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福島の児童虐待。
3歳の男の子が死亡したあと、一緒にいた6歳の男の子と8歳の女の子に 発達の遅れと虐待が見られ、病院に保護されたと言うところまで報道。 この夫婦には他にも生後3ヶ月で死亡した長女と、虐待のため親権を 喪失した長男がいるらしい。
子供が虐待されていた事、今回死亡した三男が発育上危険な状態に 置かれていると言う認識があったと言う事を児童相談所側は認め 特に三男については「安全確認が十分ではなかった。反省している」 と所長自ら責任を認める発言をした。
これはもう、親と子であるとかどうとか言う以前の問題だ。 だが悲しいかな、子供の方には それでも親と言う意識があったのだろう。 8歳の子が命の危険を感じていなかったとは思えない。 おそらく立つ事も出来なかっただろう弟をどんな目で見ていたのだろう。
高齢出産で難産でもあった自分には5人産むだけでも大変な事だと思う。 直立歩行になった事で人間は、お産まで重くなっちゃったのだ。 産まれて来る子も小さいしピクピクするか泣くかだし、一丁前の理屈を こねるようになるまでは随分かかるし。 子育ては私のような怠け者にはそれだけで大変です。 だけど人間なんだから人間をちゃんと育てないとやっぱりいけない。
取り敢えず・・・こんな事やってた夫婦は〜
コモリガエルの子育てを少し見習えっ 彼らは「しつけのつもりだった」などと言う言葉を持たない代わりに 子供を背中の穴にびっしり詰めて育てるぞ。 今時期なら、どこかの小さめな水族館が呼び物にしているに違いない。 危険が迫ったら口の中に子供を隠しちゃう魚類の母ちゃんもいる。 だってそれは本能でしょなんて言っちゃあだめだ。
大して変わらん、私らの生殖も、子育ても。結局本能だもん。 発情周期は若干違うが。
ただ、子供の身に危険が迫っているわけでもないのに、放置したり 嬲り殺したりするのはヒトだけだろう。 その分この生き物は、少しばかり狂っていると言えると思う。
亡くなった子は 広と書いて(ひろむ)と読む。 表意文字を使う私たちは、そこに色々な その子の未来を見るだろう。 余計に悲しい。
まず、息子の無病息災ってのがありますが、風邪くらいは仕方ない。 不思議に夏休みって風邪ひかないけど。 怪我も自転車で滑って流血くらいは仕方ないね。 ただ歯医者さんは夏休みに行かなきゃ駄目〜。幸い近いのだけれど 混むんだろうなあ。 他の場所に比べ、歯だけは余り順調ではないかも。ちょっと憂鬱。 私自身がまず、歯医者さんが苦手だし。
母は母で、少しは出歩きたい夏休みです。 昔のお友達とネットで偶然会ったので、ライブに行く事に。 これがとても楽しみです。 あとは一日、どうしても小樽へ一人で行く 用事があるので、個人で出るのはそれくらいでしょうか。
祖母は習いもの、友人と会ったりと、短時間にしろ良く動きます。 休みなので、帰りは息子を連れて 近所まで迎えに行きます。 今日もそれで出掛け、息子はケーキをゲットしていました。
ロボット博に行く予定と、大通公園で水遊びさせて、余裕があったら 円山動物園ってところでしょうか。 遠くへは行けないけれど、まだまだかき氷食べてれば嬉しい年頃です。 来年は富良野か静内に一泊で行って見たいな〜
忘れちゃいけないのがお友達で、連日電話が来ます。 息子が人気なのではなくピクミンが人気。 今日も「じゃあ遊べる日は電話してね〜」と、断っちゃった友達が 言ってたみたいです。 外で遊べよ〜〜〜と思うのですが、昼間はやっぱり暑いしね。
町内の夏祭り、花火もするでしょう。あとはミニトマトの観察日記。 普通の普通の、小学2年生の夏休み。 遊んで遊んで、どう言うわけか2学期には一回り心も身体も大きく なっているんですよね。 去年もそうだった。 多分今年も、そうなんだろうな。
2006年07月28日(金) |
猛暑の中、遊び場を探して。 |
大地の彫刻家イサム・ノグチが生前計画していたモエレ沼公園。
実は実家から車で20分ほど。 でもってここには「モエレ・ビーチ」なる子供達の水遊び場があるらしい。 と言う事で、今年の夏休みの水遊び場はここで決定。
運転手担当の弟は、間もなく試験があるのでそうそう夏休みは付き合えない と言う事なので、それならば『晴天のうちに急げ』と、今日出掛けた。
モエレビーチは整備中のため使えません
札幌は今年最高の暑さを記録していたはず。 大地の彫刻家は、基本的に大地を彫刻しているので、巨大な山坂を 登ったり降りたりして楽しむ公園。マニアックさは否めない。
大きな山もあるけれど、とても暑くて登れない。 中央噴水も水が出ていない。カラカラ。
あちこちで暑さに弱い道産子母子が木陰でダウンしている。 「ぎゃ〜っ」 「うるさいっ黙りなさいっ」 かなりマジなやり取りも聞こえてきます。ビーチが目的だったのだろう。
「ここは大地のフライパンだっ!たんぱく質が固まる。炒り卵になるっ」
初めにネを上げたのは私。「目的変更だ〜」 家族も概ね、公園の雄大さと真昼間から水切れの理不尽さに途方に暮れて いたところだった。
カゲロウ立つモエレ沼を出発したのは午後1時近かった。 散々迷った挙句、次の目的地を 祝津の小樽水族館と決めた。 結果的に、この判断は良かったようだ。
普段の日でもあるので、水族館はそれほどの混みではなかった。 オタリアとイルカのショーを観る。水槽の魚を丹念に眺める。 帰りに観覧車に乗る。食事は家の近所のファミレスへ。
家に着いたのは6時で、まあまあであった。 息子の乗り物酔いも薬1錠で何事もなく往復出来た。 弟には素直に感謝だ。
それぞれが印象に残った魚達を語った。 私はリーフィーシードラゴンの実物が見られた事。 弟はマンボウとイルカ。 母もマンボウ。 息子はクラゲとカブトガニであった。
海は混むから 今年はもういいかなあ〜遠目だけど綺麗な海が見られたし。 あとは・・・幾つかこなさねばならない夏休み予定があるなあ。 それと息子は歯医者に行かないと。
☆イルカショーです。やっぱりジャンプの低いやつはいる。
☆観覧車から撮った祝津の海。左の赤い建物はにしん御殿と呼ばれています。
昨日の雲は、ウロコが沢山集まったようで、イワシ雲だろうかと思った。 中空に濃く薄く、千切れた雲が重なって流れていた。
だけどイワシ雲は冬の季語だと言う。それでは違ったのだろうか。 時に悪天候を連れて来るとも言う。イワシの向こうで灰色の雲が かなりの速さで動いているのが見えた。 雨になるのだろうか?と考えたが、そんな事はなかった。
今日の雲は判る。積雲と言うやつだ。 もくもくと大きな雲が一つきり。あとは一面に青い空だった。
私の明日は雨か晴れか、天気予報の精度くらいでもいい。 判ればまだ色々 備えも出来ようと思うのだが。
2006年07月25日(火) |
おじさん、オバサンに代わる名称を考えようの会。 |
今回は呼び掛けです。
世間一般の方へではなく、特殊なコミュニティーの皆様へ向けて。
おばさんじゃないやいっ
初めは自分で言ってても、言われてるとすごくショック。 自虐が招いた罠なので、もう二度と自虐には走りません。
オッサン、おじさんと言うのも、なんか別の呼び方があったらいいのに。 お子様と言うには余りにも大きいお友達に「おっさん」と呼ばれたら 絶対むかつくと思うぞ。むかつくってっ
まあ普通に、名前で呼べばいいんだけど、それでも何かまとめて呼ぶ時 代わりになる呼び名はないもんかな。
熟女は中々。とは言え 使うのは熟女ファン限定で宜しく。
発売まで1ヶ月ちょっとですが、一番テンションが下がるのが多分 今の自分にはBBから繋がるおばさんと言う言葉なんだあ。 自分でも今度はそんな百害あって一利なしな一人称は使わない。
ネットで、そこまでへりくだる事もないって前々から気付いてはいたけどさ。
消す、消さない。 判断が付きかねてる。
消すとなれば結構膨大、消しきると 全部本当にデータ上は無かった事に。 残す事に意味があるのか、その判断が全く付かない。 判断の付かないうちにやってしまう事では無い様な気がする。
結局消す事になるのだろうが。 「まだあったのか、え〜いさっぱりしてやるっ」 ってな感じで消せると言うのが一番ベストである気がする。
夏中にはそうしたい。
ポケモンの新作に出る、ペラ●プ。 実写でやってみる。怖い。観光地で首だけ出して写真に納まる(以下略) でもそっくりと言えばそっくりなんですよ。 ポケモンじゃなくてパチモンですね。 mixiのアルバムに載せたんですが、結構手間がかかったのでこっちにも。
昨日 薬を飲み過ぎたらしく、今日は調子が悪かったが、夏風邪まで 引いてしまったらしい。 四季の中では春が一番好きだけど、やっぱり 雪溶け直後でまだ肌寒い。 子供などは良く風邪を引くので油断も出来ない。 加えて、進級したばかりで気忙しい。
と言ったわけで、夏元気でいなければいつ元気でいればいいのだっ と言うくらい、夏に寝込むのが嫌い。勿体なさ過ぎ。 とっとと治してしまおう、月曜日までに治そう。 絶対治そう。
今日はちょっとぐんにゃり気味で過ごしていたが、遊びに来ていた 弟(息子には叔父)の鼻先で、息子がオナラをしようと思って失敗して 1メートル先で出てしまうと言う情けない事件が発生。
家族全員に やっていい事悪い事と言うテーマでごっつい説教を喰らう息子。 私はちゃんと、色々教えて来たたつもりだがなあ 子供の頃は色んな悪さをしたものだけど、ここまでのバカはしなかったなあ 「尻にこれで栓をしてやる」 と言いながら手に取ったのはウチワだった。
反省しながら寝なさいと言う事で、読み聞かせは今日は無し!
この頃息子は、毎夜の読み聞かせを楽しみにしている。 私も朗読自体は嫌いではないので、アナウンサーになりたいと本気で 思っていた昔を 時に懐かしく思い出しながら、読んでいる。 新見南吉の『赤いろうそく』と言う話が気に入っているようだ。 人魚の出て来るやつじゃなく、これはサルが出て来る。
2006年07月22日(土) |
とてもぼんやりした頭で。 |
薬を倍量飲んだかもな不安。
ダメだこりゃ、ピルケースに日毎わけないと。 祖母ちゃん(94歳 存命)が以前家でやってたように。
3錠テーブルに置いてあり、6錠あって3錠飲んだものか 元々3錠しかなかった物かが判らなくなる。 ここからは自分の判断だが、取り敢えず残りも飲んでみた。
長く閉じ続けてた蓋がゆっくりと開く。 そんな時期もあると事も無げに母は言う。
私事ではあるが、新年早々トラブルに見舞われていた。 乗り切ったと言うより、気の逸れる事があったので忘れている フリが出来た。 だが、それもやがて無くなってしまう。 ダメージが倍になって返って来る事が良く判ったので、これからは 棚上げは 止める事にする。
それでも少しずつ、何かが動き出す。 野良犬のようにネットをうろつき回っていた事もあったが (近所をそんな顔でうろつき回る訳には行かないのだ) 今は、伝えたい事が、何とか伝わったと言う感触が得られればいい。 現実では、まだまだ中々ストレートに言葉を使えないので、ここで 親しい方に色々と、お付き合いして貰いながら。
蓋がどのくらいまで開くのか、開いた向こうに何があるのか それは全く判らない。 ただ私には今 明確に欲しい物があって、それは非常に贅沢な 望みであり、望みの全てを10とするなら、5くらいまでが叶うだけ でも十分にまた、力を蓄えて進める気がすると信じようとしてる。
その一方で、望む気持ちの強さに 振り回され 自分がくしゃくしゃに 押し潰されてしまう怖さも判っている。
今一番大事にしないといけないのは身体であり だから薬の飲み間違いは実際は言語道断である。
しかも結局思いっきり飲み間違った気がしているし。 息子よご免・・・母ちゃん明日午前中はちょっと・・・
Yahooのトピックで見たばかりなので、記事以上の事は判らないが 東京都江戸川区の小学校で、栽培したじゃがいもを食べた児童75人 教員2人が食中毒を起こしたと言う。
皮付きのままゆで、食べたと言うが 皮ごと食べたかどうかは判らない。
じゃがいもの緑の部分、それと芽には毒がある。 ソラニンと言ってアルカロイドの一種だ。アルカロイド自体が毒を指して いるのではないが、植物毒の正体はこのアルカロイドである事が多いのだ。
植物毒は趣味で本を読んだりして知った事が多いが、じゃがいもの芽に 関しては生活の分野である。皮の青いのも駄目なのだ。 勿体無くても芽の周辺はぐさりと厚めに削り取る。
読売の記事では調理員がゆでたと言うのだが、この調理員は生徒でもなく 教員でもないようだ。調理が出来る人なら判ると思うのだが・・・
ただ、出荷されたじゃがいもと、収穫されたばかりのじゃがいもでは 少しばかり勝手が違うかもしれない。食べた生徒の数から言って 剥くのは確かに厄介であろうし。
収穫してからゆでるまで4日。この間じゃがいもが置かれていた環境が 問題かも知れない。 日が当たると皮が青くなって毒性を持つ。 更に温度が高いと新鮮なだけに発芽しちゃってる事もありそうだ。
そうは中々行かないもんなんだろうけど収穫したら各自が家に持ち帰り 家族と食べれば良かったかも知れないな。 みんなで食べるのが良いのだと言うのは判るが、これじゃあ・・・
2006年07月20日(木) |
間奏曲のオルゴール。 |
確かNHK総合で流されたドラマだったと記憶している。
お祖父さんとお祖母さんが出て来て、古いオルゴールがあって。 お祖父さん役は益田 喜頓(ますだきいとん)氏であったと 思うのだが、他の配役と共に忘れてしまい、自信がない。
物語のテーマを象徴していると言った感じのアンティークオルゴール。 流れる曲名は「カヴァレリア・ルスチカーナ間奏曲」 イタリアのピエトロ・マスカーニと言う学校の先生だった人 (だと思った)が作った庶民派オペラの傑作らしいけれど オペラ自体は一度も通しで聴いた事がない。
ただ後半に流れると言う、この「間奏曲」。その時初めて聴いたの だけど、もう感動して感動して、「これが流れるオルゴールが欲しい!」 となってしまった。
隣町には『オルゴール堂』と言うのがあって、様々なタイプのオルゴールが 売っているので(問題になっている極楽とんぼ加藤の出身地、小樽です) 買いに出かけた。
驚いた。沢山のオルゴールはあるが、全部歌謡曲、しかも新曲。 クラシックと呼んでいいものは『白鳥の湖』と『別れの曲』『夜想曲』 そのくらいである。長渕ばっかり(当時)山のようにあるのにっ
かなり値段の張るアンティークのオルゴールも見に行った。 だけどやっぱり白鳥の湖ばっかりだった。 かなり悲しい思いをして帰った事を憶えている。
父は旅行好きで、本人は仕事と言うが良く判らない旅行を年に何度も しているので、イタリアに立ち寄る時に土産物としてオルゴールを頼んだ。 「カバレリア。ルスチカーナ間奏曲」って言うんだけど」 「何だと?」 「ちょっと待って、紙に書くから」 紙に思い切り、カバレリア・ルスチカーナ間奏曲と書いた。 これをイタリアで、どう使えと言うのか。さすがに反省した。 「そもそもオルゴールが買えるかも判らん」 ツアーだからな〜。自分が行くなら何とかするんだけどな〜 結局、「そんな物はなかったっ」と言う結果に終わった。 だが父は次の旅行で韓国へ行き、アリランのオルゴールを買って来た。 やれば出来るのに、やる気が無いだけに違いない(怒) アリランは曲を知っていたと言うのもあろうが。
そんなわけで、間奏曲のオルゴールも手元にはないし 当時のNHKドラマのタイトルも内容も判らない。 ただ、陽気なドラマではなかった筈だ。泣いたと記憶しているし。
今でこそヒーリング系のCDなんかには普通にこれが入っているが 当時はそれほどメジャーな曲じゃなかったと思う。 どうしてこんな綺麗な曲が?と思ったものだ。
それとオルゴールだ。 うちにあるのもスピッツのスターゲイザーだけれど、オルゴールらしい 選曲と言うものもあるはずだ。聴いた時は何の曲だか判らなくても ちっとも構わないではないかと思う。 オルゴールに入っているこの曲が良いのだと言う認識のされ方は 素敵ではないか。
あ、思い出した。当時は長淵の「乾杯」で一杯だったんだ。 「♪乾杯〜君は今人生の〜〜〜〜君に幸せ〜あれ〜〜♪」 こんな意味を成さない繋ぎ方をするのならばっ
何故また突然にこんな話かと言えば、昼時つけたテレビで偶然 名曲アルバム100選をやっていて、「間奏曲」が流れていたのだ。 僅か5分でシシリアの風景と共に番組は終わった。 チャンネルを変えると、土砂災害、大変だなあと思う間もなく 秋田の事件をまたやっていた。
不安定さをダイエットのせいと家族に指摘される。
確かに私はここのところ落ち込みがちではあるが、別にダイエットの せいでは無いと反論。 そう言うふうに答えるところが既に問題なのだと言い返される。
・・・思春期の拒食症じゃあないんだから。 ちゃんと三食食べてんだし。運動だってしてる。 食べたい物を我慢するのが良くないのだと言われて大反論。 じゃあ一生太り続けろってかっ 走ったくらいで心臓が苦しいとなればそっちの方が問題でしょ。
年齢的には拒食症より若年性更年期障害などを疑うべき。違うけど。
楽するようには心掛けて来たから、今更 楽出来なくて不満などと 言うのではないけれど。 ある意味これ以上楽出来ないほど、楽はして来たと思います。 だけど車に乗って何年も寝ずに旅してたって、そんな風に感じる時もある。
取り敢えず楽だから、何となく来ちゃったけど、随分遠くまで来ちゃったな とか。 みんなと同じ道を走ってた筈なんだけど、ずれたまま知らん顔して ずっと走って来ちゃってたんだな〜とか。
疲れたんだよ。 何が。
子育てじゃない。子供は順調だし。揉める事もしょっちゅうだけれど 子供に疲れたと言ってしまえば嘘になる。 ただ、このままだと子供を見ても疲れると言う事になりそうでイヤだ。
鼓舞しても駄目。長続きしない。 ガソリンが切れたんだと思う。自転車でゆっくり来れば良かった。 この道はサイクリングロードであるらしく、給油所が無かった。
じりじりと暑い中、動かない車には座っていられない。 自転車は無いけど、歩こう。 元の道は遠くて、とても戻れないから この道をこのまま歩こう。 給油所は無いけど、給水所ならあるかも知れないから。
と言うわけでダイエットしてるんだよ! 「痩せても若くならないのは当たり前なんだから当たるんじゃないよっ」 家族から世にも冷たいリアクションが返る。ううう。
こないだ食べたクリームドラヤキは美味しかった。 洋菓子を解禁にしたいが。
少しばかり前の事だ。
学校から帰って来て、水分補給も終わり まったりしていた息子が突然 「おかあさん、ママちゃん(祖母)えロ本って知ってる?」 と聞いてきた。
変てこなイントネーションだ。 だが、何を言おうとしているかは判った。「エロ本?」と、つい正しい イントネーションで返してしまう。 「えロ本だよ」 えが妙に大きい感じ。
「判った。えロ本って何かな?」
「あのね、S太郎が・・・」 クラスメートのS太郎が図書室で、うちの息子を初め数人に声をかけた。
「ここにえロ本置いとくからな。見ろ」
S太郎の兄ちゃんは、小学6年生。修学旅行から帰ったばっかり。 何かの拍子で弟がエロ本を見たか、存在を知ってしまったらしい。
「で、R太郎は見たの?」 「うん、みんなで見た。人の身体が沢山あった。心臓とか」 「・・・。あのねR太郎。そのえロ本は、図書館の本でしたか?」 「うん、図書館のえロ本だった」
そりゃ人体図鑑だあっ
不思議なもので、真のエロ本の何たるかを知らない割に、説明する間 息子は何ともスケベっぽい笑いをニヤニヤとずっと浮かべていたのであった。 おそらくはS太郎君もずっと笑っており、一緒に人体図鑑を見た仲間も ずっとニヤニヤしていたのであろう。 それが何故かは いまいち判らなかったと思うが。
「えロ本は、それに似た言葉ですごく悪い言葉があるので言ってると すっごく叱られるぞ。S太郎君も今頃、叱られているに違いない」 それと多分兄ちゃんも。
今回の出来事で学んだ事。
1.つい先頃まで親と風呂入ってるような小学2年生男子は、裸を見た時 それを人体と認識する。
2.息子にもえロ本を見ようと誘ってくれる友がいる。
昨日の日記は、さすがにちょっと恥ずかしいから消した。 時間帯が遅かったからか、実は余り何も憶えていないのだ。
今日は薬の話を書く。
私の薬の服用歴は長い。子供時代は元気で、ビオフェルミンを 胃腸が丈夫になるようにと 時々祖母に飲まされるくらいだった。
メンヘルとかメンヘラーとか、そんな言葉を聞いたのは割と最近だ。 そうした薬を服用する人々が一種コミュニティーのような場所を作り 語り合うようになったのも、ネットが一般に浸透した頃からであろうと思う。
高校生の時、身体に不調を覚えた。 そこから、処方された薬を飲む生活が始まる。 初めは飲んだら丸一日、眠ったままと言う事もあった。あれは何の薬だった のか、今とは違うからネットは勿論、お薬辞典も、説明を書いた紙も 何も資料になる物は無かった。 これでは学校へ行けないので薬を変えて貰う。 今度は病的な症状が現れる。 思春期で体調が不安定な頃に持病の自律神経系の症状が強く出たのだと 今では思っている。だがそう言う診断ではなかった。 その頃、たまたま行った脳外科で、普通と変わった脳波が見付かった。
会社に通勤していた頃の私の服用薬は 朝、ヒダントール、テグレトール2錠、安定剤数錠 夜 ヒダントール2錠、テグレトール2錠、安定剤数錠、睡眠薬 こんな感じであった。 大きな感情の振幅には身体の方が耐えられなかったのだろう。 後で知った事だが、腸の動きを鈍くする副作用がある薬もあった。 過敏性大腸炎に罹り、更にどっさりと薬が増える。
その後の生活も同じような感じだ。 結婚も、出産も、医者は否定的だった。周囲が苦しむだけだと言われた。 私は無神経なので、余り気にしなかった。出産は考えなかったが。 普通に生きる。 若かったので、気力だけはいつも充実していたと言う事もあった。
10年以上も苦しい思いをした。 色々な人との縁もあり、今は変わった脳波はクセのような物であり 病的な物ではないと診断されている。 ヒダントールの処方が無くなり、テグレトールが一日1錠なので楽になった。 だが自律神経系は曾祖母から弱く、各代に出ているのでこれはもう仕方が ないと思い、その薬を飲んでいる。これは持病と言う物だろう。
薬も随分変わった。抗鬱剤は飲まないのでリタリン禍などは避けられた。 だが様々な薬を飲んでいる。手元にある小箱は薬で溢れている。
少しばかり体重が減ったり、身体に変化が起きると、薬の調整をしないと いけなくなるようだ。この頃そう感じる。
ただ、薬だけではどうにもならない事の方が多い人生だった。 本当につらかったのは病などではなかったなと思う。
2006年07月16日(日) |
ヒップハングジーンズとパンツ。 |
美容室にて。
カットで済ませる予定が、予想外に白髪が増えている事を発見。 泣きたくなる。 何故だろう。身体にメスを入れるたび増えるのだが。 そう言う体質と言う事で済ませるしか無いのだろうか。 とにかく急遽、カラーリングに変更。
まったりと髪を洗って貰いながら、美容室の子とヒップハングのジーンズの 話になる。彼女はまだ23歳であるが、ヒップハングはお腹が冷えて 嫌いだと言う。 「それに、パンツが見えるじゃないですか」 「うん、何かジーンズメーカーもゴムにロゴの入った見せてもいい パンツとか出してるね。おばさん 一枚買っちゃったよ」 「ミセパンですかあ」 「そうだねえ」
ガガンボのごとく足の長い彼女が言う。 「こないだテレビで、ヒップハングのジーンズから見えるパンツを 見る方が悪いか、見せる方が悪いかみたいなのをやってたんですよ〜」 「ほう」 「それだと、何だか、見る方は悪くなくて下手をすると見せている方が 悪くなるみたいで」 「ああ〜ワイセツブツがどうのって言う」 「そうそう!」
鼻の手術で入院するのにバッチリ切っちゃった髪が伸びない。 パーマもかけられない長さと言うのは何だか心もとない。
「私は冷え性だし、若くもないからね。パンツに関してはヒップハングタイプは とんでもなく落ち着かないからね、おへそが隠れるくらいのを穿くのよ」 「それじゃ、もうすっごいミセパンじゃないですかあ」 「ミセパンって言うか、いつでもパンツが主体だから」 「ヒップハングって・・・半ケツじゃないですか。言ってみれば」 「半ケツだね」 「落ち着かないですよねえ」
若い子はヒップハングに半ケツなどと言う意識を持たないと思っていたので 驚くと同時にとても好感を持った。異性の前では言わないんだろうが・・・ それとも言うのかも知れない。 それまたごつい話だ。 彼女は続けて語った。
「私の友達ですごくお尻だけ大きい子がいて、ジーンズが似合わないんです。 だから思い切ってお店の人に『この子のお尻を2分の一にするジーンズ ありますか?』って聞いたんですよ」 笑った。若いって素晴らしい。 「そしたら『お任せ下さい』って」 「なったの?2分の一に?」 「なったんですよ〜!」
お店の名前を一応聞いておく。高級デパートの中だった。 ううむ。お値段からして、洋服あつらえる感覚でジーンズは悩むな。 確かに、このお姉さんくらいの年齢なら迷わず行って買ってたけどね。
一応EDWINのミセパンツ。機会があったら夏のうちに穿いておこうと思った。
6月に作り終えたポプリがゆっくり熟成している。
ポプリは早い時代にヨーロッパで愛された。 乾燥してカラカラのポプリは、今でもルームアクセサリーの店などで 見掛ける事があるが、塩を使ったモイストポプリなどは実物を私も 見た事が無い。
熊井明子さんと言う方の本を頼りに、材料を集め、作ってみる。 植物、時には動物質の乾燥させたものをレシピにそって混ぜ合わせ 時折軽く振ったりして日陰で4〜6週間熟成させる。
湿度の高い日本には香水は馴染んだが、ポプリは余り馴染まなかった。 アロマオイルも定着した様子だが。 私は元々 料理でも何でもごちゃごちゃと原型が判らなくなるほど 混ぜたり煮たりするのが大好きなので、ポプリには興味があった。
バニラの鞘を割って、種を出し、すりこぎでする。 細かな粉状になると、すり鉢の溝に入り込んでしまうので、それを 少しずつこそげ落としてゆく。 分量通りに入れてみた。・・・思った香りと違う。どうしようと思う。 正確に言うと材料が1種類足りない。 レシピ自体が19世紀の物で、最早全然流通していない材料もあるのだ。 これはもう、熟成にかけるしかない。
癖のあるラベンダーの香り。 鼻を付けて嗅ぐんじゃなくて、ふんと流れて来るのがいい。 アロマテラピーはもっぱらオイルが主流だけれど、自然の材料を用いた ポプリにも効能はちゃんとある。 二日酔いや頭痛、落ち込み。治してあげたいと思った気持ちから作り始めた。 そんな物は、心が満足していて、あとウコンの力を飲んでいればある程度は治まる。 だから余計なお世話だったんだろう。
息子に3つのポプリの途中経過を嗅がせてみる。 赤いポプリ 「チョコレートみたいな匂いがする〜好き」 緑のポプリ 「す〜っとするオナラのにおいがする」 黄色のポプリ 「幽霊のオナラのにおいがする」
・・・くそう。チョコとオナラしか語彙がないのかっ
しかしまあ、チョコは悪くない評価かも知れない。 問題はオナラの2つの瓶だが、一つはほぼ完全にレシピ通りに作っているので 幾らオナラと言われようと、これはもう こう言う香りなのだ。
問題はある程度考えて作った幽霊のオナラのポプリ(しまった、名付けて しまった)の方だ。これは薬効を中心に作ったが、まだ少しいじらないと 駄目かも知れない。若干の調節はあとからでも出来る、大きくは無理だが。
陽の当たらない、温度の低い所にしまいこんであるガラス瓶。
完成したポプリは基本的には常時空気に晒すものではないらしい。 私は今回、サシェと言う方法で小さく袋詰めにする。 これだと香らなくなると、にぎにぎする事で香りが蘇り、数年香る事も 可能だからだ。
チョコのポプリにはそれほど薬効は無い。 薬効があるのは2つのオナラのポプリの方であり、良薬は鼻にくさしと 言う事なのかも知れないが、それじゃあ困るんだよね。やれやれ。
サイトキリ版さんに、ご希望があればこのサシェを お分けします。小さいものですが長く香ります。
実際はオナラくさいと言う事もありませんのでっ
直ぐ近所に 二人の小学校2年生の男の子が住んでいる。 息子と3人、クラスメート。
一人の子は名前が「○ま」と言うのだが、この「ま」がどうしても 「馬」と言う字を充てたくなって仕方ない。実際は違うのだが。 とにかく運動神経が活発。自転車の曲乗りは危険だが上手で 「危ない」と止めても中々聞いてくれないのだが大したものだ。
目に付いたものは取り敢えず口に入れてみる。野生児だ。 だが心優しい。かなりの反射神経だが、それで人を小突いたりは決してしない。 子供同士のいざこざで、絡まれる事も余り無いようだ。 初めは、警戒心の強い動物のような目で我が家を見ていた。 こちらへおいでと誘っても、ふるふると首を振るだけで全く寄って来ない。
何時頃からだろう、「おおい、R太郎いる〜?」と言う声が聞こえた時 には既に居間に上がり込んでいる事になった。 「入って良いよって言ってからじゃないとダメ」と一応叱るが 親より叱り方が怖くないのか聞きゃしない。 だが正義感が強く、頼りない息子のピンチをこれまで何度も救ってくれた。
S介君は小さな小さな男の子だ。細くて小さくて、今でも実は年長さん くらいに見える。一年生と帰ると、まず確実に身長で負けている。 だがこの子は足が速い。学年でおそらく一番ではないか。 運動会で風を切る彼の姿に歓声が上がった。 たまたまご両親が近くに いらしたので、挨拶がてら「大したものですね」と言った。 ご両親は照れながら「でも、小さいから足も短いし、どんどん足の長さで 他の子に抜かれて来年からは駄目でしょう」みたいな事を遠慮がちに仰った。
身体は小さいが、礼儀正しく、言い付けを良く守り、小学2年生にして いつも人の中心にいる。「あの子は良い奴さんになるね」 母などは 孫を差し置いて楽しみにしている。まるで女の子のような目鼻立ち。 私は好きな青年漫画の登場人物であるジュドーと言うキャラクターを 彼に重ねてしまう。
桜ん坊が実った。佐藤錦と言う種類。軽く100個は実があるだろう。 遊びに来ていたジュドーS介に母が実を取ってやった。
私はこの日は美容室と買い物。居残った方が子供の面倒だが友達が 大勢訪れると、その日家を担当している方は「外れだ」と悔しがる。 今日は だから、子供担当は母。母外れの日。
桜ん坊をもらったジュドーS介、猛烈に喜んで、取れるだけの桜ん坊を ポケットに全部突っ込み、「それは実が割れているから」と言う物も かまわず突っ込み、地面に生えているワイルドストロベリーの実を 片端から食べ始めた。「果物。大好き!」
お腹一杯食べた頃、野生児「○馬」登場。 「桜ん坊食べたの!!ええええええっ」 昨年我が家に成った木の実を、息子と二人で食べまくったのは○馬の方。 先を越されて大変と、おもむろに木に登り始めた。 大慌ての母は「降りなさい。落ちてもおばさん責任取れないんだよっ」と かなり慌てたが、それほど高い木でもない。 「大丈夫〜」と言いながら、悠々と枝先の桜ん坊をもぎ、一人で食べている。 そしてたまに下に待つ別の友達に投げ落とす。 それは正にサルカニ合戦そのものだったと母は証言する。
あらかたむしれる物をむしって、お腹を一杯にして、子供達は撤収した。 途中「カメムシを触ったから手を洗わせて下さい〜」とまた別の クラスメートが立ち寄ったりして、家は色々混乱状態だったらしい。
肝心の息子はと言うと、昨日引っ張り出したミシンの仕組みが気になるらしく しょっちゅう戻っては、あちこちいじくりまわしていたと言う。
桜ん坊。私まだ、1個も食べてないのに。 あああ、ヒヨドリの分までなくなっちゃって・・・坊主じゃんっ 恐るべし。
息子は泣き虫で、まだ上手く遊べないけど、我が家の荒れ庭で桜ん坊や イチゴを食べた記憶が子供達の記憶に残れば、やがてその場に息子が いたかどうかなど、大した問題ではなくなるはずだ。 R太郎の家の桜ん坊の木で遊んだ。 子供は幼い頃の縄張りを、いつまでも憶えていて大切に守ってくれる。 私たちだって、みんなそうだったんだ。
これからは林檎だ。 彼らが希望すれば、袋に彼らに名前を書いて被せるのも楽しいかもしれないね などと話し合う。 母は疲れて、半分死にかけていたが。
2006年07月13日(木) |
エレクトーンと息子の手。 |
2年生になってから息子は某音楽教室へ通っている。
息子にとって昨年までのプール教室は、好きだったが苦手だった。 特に『級制』を導入してからは受ける試験受ける試験に落ちまくり 「どうしてオレだけバッジがないの?」 と 素朴な目をして聞かれてしまい答えに窮したりした。
音楽教室へは2歳半から4歳までの間通っていたので、また始めると 言う事に何の抵抗もないようだった。 始めてみたら、とても楽しいらしい。
自慢しちゃうが私は音楽で高校時代10段階評価の10を2回取った。 代わりと言っては何だが数学が10段階の1で先生になじられた。 幼稚園からピアノやってる友人に調音試験で勝った。おおいばりっ でもキーボードは自己流、指使いは滅茶苦茶、ヘ音の楽譜は ほとんど読めない。あれは幼い頃から覚えないと中々読めるものでは ないのだ。
中古のエレクトーンの出物があるとの情報をもらい、適価であったため 購入を決定。練習が更に快適になって 息子は大喜びしている。 出来ていると言う感覚も、少しは持たせてやらないと・・・ 何より他人様に「出来ないですね」扱いされるのは親としてももうヤだ。
エレクトーンを買いに行く時、初めて入った楽器店で息子の心を捉えた 楽器があった。「これが欲しい。大きくなったら」 それは一台の真っ赤なエレキギターであった。
今日もエレクトーンの練習の傍ら、「あのギター欲しかったけど今はまだ 買えないんだよね?」と聞いてきた。
「そうだよ。ギターは弦を押さえるのに指の長さも力もいる。 お母さんの手よりR太郎の手が大きくなったら買ってやる。約束する」
比べてみると、さすがにまだ私の手の方がかなり大きい。「駄目かあ〜」
息子の足は、父親そっくりで甲高の大きな足だ。 私の足の甲は、小さくぺったんこ。 だが息子の手は小さい。父親は大きな手をしていたのだが。 私の手と足は私の母親そっくりの形なので、何となく手と足はセットで 似るものだとばかり思っていたのだが。 息子の手の形は、どう考えても私に似ているように思う。
私の手は薄く貧相で指が短く、小さい。 自分では大嫌いだが、好きと言ってくれた人(※注 同性)がいたので これでもいいと思う事にしている。でも息子はなあ〜 手は大きい方がいいんだよ。
そのうちぎょっとするほど大きくなるのかも知れないけどさ。
☆私の手。隣りは比較用に商店街のくじ外れのポケットティッシュ 指もなんか貧相で、猿の手みたいなんですよ>< ちなみに枝はこんなですが幹は太いですよっ
2006年07月12日(水) |
続・ジダンの頭突き。 |
サッカーに全く詳しくない家族による、ジダンの頭突きを巡る会話続編。
フランス人のジダンにイタリア人のマテラッツィの言葉が通じたのか と言う事については ジダンは以前イタリアのチームに居た事があるので イタリア語は判る、と。 なるほど。
何度もそれで失敗していると言うのに男の涙に弱い私。 ジダンが泣いたと言う事で、初めからジダン寄り。観てなかった癖に。 だがやっぱり頭突きは論外と言う弟。
「頭来たんだよ。そんなに頭来るような何を言われたのかが今問題に なりつつあるわけだよね?」
少しずつ変わって来る海外メディアの報じ方。 ジダンと言う人が移民であり、フランスの政情が現在、移民には辛い 状況であるらしい事、ジダンはそんな移民の星でもある事などを知る。
小学生の息子を持つ親としても、ジダンの頭突きは気になるところ。 暴力は良くない。だけど頭突きの一つもを食らわしてやるのが最も お似合いの発言と言うものだってあるんじゃないか?
人には根っこがあると思う。家族だったり出自だったり文字通りルーツ的な ものは勿論、それを誇りに生きて来たのだと言う何かだったり。 子供の悪口の古典に「お前の母ちゃんでべそ」と言うのがあるが、これも 正しく(?)は「バカ、アホ、ちんどん屋、お前の母ちゃんでべそ」と 言うらしい。地方によって違うかもしれないが。
少しばかりバージョン変えをしたら今の子供でも血相を変えて向かって行くものが 出来そうである。良く出来た悪口だ。喧嘩するのに持ってこいだが 言い捨てて逃げるのが当時の子供の常套だったのかも知れない。
「こいつテロリストなんて言葉は全く知らないとか言ってるのかあ」
マテラッツィ側の言い分の記事に「掴みかかったらジダンが『シャツが 欲しいのならあとでやるよ』と言ったので」と言うのがあった。 これが本当なら、ジダンのジョークは気が利いてる。 本当でないにしても、マテラッツィ発言の中では一番マシな気がするような。
確かに暴力は論外。ゴールを取られフランスはW杯で負けた。 負けたが場外の猛攻が、これから始まるのかも知れない。
イタリアで紳士的なプレイをした選手が何とも気の毒だ。 サッカー良く判らない私が見てもイタリアはハンサムが多いから 好きだったのに。 日韓W杯の時だけど。
サッカーには詳しくないし、W杯も興味を持って観続けたとは 言い難かったのだが、ジダンの頭突きにはビックリした。
サッカーには本当に全然詳しくはないのだが、それでもジダンの 名前くらいは知っているし、彼の年齢が・・・なんと言うかそのう サッカー選手的にはロートルなんだろなあと言う共感と言うか 勝っても負けても、綺麗に飾りたかったであろうとは思うのだ。 それがあの頭突き。
やはり全員サッカーにはそれほど詳しくないが、ジダンの頭突きには 全員がビックリして家族で話題になる。
「よっぽど頭に来たんだと思うよ。すごくヤな事言われたんだよ」と私。 「プレイ中の問題なんじゃない?良く判らないけど」と弟。
「そもそもイタリア語とフランス語じゃ通じないんじゃないの?」 「共通の悪い言葉を言われたのかも知れないじゃん、サノバビッチとか」 「サノバビッチじゃジダンは頭突きまでしないだろう」
絶対やっちゃ駄目な時に、ずっとその世界で生きて来た人がやっちゃった。 やっちゃう事で全てが駄目になる事をある程度承知で。 ジダンはすごい人なのだろうが、人は人。
愚かだとか書いてあるな新聞は。 どんな理由でも、やっぱり愚かな行為って事になるのかな。 愚かな行為と言われても、自分には誇れる何かがあったのかな。 それともやっぱり、かっとなってやっちゃったのか。
ジダン涙を流してたってやっぱり新聞で読んで、サッカー詳しくないけど 何だか胸が痛んだ。
進級以来、頭を悩ましていた問題が取り敢えず 少しだが落ち着いた。
子供が絡む問題は本当にイヤで、子供と向き合うのがイヤと言うのでは なく、直接であれ間接であれ、結局向き合うのは相手の親御さんで あると言うのがとても大変なのだ。
親御さんや家庭が現在トラブルを抱えており、対処する余裕も無い などと言う場合には、本当にあれこれ言い出すこちらの方が悪者みたいだ。 だが小学校2年生。余程特殊な事情がなければ、それほどの問題行動を 起こすような年齢ではまだないのだ。
とにかく色々あった。誰も怪我をしなかったり事故にならなかったのは 取り敢えず良かったと思う。
これで全て解決と言う訳では多分、行かないのかも知れないが。
少し前から、部屋にやや大きめの絵を飾った。 藤城清治と言う名前に心当たりがなくとも、その絵を見れば ある年齢以上の方はピンと来るのではないかと思う。
私の子供の頃であるので相当昔だが、教材か何かのCFにこの人の絵が 使われていたのである。 独特のファンタジーを描く人で、かなりの高齢だが存命である。
この人の描いた馬の絵を母が買って来た。
「あんた馬好きだから」
実は藤城清治の出物があったら買って来ておいてと頼んでいたのだった。 馬が海から次々飛び出して来る。彼らは森へ向かっている。 海に夕日が沈んで行く。陽光が木々枝から透き通るように抜けている。 美しい絵だ。
馬は夜の森へ向かっている。 夜の森と言う題材も、この人が好んで描く題材で、そこは色取り取りの 光に溢れ、昼間のように明るいのだった。
だが馬たちは夜の森へまだ到着していない。森の中は明るい光に満たされ 不思議な生き物が沢山いるのだろうが、遠くに見ると暗い。 馬たちが向かう森は少なくともこの絵の中では 暗い。
インド製だと言うド派手な虹色のショールを買って来て絵の森の部分に 掛けてみた。全てが台無し。
「いやあ、風水的に縁起の良い色を集めてみました」
と言っては見たものの、息子でさえ「何でかけたの?ねえ何でかけたの??」 と、しつこく聞いて来る。気に食わないらしい。
行く先が暗いのが、何だかイヤなんだ、お母さんは。 森を虹色にすれば、悪くなりそうな事も良くなるかと思って。 少なくとも悪くなった時、暗い森のせいにしなくても良いかと思ってさ。 踏ん張れるんじゃないかと、思ってさ。
虹のショールはずっと掛ったまま。絵は台無し。 悪い事は悪いまま。終わるものは終わり、新しく始まるものも 虹色の世界であるなんて言う保障は どこにもない。
一青窈が歌った「ハナミズキ」 木の上にハンカチがかかっているような、儚げな不思議な花を 咲かせるので、庭のある人は植えてみたいと思う樹です。
ですがこの木は、枝がそれほど強くないらしく、雪の重量がかかる 北国では上手く管理出来ません。 近所の家でも初めは軒並み、これを植えたんですけど年々弱って全滅。
造園をやっている方などに伺うと、ハナミズキのイメージに近く かつ北国でもオーケーと言う木に「ヤマボウシ」があります。 ハナミズキほどふわっとはしていないので優雅さには欠けますが・・・ でも夏は涼しげで四季折々の変化も楽しく、秋には実がなり 何よりとても丈夫。
初めは白ばかりのヤマボウシでしたが、近年園芸品種だと思いますが 赤い花の咲くものが出て来ました。中々の人気ぶりだそうです。 昨年、我が家にも木を数本入れたので、その時にヤマボウシの赤も 入れてもらいました。
今年は白の3分の一くらいの大きさの花しか付けてませんが、来年は 大きな花を付けてくれるのではないかと思います。
「ブーケ」と言うタイトルの割には随分と野性味のある形の花ですが 北国の夏の雰囲気を伝えたくて、夏の壁紙にして見ました。
・・・手裏剣みたいですね。センスがなくて済みません(汗
2006年07月06日(木) |
バイシクル・レース。 |
The Sun Is Burning In The Sky
サイモン&ガーファンクルの『水曜の朝午前3時』のリマスター版が 発売されたらしいんですが、まだ買っていないです。 この曲(太陽は燃えている)の別テイクも収録されてます。 佐渡にお住まいの方が「日の出にしては変な色だった」と証言された 赤い空。この曲で歌われる太陽も、地に落ち、周囲を焼き尽くします。 ポール・サイモンの曲ではありませんが、若い彼らのハーモニーが とりわけ美しい、初期の名曲だと思います。 太陽は 常に空の遠くにあって欲しい物です。
体重計を買いました。 体重しか出ない、しかも量る度、び・みょ〜に数値が違う。 「体重が増えたのは、筋肉が付いたからに違いないさっ」 口ではそう言いながらも 「やっぱ違うだろう・・・」と、どこかでは思っている ・・・そんな日々は、もういやだ〜〜〜っと言う事で 体脂肪から何から測れる、ごついやつを購入。
早速乗ってみます。 ・・・家にあった体重計も、数値的には正しかった事が判明しました。 ではメタボリックシンドローム内臓脂肪はどうか、BMI値はどうなのか。 今後の方針として、どうすりゃあいいのか。
測ってみたところ、私の脂肪は皮下脂肪。内臓脂肪はほとんどついて いない事が判りました。いわゆるかくれ肥満じゃあない。 ん〜、考え方は人それぞれでしょうが・・・ かくれ肥満だった方が良かった(涙
他は全て標準値でした。標準の範囲ってのは広いですからね。 あっ、身体年齢と言うのがあって、これが実年齢より高かった。 要するに代謝が悪い、筋量が少ないって事のようです。 筋量が上がれば代謝が上がる、体脂肪が更に燃え易くなる。 そのためには有酸素運動をすれば良いとの事でした。 自転車こぎ、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどですね。
季節も良いので、ママチャリでドライブ。 開発中の住宅地をすっ飛ばします。これで筋量が上がるかな?
私の場合は、単純に夏に向けてスッキリしたいぞと言う、平凡かつ 毎度御馴染みな理由だけれど、肉体改造って 始めると限がなくなっちゃう 人もいるんですよね。
空気嫁
どこぞの匿名掲示板を真似て、誤変換を入れて書いてみた。 「空気を読む」と言う言葉は、確かに昔から使っていたと言う気は しないが、余りにも最近では身近になってしまったので ごくごく一般的な日本語の使い方なのかと思って辞書を引いたら無かった。
その代わり鼻毛を読むと言う言葉を発見(大辞林)
『女が自分にほれている男の心を見すかして翻弄(ほんろう)する。鼻毛を数える』
恐入つたと、鼻毛を読まして讃(ほ)めて遣(や)るんだ 〔出展: 婦系図(鏡花)〕
判った様な気になったのが、鏡花の例を見てまた判らなくなってしまった。 鼻毛は女が読むんだから、男の鼻毛なんだよね? しまった。脱線した。
空気を読むと言う言葉、古くからあるわけではないけれど使いやすい。 似た言葉は もっとまどろっこしいい言い方だが、昔からあり、それは 人間関係を築いて行く上で確かに大事なものである。 だが、行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず(何だっけ) 空気読めの言うところは それと似た古くからある言葉と、やはり少しだけ 違っている。
小学2年生、早くも空気を読む事を学び始める。 場の流れや雰囲気がどうこうと言うのは、掛け算も出来ない癖に少し高尚だ。 だが空気を読む事は、手っ取り早い人間関係作りに 今や重要である様子だ。 私たちが幼かった頃より、コミュニケーションの手段は多様になり話題も 豊富で多岐に渡り、何しろ話しの流れの早い事。 それらに上手に対応し・・・と言う子が早く出て来る傾向にある分、全体に それが求められるのも 自ずと早くなるのだ。 空気読める子、読めない子、半分半分なので揉めている。 うちの子は典型的に読めないタイプ。一生読めないのではないかと 心配になって来る。
キレキャラと言う言葉はごく最近聞いた。 さすがに「私ってこう言うキャラだから〜」と言った使い方をするお母さんが 少なくとも私の周囲にはいなかった事もある。 だがこの〜キャラと言う分類も、子供同士の間では じきに出て来そうな気配である。 小学4年生辺りで半強制的にキャラ決定かあ。 私たちの子供の頃は やっぱりこんな呼び方呼ばれ方も無かったなあと思う。 勉強の出来る子、給食を残す子、良く泣く子とか、かなあ。
自分の子が「オレって○○キャラだからさ〜」なんて言い出したら、どうかなあ。 何か一言、言ってやりたくなるだろうな。 「そりゃ失敗だっ」 とかね。
見知った貴方に片想い。 まだ見ぬ貴方に片想い。
想う事は自由だから複数想ってみる。気が楽だ。
さて何方かには届くのだろうか、夏の色が濃くなる。
2006年07月03日(月) |
コラーゲン、その後。 |
遅ればせながら、15,000Hit 有難うございます。
目次をちょっと変更してみました。 一年半以上に渡って書いてますが、同じような事の繰り返しだなあ。 言っている事も毎度同じようで、不安になって来たので 以前書いた物を 若干検索し易いようにしました。 自分用の機能っぽいのが気恥ずかしい。
6月の母同士の交流会でアミノ○ラー○ンはいいのよっと言う 情報にぐらっと動くものを感じた私。買ってしまいました。 情報を持って来たお母さん曰く「○○さんのお母さんは効き過ぎて 一日置きにしたんだって」 「3日で効果が判るんだから」 「別に営業の人じゃないからねっ」
それほどのものなのか?コラーゲン。 私はこれまで痩せるサプリには熱心でしたが、コラーゲンは飲んだ事なし。 若返るとか、どう考えたって話は半分以下に聞いといた方が良さそう。 そもそも2,000円程度で若返ったら世話は無いと思う。 自慢じゃないけどサプリ系には煮え湯を飲まされるような思いを これまで散々・・・(以下略)
買った翌日から飲み始めました。「・・・はうぅ、くさい〜」 誰だ!コーヒーに入れたら丁度良いとか言ってたのはっ 魚くさい、魚コラーゲンだからでしょうか。その日は吐きそうになりながら 我慢してコーヒーで飲み干し、翌日からは水で飲んでます。 まずいですね。これ、本当にまずいです。ネットで検索したらまずいの オンパレードでした。苦いならまだ良いのに変な甘味。おうえ〜
がっ
効きますよ。あくまで自分はですけど効きました。 これほど即効性があるサプリってのもあるんですねえ。 コラーゲンってのは、どれもこんなもんなんでしょうか。 情報屋お母さんと同じで、私も最初に効果が感じられたのは手の甲でした。 やはり3日目辺りからでしょうか、早いなあ。 言ってみれば、それだけ衰えていたと言う事なんでしょうね。 効果は肌がふっくらしてくる感じです。 すべすべになるとか、柔らかくなるとかですね。 化粧品とは違うので、全身の皮膚で柔らかい部分を中心にそうなるような。
飲み過ぎると効き過ぎると言うのも本当らしいです。 一気に若くなると言うのでは無くて、ニキビが出ちゃうんだそうですよ。 減らすなりして適量を見付ければ、飲み続ける事も出来るそうです。 私は一度だけ4個くらい赤いのが顔に出ましたが翌日は消えていました。
こうした直に身体に出るものは安易にはお勧め出来ないですけど。 まあ勧めたくなったお母さんの気持ちも判らないでもないと言うか 私の場合は素直に感謝ですかね。 本当に味は悪いですけどねえ。
2006年07月02日(日) |
イワチドリの花が咲いてる。 |
軽石に植え付けた小型のギボウシの葉の間からピンクの花が 覗いている。小さな花は風に揺れている。 この風は、雨を連れて来るのだろう。 私は三年ほど前にギボウシと一緒に植え付けた、この花の名前を 思い出そうとしていた。
一昨年、昨年と咲かなかったように思う。枯れてしまったのだと それきりにしていた。 チドリなんとかって言ったっけ。 チドリソウ?画像を見てみる。違うな。こんな花じゃないな。 そうだ、確かイワチドリって言った。
イワチドリはランの一種だ。 日本でも南の方の、高い山の岩場で 春に咲くと言う。 野生の物は絶滅危惧種に指定されている。
置かれた場所で何時咲くかは、花自身が決めるのだろう。 まだ蕾も残っているし、せめて雨の当たらない場所に移した。
☆薄いピンクが綺麗なイワチドリ(とギボウシ)。 花はこうして咲きますが、これを買ったお店は翌年潰れてしまいました。
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