もうちゃ箱主人の日記
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2009年12月31日(木) |
では、佳いお年を ! |
早いもんで、年の瀬ですね。 「忙しい、忙しい」と言っている内に大晦日になってしまいました。 今日は、年賀メールの準備をしています。
今年も、だいぶ書き込み休みや バックデート更新が多く申し訳ありません。 {今日も数日分更新したのでご覧ください)
まあ、こまかいことは、気にせず (← 開き直り) 来年もよろしくお付き合いのほど お願い申し上げます。
では、佳いお年を!
2009年12月30日(水) |
ベーレンライター版 第九 |
今さら、ベーレンライター版を話題にすることもないかとも、思うんですが、、、 もう、出てから、ずいぶんたちますからね。 その後、ライヴァルのブライトコップ・ウント・ヘルテルから新版も出たし。 (そういえば、進行中のヘンレ版新全集はどうなってるのだろう??)
先日、大学図書館にベーレンライター版ベートーヴェン交響曲全集が あるのに気づき、借り出してきたのです。 (ウチの図書館、総合大学というのに、ほんとに面白い楽譜コレクションがある。 驚嘆すべきは、誰が読むというのか、 シェーンベルク全集にC.P.E.バッハ全集の所蔵。。。。 、、、新シューベルト全集、シューマン全集まである!)
まあ、そういうわけで 久々に、(買った時、一回聴いただけだった) ジンマン指揮/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団のCDを聴いたわけです。 やっぱり 譜面を見ながら聴くと いろいろ違いがわかって面白い。(^ω^)
その前に、ちと ベーレンライター版のお勉強をと思っったわけであります。
web情報が凄い!のに驚きました。
何と言っても、藤本先生の充実した論文が読めるのがありがたい。 http://www.ri.kunitachi.ac.jp/lvb/rep/hujimoto03.pdf
ほかにも、下記サイトを参照しました。 作者の皆さまありがとうございました。ペコリ
http://homepage3.nifty.com/jymid/kaisetu/b9_baren1.htm
http://www.kanzaki.com/music/cahier/lvb9-breitkopf2005
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-12-17
http://yhongaku.spaces.live.com/blog/cns!CBA43DAD8DA449BC!1521.entry
なお、ベートーベンの自筆譜がネットに公開されてるそうだが 見つからなかった。 ご存じの方は、お教えください。 よろしくお願いします。
明菜Now,
2009年12月28日(月) |
≪ロ短調ミサ曲≫のすごさ ; 私の居場所 |
必要あって、 ここのところ、バッハの≪ロ短調ミサ曲≫を 楽譜と首っ引きで聴いていますが 聴けば聴くほど、 ≪ロ短調ミサ曲≫のすごさに圧倒されます。
数十年あとの モーツァルトやザルツブルクの巨匠たちのミサ曲が 一段格下、あえて言えば、「拙劣」に、見えてきます。 モーツァルティアン(?)としては、困ったことと、思っております。
先日、このことを 恩師にお話したところ、 「それはそうです。 ≪ロ短調ミサ曲≫は、古今無比の名曲ですから」 言下におっしゃられました。
バッハを語る時の先生のお顔は 一片の曇りもなく、清々しい。
バッハに寄せるそれほどまでの信頼感。 ほんとに、うらやましい限り。
日に日に、モーツァルトから遠ざかっている気がする私の居場所は、 果たして、どこにあるのだろうか?
2009年12月27日(日) |
マンション建替計画 再び! |
今、私の住んでる三鷹のマンションは、築40数年の老朽マンション。 水が濁り、湯沸かし器が壊れ、照明器具が壊れて、、、 困っています。
やっと、一昨年からマンション建替計画が持ち上がり 順調にいけば、今年の春から取り壊しが始まる予定だった のですがぁ、、、、
あの、リーマン野郎!のおかげで (マンション不況になって) 計画が、凍結されてしまいました。まさに、トホホです。 このままでは、スラム化が進行するばかり。。。
ところが この年末になって 急に事態が変わりつつあります。
詳しくは言えないけど 今のマンション1階に入居している 信金が、賃貸契約の到来する来年3月限りで 退去すると通告してきたんですね。
おかげで、計画が動き出さざるを得なくなりました。
条件面は、以前より悪くなっていると思いますが しかたありませんね。
目下、デヴェロッパーが計画を練り直しており 2月末に条件提示するというので 心待ち(こ こ ろ ま ち)しています。
さあ、どうなる、ガクガク(((゜Д゜)))ブルブル
希望と不安の中で 2月を待つことになります。。。
2009年12月26日(土) |
夢は小さくたくさん見よう |
夢は小さくたくさん見よう
2009年12月25日(金) |
モーツァルトを聴かないクリスマス ; 年賀状書き |
昨夜は、あの後 前から聴こうと思っていた メンデルスゾーン 詩篇歌をいくつか聴きました。
最初に、OP.42 《鹿が、、》を コルボ盤で聴きましたが、 これは甘すぎて、、 私の趣味には、合いません。 (コルボの演奏が悪いのかな、ヘレヴェッヘはどうでしょう?)
次に、Creed盤で、OP.78の3曲を聴きましたが これは、よかった。二回聴きました。 やはり、詩篇歌は無伴奏の方がいいのでは、と思いました。 (さすがに、セシリア運動研究者 すっかり、彼らに洗脳されてしまったようです……(^^;))
と、ここでやめておけばよかったのですが うっかり、<harmonia-mundi〜 Sacred Music 30枚セット>の 次のCD、バーンスタインの《ミサ曲》を聴き始めちゃったので さあ、大変! 〜眠れなくなっちゃいました。……(^^;)
朝4時まで聴いて、、、、 朝食 食べてから 午前中ずっと寝てました。……(^^;)
今日は、口直しに賛美歌集を聴きました。 「賛美歌21」のは、やはり違和感が、、、 やはり 「旧 賛美歌」の方がいいなぁ、と。 (古〜い人間です)
なぜか、モーツァルトを聴かないクリスマスでした。キッパリ!……(^^;)
PS: 今日は、年賀状書き。(約150枚) メール・アドレスある方には、原則メールで お出しします。 ご理解のほど、お願い申し上げます。ペコリ
2009年12月24日(木) |
メリークリスマス! メンデルスゾーン特集 |
メリークリスマス!
先ほど 家内が 「テレビに、H野先生が出てるわよ〜」と 教えてくれました。 (^ω^)
なぜか、「メンデルスゾーン生誕200年特集」 なぜ、こんな時間に ???
事前に教えて頂ければ 録画していたのに……(^^;) 残念ながら、途中から拝見。
収録は、この夏だったのですね。 山口智子は、妙にテンション高く、 おい、おい、大丈夫かよ、、、 と言いたくなるところもありましたが。。 (今回は、急に黒水着にならなかったようで その点は、よかった……(^^;))
マズアの近影も見ました。 貫禄十分ですね。
つまらない感想ですみません。 うたた寝してるところを 起こされたものですから、、、
////////////
メンデルスゾーン生誕200年特別番組 「山口智子 時を旅し、時を奏でる」 12/24(木) 22:00 〜 23:24 テレビ東京
メンデルスゾーン生誕200年を迎えて盛り上げるヨーロッパ音楽界。 女優・山口智子がメンデルスゾーンゆかりの地を訪ね歩き、その真実に迫ります。
番組ではメンデルスゾーンのゆかりの地であるベルリン、ライプツィヒ、スコットランド、 インターラーケン、ルツェルンを訪れ、彼の足跡を追うだけでなく、各地で開催されている 音楽祭を取材。 世界的に著名な指揮者、演奏家に、山口がメンデルスゾーンについてのインタビューをしました。
http://www.tv-osaka.co.jp/sp/mendelssohn/
>出演者 出演 ナレーション 山口智子 取材した方々 クルト・マズーア(指揮者) リッカルド・シャイー(〃) 準・メルクル (〃) 星野宏美(立教大学教授)他
原作脚本 企画・取材 山口智子 構成 田代裕 大原詔久
監督・演出 総合演出 大原詔久 ディレクター 西尾雅志 音楽監修 佐藤正治(KAJIMOTO) 後援 ドイツ連邦共和国大使館、スイス大使館、ブリティッシュ・カウンシル 制作 【製作著作】テレビ大阪 http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/20912_200912242200.html
2009年12月19日(土) |
TAMA市民塾講座 第6回 |
講座も第六回、折り返しになりました。 相変わらず、脱線多く、積み残しの山 ……(^^;)
前回、紹介できなかった下記CDを鳴らしました。 (12/5 日録参照)
休憩時間にナイショで コーヒーブレイクを、、、
・質問では モーツァルトの「バターのヴァイオリン」演奏についてとか、 ランドンの業績についてとか、、が出た。
* モーツァルト 《レクイエム》 1964年ケネディ大統領追悼ミサ実況、ラインスドルフ&ボストン響
追記: 今まで気付かなかったが ケネディが暗殺されたのは、1964年11月22日 くしくも、聖セシリアの日だった。
とうとう、近くまできただよ。。 ……(^^;)
まあ、津波の心配はないと思うがねえ。
//////////// 北関東で震度4=津波の心配なし
18日午前5時41分ごろ、関東地方北部を中心に広い範囲で地震があり、 茨城、栃木、群馬、埼玉の4県で震度4の揺れを観測した。 気象庁の観測によると、震源地は栃木県南部で、震源の深さは約80キロ、 地震の規模(マグニチュード)は5.1と推定される。 津波の心配はないという。(2009/12/18-06:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009121800076
2009年12月14日(月) |
THE ハプスブルク |
頂いたチケットで……(^^;) 妻と行ってきました、最終日の夕方。。。 ……(^^;) それほど混んでなかった。 (^ω^)
面白かったのは 入って最初の部屋のシシーやマリア・テレジアの肖像画の前は 黒山の人だかりだったのに 次の部屋の頭にあるラファエロは通り過ぎる人が多く 空いてたこと。。。
おい、おい、お客の民度(芸術度)が低いんじゃないかい? なんてね。 (エラそうにすみません。… (^^;))
/////////////// THE ハプスブルク Treasures of the Habsburg Monarchy - 140th Jubilee of the Friendship Treaty between Austria - Hungary and Japan
2009年9月25日(金)− 2009年12月14日(月) 会場:企画展示室1E
日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国(当時)とが国交を結んで140年の節目にあたる今年、 ウィーン美術史美術館(オーストリア)とブダペスト国立西洋美術館(ハンガリー)の所蔵品から ハプスブルク家ゆかりの名品を核に選りすぐり、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた計約120点を 展覧する大規模な美術展を開催いたします。 展覧会ホームページ:http://www.habsburgs.jp
2009年12月13日(日) |
訃報 サミュエルソン |
かつて、(今は昔) サミュエルソンの『経済学』は、第何版を読んだ? で、学生間の会話が、成立する時代があった。
私の読んだのは、第何版だったっけ? たしか、カラー版になったとかで話題になった版だった
逆にいえば、改訂版が出ることが ニュース(学生にとっての)だったわけ。 法律学でいえば、我妻先生の『民法講義』の改訂とか 『民法案内』の新刊が出るとか、、、、
今 そんな本がどれだけあるのだろうか。 私の知らないだけか……(^^;) (おお、そうじゃ、i教授の『マタイ受難曲』が、あったか!)
因みに、MITなんて大学の名は、このホンで知った。 (コーネル大学の名を、ザスローで知ったようなもの (^ω^))
数年前、都留先生も亡くなり、 今や、サミュエルソンの『経済学』も 岩波の現役カタログから消えてしまった。。。 (かつて、サミュエルソンの『経済学』、我妻先生の『民法講義』は 『漱石全集』と並んで、岩波の金看板だった ← こういう言い方好き(^ω^))
アルフォンソ様は、何版を読まれましたかぁ?
////////////// ノーベル経済学賞受賞のサミュエルソン氏死去
【ニューヨーク支局】 ノーベル経済学賞受賞者で、米マサチューセッツ工科大学名誉教授の ポール・サミュエルソン氏が13日、米マサチューセッツ州の自宅で死去した。
94歳だった。同大学がホームページで発表した。
同氏はアイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン各政権の経済ブレーンを務め、 1970年に米国人初のノーベル経済学賞を受賞した。 同氏が1948年に発表した著書「経済学」は、20か国以上で翻訳された。 〔後略〕 (2009年12月14日01時52分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091214-OYT1T00018.htm?from=top
2009年12月12日(土) |
久々のフェライン例会 |
久々にモーツァルティアン・フェライン例会に伺った。 (調べてみたら、2007年3月以来だった……(^^;))
・・・・・・・・・ @ モーツァルティアン・フェライン例会 12月12日(土)午後2時 「三大交響曲の成立」 お話:西川 尚生氏(慶応大学准教授) 会場:お茶の水クリスチャンセンター http://www.geocities.jp/mozartian_verein2/letter/letter9/200912.html
2009年12月08日(火) |
「カンタータの名曲を聴く」コンサート |
久々に、i教授プロデュースのバッハ演奏を伺った。
i教授ブログに 阿部さん「急上昇中」と書かれていたが、実感。 (阿部さん、小川先生による愛の二重唱)
彼女の歌を聴くのは、数年前の大学院オペラの《イドメネオ》以来だが まさに、進境著しいの一言。 これからが楽しみな逸材と思いました。 (エラそうにすみません。 ← ほめてるんだからいいか… (^ω^))
\(^ o ^)/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国立音楽大学音楽研究所 バッハ・プロジェクト 声楽部門 2009年度コンサート 2009年12月8日(火) 場所:国立音楽大学講堂小ホール 開演:18:30p.m.
プログラム: カンタータ第64番 《見よ、どれほどの愛を》 BWV64 モテット 《イエスよ、わが喜び》 BWV227 カンタータ第140番 《目覚めよ、とわれらぶ声が呼びかける》 BWV140
演奏者: 指揮、オルガン:大塚直哉 合唱および器楽アンサンブル:くにたちiBACHコレギウム 声楽:小泉惠子(S)、加納悦子(A)、藤井雄介(T)、小川哲生(B) 阿部雅子、山崎法子、川辺茜、湯川亜也子、中嶋克彦、杉村俊哉、千葉祐也、 高橋織子ほか 器楽:尾崎温子(バロック・オーボエ)、大西律子(バロック・ヴァイオリン)、 西澤央子(バロック・チェロ)ほか
http://www9.ocn.ne.jp/~bach/vocalpage.html
2009年12月06日(日) |
《レクイエム》1964年ケネディ大統領追悼ミサ実況盤 |
実は、3日《レクイエム》のネタ探しに ネット・サーフィン (← ふ、古い……(^^;)) してたら 下記CDを見つけた。
>モーツァルト / レクィエム (1964年ケネディ大統領追悼ミサ実況) ラインスドルフ&ボストン響
以前からこの録音の存在は知ってたが、 聴く気は起きなかった。 (中古LPは、2万円とか5万円とかの噂を聞いたことがある)
どういう心境の変化か 是非 聴きたいゾ! どうしても 聴きたいゾ! 何が何でも 聴きたいゾ!
と、ますますエスカレート気分になり 矢も立ても止まらず (← こういう大時代的な言い方好きです、キッパリ!) ネット注文した。
うまくいけば、 土曜の市民塾講座にも 使えるしね。 (^ω^) (佐川急便の配達は、早い時は11時頃のこともあるんで 昨日12時半まで待ったんだが、来ないので諦めた。 ・・結局届いたのは、3時頃だったらしい)
帰宅して、一眠りしてから 全曲休まず試聴。(最近こんなことも珍しい!)
予想した通り、演奏は、あれこれとりざたするほどのは、ない。(と、思う)
実際のミサともども、収録されてることに意味がある。 1964年だから、第二バチカン公会議が終わってまもなくで 基本的には、今では見られない旧典礼に沿って行われているわけで そういう意味でも貴重である。
特筆すべきは、ライナーノートの充実。 (初出LP解説の復刻) 野村良雄先生執筆の力作で、貴重なもの。
こういう録音を聴くと ふだん エディションがどうの とか 音楽史的な意味は なんて 言ってるのが、「小さく」見えてくる。
K林先生のおっしゃる 「資料学研究は本来の音楽研究への出発点をなす分野であって、 音楽学の究極目標ではない」 (↑ 一流の学者は、スケールが違う) との、言葉を実感するよい機会と思いました。 (^ω^)
オチがあります、、、 今日、これを書くため再検索したら なんと、このCD 12月4日(注文した翌日)から 20%オフになってました。 ……(^^;)
///////////// (以下、記録として、、)
@ RCAレッド・シール・モーツァルト名盤撰 ジョン・F・ケネディ追悼 死者のための荘厳司教ミサ モーツァルト:レクイエム エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団、他 世界初CD化! ( BVCC-38391)
1964年1月19日、前年11月に凶弾に倒れた故ジョン・F・ケネディ大統領を追悼するミサが ボストンの聖十字架大聖堂で執り行われ、そのミサの式次第の一環としてラインスドルフ指揮 ボストン交響楽団によってモーツァルトの「レクイエム」が演奏されました。 当CDに収録された録音は、ミサの開始を告げる鐘とオルガン演奏に始まり、司教の言葉や曲間 の祈りも網羅して収録された貴重なものであり、史上最も有名なモーツァルトの「レクイエム」の 録音としても知られていますが、CD化は今回が世界初となります。歌詞対訳・典礼対訳付き。
【収録内容】 (CD1) 1 鐘 オルガン前奏 (F.クープラン:オルガンのための荘厳ミサ曲〜マエストーゾ)
第1部 みことばの聖式 2 階段祈祷(一部)
・モーツァルト:レクイエム(死者のためのミサ曲)ニ短調 KV626 入祭唱: レクイエム〈永遠の安息を〉 (合唱、ソプラノ)
3 キリエ〈主、あわれみ給え〉 (合唱) 4 集祷文 書簡 昇階唱と詠唱 続唱 5 ディエス・イレー〈怒りの日〉(合唱) 6 トゥーバ・ミルム〈不思議なラッパ〉 (ソプラノ、コントラルト、テノール、バス) 7 レックス・トレメンデ〈おそるべき大王〉 (合唱) 8 レコルダーレ〈憶い給え〉 (ソプラノ、コントラルト、テノール、バス) 9 コンフターティス〈呪われた者どもを〉(合唱) 10 ラクリモーザ〈涙の日〉(合唱) 11 聖福音
第2部 いけにえの聖式 いけにえの聖式(冒頭部分のみ)
(CD2) 奉献(オッフェルトリウム) 1 ドミネ・イエズー〈主イエズス〉(合唱、ソプラノ、コントラルト、テノール、バス) 2 オスティアース〈いけにえ〉(合唱) 密唱(セクレータ) 3 序唱(プレファツィオ)と典文 4 サンクトゥス〈聖なるかな〉(合唱) 5 聖変化(コンセクラツィオ・ミッセー) 6 ベネディクトゥス〈祝せられよ〉(合唱、ソプラノ、コントラルト、テノール、バス) 第3部 いけにえの食事 7 主祷文 8 アニュス・デイ〈神の小羊〉(合唱) 9 聖体拝領 10 ルクス・エテルナ〈永遠の光明を〉(合唱、ソプラノ) 11 聖体拝領後の文 第4部 終了の部 オルガン後奏(L.クープラン:シャコンヌ)
司式:リチャード・カッシング枢機卿(ボストン大司教) 助祭:マシュー・P・ステイプルトン神父(聖ヨハネ神学校長) 副助祭:フランシス・S・ロッシター神父(聖ヨハネ神学校祭式長) 聖ヨハネ神学校生たち
ベルイ・ザムコヒアン(オルガン) サラメ・エンディッチ(ソプラノ) ユーニス・アルバーツ(コントラルト) ニコラス・ディヴァージリオ(テノール) マック・モーガン(バリトン) プロ・ムジカ合唱団[合唱指揮:アルフレッド・ナッシュ・パターソン] ハーヴァード・グリー・クラブおよびラドクリフ合唱協会[合唱指揮:エリオット・フォーブス] ニュー・イングランド音楽院合唱団[合唱指揮:ローナ・クック・デ・ヴァロン] 聖ヨハネ神学校聖歌隊[合唱指揮:ラッセル・H・デイヴィス神父] ボストン交響楽団 指揮:エーリヒ・ラインスドルフ
[録音]1964年1月19日、マサチューセッツ州ボストン、 聖十字架大聖堂でのライヴ・レコーディング(ステレオ) Produced by Richard Mohr Recording Engineer: Lewis Layton Production master tapes produced by John Pfeiffer
24 bit/96KHz Remastering Mastered at JVC Mastering Center, Yokohama from original sources with JVC K2 24 Bit/96KHz technology Remastering Engineer: Kazuie Sugimoto
<解説> J.F.ケネディを追悼するミサを収めた歴史的なドキュメント 満津岡信育
当ディスクは、64年1月19日に、ボストンの聖十字架教会で行われたJ.F.ケネディ大統領を追悼 する死者のための荘厳司祭ミサのライヴ録音盤であり、死者を追悼するためのミサ曲本来の姿として、モーツァルトの《レクイエム》が演奏され、ミサの開始を告げる鐘やオルガン演奏に加え、ボストン 大司教の言葉や祈りなど、カトリック固有のレクイエム・ミサ典礼が収録されているのが特徴である (なお、カトリック教徒として、初めてアメリカの大統領に就任したJ.F.ケネディの国葬は、前年の 11月25日に、ワシントンD.C.で執り行われたことを付記しておきたい)。
ミサの式次第の一環として演奏された《レクイエム》に関しては、凶弾に倒れた大統領を悼む 気持ちが結実した、一期一会的な名演が繰り広げられており、残響の多い教会におけるライヴ録音 でありながら、ラインスドルフが、オーケストラやコーラスを巧みに統御している様子も印象的である。
RCAの黄金時代を支えたプロデューサーのジョン・ファイファーとエンジニアのルイス・レイトンのコンビによって録音された当ディスクは、数あるモーツァルトの《レクイエム》のディスクの中で、もっとも伝説的な存在でありながら、その特殊性故に、なかなか再発が実現しなかったことでも有名である。 今回の世界初CD化を通じて、この貴重なドキュメントに容易に接することができることになったのは、 まさに特筆すべきことであると思う。 なお独唱者たちのうち、オハイオ州出身のサラメ・エンディッチ(1928〜69)は、ロバート・ショウが高く評価し、主に演奏会やオラトリオの分野で活躍した歌手であり、ショウが指揮したJ.S.バッハの《ミサ曲ロ短調》のレコーディングにも参加した。ボストン生まれのエウニーチェ・アルバーツ(1927〜 )は、コンサートとオペラの両面で活動。バッハやハイドンの宗教曲の録音をウェストミンスターに残している。ニコラス・ディヴァージリオは、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルによるベートーヴェンの第9のレコーディングに参加し、オペラ歌手としても活躍。2005年にイリノイ州のシンフォニア・ダ・カメラがエネスコの歌劇《オイディプス王》をアメリカ初演した際には、ディレクターを務めた。マック・モーガンは、当録音の時期に、ボストンの声楽界で重鎮的な役割を果たしていた歌手である。 (ライナーノーツより)
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2009年12月05日(土) |
モーツァルトさんの命日に |
もうあと1時間そこそこですが 今日は、モーツァルトさんの命日でしたね。
たまたま、TAMA市民塾講座の当日でしたので、 《レクイエム》を取り上げ、いくつかの エディションでの演奏を聴きました。
講座では、当初 おそらく、やがて忘れられる運命にある(?) モンダー版《レクイエム》を、 根掘り葉掘り、紹介する予定でしたが (へそ曲がり ……(^^;)) つい先日 H.C.Robbins Landonが 亡くなったこともあり 彼の業績のいくつかを紹介し 彼の補作したランドン版《レクイエム》の一部も聴きました。 (締めは、ベーム指揮の《レクイエム》映像 ・・アンケートでは、これが一番評判が良かったようで…… 私の話は何だったんだと.....(^^;))
2009年12月02日(水) |
訃報 Robbins Landon |
たった今、知りましたが Robbins Landonが、亡くなったそうです。 (24日のことだったらしいが、我が国のブンヤさんは まだ、伝えてないと思う、、、)
詳細は下記ガーディアン記事を、、
>HC Robbins Landon obituary Distinguished musicologist known for his trailblazing work on Haydn and his books on Mozart
Few musicologists achieve true celebrity outside their specialist field. But the name of HC Robbins Landon, who has died at the age of 83, was known by many thousands of people beyond the scholarly community. <後略>
http://www.guardian.co.uk/music/2009/nov/24/hc-robbins-landon-obituary
もうちゃ箱主人
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