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2006年05月31日(水) 情報と認識。


これは誰でも ある程度そうなのか、自分だけがそうなのか、
ちょっと判らないのだけれども、その人の声が中々認識出来ないと
言う事がある。

何を話したかは ある程度憶えているのだが、声が記憶に残らない。

例えばメールなどのやり取りであれば、文面を残す事が可能なので
必要であれば何度でも読み返す事が出来る。その安心感からか
メールでのやり取りに、特別な緊張感を持つ事はない。


会話でのやり取りには、いわゆるログが残らない。
どんな事を話したかについて、なるだけ憶えていようとする事に
頭が行ってしまうのだろうか 話した事を憶えていても声が残らない。


私の車の営業マンは、ここだけの話だが実はとても苦手なタイプで
がさがさと話す。 その名前を聞いただけで(嫌だけど)その顔を
思い出し、頭の中で がさがさした声が響いて来る。
一旦幾つかの情報が結び付いてしまうと、音声は姿と共に自動再生
される事もあるようだ。

名前を聞いただけで姿が浮かび、音声が自動再生されやすいのは
相手がイヤなタイプと言うのが一番である気がする。


学習教材の販売員さんは中々にしつこい。
断っても断っても電話が来る。
だが彼女らは一方的に電話を掛けて来ているだけなので、情報が
煩わしいと言うだけで、声はやはり、漠然としか残らない。
頭の中でキャンキャンと彼女らの声が売り文句と共に鳴り続けるのよりは
ましだと思う。

そんな感じでそれほど困った事ではないのだが
同じ声を何度聞いても認識出来ない事が情けなく思う事もある。
何を言っているか、そればかりを聞こうとしてしまうからか。


長く話せば、話された情報量は多くなる。
声の方は思い出せず、情報も記憶し切れていない。
何も思い出せず、自分にとって大事な事であった場合は寂しくなる。

目を閉じれば聞こえて来るのは、正直嫌いな営業マンの
「車検の時はかなら〜ずボクに連絡下さいねえ」と言う、いかにも
調子の良い声ばかりだったりする。

しかも同時に、彼のむっちりした姿も浮かんで来るのだった。







2006年05月30日(火) はなからはなれて。


日記のタイトルを変えてから鼻日記ばかりだったので
このところ気になった話題などを。

ダービー2冠来ましたね。
ピンクのお鼻のメイショウサムソン
メイショウの馬号は馬主である松本さんの松と出身地である明石の
明を組み合わせて明松メイショウと読むんだそうです。
初めて知りました。
メイショウと聞かれたら今でもドトウと反射的に答えちゃいます。

ここまで来た日には秋が楽しみですねえ〜


入院中に実家に電話を入れたら
「コスモバルクがシンガポールで優勝したよっ」 といきなり言われて
何の事やら頭が混乱しました。
もう少しで悲劇の名馬になっちゃうところだったバルク。
陰性で良かったね。
ジャパンカップの強烈な差し返しが今も脳裏に焼き付いています。



おやじ週刊誌ってのを学生時代から読んでます。
今も時折読んでます。
買うか買わないかは新聞の下段広告の見出し見て決めるんだけど
今回は見出しで久々に驚きました。

秋田の小学生の事件ですが、かなり犯人を個人に特定した書き方。
うち1社はタイトルも余りにもセンセーショナルでした。
古くは写真雑誌フォーカスで酒鬼薔薇の顔写真を載せて物議を醸した
S社ですが、これはまた随分と。

週刊S週刊Bと珍しく2冊とも買って読んでみましたが
何だか、自分が周囲にどう見られているのか、本気で怖くなりました。


犯人が捕まっても、どこにも何にも一つも救いの無い事件ですが
捕まらない事で更に色々と救いが無い状況になっているのがまた













2006年05月29日(月) 手術なレポ。


蓄膿レポ3回目です。

私が入院したのは、大学病院ではないけれど市内では大き目の病院。
各階の東と西に病棟がありますが、耳鼻科があるのは通称「雑科病棟」
一つの病棟に4つの科の患者さんが入院してきます。

中でも私が入院していた部屋は「お元気部屋」と呼ばれてました
看護詰め所から最も遠く、最も元気な人が入院する部屋です
検査入院の人なんかも利用するので回転が早い早い。


看護詰め所に近い場所は、ほとんど老人病院のようになっていました。
手術翌日から歩き回れる私は、確かにお元気部屋行きなんでしょうねえ


腰椎麻酔を掛けると具合が悪くなっちゃう私。
全身麻酔だとどうかな?

「・・・済みません、何か気分が悪うzzzz・・・」

〜〜およそ3時間後〜〜

「焙煎さ〜ん、焙煎さん起きて下さ〜い」

「・・・zzzzzむう気分が悪い、吐きそうです、げえええ」


と言う訳で、おしっこで全部出切っちゃうまでは吐き気止め点滴を
入れてもらう始末。 麻酔は合わない人は合わないので、次回からは
この旨、しっかり担当のお医者様に伝えないといけません。
インフォームドコンセントちゅ〜んでしょうか
今は随分色々、丁寧は丁寧です。ノーとはやっぱり言い辛いですけどね。


切ったのがお腹であれば糸で縫い(テープで止め)あとで抜糸を行います。
鼻の穴の中が患部の場合はどうやって止血するんでしょう。

ガーゼを詰めます。びっしり詰めます。
15cmくらいの筒が3本くらい入ります。すごいんですよ〜
顔の形も微妙に変形し、涙は止まらず、正直言ってこの間は痛いです。
小さいとは言え5〜6箇所に生傷がある。これはまあ仕方ないです

3日後にガーゼを抜きます。抜糸ではなく抜去と言うみたいです。
どこから抜くのでしょう?鼻の穴からです。

「これは痛いから、頑張ってねっ」

看護師さんに沢山応援頂いた割には、実はそれほど痛くありませんでした。

それよりも
鼻の穴から15cmのガーゼタオルみたいなのが次々出て来る。

頭の中ではオリーブの首飾りがずっと鳴ってて痛いどころじゃなかったです

ちゃららららら〜ん♪って感じ。

人生ン十年、今ほど間抜けに見える瞬間は無かろうなと、そればっかり
考えてました。周囲は励まし続けてくれていて、それがまた一層
他人が見たら間抜けだろうな〜と。笑うわけにも行かないですし。

抜糸もそうですが、抜去も済んでしまえば驚くほど顔が楽になります。
あとは患部に綿球鼻のつっぺですね)を詰めてマスクなどで乾燥を
予防するだけ。

同室の人は 私がずっとマスクをしているので神経質な人と思って
いたみたいです。 「ほうれ」と鼻に入った綿球を見せてあげると
その場で爆笑されました。 失礼な。


扁桃腺炎は術後2週間、鼻の場合は術後10日で退院です。
扁桃腺の場合は、しばらく食事に影響がある事と、患部が広いからでは
ないかと思います。
入院した当時、隣りのベッドの 人の良いご婦人が扁桃腺で入院していたの
ですが、中々通常食にならないとぼやいていました。

彼女が本来悪いのは腎臓であり、その症状を軽減させるために
扁桃腺を取る治療が有効であるとの事でした。

「どこも悪くないのに取っちゃってさ」

と、時折ぼやいていました。今、彼女は腎臓内科で治療中です。
どうかお大事に。

初めに書きましたが、ポリープの除去、骨穿刺2箇所、膿胞除去が
私の手術内容です。

気が付かなかったのですが、患部の嗅覚が鈍くなっていたようです。
何か色々な匂いがする様になりましたよ。
ここんとこしばらく通院状態。 今日も朝から出掛けて来ます。


2006年05月28日(日) 上顎洞炎について。


ワスレナグサの季節も終わりです。
入院中に一番良い盛りが終わってしまったので、タイトル写真や壁紙は
昨年の物を使っています。

そして内容は、いきなり鼻の中身についてです。


上顎洞は歯茎の上辺りまであります。
ここが炎症を起こしている場合、8割は鼻が原因ですが 2割ほどが
歯が原因なんだそうです。
原因が歯である場合、鼻の治療を幾らしても、症状がちっとも良くならない
治しても再発すると言う事があります。


私が手術を決めたのは、それほど自覚症状が強かったからでは
ありませんでした。
CTで上顎洞に腫瘍らしきものがあるので、切らないと正体がはっきり
しないと、2軒ほどの病院に言われてしまっていた事が一つ。
(怖いので、その都度逃げ回っていた)
鼻風邪が長引きやすくなったなと思っていたら
「これからどんどん治り辛くなるかも知れないよ〜ん」
と言われていたのが一つ。

そして何より、本当にたま〜になんですけども鼻血が出るような感覚で
鼻血じゃない、何か怪しい物が鼻から出る事があったのが理由でした。
目の前に座る女の鼻から、鼻血じゃない物がいきなりタラリと流れたら

もう無いかも知れない百年の恋がそれで醒めた日には

鼻から何か流れ出るってのは、物凄く説得力があるんですよね。
ビジュアル系は漫画でもドラマでも鼻からだけは血が出ないっていうじゃあないですか。
血ならまだしも

とにかく、そう言う事で手術を決意しました。
お医者様は専ら腫瘍らしき物の方を気にしていたようでしたが。

上顎洞炎は私のように「洞の中に何かある」タイプのものばかりではなく
しつこい炎症による痛み、頬の圧迫感、熱などに悩まされ、症状も
ずっと劇症なケースも多いようです。

虫歯を放っておいたら、顔中が痛み出した、熱が出たなどの場合は
これである事もあるので、直ぐにお医者様に罹る事をお勧めします。
上顎洞炎でも、全てが手術対象にはならないようですし。
何かを取ったり、穴を開けたりする必要がある場合だけ手術になります。
まず診断を受けましょ〜

怪しいなと思った時は、信頼のおける総合病院で診断を受けるのが
良いかも知れません。
耳鼻科と口腔外科、どちらもある病院だと 原因がどちらかを確実に調べて
もらえます。




2006年05月27日(土) 副鼻腔はどこか。


人の顔の中は穴で一杯です。 考えると怖いですね

考えるのも怖いですが、MRIや造影CTでバッチリ写った物をみてみると
まず自分がイヤになります。そのあと妙に愛おしくなったりするんですが。

下に下手な絵を描きました。ひゃっほう、本当に下手ですね。
絵は全然ダメなんですよね、それはともかく・・・


ピンクの部分が副鼻腔です。1箇所じゃないんですね。
風邪を引くと誰でもここに炎症を起こします。
急性副鼻腔炎。 小さな子供なんかはこれと中耳炎と扁桃腺と
親はしょっちゅう戦ってます。

これが慢性化したものが慢性副鼻腔炎(蓄膿症)です。
症状は実に様々なんだそうです。
副鼻腔の位置を見ると、結構あちこち広いです。場所によって頭痛に
なったり鼻詰まりになったり、症状が多岐に渡るのも判ります。


昔は蓄膿症の手術は大手術だったそうです。
上顎か歯茎か、とにかく その辺りからがっつり切るのだと聞きました。
後遺症も結構残る事もあったそうですが、今は鼻の穴からにょにょんと
切る事が出来ます。

「患者さんは楽になりましたが、医者は大変になったんですよ」

罹り付けの耳鼻科のO先生のお話です。


自分の場合は骨穿刺2箇所、ポリープの切除、膿胞部の切除で約3時間。
現在術後20日で顔の腫れや後遺症は全くありません。
(でも何となく、片方の鼻息が荒くなった気がする・・・)

症状が深刻で薬で軽減せず、お医者さんが手術も考慮に・・・と言う
ケースでは、我慢するより思い切ってをお勧めしなくもないです。
うちの病院は術後10日で退院でした。早過ぎっ!まだ痛かった


耳鼻科の手術はほとんどが全身麻酔です。











2006年05月26日(金) 日記名を変更


日記のタイトルが変わりました

管理人の新しいHNリリオペで検索して頂くと、ブーケに関する
情報が沢山出て来ます。

リリオペはブーケなんかに良く使われている葉材なのです

庭に植えると丈夫で、地味ですが花も付けますよ
ヤブラン、スイショウラン、サマームスカリなどとも呼ばれてます

語感が可愛いと思って付けたんですが、どうでしょうかね


と言う訳で、ブーケの裏方にハンドル名を変えたのをきっかけに
日記のタイトルも合わせてみました

今後とも、宜しゅう。


さて5月は入院と手術で慌しく過ぎて行きました。
私の病名は上顎洞炎(じょうがくどうえん)。副鼻腔炎(蓄膿症)の一種
だそうですが、私自身は この年になるまで鼻が重いとか詰まったと言う
経験は余りありませんでした

あちこち色々悪いんですけど、鼻は大丈夫かな?と思っていたんですね

きっかけは3年前に頭痛がひどくて、脳外科へ行った事でした

「あ〜こりゃ、鼻だわ」

あっさり先生に言われて、レントゲン写真を見せられたんですが
頭は綺麗。ところが右の鼻の一部だけが、真っ白になっていました。


この病、蓄膿症の中では少々変わり者に属するようですが、特別珍しい
ものでもなく、意外なのは歯から起きてしまう事もある事です

手術までの経過と術後報告を何度かに分けて書きたいと思います。
同じ病気の方や、怪しい痛みや症状で悩んでいる方が、治療を受けたり
回復に向かための、何か少しでも参考になれば

ではまた(^-^)ノ







2006年05月23日(火) おおお、気が付けば無料版に。


サイトも日記も留守にしておよそ1ヶ月

戻ったら無料版仕様に変更になっているっ

これはもう、かなり以前から期限切れてますよ〜期限切れですよ〜って
お知らせ貰ってたんですよね。
それなのに無視して、中々無料版に変わらないのをいい事に
「ずっとこのまま、延ばせるだけ延ばしてみようかな〜」などと
不届きですね。管理人さん泣かせです。ご免なさいア○スミさん
ちゃんと明日入金します。


と言う訳で戻って来ました。
実は1ヶ月の留守は入院でした。
実際は1ヶ月も入院してなかったんですけどね

緊急性のある手術でもなく、痛い骨休めって感じです。まだ痛い

たまの入院では色々な物を目にしました。
そんな話をポチポチ書いて行きたいと思いますが
まずは有料版の手続きをしてからだなあ〜



リリオペ  ブログほーむめーる

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