もーくーじ☆|前
男と女の泥沼スイミングスクール。狭い世界でPRIDE女祭中☆
そういえば、有馬君に告白してから かれこれ丸1年経つ。 そんなことを本気で忘れていて 有馬君の幼馴染からの電話で思い出させられた。
なんだかもう3年も4年も前のような気がする。
有馬君が居なくても やっぱり毎日は楽しくて 勝手に毎日は過ぎていく。
だいたい1ヶ月周期ぐらいで間接的に彼から連絡が来るのは ワタシのことを心配してかと思ってたけど 今になって、彼が弱さを吐き出したいだけなんじゃないかってさえ思う。
あの頃、私は周りから頼られてて、強く、余裕のある人だと思われてる彼を 一人で「弱い人だ」と決めつけ接していた。 不器用な人だから強がってるけど 本当はすごい寂しがりやで弱い人だと そんなことを知ってるのは自分だけだと自惚れて そしてベタベタに甘やかし、私だけが弱い人と接していた。 勝手な思い込みかもしれないし、本当は本当に強い人なのかもしれない。 だけど こうも定期的に"誰か"を介して接してくるには理由があるんじゃないかって思う。 少し心配になるけど、もう私は何もしてあげられない。
全て断とうにも、彼の幼馴染や後輩や先輩などとまだ仲良くしてる ワタシは100%有馬君の居ない生活にはなってないし また、思い出にしがみついてあの場所から離れられない私も弱い。
アキさんに甘やかされて そしてみんなにも甘やかされて もし、これがなくなったらと思うととても怖いです。 もうああゆう恋心はなくなったのに 今もまだあの場所から離れられない。 失くすと考えることがとても怖い。 一つ一つ色々と消えていってるのにまだしがみつくのは 心のうちで何かがある証拠でしょうか。 また あの場所がとても大事です。
でも少しずつ離れなきゃいけないのは解ってます。
今もまだ あの頃をとても辛かったけど楽しかったなあって思う。
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