 リズヴァーンの庵を探して歩くうちに、ひとつの山道を発見しました。 しかしその道は不可視の結界が張ってあるらしく、 どう頑張っても通り抜けることができません。 陰陽師なら解けるだろう、 陰陽師といえば朔の兄・景時がいる、 じゃあ京邸へ戻って彼に会おう、 ということで一旦引き上げることに。 残念。 でも会いたいときにすぐ会えるわけじゃない、ってのも味な要素ですからね。
景時の家でもある京邸に戻ったのですが、どうやら彼はまだ不在のようです。 長岡天満宮をはじめ、 京に怨霊がたくさん現れたから調伏しに行っているのだそうな。 それなら剣の練習しかできることはありませんね。 望美ちゃん頑張り中。 邸の中からその様子を密かに見つめる九郎。
こんなところにいたんですか、源氏の大将。
弁慶に「気になるなら見に行ってあげれば」と言われて反発するも、 結局声をかけてくれるあたり、この人も可愛らしいですよね。 もう諦めたらどうだ、と言う九郎に対して、選択肢。望美の態度は?
「やっぱり、私が弱いからですか?」 「私、絶対九郎さんに認めさせてみせる!」 「剣が使えないと、私も困るもの」
攻略本によると、どれを選んでも九郎との絆がupするようなのですが、 より効果的な2番目を選びました。計算づくです。 「そこまで言うんだ、認めさせてみろ」と言ったあと、 ふと九郎の口をついて出た
「お前なら花断ちを極められるかもしれないな」
という発言に思わずニヤリ。私がね。 焦って耳まで真っ赤になっちゃって、まあ可愛らしい大将ですねぇ。 ほくほく気分です。 あー早く仲間になってくれないかなぁ九郎。待ちきれませんヨー。
鍛錬を切り上げると、頭上にぽっかりと浮かぶ冴えた満月。 感傷的になりかけた望美ですが、 不意に目の前に広がった風景に、声を上げて驚きます。 そこは元いた世界、見慣れた学校の教室でした。 訳が分からないけど選択肢。
「私、もとの世界に戻ってきたの!?」 「私……夢を見ているの……?」
時空を超えたとも思えないので、後者を選びました。 学校はどこも無人で、やはり現実のものではないような雰囲気です。 戸惑う望美に、聞き慣れた、でもとても懐かしい声がかけられました。 学制服を着た将臣君です。 時空を超えた際にはぐれてしまい、 どこでどうしているのか分からない有川兄弟の兄のほう。 再会を喜ぶ選択肢が現れましたが、ここはひとつ、 より熱っぽく「会いたかったよ……」で。
将臣君はすぐに望美の様子がちょっとおかしいことに気づきました。 さすが幼馴染、お見通しです。 私にも保育園に入る前から一緒だった子がいたんですけども、 確かに幼馴染同士ってこういう一種独特な絆みたいなものがありますよ。 家族と友達の中間みたいな、とても身近で程よい関係。 なんか、しみじみしちゃいました。
それはともかく、 花断ちがうまくいかなくて焦り、自信なさげな望美ちゃんでしたが、 将臣君と話すうちに次第に気持ちが上向いてきた様子。 ずっと間近で自分を見てきてくれた人が言う言葉って、 本当に重みがありますよね。
将臣君が何やら机の中を探り、プレゼントをくれました。 オルゴールつきの懐中時計。クリスマスにと用意していてくれたようです。
「ありがとう!」 「大事にするね……」
どちらのリアクションにするか迷いましたが、 絆がupする後者のほうに。計算づくです。 と、どこからともなく小鳥の鳴き声が聞こえてきました。 夢からは醒めるもの。夢の再会は消えてしまいます。 別れ際も将臣君は湿っぽくならず、至ってフランク。 こちらの気持ちも救われますね。
はっと気がつくと、京邸の寝具の中。 やっぱり夢だったようですが、手の中には将臣君からもらった懐中時計が……。 夢か現か分からないとはいえ、将臣君の無事な姿が見られて少し安心した望美ちゃん。 弟である譲君にこの夢の話をしようかな、と思いつきます。選択肢。
「うん、譲君には話しておこう」 「でも、夢なんだから、話さなくてもいいかな」 (ううん、大事に……胸にしまっておこう)
3番目を選ぶと将臣君との絆がupしますが、あえて2番目を選びました。 朝食の支度をしていたらしい譲君。 八葉・兼・賄いさんのポジションが定着しそうですねぇ。 譲君いわく、 この世界では、自分が相手のことを考えているからその人の夢を見るのではなくて、 相手が自分のことを考えているから夢に出てくるのだそうですよ。 ほほぅ、なんとなくポイントになりそうな要素です。 でも譲君はできれば忘れたいような夢ばかり見る、とのこと。 思い悩むタチなんでしょうね。
「やっぱり譲君も将臣君のことが気になってたんじゃない?」 「……そうなんだ……どうしたらいいんだろう」 「ぐっすり眠れる薬湯を、調合してもらおうか?」
1番目を選ぶと兄弟二人ともの絆がup。計算(以下略)
将臣君、どこ行っちゃったのかなぁ。 演出的に考えると、やっぱ平家側?
>>>次回へ続く
2008年02月17日(日) |
更新履歴には載せませんが |
サイトの短編小説コーナーに置いていた『抹消屋・リオ』を、 思うところあってひっそり撤去させていただきました。 読んでくださった方、イラストを描いてくださった絵師様には 心からお詫び申し上げます。 この反省を胸に銘記して、 今後もサイト運営と創作活動に勤しみたいと思います。
コミュ企画用の短編、まだ仕上がってません。焦る。 ぶっちゃけ読み切り短編以外は手つかずだったりします。泣ける。 コミュ主さんの新作も未だに読めてないし…… スライディング土下座です。
そうそう昨夜、嫌な夢を見ましたよ。 私が職場の自席のPCでこっそり小説を書いていたら、その現場を、 よりによって特別職の人に見咎められるのです。 無言で画面を閉じられてしまい、心の中で絶叫しました。
「たくさん書いたのに上書き保存してねェエエ!!」
反省皆無ですな、夢の中の自分。
さて、明日も朝から外出だし、今夜これから頑張りますよー。
2008年02月15日(金) |
遙か3プレイレポNo.4:天然タラシめ |
二章 京の花霞
現在のメンバー
・望美(異世界からやって来た龍神の神子) ・譲(望美と共に異世界から来た八葉) ・白龍(謎の少年。龍神の化身?) ・弁慶(源氏方の軍関係者。八葉) ・朔(黒龍の神子。源氏の軍に同行)
京へとやって来た一行は、朔の兄の邸へお世話になることになりました。 朔の兄といえば、義経と弁慶の会話の中にちらりと出ましたね。 その話しぶりから察するにシスコン属性? そのシスコン兄は現在留守のようで姿を現しませんが、 とりあえずこの邸が活動拠点になるのでしょうね。
ほっと一息つくと、自然と話は現状の確認になりました。
まずは白龍について。 たどたどしい喋り方をするこの綺麗な男の子が、 やはりその名のとおり龍神であり、 京を守護する『応龍』の片割れであるとのことです。 白龍と黒龍が対であること。『応龍』という存在。 遙かの世界観は対というのがポイントなのかな。陰陽。 望美と朔も、満月と新月が名づけの由来だろうしね。
白龍が望美をこの世界に連れてきたことが判明したのですが、 今は力が足りないため、元の世界に戻すことはできないようです。 龍神の力というのは龍脈を流れる五行(火・水・金・木・土)の力。 それは怨霊に奪われた状態である。 怨霊を封じていくことは龍神の力を解放することにつながるから、 怨霊退治を重ねていけば望美たちは元の世界に帰れる、と。 状況が見えてきたところで選択肢。
「怨霊を放っておくわけにはいかない。やります」
これを選んだら弁慶との絆がupしました。 郷土愛の強い人なのかな。
そして、いよいよ平家の話も徐々に出始めました。 今の平家を取り仕切っているのは平重盛。 すでに死んだはずの者なのですが、 黄泉帰って『還内府』というものを構成しているのだとか。 怨霊と関わりがあって、当面の敵対勢力であるのはまず間違いなさそうです。
そんなこんなで、源氏軍に同行するのであれば、 現場で指揮を執っている九郎の承認が必要になります。 法住寺で彼の帰りを待つことになりました。 そうです九郎九郎。うずうず。
法住寺へ行く途中、五条大橋で会話イベントが発生。 弁慶が「用事があるから皆さん先に行っててください」と言っています。 選択肢。
「私も一緒に行っていいですか」 「詮索したら悪いかな?」
もちろん一緒に行きたいデスヨ。 弁慶さんは気を悪くすることもなく、快く望美を同行させてくれました。 どうやら弁慶さんの顔見知りがたくさんいる場所のようですね。 この辺りで医者をしていたのだとか。 「弁慶先生!」と呼ばれて慕われている様子です。
医者って……それは史実? それとも遙か3のオリジナル設定なのでしょうか。 貧しげな界隈の人々に薬を配って歩く弁慶さん。 その帰り道、大した手伝いもできなくて邪魔ではなかったかと問う 望美ちゃんに対して、弁慶の受け答えはこうです。
「君がいてくれて助かりました。僕も、みんなも。 可愛いお嬢さんの笑顔は生きる意欲を引き出してくれます」
満面の笑み。 コイツ……天然タラシですね。超納得。 望美ちゃんも「は、はぁ」と若干引き気味ですよ。
と、不意に弁慶さんの表情が曇ります。 しかし助けを必要とする人々に対してあまりに無力だ、と悲観する彼に対して、 選択肢。 「だったら、始めから何もしなければいいのに」 「そんなことありません」 「他の方法を考えてみたらどうでしょうか?」
建設的に3番目を選びました。 順調に絆up。
弁慶さんの講話によりますと、 世界を形づくる陰陽がからみあい、調和した存在が『応龍』。 そのひとつの側面が白龍、反対の側面が黒龍。 白龍と黒龍が分かれて存在していること自体、調和が崩れた証なのだそうです。 加護を失い廃れていく京の惨状に胸を痛めながらも、 手を尽くすことを思い定める弁慶さん。
と、今まで聞いたことのない効果音が! メニュー画面を確認したところ、 今までは神子との絆の度合いを示す星が最高3つまでしかなかったのですが、 このイベントで4つ目の星が入ったようです。 これが『絆の関』というやつですかね?
弁慶さんと少し親しくなって、法住寺へ到着。 九郎様、ご帰還。お待ちしてましたー♪
悪気はなさそうだけど、 九郎の物言いには問い詰めるような雰囲気があります。 反発する望美ちゃん。さっそく険悪な二人ですね。
望美ちゃんは源氏軍勢に同行するのを認めてもらいたいわけですが、 九郎はにべもなく断ります。
「どんな理由があっても、戦えない女や子供を戦場に出すわけにはいかない」
と言う九郎に対して、選択肢。
「戦えないって決めつけないで!」 「じゃあ、戦えるなら戦場に出てもいいんですよね」 「また、怖い思いをするのは私もいやだな」
2番目を選択。 ならば戦えると証明してみなさい、と望美ちゃんを連れ出す九郎。 神子だの龍神だのいう看板よりも、実績を重視する現実主義タイプのようですね。 うんうん、一軍を束ねる将はこうでなくちゃ。
到着したのは桜舞い散る神泉苑でした。 懐かしい場所です。 1で色んなイベントが起きたし、 最終決戦もたしかここだったような気がしますよ。
九郎はおもむろに抜刀し、はらはらと踊るひとひらの花を、 空中で断ち切って見せたのです。 『花断ち』という技だそうな。 唖然とする望美ちゃん。 これができれば足手まといではないと認めてくれるようですが…… 選択肢。
「あんな技、できるようになるのかなぁ」 「大変でも…やるしかないよ」 「でも、練習すれば、きっとなんとかなりますよ」
気負いすぎないのが神子の長所。3番目を選びました。
ところで望美ちゃんの剣って、もともと白龍の持ち物ですよね。 冒頭ムービーで拾い上げて、そのままもらっちゃったんですか。 バトル時に一人だけ徒手空拳で戦う白龍君がちょっと気の毒なんですけど。
この時点で、同行者4人との絆は星3つ。 現時点ではこれ以上は上がらないようです。 深月ちゃんのアドバイスもあって、 ぼちぼちストーリーを進めることにしました。 早く九郎が仲間にならないかなぁと心待ちにしております。
それにしても、 なんでこんなに牛若丸を気に入っちゃったんだろうか。謎です。 顔も声も1の天真君と同じだというのにね。 ちなみに1の八葉では源頼久さんが好きです。もう断然。 生真面目な武士の棟梁でっせ。
同じく生真面目っぽくて穏やかな物腰の鷹通さんに対しては、 それほどセンサーが反応せず。 浮名を流しっぱなしの武官である友雅さんも同様にイマイチ……。
ということは、『生真面目』『武人』が私のストライクゾーンなのか?
『サモンナイト3』のキュウマさんなんかツボだしなァ。 おまけに義経といえば非業の自刃、 静御前との悲恋エピソードが有名ですからね。 そこらへん脳内でプラスされてるのかもしれません。
遙か3ベストEDランキングなるものを発見したので、参考までに覗いてみました。
1位 リズヴァーン 16.8% 2位 ヒノエ 16.7% 3位 有川 譲 11.6% 4位 源九郎義経 11.4% 5位 梶原景時 11.2% 6位 有川将臣 10.9% 7位 武蔵坊弁慶 10.8% 8位 平 敦盛 8.1% 9位 白龍 1.5% 10位 梶原 朔 1.0%
ほほう、なんだか意外ですね。
バレンタインデーですね。 職場の男性には通信販売で大量に仕入れた小ぶりのチョコを、 お偉いさん方には同じく通販カタログで厳選した上品めなチョコを、 お昼休みにそれぞれ配り終えました。 去年より女性が多いからラクー。
しっかし、職場でこういう義理チョコもらって嬉しいものなのでしょうか? お返ししなくちゃならないし、面倒なんじゃなかろうか。 私だったら嬉しいけどね。チョコ大好きー♪
父用のはまだ用意してません。 もともと数年に1回程度、気が向いたときだけあげてたんですけど、 ここ近年はさっぱりご無沙汰で……。てへ。 今年はどうしましょ。 せっかくだから、皆で食べられるようにケーキでも買って帰ろうかな。
2008年02月13日(水) |
遙か3プレイレポNo.3:義経登場 |
橋姫神社に到着した一行。 これで源氏の隊と合流できそうだ、と朔ちゃんは安堵顔です。 どうやら彼女、源氏方の軍関係者? 一方、誰にも気づかれないうちに忽然と姿を消してしまった人がいて、 望美ちゃんも私も首を傾げました。 どこ行っちゃったんですかリズヴァーンさん。 本当に『道案内』するだけだったのね。
と、横合いから鋭い声がかかりました。
「そこの者! 何をしている!」
現れたのは、派手にウエーブがかったオレンジ色の髪をした青年。 白を基調とした和装の若武者です。
きたぁ源九郎義経ーッ!!(攻略本情報)
ここで宝玉が光り、九郎へと吸い込まれていきました。 しかし生真面目な彼は、そんなことよりも 隊から離れた朔ちゃんに苦言を申し立てるほうが優先のご様子。 九郎の厳しい物言いに、思わず止めに入る望美ちゃん。 選択肢。
「理由を聞かずに怒らないで!」 「それなら、どうして朔を連れてきたの?」 「はぐれたのは問題かもしれないんですけど」 (やっぱりやめよう。この人なんだか怖い……)
私が選んだのは2番目。喧嘩腰と弱腰、どちらもいただけないですよね。 望美のまっすぐな物言いに、一瞬たじろぐ九郎。 女性には厳しい場所だと分かっていたのに、兄に命令されたままに朔を連れてきて、 結果的に置き去りにしてしまったのは確かに自分の不手際だ、 と九郎は己の非を潔く認めました。 か、格好良いじゃないか。絆up☆
そこへ新たに、物腰柔らかな男性が参入。 ずいぶんとおっとりした人柄のようです。名乗りを聞いてびっくり、 武蔵坊弁慶だそうですよ。 弁慶って、あの有名な弁慶ですよね。 主である義経を守って転戦し、弓矢が身体中に刺さっても倒れず、 とうとう仁王立ちのまま死んだという…… 絶対にゴツくてムサくて無駄毛ボーボーに違いない的なイメージの、あの弁慶?
制作スタッフさん、意外性を狙いすぎ(笑) ここで再び宝玉が光り、弁慶へと吸い込まれていきました。 ちょ、待ってください。宝玉、次々と反応しすぎ。 当たるを幸い、手当たり次第八葉にしちゃってません?
次いで九郎の名乗り。 源九郎義経という名を聞いた現代高校生二人の反応は対照的でした。 驚愕する譲君と、のんきに受け流す望美ちゃん。 譲君の驚きようを見て「どうしたの、譲君」とか言ってますよ、望美ちゃんてば。 どうしたのって、あなた義経ですよ? 自分たちが今いる場所が異世界だってことは分かっても、 そこに歴史上の人物と同姓同名の人が現れたらば、 ちょっとは反応するのが普通なんじゃないの?
どうやら望美ちゃんは『義経』という名前に何の心当たりもない模様。 『源頼朝の弟』と言われても、それに対するリアクションが 「えと、頼朝って、いい国つくろう鎌倉幕府、だっけ?」
これがゆとり教育世代ってやつか……!!
そんな噛み合わない二人のやりとりを聞き咎めたのは、 生真面目属性の九郎殿。 頼朝を呼び捨てにしたことから、お前たちは何者だと詰問されます。 しどろもどろになって答えると、弁慶さんの推測が披露されました。 『違う世界から来た』『身体に宿った不思議な石』から、 望美が龍神の神子ではないか、と。 選択肢。
「もしかしたら、そうかもしれません」 「違うと思うんですけど……」 「白龍の神子だと思います」
1番目は弁慶、3番目は九郎&朔との絆がupするようです。 ここは3番目を選びました。効率よくいこう。 怨霊を封印できたこと、朔が嘘をついてるとも思えないこと等から、 自分は白龍の神子だと思うと答える望美。
神子云々の件については九郎はいまいち信じられない様子です。 それよりも宇治川を制することが肝要だ、と後回しにされてしまいました。
宇治川+九郎義経=木曽義仲との戦
らしいですよ。すみません、私は分かりませんでしたが(無学)
これから平家の陣を攻める九郎とは別行動となり、 望美たちは弁慶と共に平等院へ向かうことになりました。
「話はまた後で聞かせてもらおう」
そう言って立ち去る九郎の態度からすると、 目の前にさし迫った現実として対処しなければならない事項で 彼の脳裏は埋め尽くされていて、 伝承とも御伽話ともつかない神子と龍神の話なんか二の次って感じですね。 それに引きかえ、弁慶さんは柔軟です。 「宝玉が宿ったから自分は八葉、八葉は神子に仕えるもの」 等と自ら言い出してますよ。 ずいぶんと適応力が高いですね。こっちがついていけないくらいです(笑)
平等院にて九郎を待つ間、皆であれこれ話をすることに。 選択肢が現れたので、九郎を気にかける内容のものを選びました。
……あら、ふと気づけばボイスがない。 このゲームってフルボイスではないのですね。
その会話の流れで、四神と天地の話に。 四神は京を守る四体の神獣。青龍、白虎、朱雀、玄武。 そして万物に陰陽があるのと同じく、力は二つに別れ安定する。 つまり、一体の神獣が二人に力を与えているので、 八人の八葉は二人一組でそれぞれ天と地と呼ばれる。 現在までに宝玉が選んだ八葉は四人。 譲君、リズヴァーン、九郎、弁慶。残りは四人ですね。 白龍によれば、八葉は神子と引き合うから必ず会えるんだそうです。
なんだかスタンド使いみたいだなァ。
ここらへんはシリーズ共通の設定なので、ファンの方にはお馴染みですね。
人数も増えて和んだところですが、 時空の狭間ではぐれたままのもう一人の幼なじみ、 有川(兄)こと将臣君。彼は一体どこへ行ったのでしょうか。 望美ちゃんも心配げです。
そして九郎に叱られるシーンは実際に出てくるのでしょうか(笑) 望美ちゃんと彼、顔を合わせると言い争う仲になりそうな気がします。 望美ちゃんの現代っ子的なのんきなマイペースさと、 九郎の責任感の強さからくる生真面目さとが逐一ぶつかって、 意見が衝突しがちというか、そういう印象。
楽しみだなァ叱られるの♪(叱られるに違いないと頑なに思い込んでおります)
……攻略本をチラ見して一目で気に入ってしまった 九郎のスチルがあるんですけれどもね、 それって遙か3の追加ディスク『十六夜記』のほうのやつでしたよ。 とりあえず3を一通りやってから十六夜記に入ろうと思ってるんで、 見られるのは当分先になりそうです。あう。
>>>次回へ続く
2008年02月12日(火) |
遙か3プレイレポNo.2:不審者? |
ヘッドフォンを買ったせいもあり、寝る前に少しだけ〜と電源を入れました。
メンバーは望美、譲、朔、白龍。 橋姫神社へ向かうところから再開です。
ふと初期位置(宇治川)を見ると、何やら光っているではありませんか。 ひょっとしたら何かイベントがある? いそいそと戻ってみたところ、“!”というアイコンが出現しました。 良い勘してるじゃないか自分。
そこに現れたのは金髪碧眼の大柄な男性。 鼻と口を覆っていて表情は読み取れません。
リズヴァーンだぁ♪(攻略本知識)
「どこへ行くつもりだ? この先は怨霊がいるだけだ」
穏やかな物腰ですが、なんとなく常人とは違う雰囲気を醸し出しています。 でも、だからって怨霊扱いする譲君もどうかと思いますよ。
と、不意に宝玉が光り、彼の中へと吸い込まれていきました。 八葉は宝玉が選ぶもの。ということは彼も八葉? 首を傾げる望美に、白龍が即答。
「うん」
か、軽っ! あっさり答えますね白龍君!
それでも譲君は警戒を解きません。 望美ちゃんも望美ちゃんで「怪しい人には違いないけど」とか言っちゃってます。
本人を目の前にしてよくもまあ。
そんなあからさまに怪しい人に対して、選択肢。
「何されるかわからないし逃げよう!」 「……じゃあ、私たちは失礼しますね」 「でも、八葉かもしれない。話を聞いてみようよ」
いや、明らかに八葉ですからね。 彼の名前はリズヴァーン。 話を聞いてみたところ、望美たちが橋姫神社へ行く途中だと知り、 案内を申し出てくれました。 会ったばかりの人について行くのは、と譲君はあくまで反対。 ここでまた選択肢。
「そうだね 遠慮しておきます」 「道に詳しそうだし案内してもらおうよ」
もちろん後者を選びました。 それを言うなら朔ちゃんや白龍だって会ったばかりだもんね。
リズヴァーンが仲間になって、さっそくメニュー画面で円陣変更。 円陣というのは、戦闘に参加するキャラを選んでおくシステムです。 白龍は望美ちゃんと同じ火属性だし、 なんとなく打たれ弱そうだから、リズヴァーンと交替! 戦力的に頼もしそうなキャラです、リズヴァーン。
そしてさっそくバトル。 朔以外の三人で金剛撃という術が使えるようですが、 敵が火属性なので、水属性の奔水衝という術を使いました。 一撃必殺。楽勝ですよ。 経過ターン数が少ないと神子との絆が深まる仕様だそうで、 なるほど難易度が低めなのかなぁ、と。
では改めて、れっつ橋姫神社☆
>>>次回へ続く
二日間、慣れない子守に破裂寸前でした。 やっぱり“遊びに来る”のと“預かる”のでは大きく違いますね。 撃沈。 男の子二人、どちらも非常に手がかかって仕方がない。 頭がくらくらするよー(苦笑) あの嵐のような状態が日常茶飯事だなんて、 やっぱり子育てってエネルギー消費量が半端じゃないですね。 大袈裟かもしれないけど、気力体力を根こそぎもっていかれた感じがします。
今日までに下書きを終えたかった短編は、ほんの数行しか進んでません。 泣ける。 例え一行ずつでも毎日書こう。
ところで今、 膝の上でさくらさんが仁王様のような顔をしてこちらを睨んでるんですけど、 ストレスがたまったのは人間だけじゃないってことでしょうね。
2008年02月10日(日) |
遙か3プレイレポNo.1:時空超えは突然に |
友達が貸してくれたPS2ゲームソフト、『遙かなる時空の中で3』。 コーエーの有名な乙女向けゲームシリーズですね。和風恋愛アドベンチャー。 アニメ化や映画化もされたからご存知の方が多いかもしれません。 私は1作目と漫画版しか知らないのですが、どちらも大好きになった作品だし、 3は人気が高いということを聞いたので、貸してもらえるのを楽しみにしてたんですよー♪ 女性をターゲットにしたシリーズだけあって、素敵なキャラが多いから、 創作の上でキャラ造形の参考になるかもしれないなー等の下心も若干ありつつ。 いそいそと攻略本に目を通しました。 私の場合、いきなりゲームを始めるような真似はいたしません。 まずは準備体操と事前知識。
ゲームのあらすじはこんな感じ。
──… * * * …──
女子高生・春日 望美(かすが のぞみ)は、ある日不思議な少年と出会い、 源平の争乱期に似た異世界へと時空移動してしまう。 「白龍の神子」に選ばれた彼女は、源平の軍とともに、怨霊を操る平家と戦うことに。 神子を守護する八葉(はちよう)と呼ばれる男性たちと、 度重なる危機を乗り越えるうち、絆は深まり、やがて恋心が芽生える。 強大な敵への怖れ。裏切りの苦悩。 戦乱の世の容赦ない悲劇を前に、望美の強い想いは時空を越え、 八葉たちに降りかかる運命を変えていく──。
あの人を助けたい──。 少女の想いが世界を変える。
(パッケージ裏より引用)
──… * * * …──
こうして見ると、ポイントとなる要素は1作目とほぼ同じのようですね。 異世界トリップ+ヒロイックファンタジーものの王道です。
日常から急転直下の異世界トリップ。 知らないうちに選ばれ、課せられた重大な使命。 集う仲間。恋。苦悩。喪失。戦い。 強く怖ろしい敵勢力と、次第に濃くなっていく不穏な空気。 やがて訪れる決戦の日。
1作目が平安時代っぽい雰囲気だったのに比べて、今作は源平期だそうです。 武士の台頭と隆盛という、いかにも世の中全体が混乱してそうな予感がひしひしと。 愛読書のひとつである荻原規子の『風神秘録』が思い起こされます。
主人公・望美ちゃんの装いからも、今までとはちょっと違ったテイストなのかなぁ というのが感じられますね。なんといっても剣を携えているんですから。 2はよく知らないので何とも言えませんけど、 望美ちゃんは1のあかねちゃんよりもさらに活動的な印象です。 長い髪をなびかせて剣を構える神子。絵になるじゃないですか♪ 可愛くって凛々しくって、ゲームを始める前から早くも望美ちゃんにメロメロ(笑)
一方、男性キャラクターは、ざっと見たところ1から随分様変わりしてますね。 平均年齢がぐっと上がっているせいか全体的に大人っぽいです。 義経や弁慶をはじめ、史実をもとにしている模様。 プロフィールを流し読みして第一印象で気に入ったのは、リズヴァーンというキャラ。 金髪碧眼ですが、目から下を覆面で覆い、どこか陰のある謎めいた風貌です。 ほくほくしながらキャラ解説を眺めるうちに、私の目を釘付けにした一文がコレ。
年齢:34歳
ま、マジっすか!? だって主人公は高校2年生なのに。 1の友雅さん(30歳)で上限ぎりぎりだろうなーと思ってたのに! 30歳の壁を突破か。やるな、ルビーパーティー……!
あとは源九郎義経。 派手な長髪のわりには真面目で自他に厳しく、責任感が強い感じの青年です。 ……なんか、彼に叱られる場面がすっごい多そうな気がするんですけど。 気のせいかしら。 た、楽しみだ!!(ぇ)
ちなみに1の八葉でお気に入りなのは、 生真面目・堅物・一本気の三拍子揃った忠義の武士、源頼久さん。ポジションは『天の青龍』。 エンディングのお相手は、今の段階ではあえて決めないことにしました。 ゲームを進めるうちに自然と絞れることでしょう。
では、いざスタート。
まずは名前入力です。 デフォルトだと『春日 望美』。もちろんそのまま決定しました。 自分の名前をつけたりなんかした日には、恥ずかしくって悶えっぱなしでお話が進まないに違いない(笑) 次は誕生日入力。自分の誕生日で1月12日。 これによって主人公の五行属性が決まるんですよね。木・火・土・金・水のうちいずれか。
それが済むと教室の風景が映り、主人公が独り言を呟きます。 もうすぐ冬休みという時期設定ですね。 と、いきなり選択肢が4つ現れました。
「クリスマス、楽しみだな」 「初詣、どこに行こうかな?」 「せっかくだから、どこか旅行に行きたいな」 「こたつでミカンでも食べてのんびりしようっと」
女子高生なのに4つめの選択肢はいかがなものかと。いや気持ちは分かるけどもさ!(笑) ここはひとつ、私の気持ちを代弁して旅行に行きたがってもらいましょう。 3番目を選ぶと、再び選択肢が出現。
「南の島へ行ってみたいな。綺麗な海を見てみたい」 「スキーなんかいいよね。気持ちよくて」 「どこか遠くの知らない土地へ行ってみたいな」
漫画版で望美ちゃんが沖縄へ行きたがっていたのを思い出し、1を選択しました。 例の幼なじみ(兄)に絡めそうな選択肢だなぁ、 というヨコシマな考えも浮かびますわな。 ここで一段落したのか、望美ちゃんは時間割が気になりだしたようです。 次は体育で、4時間目はなんだっけ?
「古文だった気がする」 「日本史じゃなかったっけ」 「地理だったと思うんだけど」 「あ、もしかしたら自習だったかも」
そりゃもう、当然のように日本史でしょう。
「源氏と平家が戦うところまでやったかな」 「源頼朝が、鎌倉幕府を開くところまでいったっけ」 「……やっぱり誰かのノート、コピーさせてもらおう」
こういう選択肢であえて3のようなのを選ぶ人って、 やっぱり世の中にはいるんでしょうね。相方も絶対3を選ぶな。 しかし私はあくまで自分的スタンダードに、1を選択。 さてさて、一体これでどういう要素が定まったのやら。主人公の性格設定かな?
一章 宇治川、霧に惑う
ムービーが始まります。 学校での一場面。一緒にいるのは幼なじみである有川兄弟の兄・将臣(まさおみ)。 弟の譲君も居合わせたところへ、不思議な子どもが現れました。 そして突如として襲い来る激流。 主人公たちはあっという間に飲み込まれてしまい、次に気づいたときには、 見たことのない荒れ野に自分一人という状況に。
いや、自分一人ではありませんでした。視線を転じれば、 先程学校で出会ったあの不思議な子どもが、不気味な何者かに襲われているではありませんか! 動く骸骨──落ち武者のような、見るからに禍々しい存在。 そいつは望美に気づき、矛先をこちらに向けてきます。 まったく訳が分からず、状況が理解できず、しかし今自分が危機のただなかにあることだけは確か。 後ずさる望美と、おどろおどろしく攻撃態勢に入る骸骨との間に割って入ったのは、 あの髪の長い綺麗な子どもでした。 子どもの剣が弾き飛ばされ、あわやという時、 とっさに望美がその剣を拾って走り出します。格好いいぞ。 と、そこへ少女の声が響き渡りました。落ち着いた雰囲気の子ですね。 望美たちを助けてくれるようです。
「お逃げなさい、ここは私が」
まさに天の助け! ここで選択肢が現れました。
「あなたを置いて逃げられないよ!」 「あなたは大丈夫なの?」 「逃げられるなら逃げたいんだけど……」 「さっきの子は大丈夫なのかな」
主人公の台詞の左下にはアイコンが常時表示されているのですが、 選択肢によってそれぞれ表情が違うんですね。 さて、ここで攻略本の出番です。 より効率よく高ポイントの選択肢を選ぶという方針で、1に決定。 助けに入ってくれた黒髪の少女との絆が深まる選択肢です。 案の定、きらめいた効果音と共に緑色の星が画面に現れました。 相手の好感度がupした印です。1のときのシステムを引き継いでいるようですね。
そうこうしているうちにバトルに突入。 アイコンから察するに、主人公は火属性になったようです。 ここで三人の会話により、主人公が『白龍の神子』であることが判明。 同時に黒髪の少女が『黒龍の神子』だと名乗ります。 『黒龍の神子』といえば、今までは敵対していたイメージが強かったんですけれども、 今回のこの子はずいぶんと友好的ですね。 戸惑いながらも、彼女と協力して骸骨の怨霊を封印することになりました。
「お願い黒龍、私に力を……」
ちょっと待て。 黒龍といえば白龍の対になる力。 黒龍の神子同様、破壊とか闇とか呪念とか、そんなイメージが植え付けられているのですが。 そんな簡単に力を引き出して、本当に大丈夫なんでしょうね?(どきどき)
そんな心配をしながら戦闘に挑戦。 先の心配もまったくの杞憂に終わり、丁寧な操作説明つきでとても易しいバトルでした。 無事封印完了。
戦闘後、お互いに名前を教えあう三人。ほのぼのです。 黒龍の神子は朔(さく)。不思議な子どもは白龍。 って……龍神ですか!? どんなポジションなんだ、この子。性別は男の子、だよね?
名乗ったので、朔ちゃんが「望美」ってボイスで呼んでくれるかと思いきや、 あら、デフォルトの名前でも呼んでくれないのね。残念です。 いきなり『白龍の神子』と言われても、 なんのことやら身に覚えがさっぱりない望美は首を傾げるしかありません。 選択肢。
「きっと、人違いなんじゃないかな」 「封印ってのができたからなの?」
シリーズ1作目の記憶を辿りますと、前者の選択肢のように、 神子の使命を拒否するかのような言動を取ると、ろくなことになりませんでした。 ここは迷わず後者を選びます。
そんなこんなで、ともかくこの場を離れることにした三人。 宇治川の下流、橋姫神社という場所へ向かうことになりました。
画面がすごろくのようなマップに切り替わり、移動。 赤い光が灯っているコマで戦闘になりました。 このバトルで、激流に飲み込まれたときにはぐれてしまった幼なじみ・譲君と再会。 現代から一緒にトリップしてしまう幼なじみって定番は、3でもちゃんと生きているんですね。 望美をかばって敵の攻撃を受ける譲君のイラストが綺麗です♪ 選択肢出現。譲君へかける言葉ですね。
「ごめん、ごめんね。痛かったよね」 「助けてくれて……ありがとう」 「何やってるの! 無茶しないで!!」
3番目のはまずいよな。 私の心情的には1番目ですが、攻略本を参照して、謙君好みの台詞である2を選択。
計算づくです。
と、ここで気づいたことがひとつ。 譲君と望美ちゃんはお隣で育った幼なじみなのに、 望美に対する呼びかけが「春日先輩」って…… ちょっとよそよそしくて寂しくないですか? お兄ちゃんの将臣君が「望美」って呼ぶんだから、 せめて譲君だって下の名前で呼んでほしいものです。 きっと小さい頃はそうしてたんだろうけど。
「先輩、俺の後ろにいてください」
って、真面目で頼りにされると嬉しいフェミニスト属性か、キミは? 女性に危ないことはさせられない、自分が守らなくては、 とか考えてそうですね。年下なのに。 しかし望美はさっき怨霊を封印した経験があるからか、そう簡単には引っ込みません。 互いに自分が窮地を引き受けようとする望美と譲に、白龍が言いました。
「八葉の力はあなたの剣と盾。一緒に戦ったほうがいい」
ということは、つまりこれで譲君が八葉の一人であるという言質が取れちゃったわけですね! 望美、譲、朔、白龍の四人でバトル突入です。 1は神子の他に二人までしか参戦できなかったけど、今回は三人バトルに入れるんですね。 これは楽かも。 皆で協力して『術』が使えるとのことで、 参戦メンバーによってたくさんの術が用意されているようです。 楽しみだなぁ♪ 敵を倒すと、白龍が一人だけアップになって勝利台詞を言ってくれました。 FF10もそうだったけど、イベントだけでなくこういう細かいところの演出が丁寧だと本当に嬉しいなぁ。 ましてや恋愛アドベンチャーと銘打っている作品ですからね。
譲君も合流したところで、現在地はどこなんだという話になります。 白龍いわく「ここは時だけでなく、場所だけでなく、神子の時空と違う、京」。 どうやら過去にタイムスリップしてしまったのではなくて、 望美たちがいた世界とは似て非なる世界、つまり異世界に来てしまったようですね。 常識人ぽい譲君は、混乱のあまり乾いた笑いを浮かべます。 そんな彼に望美がかける言葉は……
「大丈夫だよ、落ち着いて考えよう」 「もう! しっかりしてよ!」 「違う世界って、どういうことなの?」 「……本当にどうしたらいいんだろう」
譲君の受けを狙って4番目を選択。
「たとえどんな世界でも、先輩は俺が守ります」
のっけから頼もしいようですが、この傾倒っぷりが少々怖くもありますね。 さっきかばってくれたことといい、なんだかとんでもない無茶をしてくれそうで。
一抹の不安を抱えつつ、とりあえず一度セーブ。 セーブポイント方式ではなくて、 メニュー画面でいつでもデータを上書きできるシステムが健在です。 ぬるゲーマーには嬉しい限り。
ちなみに、絆が深まるにつれて、 人物情報欄に表示される星マークが徐々に埋まっていくのですが、 この段階で同行者たちと主人公との絆はこんな感じでした。 星ひとつを1と換算。
譲:0.75 朔:0.25 白龍:0.5
みんな1に満たないのです。序盤だからこんなもんかな? てか1のときも思ったんだけど、 まったくの初対面である朔との絆が0なのは至極当然としても、 有川兄弟は望美ちゃんと幼なじみなんだから、 初期段階でも星ひとつ分くらいの絆はあっても良いのではなかろうか!? ちょっと寂しいものがありますよね。
>>>次回へ続く
2008年02月09日(土) |
創作雑記と甥っ子とさくらさん |
『夜想曲』の番外編を下書き中。 とある人物が客観的な視点からひとつの場面を俯瞰しているのですが、 その語り手となる奴がどうも無駄に詩的っぽい表現をしたがるので、 書いていて物凄く気恥ずかしいです。 『〜のように』だの『〜めいた』とか、比喩表現が多くてね。 哲学的な重厚さを演出するのなら良いかもしれませんが、 どうだろうなぁコレは。 まあ後で推敲しよう。 今はチコチコ書くべし。
と気合いを入れてたら、明日と明後日、 子守をしなけりゃならない状態になりまし……た(泣) ううう一日子守なんてできるかなぁ。不安不安怖いよー。 お年寄りの方が相手なら、学生時代に特別養護老人ホームで実習を経験したし、 同居の祖母もいるから別段困らないんだけれども、 子どもってどう扱ったらいいのか分からなくて物凄く敬遠しちゃいます。
明日を無事に乗り切れるのかっ!?
私の膝の上でくつろぐさくらさん。 視線がPC画面に吸い寄せられているので、 なんだか師匠に小説をチェックされているような気分になってしまいます。 駄目出しは優しくお願いしますよ、師匠。
2008年02月08日(金) |
更新履歴:アリア頑張り中 |
サイトを更新しました。 長編小説『WILL』の第3章4節(3)をup☆
といっても、メルマガで配信済みのものを単にまとめただけですが。 この週末に短編をひとつ仕上げてしまいたいな。 頑張ります。
2008年02月07日(木) |
FF12プレイレポNo.3:爺さん何者? |
執政官の就任演説を聞いて、 何やら企み始めた様子のヴァン。 情報を集めるため、 ダウンタウンに住むという物知り爺さんに 話を聞きに行くことにしました。 物知り爺さん。なんとなく話が長そうな気がしますね。 昔語りとかしてくれるといいな。
行く先々でそこかしこに浮かぶトークアイコン。 片っ端から捕まえて話を聞いてみたところ、 ラバナスタ市民は市街から追いやられ、 地下のダウンタウンへと押し込められたそうです。 隔離か。物凄い圧政ですね。 帝国はわざと反感を煽っているような気さえしてきます。
ダウンタウンの入り口付近の部屋に、件の爺さんはいました。 子どもらに囲まれていて意外と賑やかな感じです。 彼が言うには、「クレセントストーンという物を使えば王宮の隠し通路に入れる」。
な、なんて都合のいいアイテムなんだー!!
しかもソレがなぜか爺さんの自宅にあるとのことで、二度びっくり。 ただし今は魔力を失っているから、力を甦らせるためには【太陽石】が必要。 それはギーザ砂漠にある、と。
…………。
なんだよぅ、この安っぽい展開は。 ありがちなファンタジーそのものじゃないかー! ヴァンがダウンタウンの出口を呟いたり、 地図に目的地がマークされてたりと、 端々にプレイヤーへの気遣いが感じられるわりには、 シナリオがちょっとなぁ。
正直テンションがちょい下がりました。 地図を売ってたモーグリは可愛かったけどさ。 そもそも、そんな悪事に使うしか利用方法のなさげなレアアイテムを、 どうしてこの爺さんが持ってるのだろうか。謎。 今は亡き国王のもと、陰で諜報活動をしていた部隊の生き残り、とかだったりして。
ぶちぶち言いながらギーザ砂漠へ移動。 ギーザラビットというウサギのモンスターがいたのですが、これがまた妙に可愛い。 ヴァンも何か小動物を連れ歩くといいのに。 肩乗りラビット。可愛いなぁ。
とか考えていたら、どこからともなくヴァンに注がれる真っ赤な視線。 うお狙われてる狙われてる! ヴァン一人でも苦戦するほどではなかったけど、焦りますね、この赤い線。
入り口をちょろちょろしただけで眠くなってきたので、 太陽石があると思われる方まで行かずに都へ戻って一休み。
セーブに時間が掛かるなー。
>>>しばらくレポはお休みします。
2008年02月06日(水) |
寝起きの悪さは負けません |
私のマイカーは、同居している祖母から就職祝いに贈られたものです。 なので、祖母が病院に行く日は私が朝送っていくのが恒例。 でも、朝が超絶苦手なんで、 どう頑張っても早起きできないんですよね……(最悪だ)
といっても、もちろん遅刻ぎりぎりではありません。 むしろ普段の出勤は早いほうです。 百単位の人数がいる職場の中で、 早出勤ベスト10に必ず入っていますからね。
しかし『おばあちゃんを病院に送っていくから10分早く起きる』が、 どうしても、どうしてもできない。 もしくは『あと10分早く身支度を終える』でもいいんだけれども、それも無理。 トロくさい運転の車に苛立ちながら出勤するなんて、 もういい加減に卒業しなきゃね。
今日は早めに寝るとします。
2008年02月05日(火) |
猫話:気安く触るなってか |
マウスに触れる自分の利き手をふと見て、 右手があちこち傷だらけになっているのに気づきました。 昨夜、さくらさんの猫パンチと両足キックに噛みつき攻撃という フルコースを食らったのですよ。 おのれ。人の膝の上で喉を鳴らしてるくせに何をするのじゃ。
猫に引っかかれた傷って目立つ跡が残るんで、 私の両手はとてもじゃないけど人前に出せる代物ではありません(笑)
同じ親から生まれた弟猫のゆきさん(末っ子)は、 ももさんやさくらさんよりだいぶ穏和な性格をしているので、 人に向かってフーッと威嚇したり引っ掻いたりすることはまずありません。 まあせいぜい、スリスリしながらほんのちょっと甘噛みする程度。 気が小さいんだろうなー。 後からコタツに入ってきたももさんに、 ぎろりと一睨みされただけで一目散に逃げ出すくらいヘタレ君だし。 そこがまた可愛いのですが。
懐深い鎮守の森。 その奥には、人ならぬ存在――“妖し”たちの住みかがあるという。 力の担い手が蠢く秘境の縁に、娘は一人、ひっそりと居を構えていた。薬草を採るのに都合が良いという、ただそれだけの理由で。
かつて、人と妖しは戦をたびたび起こすほどに傍近く暮らしていた。 しかし、いつしか互いに距離をおくようになり、今ではもう妖しが人間の目に触れることなど滅多にない。 そんな時代のこと。
「妖しに名前を教えるなんて、あんた不用心だな〜」 「アンタが訊いてきたんでしょうが!」 「覚えておきなよ。妖しに名を知られるってことは、心を委ねるも同然なんだ。さらわれちゃっても文句は言えないんだよ?」 「なっ……!?」 「聞いたことないかな? 妖しにとられた人間の話。狐の婿取り、とか」
朗らかな天狐と意地っ張りな薬師の娘の、ハートフル和風ファンタジー……? キャラは固まってきたけど肝心のストーリーが決まらないのですよ。 短めにさくっとまとまるネタはないものか。
お題小説『最初の冒険』の世界観を引き継いだ、 というかアレの後世のお話になりそうです。 一度きりの単発話のはずだったんだけど、 なんとなく気に入ってしまったみたいです。
和風って良いな。 座敷童子とか沼の主、雪ん子なんかも好き要素。河童もね。
眠くて寒くて切ないあまり、 私用を放り出したままベッドの中へ逃避していたら、 夕方頃、地元の友達から電話がきました。
「カラオケとご飯行かない?」
外は大雪。 近年まれに見る雪ッぷりです。 我が家の周りでは積もってこそいないけど、 それでも悪天候には変わりません。 何もこんな日でなくても……と戸惑ったのですが、 彼女の娘さんがどーしてもどーしても歌いたい!!と主張しているらしく、 カラオケボックスで待ち合わせとなりました。
いやー、さすがに空いてるわ。 小さなお姫様はヒョウ柄の着ぐるみのような服で大変可愛らしかったのですが、 歌いたいと言ったものを歌わなかったり、 食べたいと言ったものを食べなかったり、 非常に気まぐれですよ、もうホント。
お姫様がジュースをこぼしたことに対して、 お説教モードに突入する母娘を前にして、 私は食事があまり喉を通りませんでした(苦笑) 叱るべき時にはきちんと叱る。 それを日々実践して、愚痴りつつも子育て奮闘中の友に、 心から拍手喝采ですよー。
いや、それにしても可愛いお姫様でした。 色白で目がぱっちりしてて、ピンクのインナーがよく似合ってて。 舌たらずな喋り方も愛嬌があって、仕草も愛らしいんです。 将来が楽しみだなぁ、と小さな子を見るたびにしみじみ思う今日この頃。
先日とある友達が女の子を無事出産したとのことなので、 近いうちにお見舞いに行く予定なのですが、それもすっごい楽しみです♪
ちなみにうちの甥っ子たちは、 昨日の夜に高熱を出して二人とも救急へ連れて行かれたとのこと。 インフルエンザのようです。 可哀想に、早く治ってくれるといいんだけど……。
2008年02月02日(土) |
B型祖母とヤキモチと特命係長 |
今日は一日じゅう祖母宅で肉体労働に勤しみました。 台所の床を修理するとかで、食器棚やら流し台の下に収納している品々を、 片っ端から蔵へと移動させねばならないんだとか。 一家族が使っていた食器等の諸々の生活用品を、 ひとつずつ新聞紙でくるんで箱に詰めていくわけだから、 それはもう引っ越し作業と変わらないような手間暇が必要になるわけで。 しかも現場を取り仕切る祖母が、超マイペースなB型気質。 なんでも自分で確認しながら、自分の気の済むように物事を進めたがる人なのです。 ましてや台所用品ですからね。長いこと主婦をしていた祖母が、 身内とはいえ他の人にあれこれ勝手をされて黙っていられるはずもなく……。 そんなわけで、色々と手間取りながら一日作業となったのでした。 どっと疲れたー(苦笑)
甥っ子たちの話。 妹の子は長男と次男、二人兄弟なのですが、 どちらも物凄い甘ったれです。 特にお兄ちゃんのほうは、弟にかかりっきりになっている母親の気を引きたくて、 ぐずってみたり、ふてくされてみたりと大変騒がしいです。 下の子にヤキモチをやいて赤ちゃん返りするというアレですね。 それで仕方なく母親がお兄ちゃんを抱っこしようものなら、 今度は弟が即座に大泣きして。 なら母親を挟んで両側に二人で座ればいいのにと思ったのですが、 それじゃ駄目なようです。お母さんを独り占めしたいんですね。二人ともが。 あっちを抱けばこっちが泣く。 こっちを抱っこすればあっちが大泣き。
一体どーすればいいのよー。こっちが泣きたいわ!
……って、私ならなっちゃうなぁ。 妹的にはこんなの日常茶飯事らしいです。 偉いよアンタ。よく頑張れるねぇ。 自分だったらこの泣き声でノイローゼになるよ(子ども苦手)
ただ、経験から言うと、こんな場合に 「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」 を連発するのはNGでしょうね。 だって、その子が好きこのんで 主体的に“お兄ちゃん”になったわけじゃないからね。 皆その葛藤を抱えて第一子は成長していくんだろうな。
ああ、育児ってホントにホントに大変そう。 頑張っている我が妹を、心の底から尊敬します。
特命係長。 なにやら21時からドラマがあるそうなので、 代わりに見ておいてくれと相方に頼まれました。 夜中まで仕事で好きな番組も見られないのは気の毒だし、 ながら見じゃなくてしっかり見ておいて後日話してあげようと思います。 もともと深夜枠で放映されていたときに相方がハマっていたんですよ。 表じゃ冴えないけど裏の顔は凄いとか、 エビちゃんからハート光線を飛ばされてるのに主人公はろくに気づかない(素振り)とか、 男性諸君の好きそうなテイスト満載ですよね。
今回のは銀行員がキーパーソン? 女性行員の制服に萌える〜とか狙ってるのか? まあ、確かにアレですよ、 狙った女性がお固い職業であればあるほど攻略する楽しみが倍増する、 って言いますからね。
創作コミュ用メモ
・その後まったく進まず。 ・いっそサイトで公開している小説の番外編ではなくて、新作に挑戦しようかなぁ。 ・たまには恋愛要素のあるものを。 ・昨日見た夢に触発されて、和風伝奇ものを試しに考えてみた。
朧(おぼろ) ・妖力甚大の天狐 ・夕陽色の長い髪、金色の瞳 ・祟る怨霊を鎮めたという女妖を祖に持つ ・千里眼 ・軽い口調に人懐こい笑顔 「あらら、熱烈な歓迎っぷりだねぇ。俺って意外に有名だったのかな〜」
安倍 螢(あべ・ほたる) ・不思議な力に恵まれた娘 ・ふわふわ天パの黒髪 ・名前と容姿に反して気が強く、克己心が旺盛 「迎えなんていらない。行きたければ自分で飛び込んでみせる!」
・嫁取り ・儀式 ・空狐(くうこ)への神化
道路特定財源
・建設だけでなく、維持・管理・補修の費用も道路特定財源から賄っている。 ・地方の道路については、道路特定財源のみでは賄えず、毎年多額の一般財源を投入している。 ・暫定税率が廃止されると、地方自治体の財政がさらに圧迫されることになる。第二、第三の夕張。 ・一般財源化は受益者負担の原則にそぐわない。 ・30年経っても未だ道路網の整備が完了していないのは計画性の欠乏による。 ・建設屋が不当に利潤を得ているというイメージが先行しすぎている。 ・説明責任を果たさねばならない。 ・歩道やガードレールのない通学路の整備、開かずの踏み切り解消のための立体交差化事業、道路の除雪、橋梁の補修などは必要不可欠な公共事業であり、本来なら新規起工を縮小する代わりに拡大方向で予算組みすべき。
ゴールデンロア
・称号が光魔術入門者になった。 ・しかし情熱が1000を下回っている。心配だ。 ・きのさんのキャラは早くも儚くなられてしまったそうで、 一緒に冒険できなくて残念……。
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