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- 2005年12月31日(土)
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- 凍える大地に咲く花。 〜ゆく年くる年〜
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この日記を皆さんがご覧になられる頃は、もう来年でしょうか?
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今年も年末年始は長野の実家へ帰省しました。
大晦日には紅白を見ながら年越しそばを食べ、 元日には善光寺へ初詣に行き、2〜3日は箱根駅伝を見るという、 いつもと同じ年末年始を過ごしに田舎へと向かいました。
ちなみに、クルマのタイヤがノーマルのままだったんですが、 地元の友人やウチの母より、「ノーマルのままで絶対に来るな!」と云われ、 帰省前に渋々スタッドレスタイヤを買って装着してから出発しました。
で、結果的には そうしてよかったわけです。
ご覧の通り雪まみれのタイヤ。 |
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実家前の道路は 完ぺきなアイスバーンでした。
ワタシの愛車のトヨタ・イストは FFですが、それでも前輪が滑って 空転していました。ノーマルのままだったら、 間違いなく死んでたでしょう。 友人も母も正しかったわけです笑。
例年の長野は、雪は降るけれども、 昼間の気温が高いために溶けてしまいます。 なので、それほど困る事は無いんですが、 昨年に引き続き、今年も雪の年末となりました。 |
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実家5階からの眺望です。
実家に帰ると、これも毎年のことですが、 母が花を活けていました。
この頬を刺す空気と、 足を縛るような凍える大地の街に、
ビッと背筋の通ったこの活け花のごとく、 母は元気に働きながら、 しっかりと一人で生きています。
花をいじりながら母は、
「花の三つの三角形と、背高の葉先の三角形 低い葉先の三角形、この組み合わせ、分かる? 全体としては、シュッと天へ伸びる線と、 中央でドシッと構える固まりを作るのよ」
と、ハラに云った。 |
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こういう話は感性的なものなので、生け花を知らないハラにも分かる。 おそらく分からない人には全くわからない内容の話だろう。
母がこういう話をして、ワタシがその話を即座に共感する。
「ああ、ワタシはやっぱり母から生まれた息子なんだな〜」
と思ってしまった。
母の生け花を眺めながら、 ワタシも来年はシャンっとしなきゃ!! と思ったのでした・・・あぁ、もう今年ですね。
あけましておめでとうございます。
051231 - 060101 taichi
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- 2005年12月21日(水)
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- iTunesアフィリエイトはじまる!
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先週からiTunes Music Storeのアフィリエイトが解禁されました。 そこで、さっそく申請して承認をもらいましたので、実施しています。
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んで、そもそもアフィリエイトって何?っていう人に簡単に説明しておきますと、 つまりは、個人サイトやメルマガ等と企業で提携して行う成果保証型広告なんです。 商品が購入されたら商品価格の○%がコミッションとしてもらえるという仕組みである。
ポータルサイト等のバナー広告は、成果とは無関係に広告費が決まっているので、 広告掲載企業と広告掲載サイトは、あくまでクライアントと業者の関係だが、 アフィリエイトは、成果連動である以上、広告掲載企業と広告掲載サイトは パートナー的な側面が強調される。
で、皆さん気になるのはナンボ儲かんのや?ってとこだと思いますが、 ウチのような、1日平均500ヒット200訪問というプライベートブログサイトでは、 全然儲かりまへん!儲けることを目的としてやるのであれば、 ウチより100倍ぐらいアクセスがあるサイトでないと月の小遣いにもなりません。 だって、サイトに訪問⇒アフィリエイト広告をクリックする⇒その人がそこで商品を買う そこまで出来て初めてコミッションが発生するわけですよ。それってどんな確率だっつーの。 ちなみにクリックしてくれる確率は、掲載中のアポーストアでも約0.1%です。そんなもんですよ。 儲けを考えるなら、母数としてのサイト訪問数が伸びない限りだめでしょう。
※ちなみに、一応申し上げておきますが、 クリックしたと同時にいきなり契約!とか登録!とかいう、 一時期流行った悪徳ワンクリ詐欺みたいなことはありません。 単なる各オンラインストアサイトへのリンクですのでご安心を。
AIRでも、アフィリは幾つか(・・・ってほとんどアポー絡みなのだが)やってますけど、 前述したように、パートナーっぽい感覚が気に入ってやってるだけですね。 「オレもアポー(※)の一員!」ってわけです。 (※注「アポー」⇒「Apple」) それ以外の企業も同様ってことで、ほとんどこれで儲けることは考えてません。 それほど微々たるもんなんですよ!アフィリエイトはジコマンの世界ですね。
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っていうわけで、先日よりiTMSのアフィリをはじめたわけですが、 初動ということもあって、以外とクリック率が高い!
前述のApple Storeが0.1%でしたが、iTMSはこの一週間でなんと9%! 別に金になるとかならんとかよりも、マーケティング興味のあるハラにとっては、 こうした数字の変化や推移などをみるのが面白かったりする今日この頃。
しかしながらこのiTunes、ハラも曲を購入していますが、 iTMSの各曲購入画面に掲載されるレビューにある通り、問題が山積しております。
とにかく、 100万曲ってどんな曲をいれてるんだ?!っていうくらい、 曲数のわりには欲しい曲が見つからない。 日本でイジメにあっている邦楽はもちろん洋楽だってそうだ。
一部マニアたちには、それぞれの世界で一部ウケしているのらしいが、 「HMVやタワレコにいけば、なんでも揃ってるだろ」的に、 iTMSを訪れるかといえば、今のところNo!である。
そもそもネット配信で曲を買おうとする客は、マニアファンよりライトファンだ。 明らかに皆が知ってる曲、FMでヘビロテされている曲がないのはつらい。 人気のある曲は、結局いい曲なんだから、やっぱり聴きたいし買いたい。
邦楽でも洋楽でも、カギを握っているのはやはりソニー。 以前から、販売・営業的判断やアーティスト側からの圧力で、 ずっと時間の問題といわれているが、それでもなかなか決まらない。
このまま「マニアのための100万曲」が定番になったら、結局アップルは、 音楽配信の世界でも、PC世界の「マッキントッシュ」と同じになるかも。
あと、料金の問題。1曲=150円!っていう売り文句は、どうやら洋楽だけだったみたいで、 邦楽は1曲=200円!これではシングルも、TSUTAYAでレンタるのと比べて微妙な判断だ。
他にも、新譜の配信不手際などもあるらしく、 おいおい頑張らないと、信頼をなくしてしまうぞ〜と、 アポーファンかつiTMSアフィラーとしては思うわけである。
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現状のiTMSをここまでコキ下ろしておきながら、 ちょっと営業をしてみてもいいですか?
iTMSのアフィリ機能として、曲やアルバムへのダイレクトリンクがあるので、 それを使って、iTMSにある数少ないお気に入り曲や、買う価値がある曲を紹介したい。
ちなみに、ここからiTMSにアクセスした人で、 「紹介された曲をiTMSで買いたいけど、アンタにコミッションを渡すのはシャクだぜ!」 っていう人は、明後日以降に購入行為をしてください笑。
アフィリエイトには「トランザクション期間」というのがあります。 つまり、皆様がここのアフィリ広告をクリックしてiTMSへアクセスした行為と、 皆様のiTMSでの購入行為との関係を結びつける期間ですが、これが2日間なのです。
ま、それはいいとして、紹介にまいります。
iTunesのソフトそのものがない人は、 下から無料ダウンロードでどうぞ。(Mac & Win)
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Boyz II Men Reflections
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※[iTunes]アイコンをクリックすると、iTunesが起動して該当画面が開きます。
昔から大好きなヴォーカルグループのBoyz ll Menです。 最近リリースがなくて寂しかったのですが、11月にこんなアルバムが出ました。 見たらびっくり!全曲が邦楽カバーなんです!あのBoyz ll Menがですよ!!
( )・・・邦楽アーティスト名
1 I've Been Serchin'~君をさがしてた(Chemistry) 2 WILL(中島美嘉) 3 Flowers Bloom~ここにしか咲かない花~(コブクロ) 4 Snow White~白い恋人達~(桑田佳祐)
完全に自分の曲にしてしまってますよ。是非ご試聴ください! アルバムリンクですが、1曲単位でも購入できます。試聴は一部だけですが無料です。
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K-Ci & JoJo It's Real
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※[iTunes]アイコンをクリックすると、iTunesが起動して該当画面が開きます。
つづいて、これもお気に入りなグループの「K-Ci & JoJo」。 これ、90年代のアルバムですが、すごくいいので紹介します。 当然、知ってる人も多いと思います。 アルバムリンクですが、1曲単位でも購入できます。試聴は一部だけですが無料です。 1曲単位では、下記の2曲をどうぞ!
8「Tell Me It's Real」 13「 Momma's Song」
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押尾コータロー Panorama
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※[iTunes]アイコンをクリックすると、iTunesが起動して該当画面が開きます。
で、邦楽では誰か良いのはないのかってことで探しますと、 オオっ、この人がいたよ〜ってのがこれ、「押尾コータロー」。 アコギのインストゥルメンタルですが、めっちゃいいですよ!! 1曲単位では、個人的には下記の3曲です!
2「オアシス」 5「コンドルは飛んで行く」 9「Brilliant Road」
※アルバムリンクですが、1曲単位でも購入できます。試聴は一部だけですが無料です。
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本田美奈子 AVEMARIA - アヴェ・マリア
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※[iTunes]アイコンをクリックすると、iTunesが起動して該当画面が開きます。
あと、これも「おおっ見つけた!」というのが、 先日11月に38歳の若さで永眠された本田美奈子さん。私が知っていたのは、 皆さんご存知、その年の賞を総ナメにした頃の「アイドル・本田美奈子」だけでした。 愛読ブログで本田さんのことを「近年は声楽家として活躍していて、その声楽技能を会得するのに、 考えられないぐらいの勉強と修業を積んだと思われるキレイな声楽だ」と紹介されていた。 これからという時に大変惜しいと、そのブログでは書かれていて、 聞いてみたいな〜と思ってました。実際に購入して聞きましたが、すごいですよホント、 昔の『1986年のマリリン』とか『One Way Generation』しか知らない人にとっては驚愕です。
※アルバムリンクですが、1曲単位でも購入できます。試聴は一部だけですが無料です。
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宇多田ヒカル Passion ~single Version~
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※[iTunes]アイコンをクリックすると、iTunesが起動して該当画面が開きます。
最後に、最近のiTMSの邦楽新譜でメジャーどころを紹介しときます。 宇多田ヒカルのシングルです。最近売れないとか云われてますが、 個人的にはこの曲好きですよ。 昔の売れ線メロディが好きな人にとってはどうかと思いますが、 とても幻想的で世界観を感じられる曲だと思います。
※シングルリンクです。試聴は一部だけですが無料です。
以上、iTMSでのハラのオススメ曲紹介でした。
買うも買わないも、買わずにレンタルするも、 ま〜とにかく、ハラは紹介して満足なので、共感してもらえればとっても嬉しいです。
あと、iTunes、がんばれよー。
ではでは。
051221 taichi
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- 2005年12月19日(月)
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- W杯展望【第3戦】「ブラジル戦は微妙なんだよねー」
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「1次突破か、この1戦にかけるか」
第3戦 ブラジル 06年6月22日(木)21:00 ニュルンベルク
■史上最強のブラジル?!
ブラジル代表に関しては、もはや何もいうことはない。FIFAランク1位。 昨年のバロンドールであり、今や世界最高の男と評されるロナウジーニョ、 前回W杯の得点王で、レアルマドリードのエース、「元祖怪物」ロナウドをはじめ、 「新怪物」アドリアーノ、カカー、ロベルトカルロス、ロビーニョなど、 殆どの選手が、世界の名立たるクラブのスターたちである。
■現在選出中のブラジル代表一覧 《名前の横は(年齢・身長/体重)》 ======================================== GK ジダ(32・195/85)・・・・・・・・・・・・・・・ACミラン(ITA) GK ジュリオ・セザール(26・185/80)・・・・・・・・インテル(ITA) DF カフー(35・176/74)・・・・・・・・・・・・・・ACミラン(ITA) DF ロベルト・カルロス(32・168/70)・・・・・・・・レアル・マドリード(ESP) DF ルッシオ(27・188/81)・・・・・・・・・・・・・バイエルン・ミュンヘン(GER) DF ジュアン(26・179/72)・・・・・・・・・・・・・バイヤー・レバークーゼン(GER) DF ロッキ・ジュニオール(29・186/73)・・・・・・・バイヤー・レバークーゼン(GER) MF ジルベルト・シルバ(29・185/78)・・・・・・・・アーセナル(ENG) MF ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(30・179/74)・・リヨン(FRA) MF ゼ・ロベルト(31・172/71)・・・・・・・・・・・バイエルン・ミュンヘン(GER) MF エメルソン(29・179/74)・・・・・・・・・・・・ユベントス(ITA) MF カカ(23・183/73)・・・・・・・・・・・・・・・ACミラン(ITA) MF エジミウソン(29・185/73)・・・・・・・・・・・バルセロナ(ESP) MF ロナウジーニョ(25・183/77)・・・・・・・・・・バルセロナ(ESP) FW ロビーニョ(21・172/60)・・・・・・・・・・・・レアル・マドリード(ESP) FW アドリアーノ(23・189/87)・・・・・・・・・・・インテル(ITA) FW ロナウド(21・179/75)・・・・・・・・・・・・・レアル・マドリ−ド(ESP) ======================================== ■南米地区予選 vs アルゼンチン・・・H(04/06/02)3○1 / A(05/06/08)1●3 vs エクアドル・・・・H(03/09/10)1○0 / A(04/11/17)0●1 vs パラグアイ・・・・H(05/06/05)4○1 / A(04/03/31)0△0 vs ウルグアイ・・・・H(03/11/19)3△3 / A(05/10/12)0△0 vs コロンビア・・・・H(04/10/13)0○0 / A(03/09/07)2○1 vs チリ・・・・・・・H(05/09/04)5○0 / A(04/06/06)1△1 vs ベネズエラ・・・・H(05/10/12)3○0 / A(04/10/09)5△2 vs ペルー・・・・・・H(05/03/27)1○0 / A(03/11/16)1△1 vs ボリビア・・・・・H(04/09/05)3○1 / A(05/10/09)1△1
18試合 9勝2敗7分 35得点17失点 ========================================
■王国伝統の4−4−2
※右画像をクリックすると、 別画面でさらに大きくなります。
ブラジルといえば4−4−2である。 ロナウドとアドリアーノの怪物2トップ。 中盤は、左の1.5列目にロナウジーニョ、 少し下がり目に攻守ともに能力の高いカカー。 ボランチにバランサーのゼ・ロベルトと、 攻撃の起点となるエメルソンを配置。 4バックの両翼には、もうおなじみの カフーとロベルト・カルロス。そして ルッシオとジュニオールのブンデスリーガ コンビがセンターバックとして立ちはだかる。
おそらく、交代としてはFWを ロビーニョへ、ゼ・ロベルトを世界屈指の プレースキッカー・ジュニーニョに変える 程度であろう。基本はこの4−4−2。
もう、このメンバー表だけで ごめんなさいって感じだ。
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「攻撃は最大の防御なり!」 という印象をブラジルサッカーにはあるが、忘れてはいけないポイントがある。 それは、ワンボランチではなく、ダブルボランチを 基本のフォーメーションとしているところだ。
王国独特の波状攻撃のベースとなっているのが、相手の攻撃の芽を高い位置で摘み取るディフェンス。 ボランチの位置でボールを奪われた直後、相手DFは王国の波状攻撃の脅威にさらされる。 決して守備を軽んじているわけではないのだ。
さて、こいつらに対して、日本はどうすべきか・・・。
■とにかく、前2戦の結果で戦い方が決まる。
ブラジル戦でどうすべきかを考えても仕様がない気もする。それよりも、 今回、ブラジル戦が第3戦ということが、とてつもなく大きなポイントなのだ。
4カ国で3試合ずつ戦う1次リーグは、1つの組につき 勝点18(1試合勝点3×1戦につき組み合わせ2試合×3戦)を取り合う戦い。
1位が3連勝すれば勝点9。2位が2勝1敗ならば勝点6。3位が1勝2敗で勝点3。 最下位が3連敗で勝点0。・・・つまり、一つの組の勝点の合計は18点なのだ。
ただし、引き分け試合が出ると、組の総勝点合計は一つ減る。 引き分けは両者に勝点1を与えるため、そのゲームで発生した勝点は2となる。
さて、グループFの勝ち点奪い合いレースを鑑みて、 第3戦を日本が迎える時の、シナリオシミュレーションをしてみた。 それによって、ブラジルのモチベーション、ならびに日本の立ち向かい方が大きく異なる。
ベストなストーリー。
●日本もブラジルも1次突破を決めて第3戦を迎える。 ●日本とブラジルが第3戦引き分けで双方とも突破決定。
《第2戦まで ※( )内は勝点》 【1】日本2勝(6)/ブ1勝0敗1分以上・・・・・・日本、試合前に突破決定。(ブラジルは引分以上で当確) 【2】日本1勝1分(4)/ブ1勝0敗1分以上・・・・引分(5)でブラジル&日本、同時突破決定。
ブラジルも勝ち、日本も2勝しているということは、他の国に勝ち点を与えていないということ。 なので、ブラジルは1勝1分で第3戦を迎えても引き分ければ突破。日本は負けてもよいのだ。
問題は【2】の場合。 仲良く引き分ければ、両者同時突破なのだ。そう、引き分け狙いという微妙な試合となる。 しかし、王国に力試しをしてみたい…そんな気持ちがうずいて、俊輔がFKなんぞ決めてしまうと、 そこは負けず嫌いのブラジル、一気にアタックモードに入って2点ぐらいとられてしまうかも。 両者引き分けで突破なのに、負けてしまったら実に悲しい。非常に難しいさじ加減の試合となる。 嬉しい悲鳴だが…。
ハラハラドキドキの チャレンジストーリー
●ブラジルは突破決定して日本の相手をする。
《第2戦まで ※( )内は勝点》 【3】日本2分(2)/ブ2勝・・・・・・日本勝利(5)で突破。引分(4)の場合、他試合も引分なら突破。
決定済のブラジルが日本の相手をするのだが、これは勝たなければ自力突破にはならない。 しかしブラジルは負けても突破なので、日本は何の気兼ねなしに思う存分に戦えるストーリーである。 でも、勝たなきゃいかんことには変わらない。
尚、引き分けの場合、オーストラリアvsクロアチア戦も引き分けに終われば、なんと0勝で1次突破となる。 最悪でも引き分けに持ち込みたい。まあ、このストーリーならば、全然上出来だ。
ジーコと日本にとって最悪のシナリオ
●ブラジルも日本も突破未決定のまま、第3戦を迎える。
《第2戦まで ※( )内は勝点》 【4】日本1勝1敗(3)/ブ2勝・・・・日本勝利(6)の上、日本に勝っている国が他で負ける。 【5】日本1敗1分(1)/ブ2勝・・・・日本勝利(5)の上、日本に敗れている国が他で勝ち、その国を得失点差で上回る。 【6】他、日本1勝1敗以下&ブラジルが1勝1分以下で第3戦を迎えるなら、両者とも相手を倒して突破。
刹那な戦いが繰り広げられることになるだろう。 ジーコにしてみりゃなんとも非情なストーリーだ。 日本にとっては、がむしゃらに勝ちにくるブラジルに 絶対に勝たなければならない。最悪のパターン。
そして、この第3戦で、後半に入っても 日本がリードしているような展開が、万が一、 もし、仮に、ありえたならば、
ブラジル国民が期待している、 ロナウド、アドリアーノ、 ロナウジーニョ、カカー そしてロビーニョの 夢のクィンテットフォーメーション が発動するかもしれない!!(右図)
※右画像をクリックすると、 別画面でさらに大きくなります。
ま〜日本ごときに発動しないかもしれないが、 試合は別として、見てみたいものである。 これぞブチギレブラジル!!って感じで。
しかし、このシステムのディフェンス担当は、 エメルソンとCBの3人だけだぞ?!
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だが、日本とっては、これがもし発動されたらチャンスだ。 ノーマルの4ー4−2でもそうだが、あえて弱点は?といえば、両ウイングである。 カフーもロベカルも、もう33〜35歳の中年のオッサンである。 引き気味に守りながら、散々走らせたあげく、後半に切り替えて、両者の裏を徹底的に攻める! これしかない!
前半頑張りすぎた中年のオッサン2人は、さすがにバテている。 しかし2人ともオッサンのくせに、考えられんほどタフな奴らなので 疲れるほどに走らせるには、前半は相当攻められなければならない。 それに絶えられるかどうかだ。
とにかくだ、こういう刹那なゲームをせずに、 あんな、イジメのようなフォーメーションを発動されずに、 1次を突破したいなら、絶対に前の2戦を1勝1分以上!なのだ。
ちなみに…
王国の胸を借りて親善試合モード
《第2戦まで ※( )内は勝点》 【7】日0勝2敗0分(0)・・・・・・・日本敗退当確
こうなると、もはや楽しみは、「ブラジルに力試し!」しかない。 でも、願わくば、ブラジルは1次突破を決めていてほしい。2敗している日本にとっては、 心おきなく戦ってブラジルに勝つ事しか楽しみが無いのだ! しかも日本に負けたブラジルに優勝してほしいのだ!それでしか憂さを晴らせん!
それが、ブラジルが苦戦して、2敗の日本にも絶対勝たなきゃならない状況で 第3戦を迎えたとなると、も〜ホントにやるせない! やっぱり勝つしかないのだが、勝ったためにブラジルも予選落ちなんてことになったら歯痒い事この上ない! 興味深いのは、この展開で迎えた第3戦で、ジーコはどんな指揮をするのかだが…。
ともあれ、1次突破するしないはさておき、 ブラジルと同じ組になっただけで、ワクワクしますよ!!
051219 taichi
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- 2005年12月16日(金)
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- イチロー・野茂、師の死去に言葉を失う…
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球界は、かけがえのない人を失ってしまった。
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12月15日夕方、 オリックスの前監督・仰木彬氏が呼吸不全で死去した。
プロ野球ファンなら知らない人はいないと思う。 ならば、野球に興味の無い人に、この人の偉大さをどのように説明したらよいのだろうか。
「イチローの名付け親」と云えば、知らない人でも分かるかもしれない。 そして「最も多くの日本人メジャーリーガーを育てた監督」と云えば、その功績が伝わるだろうか。
昨年、仰木氏は、選手および監督時代での功績が認められ野球殿堂入りした。 その際に開かれた殿堂入りを祝うパーティーには、イチローをはじめ、野茂、田口、吉井、木田ら 多くのメジャーリーガーが集結。その席は欠席したものの、長谷川も仰木氏の教え子である。 こうして見ると、メジャーリーグで活躍してきた日本人選手の多くが、仰木氏の下から巣立った選手なのだ。 こんな教え子達をもつ監督、他にいるだろうか?
仰木氏がオリックス監督時代に、二軍にいた当時無名の鈴木一朗を「イチロー」に登録名を変更して一軍へ上げた。 イチローはその年、首位打者と最多安打記録を樹立。この話はプロ野球界のみならずあまりに有名な話。 前述のパーティーの席でイチローは「僕の唯一の師と呼べる人。監督がいなければ今の僕はない」と語った。
トルネード投法でメジャーファンを魅了し、ノーヒットノーランを2度達成した野茂は、 8球団が競合したドラフトで、当時近鉄監督の仰木氏が最後に引き当てた。独特のフォームを直させず、 奪三振は多いが四球での乱調も多い投球スタイルも、それを長所として使い続けた仰木氏。 普通の監督ならば、イニング後半に四球を連発した時点で交代させるが、仰木氏は信頼して投げさせたのだ。 間違いなく野茂という投手は、仰木監督の深い懐があったからこそ、大きな投手に育ったと思う。 野茂は「ルーキーの年に辛抱強く使っていただいて感謝しています。(中略) 体調が心配ですが、監督の意思を引き継ぐ新しい監督を育ててほしい」とパーティーの席で述べた。
こんな教え子たちに、こんなに感謝される監督、他にいるだろうか?
イチローと野茂・・・二人の孤高の天才は、 師の急逝に衝撃を隠せず、未だコメントを発表できないでいる。 特にイチローにとっては、命名の親であり育ての親である仰木氏は、 野球人・イチローとして親同様の存在であったに違いない。 先月11月に帰国した際も、真っ先に仰木氏の元へお見舞いに駆けつけたという。 二人の野球人生において、言葉を失う程のショックだったことは、想像に難くない。
仰木氏は、有名無名関係なく、選手の才能をMAX値まで開花させるのに長けた監督だった。 ハラは小学校の時からプロ野球を見ていたが、これまで知ってる限りで一番の名監督は誰か? と聞かれたならば、間違いなく仰木監督だと答える。亡くなった人の評価というのは総じて 生前以上に高くなるものだが、仰木氏に関しては全く関係ない。
私が知る時代で名将と呼べる監督といえば、広岡、古葉、野村、星野、森…といった諸氏が 思いつくが、私の中のインパクトでいえば仰木監督がナンバーワンなのだ。
明らかに劣る戦力を率いながら、選手個々のパフォーマンスを活性化させ、才能を開花させる。そして、 「仰木マジック」と呼ばれた指揮で、無い袖を有るかのように振り、選手のモチベを活性化させる采配。 弱小球団を日本一へと導くこと3度。どの名将とも違うやり方で、最高の結果を出した監督という印象が強い。 こんなマジック見せてくれる監督、他にいただろうか?
私事で恐縮であるが、ハラは長野という一地方都市に育った野球少年で、プロ野球といえば、 テレビ放映される巨人をはじめとしてセ・リーグ中心の興味であった。高校で野球を始めてからは、 セパを通じて選手個人に興味を持ち応援するようになったが、はっきり云って、パ・リーグのBクラスの 地味めな球団に目を向けさせてくれたのは、間違いなく「仰木近鉄」であり「仰木オリックス」であった。
大石、新井、ブライアント、梨田、阿波野らによる、昭和最後の年、10・19「川崎劇場」は日本中が燃えた。 10・19で敗れた翌年にしっかりと優勝して、きっちりとオトシマエをつけるあたりも仰木監督らしい。
オリックスの監督に就任し、阪神大震災の95年、イチロー、田口、藤井、野田、長谷川、星野のメンバーで 見事優勝し、震災の神戸を勇気づけた。ドラマチックな事をやってのける監督…それが仰木氏なのだ。
仰木監督が演出する劇場により、私の目は完全にパ・リーグにも向いていった。 こんなドラマを見せてくれる監督、他にいただろうか?
球界再編の波にさらされつづけるプロ野球。選手や指導者の育成、球団の運営へのアドバイスなど、 故・仰木監督の柔軟な感性が、これからのプロ野球界にまだまだ必要であったのは間違いない。
球界はかけがえのない人を失った。 日本のすべての野球ファンが、そう思っていることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
051216 taichi
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- 2005年12月14日(水)
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- W杯展望【第2戦】「クロアチアには絶対に勝て!」
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「したたか。でも勝つしかない!」
第2戦 クロアチア 06年6月18日(日)18:00 ニュルンベルク
■あれから7年・・・成熟した組織力。
フランスW杯のクロアチアを覚えているだろうか? 日本は第2戦で対戦し、拮抗した展開の中、スーケルの一刺しで敗れたあの試合だ。 ちなみに当時ハラは、赤坂の貸し切りバーで20人程の仲間たちとその試合を観ていた。 スクリーンにゴールシーンが映し出された時、一瞬にして店内が静まり返ったのを覚えている。
余談はさておき、
ACミランの司令塔のボバンに、テクニシャンのプロシネツキ、FWのボクシッチやスーケルなど、 華やかな攻撃タレントが揃ったチームは、最終的にW杯3位の栄誉を手に入れた。
あれから7年、あの時と同じく第2戦で、再びクロアチアと相まみえることとなった。 今回のチームは、あの時のチームと比べると素人目には全く派手さがない。地味である。
しかし、7年前に対戦した時、何やら不思議なしたたかさを感じなかっただろうか? そう、派手さは全くないが、この国が持つ不思議なしぶとさやしたたかさが、7年前と比べて しっかりとカタチにして完成させたのが、2006年バージョンのクロアチアなのだ。
■現在選出中のクロアチア代表一覧 《名前の横は(年齢・身長/体重)》
======================================== GK ブティナ(31・191/88)・・・・・・・・・・クラブ・ブルージュ(BEL) GK プレティコサ(26・193/88)・・・・・・・・ハイドゥク・スプリト(CRO) DF トゥドール(27・192/88)・・・・・・・・・シエーナ(ITA) DF ロベルト・コバッチ(31・182/78)・・・・・ユベントス(ITA) DF トマス(29・186/82)・・・・・・・・・・・ガラタサライ(TUR) DF シムニッチ(27・195/89)・・・・・・・・・ヘルタ・ベルリン(GER) MF クラニカル(21・185/80)・・・・・・・・・ハイドゥク・スプリト MF セリッチ(30・181/73)・・・・・・・・・・パナシナイコス(GRE) MF ボスニャク(26・180/72)・・・・・・・・・ディナモ・ザグレブ(CRO) MF スルナ(23・182/77)・・・・・・・・・・・シャフタル・ドネツク(UKR) MF イェルコ・レコ(25・186/77)・・・・・・・ディナモ・キエフ(UKR) MF ニコ・コバッチ(34・176/72)・・・・・・・ヘルタ・ベルリン(GER) MF バビッチ(24・186/72)・・・・・・・・・・バイヤー・レバークーゼン(GER) FW プルソ(31・187/76)・・・・・・・・・・・レンジャーズ(SCO) FW クラスニッチ(25・186/76)・・・・・・・・ベルダー・ブレーメン(GER) FW バラバン(27・180/78)・・・・・・・・・・クラブ・ブルージュ(BEL) ======================================== ■欧州予選グループ 8 日程・試合結果 vs スウェーデン・・・H(05/10/08)1○0 / A(04/09/08)1○0 vs ブルガリア・・・・H(04/10/09)2△2 / A(05/06/04)3○1 vs ハンガリー・・・・H(04/09/04)3○0 / A(05/10/12)0△0 vs アイスランド・・・H(05/03/26)4○0 / A(05/09/03)3○1 vs マルタ・・・・・・H(05/03/30)3○0 / A(05/09/07)1△1
予選通算/10試合 7勝0敗3分 21得点5失点 ========================================
■クロアチアは穴のないチーム。
このチームもはっきり云って強い。 何しろ、スウェーデン・ブルガリアなど強豪ひしめく欧州予選8組を無敗1位通過したチームだ。 それも取り憑かれたかのようなラッキーではなく、10試合で21得点5失点6完封と、 安定感があるしたたかな勝ち上がり。特にあのスウェーデンを2試合とも完封しているのだ。
スウェーデンといえば、ユベントスのエース・イブラヒモヴィッチとアーセナルのリュンベリを 擁する攻撃的なチーム。その攻撃を無失点に押え込んだ鉄壁の守備がこのチームの特徴だ。 クロアチアは、F組4チームの中で最も「穴のない」チームである。
■プレッシング&ポストプレイ!
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CFとボランチという守備の屋台骨を、 ロベルトとニコのコヴァチ兄弟が支える。 もう一人のボランチに屈強なトゥドールを、 左右のCFに高さのシムニッチとトマス。
クロアチアの戦術の基盤が、この5人の 安定したディフェンスから始まる。 これを破るのは難しい。
攻撃はオーストラリアと同様にCFのエース プルソのポストプレイが中心となる。
プルソは俊輔と同じスコットランドリーグ に所属。強豪のレンジャースのFWで、 昨季はリーグ4位の18得点を決めている。 中沢よ、ビドゥカの次はこいつだ。
日本には中盤を厚くした3-5-2の布陣で、 高い位置からプレスをかけてくるはず。
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日本は、ディフェンスに関しては、プルソと21歳の司令塔クラニチャルをつぶすことだ。 彼は実はクラニチャル監督の息子であり、本国では「えこひいきだ!」と云われるなど、 日本で云う所の俊輔同様に地元の話題の中心だ。彼を調子に乗せて創造性を発揮されると、 チーム全体が乗ってくるはず。彼も自由にさせないこと。
オフェンスに関してはとにかく鉄壁ディフェンス陣の攻略だ。どんなに攻勢になっても ダブルボランチと3バックの5人は上がらずに、押し上げながらいつでも備えている。 サイドからの崩しは難しいだろう。たとえ崩してセンタリングしたところで、 ガタイにいい最終ラインにことごとく弾かれるだけだ。密集状態では何もできない。 高さや肉弾戦では相手にならないならば、やはり敏捷性と運動量で挑まないとダメ。 サイドへのパスは見せダマとして、本命勝負は中央からの崩し。そのためにも、 アレックスと加地は深く切り込み、屈強ボランチをサイドへギリギリまで誘ってほしい。 そして中央の俊輔とヒデに、できるだけ自由なスペースをプレゼントしてやること。 その状態まで持って来てやっと、強さと早さのガチンコ勝負ができるだろう。
■ブラジルとの試合では 一転してディフェンス一本!
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日本にはプレッシングな3-5-2でいくが、 ブラジルのように攻撃的なチームには プルソを1トップにした布陣に変更。 ディフェンスシブにカウンター狙いに 徹するのだ。この辺もしたたかだ。
大事なのが、いずれのシステムも、 あくまで5人の守備陣が基盤をつくり、 その上でオフェンス陣を踊らせるのが クロアチアのベースなのだ。
オフェンスの踊り方と踊る位置と頻度が 異なるだけで、ディフェンスは基本的に 変わらない。いつでも待ち構えている。
そつがなく、しぶとそう。
まず点をやらない。 そしてFWの決定力というよりも、 守備をベースにした組織力で 相手から点をしぼり獲るのがこの国だ。
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これ、 日本がやりたい戦い方と似てないですか?
誰かが飛び抜けた仕事をするのではなく、皆が高度なレベルで平均的に仕事をする。 その結果としてゲームが終えた時には、相手を完封し、相手から1点をもぎ取っているのだ。 日本がやらなきゃいけないサッカーを、クロアチアは高度なレベルでやってくる。
全体の仕事の密度は、日本もクロアチアも変わらない。 どちらも各個人がチーム全体のために高いレベルの業務をしているはず。
では、世界を相手に ゼロに抑えて1点をもぎ取れるか否かの、 両者の差は何か?
突き詰めるとそれは結局、絶対的な体格差と絶対的な経験値による違いなのだ。 その余裕と安定感が、プレーの精度や自信の差となっている。
試合ではその差がワンプレーごとに塵が積もるごとく重なっていって、 気づくと痛恨の失点をしているのだ。それだけの話であるが、 それだけの差が0−1の間に横たわっている。
冷静かつ順当に想像すれば、 クロアチア戦は7年前と変わらず、似たような展開となるだろう。
引き分けの可能性が5割、0ー1の惜敗が3割、 1−0の勝利が2割…といったところか。
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■でも、クロアチアには絶対に勝ちたい!
監督や選手の日本戦の展望コメントを聞いただろうか?! 「日本戦は勝ち点3を確保する試合」などと皆揃ってコメントしている。 何だかめっちゃナメられとるで!(云われても仕方ないが…)
話に聞くと、あまり日本の事情を知らないまま、そのような強気な話をしているらしい。 多分、事情を知ったところで答えは同じかもしれないが、この話でハラが云いたい事は、 クロアチアの国民性は、相手も見ずに強気な事を云えちゃうほど自信家で、 相手を甘く見る傾向のあるのだ。ここを突きたい!どんどん突きまくりたい!
例えば、コンフェデ杯のブラジル戦、開始4分に見せた加地の幻のゴール。 テキトーなテンションでぬる〜くプレーしようとしていたブラジルに対して、 強烈なビンタをお見舞いしたプレーであった。そういうのがほしい!早い時間帯で!
ま〜あの時は相手がブラジルだったために、寝ている子を起こした結果 思いっきり逆襲を浴びて、6分後にロビーニョの一発をお見舞いされたわけだが…。
それはさておき、クロアチアDF陣に対して、彼らの予測以上のプレーを どれだけ早い段階から見せる事が出来るかどうかだと思う。 彼らは、体格と経験という大船の中で、悪く云えば相手を見下すような精神状態で プレーしていることが、安定したディフェンスに繋がっているのだ。 「お前らの動きや考えなんて、お見通しなんだよ」という余裕を早い段階で壊したい。
まずは、予想を超えた日本のパフォーマンスを開始直後に何度か見せる。 驚きを与えた後は、普通のグズグズの日本を見せている時間もあっていい。 あえて、クロアチアDFを半信半疑のまま放置プレイさせておくのだ。
そして、前半終了前か、後半開始後、または後半中盤の選手交代後…等と全員で決めていて、 そのタイミングで皆が一点集中して、5分間だけ最高のパフォーマンスを発揮する。 前述の3〜4度の仕掛けのどこかで、必ず1点もぎ取ってくること。
スター選手がいなくて地味な印象。 一瞬「勝てそうだ」と思える・・・それがこのチームが仕組むワナなのだ。
「勝てそう・・・」では勝てない。 「勝つんだ」でないと勝てない。
ナメられまくりだし、とにかく2年前に負けてんだから、 予想はさておき、今回絶対に勝つしかない!!
051214 taichi
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- 2005年12月11日(日)
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- W杯展望【第1戦】「オーストラリアは必死に勝ちにくる!」
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とうとう、来年の夏に行われる4年に一度のサッカーの祭典、 ワールドカップ・ドイツ大会の組み合わせが決定した。
====================================== ■GROUP F
第1戦 日本 vs オーストラリア 06年6月12日(月)15:00 カイザースラウテルン 第2戦 日本 vs クロアチア 06年6月18日(日)18:00 ニュルンベルク 第3戦 日本 vs ブラジル 06年6月22日(木)21:00 ドルトムント ======================================
なんというジーコの強運というか、悲運というか…。 コンフェデ杯の時は、話題性誘うジョークか、気の利いた前フリかも…と思っていたが、 とうとう本大会でもブラジルと同じ組となってしまった。
ジーコにとっては、監督冥利につきるし、やっぱ複雑だし…というところだろう。 ハラとしては強豪とあたるのはいいと思っていた。楽勝グループ=大会的に注目度が低いグループ であるので、それでは世界の祭に参加してる気分にならん!と思っていた。
そう考えると、ブラジルという国と同組なのは大変良いかもしれない。 他の2国がどうであれ、ブラジル1国いるだけで大会がグループを取り上げてくれる。 でも、やはりブラジルはコンフェデで一緒だったので、どうせなら別の強豪… イタリアとか、オランダとか、イングランドとか、その辺がよかったな〜とも思う。 今回W杯3大会目だが、未だ予選で欧州のサッカー大国と同じ組に入っていない。
他の組については、なんといってもグループC。アルゼンチンは前回に引き続き死の組となった。 プレミアリーグで活躍するFWドログバを擁し、現在アフリカNo1と云われるコートジボワール。 世界最高の守備力で、スペインを退けて予選1位通過のセルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)。 攻守ともにタレント豊富で、圧倒的な強さで欧州予選を1位通過したオランダ。 さて、アルゼンチンの運命や如何に。オランダも頑張ってもらいたい。
お隣の韓国は天国グループに入ったようです。フランス、スイス、トーゴ。 トーゴで1勝は出来るので、あとはスイスからもう1勝をもぎ取って楽に通過できるのでは?
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「強豪国が、死にもの狂いで勝ちにくる!」
さてはまず、日本の第1戦の相手、 オーストラリア戦の展望です。
まず肝に銘じなければいけないのが、 オーストラリアはこの第1戦を、何が何でも勝ちにくるということ。 その話は後で言及するとして、勝ちたいのは別にオーストラリアだろうが ブラジルだろうが、どの国だってそうだ。日本だって意地でも勝ちに行きたい。 とにかく、オーストラリア代表のプロフを見てみる。
■現在選出中のオーストラリア代表一覧 《名前の横は(年齢・身長/体重)》 ======================================== GK シュワルツァー(33・194/90)・・・・ミドルスブラ(ENG) GK リコ・カラッチ(33・200/90)・・・・ACミラン(ITA) DF ポポビッチ(32・193/88)・・・・・・クリスタル・パレス(ENG) DF ニール(27・185/76)・・・・・・・・ブラックバーン(ENG) DF エマートン(26・185/85)・・・・・・ブラックバーン(ENG) DF ヴィドマー(35・185/80)・・・・・・NACブレダ(HOL) MF グレラ(26・183/79)・・・・・・・・パルマ(ITA) MF ブレッシアーノ(25・182/73)・・・・パルマ(ITA) MF スココ(30・177/77)・・・・・・・・ウィガン(ENG) MF ミリセビッチ(24・193/87)・・・・・FCトゥーン(SUI) MF チッパーフィールド(30・180/70)・・バーゼル(SUI) MF ケーヒル(26・175/68)・・・・・・・エバートン(ENG) プレミアシップ昨季11得点 MF キューウェル(27・183/74)・・・・・リバプール(ENG) プレミアシップ3年間通算22得点 FW ビドゥカ(30・188/93)・・・・・・・ミドルスブラ(ENG)プレミアシップ今季3得点、3年間通算39得点 FW アロイジ(29・185/80)・・・・・・・アラヴェス(ESP) FW クリーナ(25・175/72)・・・・・・・PSV(HOL)エールデイビジ昨季11得点 ======================================== ■オセアニア地区2次予選/5試合 4勝0敗1分 21得点3失点 ■オセアニア地区決勝 vs ソロモン諸島・・・・7○0 / 2○1 ■大陸間プレーオフ vs ウルグアイ・・・・H0●1 / A1○0 PK4ー2 予選通算/9試合 7勝1敗1分 31得点5失点 ========================================
■『1次突破できる!』←またそんな楽観を…
あいかわらずこんな楽観見出しを載せるスポーツ紙があるのに驚く。一方、川淵氏は「厳しい」と見解。 第1戦のオーストラリアとクロアチア戦を1勝1分けで…巷では云われているが、甘い、甘過ぎる…。 オーストラリアは強いのだ。今まで何で出場していなかったの?っていうくらい強い。
フランスの時も日韓の時も、オーストラリアはものすごくかわいそうだった。 欧州で活躍する多くの選手を擁し十分にW杯出場に値する国なのに、W杯予選制度上でオセアニアという、 地理的な不利を長年被ってきた。たった2戦の大陸間プレーオフで決められてしまう理不尽。 予選を何試合も戦ってきた国とは、実力以上にモチベーションや精神の高揚状態に差があっても仕方がない。
しかし今回、プレーオフを勝ってとうとう出場権を手に入れた。オーストラリアの出場のニュースは、 サッカーファンとして嬉しかった。だが、まさか日本と同じ組になるとは…ちょっと残念である。
さて、オーストラリアであるが、上記の代表プロフを見てお分かりの通り、プレミアシップで活躍する選手が多い。 特にリバプールで活躍するキューエルとミドルズブラCFのビドゥカをはじめ、エバートンで昨季11ゴールを挙げた ケーヒルなど、プレミアでもオーストラリア選手の評価は高い。日本より「世界」を知っていると云ってもいい。
■戦術・システムについて
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監督は、前回W杯で韓国を4強に導いた あのヒディンク。韓国の時と同様に3-4-3の システムで攻撃的な戦術をとってくる。しかし、 両ウイングを走らせた韓国時代と違い、CFの ポストプレイがメイン。フィジカルに優れた ビドゥカと2人のサテライトストライカーズ、 そして、彼ら3人を操るエースキューウェルが 攻撃の中心となる。
左からセンタリング、ドリブルでカットイン、 ポジションシフトして中央からくさびのパスなど、 キューウェルとビドゥカのホットラインがキモ。
キューウェルは日本で云うなれば、まさに 中村俊輔の動きに匹敵する。
まずキューウェルに仕事をさせない事と ビドゥカを中沢が徹底マークする事。 守備は普通なので、点を取られたなら、 日本がそれ以上点を取れるかどうかだ。 | |
■ジーコよりも複雑なオーストラリア
そして冒頭でもいったが、ただでさえ隠れ強豪国のオーストラリアが、 日本が思ってる以上に、この初戦を必死で勝ちにくるはずなのだ。 当然、他に比べて日本が弱いからかもしれない。どの国だってそう思うだろう。 しかし彼らには、それ以上に理由がある。
前出のオーストラリア代表メンバー表で、名前が赤文字で表記されている選手は、 実は、クロアチア人なのです。
世界中で500万人ともいわれるクロアチア移民だが、オーストラリアにも約25万人のクロアチア人が住んでいる。 そして前述の通り、現オーストラリア代表のうち8人がクロアチア人なのだ。(上記リストの他にもう1人) オーストラリア代表メンバーで、クロアチア代表が作れるのではないか?とも云われている笑。
今回、日本を率いるジーコは、母国ブラジルと当たることになった。 代表監督として集大成を飾る場で、母国と真剣勝負が出来る・・・ これ以上の監督冥利につきることはないが、やはり心中は複雑であろう。
しかし、ジーコ以上に超複雑であったのが、 オーストラリア代表のクロアチア人選手達だったというわけだ。
グループFは、 皆がとってもビミョーで、何だか複雑なグループなのだ。
第3戦で、日本がブラジルと当たる時、オーストラリアはクロアチアと相まみえる。 オーストラリアは、第2戦のブラジルとは、負けるか、よくて引き分けを想定すれば、 第1戦の日本は、「初戦」という意味合い以上に、絶対に勝たねばならない試合となる。
ここで引き分けならば、第3戦のクロアチア戦は、勝利必至モードで戦う事になるのだ。 それだけは避けたいと、8人の選手は思っているだろう。そしてメンバーの中でも 一番クロアチアを愛しているのが、エースFWのビドゥカらしい。 だがそこは国威をかけて挑むW杯、手を抜くわけがない。当然勝負に徹するにきまっている。 いずれにしても最後の3戦目は、1次突破をかけた試合にならざるを得ないだろう。
しかしながら、オーストラリアとって、これだけは間違いないのだ。それは、 他の2戦よりも断然「勝ち」を意識して、 死にものぐるいで戦う試合が初戦の日本戦だということ。
日本は、次回W杯のアジア予選から、オーストラリアも加わる事も考えれば、 絶対にここで叩いておかねばならない。ここで勝てなければ後の2戦を待たずして 予選敗退決定で帰ってもいいだろう。
負けてもよかった、フランス大会のアルゼンチン。 地元開催で、しかもユルい組であった初戦のベルギー。
どうやら今回は、今までになく厳しい初戦となりそうです。
次回、グループF組展望は、第2戦のクロアチアです。 しぶとくしたたかに欧州予選1位突破したクロアチアは、 日本が見習うべき戦い方をしてきます。
051211 taichi
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- 2005年12月06日(火)
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- 恋愛漂流者たちの、X'mas「踏み絵三連休」!
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久々に、お絵描きしてみました。 ジーンズの足の部分、最後ちょっと手を抜いちゃいましたが…
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昨年の12月に こんな日記を書いた。
04年12月21日 「イブの夜は…」
今年はさらに、X'masは三連休! まさに恋愛漂流者たちにとっての 踏み絵三連休!である。
たかがクリスマス…と思うが、 当落線上の人々にとっては やはり必死である。
本人がどう思おうが、 『クリスマスは恋人とXXX!』 という日だと思おうとする文化が 確実に日本には定着している。
そうである以上、 恋愛漂流者たちは考えてしまう…
「24日夜、空いてる?」
この一言を、 想いを寄せる人に伝えて、 勝負をかけるべきか否か、 1ヶ月前から悩んでいるはず。
一方、
想いを寄せられていると 分かっていながらも、何かの理由で 答えを出していない姫や王子たちに とっては、「24日の夜、どう?」 という一言はまさに、
「恋愛踏み絵!!」
それ以外の何モノでもない! |
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さて、勝負をかける者と、踏み絵をしなければいけない者、 両者のかけひきが凝縮するこのクリスマス三連休!そう、今年は三連休なのだ。
23日(金)、24日(土)、25日(日)
この三連休に、誰のアポを、どこに、どのような意味あいを持たせて 組み込めるかが、踏み絵を受ける者にとって必要なのだ。
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想いを寄せられる人が2人居て、 「まだ、決められないけど、気持ちはキープしておきたい!」 などと、都合のいい事ばかり考えている姫や王子たちの、三連休踏み絵対応策は下記の通りだろう。
2人から「24日夜、空いてますか?」と云われているはずである。
だからまず、王道手段としては、24日には仕方がない用事を入れるという手がある。
例えば「ごめん、どうしても仕事が入っちゃってさー」。などと…。
しかーし、今年は24日は土曜なのだ。仕事ネタが使えない…。 ※学生ならば、「どうしてもバイトでさー」が使えるが、胡散臭いことは確か。
ならば、その当人を含めて友達を呼んで「みんなでパーティーしようよ作戦!」。 24日は大勢でオールで騒ぎまくる。決して不自然ではないだろう。
そして、キープ君2人との仁義は、23日夜と25日夜に振り分ける。
23日の人には、 「24でなければ、25よりイブイブの23だよね!」
25日の人には、 「25日こそ聖なる日だよ!イッツ、ホゥーリィーナァァィッ!」
そんな感じで、 踏み絵三連休を乗り切ろうしている姫や王子が、 一体どのくらいいるのだろう…っていうか貴様ら早く決めやがれ!と云いたい。
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さて、恋愛漂流者たちは、どうすべきか。
間違いないのは、どんなに23だか25だかに逢おうが、 「24日夜は、皆で騒ごうよ!」などと云われた場合は、 まだまだ機は熟してないという明快な答えだ。 精進されたし。
もっと云えば、上記のような答えをして「思わせぶり」モードを 継続しようとするような相手からは、早い所足を洗った方がいい。
むろん、24日アポ取りで切り込んだがために、 「ご、ごめん…先約があるの…」 などとあっさり云われて終焉を迎え、 定番・山下達郎の「クリスマスイブ」を家でヘビロテするのもいいだろう。
漂流者達よ、24日で勝負するか?
それとも、日付指定はせずに、「三連休空いてる〜?」 みたいなヌルいアプローチで勝負を避けるか?
さあ、どっちだ!!
っていうか、 別にどうでもいい!スキにしろ!!
051206 taichi
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