もうちゃ箱主人の日記
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2008年07月31日(木) 最新のモーツァルトについての論文情報




あまりバカなことばかり
書いてあきれられてもいけないので
たまには、真面目なことを…

最新のモーツァルト情報です。
今日 K音大図書館で雑誌をみて
その後、Web検索してみた結果です。

下記が論文のAbstract(梗概)です。
全文ほしい方は、私に頼むか(笑)
(エラそうにすみません。… (^^;))
下記サイトで有料注文して下さい。
http://caliber.ucpress.net/doi/abs/10.1525/jams.2008.61.1.1


なお、
Editor's Note によれば

The Fall issue (Vol.61-3) will include a Colloquy on
textual criticisim and Mozart's Requiem
featuring the remarks of
Dancan Druce,Robert Levin,Richard Maunder and
Christoph Wolff.

We encourage readers to submit their own views.

 だそうです、期待しましょう。

(大意: 今秋発行の本誌61-3号では
 モーツァルトの《レクイエム》について
 ダンカン・ドゥルーズ始めレヴィン、モンダーなどの
 〔増補版校訂者や大御所〕ヴォルフらによるディスカッションなど
 掲載予定なので、読者は期待してほしい) 



*****

Journal of the American Musicological Society
Spring 2008, Vol. 61, No. 1, Pages 1–65

“Die Ochsen am Berge”:
Franz Xaver Süssmayr and the Orchestration of
Mozart's Requiem, K. 626

Simon P. Keefe‌

Abstract

Franz Xaver Süssmayr's letter to the publisher Härtel (1800)
about his involvement in completing Mozart's Requiem
implicitly and explicitly asks its recipient to take
his contribution seriously.

Positive appraisals of the entire Requiem in the early decades
of the nineteenth century, read alongside this letter,
invite reevaluation of Süssmayr's orchestration of the work.

Early writings on Mozart's orchestration clarify that Süssmayr's countless musical decisions, large and small, would have carried genuine aesthetic resonance.

Süssmayr's view that the winds should function primarily as
support for the voices derives from Mozart's orchestration
of the Introit, and manifests itself especially in voice doublings and frequent segues between vocal statements.

The origin of his shaping of orchestration toward climactic points in the Lacrymosa, Sanctus, and Benedictus, however,
is less clearly attributable to Mozart.

Süssmayr's entitlement to a vision of his own for the completion
of the work, one that may not follow Mozart's intentions in
every respect, encourages us to consider putative “transgressions” evidence of active engagement with the work itself,
rather than of musical misjudgment.

Examining the Sanctus and Benedictus
(for which no materials in Mozart's hand are extant)
as well as the Sequence, reveals the consistency and coherence of
Süssmayr's vision across the Requiem as a whole.

http://caliber.ucpress.net/doi/abs/10.1525/jams.2008.61.1.1


2008年07月30日(水) バッハ演奏研究プロジェクト

受講生ではないが
時々聴講させて頂いている。

こんなすばらしい講座を
ムリョウで、お聞かせ下さるなんて
さすが くにオンフトッパラァ〜!
  パチパチ \(^ o ^)/ 

今日の
ワタナベ先生のお話と演奏も
 素晴しい熱の入ったもので
あっという間に、2時間を超過!

もったいない内容でした。



*****
<大学のサイトから>

 バッハ演奏研究プロジェクト
ピアノで弾くバッハ 《平均律第1巻》

バッハの鍵盤作品は、ピアノのための欠かせぬ教材として
尊重されてきた。
しかしチェンバロによる古楽的な演奏が台頭した今、
単にピアニスティックな演奏には、見直しが必要になっている。

そこで、バッハ時代の演奏習慣や当時の楽器について学び、
テクスチャーの分析も行いながら、
ピアノによる適切な新しいバッハ演奏を追究したい。

今年度は《平均律クラヴィーア曲集》の第1巻から、
数曲を課題曲として採り上げる。

 
<研究会の日程>
7月30日(水) 渡邊順生 「バッハの演奏と楽器の諸問題」


2008年07月29日(火) 営業禁止処分 vs 24時間営業停止処分

この差は何なのさ?ということです。

普通に考えれば…

(A)生肉さえ食べなければ食中毒に陥らないですむケース
     と
(B)食事した35人のうち23人が症状を訴え、
  うち10人から 赤痢菌 が検出された
     の

どっちが悪質と思いますか?
どっちを重く罰すべきと思いますか?

普通に考えれば…ね。

これだから
 地方分権なんて、考えられないっちゅーの!
  ( ↑これこれ、それこそ論理の飛躍じゃ)


ついでですが
 S介の店や、Aッコの店だったら、
  絶対でない、
   っていうか表ざたにならないでしょう…

*****
<次のニュースを参考にしました>

@「なだ万」で食中毒=高級料亭、客10人から赤痢菌−福岡
7月26日0時56分配信 時事通信

福岡市は25日、博多区の高級料亭「日本料理なだ万」福岡店で
食事をした市内の専門学校生と教員の女性計35人のうち
23人が下痢や発熱の症状を訴え、
うち10人から赤痢菌が検出されたと発表した。
女性1人が入院したが、残りは快方に向かっているという。

博多保健所は同日、赤痢菌による食中毒と断定し、
同店を同日夕から24時間の営業停止処分とした。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000004-jij-soci


@たむけんさんの焼肉店で食中毒=4人が下痢や発熱−名古屋市
 (2008/07/28-21:11)

名古屋市は28日、タレントたむらけんじ(本名田村憲司)さんが
経営する「炭火焼肉たむら名古屋店」(名古屋市中区)で
食事をした男性4人が下痢や発熱、腹痛などの症状を訴え、
うち3人から食中毒の原因菌であるカンピロバクターが検出されたと
発表した。
うち1人は入院したが、既に退院したという。
市中保健所は食中毒と断定し、安全性が確認されるまでの間、
同店を営業禁止処分とした。(時事)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008072800678


2008年07月28日(月) 葉山の花火見物

恒例の葉山の花火大会見物に
K先生宅へ…

昨年は土砂降りの中で
大変だったが
(花火大会の間だけ雨があがり、その前後は
 土砂降り〜〜〜 )
今年は快晴で、先生宅のテラスから
富士山もうっすら見えて、皆満足。^o^!
(単純じゃのぉ… (^^;))


たまたま往きの電車でご一緒した
M先生に最近書いた研究報告のコピ−を
おみせしたところ
早速車内で赤ペンチェックを頂きました。… (^^;)
 (いやぁ、ありがたいことです。^o^!)


*****
 (市役所のサイトより)

葉山海岸花火大会
7/28 (月)
時間:19:30〜
場所:森戸海岸近辺
約1000発


  *サービスに同サイトから
   お借りした花火の画像を…



2008年07月27日(日) スーパー アヤコ ミターーーーーー!

久々にみんなの好きな女子アナ・ネタね(笑)

「ナカノミナコに負けないルックスと、
 タカシマアヤに匹敵するアナウンサー技術」の持ち主
    と
おそろし〜く、前評判の高いフジの新人アナ、 
カトウアヤコ さん(23才)。
 (漢字でなくてゴメンナサイ。
   漢字だと「検索エンジン」にヒットしてしまうので…)

日テレ、TBS、テレ朝のキー局全てから内定をもらったという伝説の
持ち主ですがなんと、おなじみK立音大の音楽教育学科卒
 だそうです。
既に、今月初めの「笑っていいとも!」などで、画面に登場している
とのことですが私は、昨日初めてみました。

例の「27時間TV」のいわば前座番組、
18:30からの「もしもツアーズ」の進行役のバスガイド役でした。


初めて「動く」画像と「お声」を拝見、拝聴したのだが、
噂にたがわず、たいした度胸です。

かんだとこもないし、
海千山千の芸人さん相手に
とりあえず無難にこなしてましたね。^o^!
(まあ、まわりも気を使ったのだろうが…)

妻によると、
「横顔が、キムラタエさんに似てる」とのこと。
 私には、ショーパンことショウノさん似のように
 思えましたが…

そういえば、フジの昨年新人では
ショーパンことショウノヨウコさんが
断然の人気のようですが
例のモナ降板後のサキヨミで
モナさまの代りとして急に目立ってきたのが
オオシマユカリさん↓で
これでブレークするでしょう。
因みに、07年S城大学経済学部卒だそうです。


最後に、オトコの子の(笑)
アナについて少々…

先日の深夜の地震の際
たまたま付けたTVがTBSでした。
見たことのない若いおにいさんが
あわてた様子で第一報を伝えてました。
(後で調べたら、07年入社のスギヤマ君らしい…)
http://www.tbs.co.jp/anatsu/who/sugiyama.html

この大事をしっかり伝えられれば
若手アナの快挙!と
応援したくなり、
しばらく画面に張り付いたのですが…
(不謹慎で申し訳ない… (^^;))
残念!
  現実は、そう甘くなかった…… (^^;)
深夜とあって、支えるスタッフの不備、不慣れもあり
原稿読みを、トチるわ、噛むわ、
現地放送局の呼び出しも
ヨロヨロ、ヘロヘロ…
観てるのが気の毒な感じでした。

小1時間近くたって、
やっと先輩アナが引き取り
本人もホッとしたことでしょう。

 (ドラマのようにはいきませんね。)


***一部修整しました。  20080730


2008年07月26日(土) カンテツ

またやってしまった。… (^^;)
 しょこたん風に言うと、「ムスイミン」

いけないねぇ。
 気を付けねばと思うのだが…

昨日があるゼミの前期研究報告の〆切。
 当日中に
 メールで提出という指示だが
 ありがたいようで、困ったこと。(笑)

昨夜、送信直前に、最小限の手直しをと
始めたところ、気にかかる箇所が続出し
結局、カンテツになってしまいました。… (^^;)

修正の結果、かえって、バランスを欠いて
しまったところも出てきて
またさらに時間がかかる
という悪循環。
(あきらめの悪い性分だねぇ… (^^;))

結局、夜明け前(ではなく、夜明け同時くらい)
送信ボタンを押し提出いたしました。

あとは知らん、というわけにいかないのは
これを手直しして修論の一部に転用しようという
腹積りがあるから…

これしきのレポートに手古摺っていることは
汗顔の至りです。
さらに直した結果がこれか!と
言われると思うと、穴にもぐりたくなります。

修論完成までには、まだまだ精進が必要。… (^^;)


2008年07月25日(金) まったく問題ない

なぜそういい切れるのか?
 ということです。

それは、昨日の地震の起きてから数時間後
午前3時ごろ、行った町村官房長官の会見での発言。

言葉尻を一々捕らえなくても
とは思いますが、
気になったのは
 「原発は問題ないが、普通の火力発電所は、止まった」
    と
あたかも、原発の方が火力発電所より、安全だと言わんばかりの
姿勢である。

なら、原発を霞ヶ関に作れよ!
いらぬ憎まれ口を、たたきたくなってしまう。

そもそも、
地震発生後数時間のまだ深夜、
本人も明け方になれば被害の詳細がわかってくるというのに
なぜ
原発に限って、
「まったく問題ない」といい切れるのか?

日頃、嫌味な言い方の多いこの方にして
「情報操作かい!」とぶつけたくなる。

例によって
ニッケイは
「原発は問題なく運転している…」と
穏やかにカモフラージュ(?)していますが
映像↓は正直です。(こわいですねぇ… (^^;))
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00137265.html


映像音声起しを基にした
サンケイでは次のようになっています。
原発はまったく問題ない。
ただ普通の火力発電所が、運転が止まったというのが一番という
くらいですかね。
停電が6,000戸くらいあるという実態ですね。少し明るくなってくると、もう少し様子が入ってきたり、ヘリコプターが飛んで、土砂崩れが起きてるとかですね。その辺の様子が把握できてくるでしょうから、その辺を見ながらかなと思いますけども。とりあえず、泉大臣が明るくなる(午前)5時ごろに、現地に入りますから、各役場、市役所とともにですね、とりあえずの情報というのは、こちらに入ってくるんですけど、本当にそれがすべてかわかりませんのでね」(07/24 03:36)


2008年07月24日(木) 生きていた証

今朝の地震には驚きましたね!
 館林は震度3でしたが、結構揺れました。
 初期微動に始まって、揺れてる時間がこんなに長い
 地震はあまり記憶にありません。


八戸が震度6弱と聞いて、
飯中さんが心配になりました。
ご主人のお盆休みに帰省すると
ブログでいってましたから
まだ行ってないと思うのですが
もし、前もって帰ってると
地震に遭遇してるかもしれない……

お見舞メールを送ってみたところ
幸い、まだ名古屋にいらしたというお返事なので
とりあえずホッとしました。
 よかった、よかった。
 \(^o^)/

しかし、東海といい東京といい
どこにいても
地震の危険からは逃れられないようです。

地震じゃなくとも
駅や、本屋にいるだけで
殺傷される可能性もあり
とどのつまりは、i教授のツキの理論に
頼らなければならないのか
と、暗澹たる気持ちになります。

しょこたんがいつも口ぐせのように言う
「生きていた証」を
1日も早く残さねばと思います。

とりあえずは
1日も早く、論文を完成させねば……


2008年07月23日(水) 教員採用汚職問題

大分から始まった教員採用汚職問題は
地元新聞幹部まで拡がり、
それこそどこまで拡大するのか
予想もできません。
(aサヒ、yミウリ ダイジョブあるか?)

時間もないので
とりあえずの感想だけ……

・なんと稚拙な手口のことよ……
・地方での各種ボスの暗躍をみると、地方分権などとんでもないこと……
・小学校教員という職が、プラチナ・チケット化
  ねえ、どうして!


詳しくは
 いづれ、また……


2008年07月22日(火) 感動はどこから……

先日からずっと考えてることに……

先月観た芝居のラストシーンのバックで
モーツァルトのレクイエムのラクリモサが
大音量で流された。

最後のアーメンでスピーカーが歪むほどの
最大ボリューム……

様式違いと思いつつ
( ←いやみだねぇ…(^^;))
感動し、涙がこぼれた。


それ以来、
折りにふれて
考えてる。

様式研究とか
楽譜の問題とかは
感動とは、関係ない。

でも
そうとは言い切れないんじゃないか
という声も、どこかから聞こえてくる……

これも
軽々に論じられない
重いテーマです。


2008年07月21日(月) モ愛好会

これも久々のモ愛好会例会。
 (館林から日帰りで上京)


何人かの方から「珍しいじゃない?」と
 お声かけ頂き、
よかった。
 まだ、忘れられてないようで …(^^;)

・・・・・
第345回例会
講 演 2008年7月21日(月・祭日)2:00PM
東京しごとセンター/飯田橋
「 《イドメネオ》と《後宮からの誘拐》にみる
     フランスオペラの影響 」
今谷和徳先生


2008年07月20日(日) 録画成功!

松井冬子の例の番組再放送の情報を
飯中さまから教えていただいた。 (^o^)

大変緊張してタイマー録画設定しました。
 なにしろ過去2回失敗してますからね。…(^^;)

結局、夜中に2回
 VIDEOが動いてるか確認。
  これじゃタイマー設定した意味ないよね(笑)



 み
 ご
 と

録画 成功!  \(^o^)/


 アルフォンソ様、秋にDVDをさしあげましょう。(^o^)




・・・・・・・・
ETV特集
「痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜」
 (2008年4月20日放送)
・ 総合テレビ
放送日:7月20日(日)午前2:30〜 【7月19日(土)深夜】



  (4月18日、日録参照)


2008年07月19日(土) カッタ君の訃報

1羽のペリカンの死亡でこんなに大騒ぎするのもなんだが…(^^;)

山口にいた頃、何度か実際にみたことがある。
こんなに長寿とは、知らなかった

・・・・
ペリカンのカッタ君早世 国内初の人工孵化
2008年7月17日

山口県宇部市の常盤公園の人気者、モモイロペリカンのカッタ君が
16日に死んでいたことがわかった。
公園には17日に献花台が設けられ、一緒に遊んだ園児123人が
花をささげた。

市によると、前日まで元気な姿を見せていたが、
16日午後2時半ごろ、園内の常盤湖に浮いているのを入園者が見つけた。
……左翼と左足に打撲と見られる内出血があった。
市は病理解剖して死因を調べることにしている。

85年7月に日本初の人工孵化で誕生。
89年に800メートル離れた私立明光幼稚園に通いはじめ、
園児と遊ぶ姿が話題となった。

95年には市民の募金でアニメ映画「カッタ君物語」が制作され、
宇部市のシンボルにもなっていた。

モモイロペリカンは長寿で60年ほど生き、
カッタ君は人間ならば40歳前後の壮年にあたるという。
これまでに1男6女をもうけた。
  <後略>

http://www.asahi.com/national/update/0717/SEB200807170012.html


2008年07月18日(金) 音楽史研究会例会

今年は、あちこち不義理を重ねていて、申し訳ない。…(^^;)

昨日の「音楽史研究会」も、半年近く欠席していた。(汗)

  ……ので、おそるおそるうかがった。(笑)
  (午後から大学図書館で、カヴァリエーリのCDを猛勉強)


と こ ろ で
 中世をやってる西美の修1の方をお連れしたところ
 懇親会で大ブレーク。(^o^)
  よかった、よかった。 \(^o^)/

・・・・・

「音楽史研究会」例会
日時: 2008年7月17日(木)18:00−20:00
発表: 萩原 里香 氏
(東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻博士後期課程)
「カヴァリエーリの≪魂と肉体の劇≫に関する一考察」
会場:桐朋学園芸術短期大学
 http://www004.upp.so-net.ne.jp/h-nonaka/MIS/index.html


2008年07月17日(木) 判がなければ無効!

どこかで聞いたような気がするが……

と、思ったら
 ≪フィガロの結婚≫だった。 (笑)
  (第2幕 ケルビーノの辞令についてのエピソード)


「法定手続保障」という近代法の原則は
現憲法の重要規定の1つでもある。

それにしても……
 2006年の事がなぜ今、明らかになったのか?
    それが フ シ ギ ??

・・・・・
押印忘れ逮捕状発付、執行…不当拘置で裁判官ら処分


福島県の郡山簡裁で2006年に裁判官の押印のない無効の逮捕状が発付、
執行され、容疑者が21日間不当に拘置されるミスがあり、
裁判官や検察官ら計6人が処分を受けていたことが8日明らかになった。

裁判官が06年1月20日、
県青少年健全育成条例違反容疑の男性の逮捕状を押印と契印(割り印)を
しないで発付した。
同24日に福島県警がこの逮捕状を執行して男性を逮捕し、
25日に地検に送致。地検は不備に気づくまで男性を拘置していた。

地検は06年6月、事件を担当した検察官と事務官を厳重注意処分、
事務官を注意処分にした。地裁も同年8月、裁判官を注意処分とした。
ZAKZAK 2008/07/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2008_07/t2008070921_all.html


2008年07月16日(水) お買い得 !?






「お買い得」というコトバ、
(関西人のよく言う、「ないよりマシ」と並んで)
 大嫌いな言葉の1つなんですが…
   殊に、趣味のジャンルについては…

 これまで、そう言われて買ったLP、CDで
 買ったまま、一度も聴いてないというのが
 なんとたくさんあることか?

でも、
 でも、
  でも、この↑誘惑には勝てなかった。… (^^;)


小学館のバッハ大全集にも収められている
Gustav LeonhardtとNikolaus Harnoncourt指揮による
バッハの教会カンタータ全集 60枚が
3万円弱!
というのは、あまりに魅力的!
(かっての 1/3 ではないでしょうかね。)

たしかに、ずいぶん時間をかけて作られた全集なので
玉石混淆ともいえ
欲をいえば、キリがないけれど
全曲CDが手許にありいつでも聴けるというのは、
大変な魅力です。
 老後の楽しみが増えました。^o^!

****
Bach: The Sacred Cantatas [Box set]
   [Import] [from US]
価格: ¥ 29,554 (税込)
指揮: Gustav Leonhardt,Nikolaus Harnoncourt
オーケストラ: Concentus Musicus Wien, Leonhardt Consort
ディスク枚数: 60
フォーマット: Box set, Import,
レーベル: Teldec

****


このシリーズ(限定発売!)
他にも、こんなのがあり
 実に、目の毒で困る… (^^;))


ワーグナー、バイロイト音楽祭CD33枚組 8690円 

最初期の《妖精》や《リエンツィ》を除くほとんどの
 楽劇が網羅されているバイロイト音楽祭のライブ録音で、
 かっての名盤揃い!
 ベームの《トリスタン》や《リング》
 LPで持っている!
 若き日の サヴァリッシュ
 (というより、ヴィーラント演出を体現したアニア・シリヤの)
 《オランダ人》《タンホイザー》も、
 昔欲しくてたまらなかったが、買えなかったLPだ。
  (せっせとモーツァルトのLPを買っていたので… (^^;))

どうしようかなぁ、
  迷う、
   迷う… (^^;)


しかし、こんなのが出ては
  中古CD屋サン泣かせだなぁ。


*** (一部字バケあり)
RICHARD WAGNER (1813-83)

Der fliegende Hollder: Anja Silja * Fritz Uhl * Josef Greindl *   Franz Crass Wolfgang Sawallisch, conductor

Tannhser Anja Silja * Wolfgang Windgassen * Eberhard Whter *
  Josef Greindl Wolfgang Sawallisch, conductor

Lohengrin Anja Silja * Astrid Varnay * Jess Thomas * Ramon Vinay  
  Wolfgang Sawallisch, conductor

Tristan und Isolde Birgit Nilsson * Wolfgang Windgassen
  Karl Boehm, conductor

Die Meistersinger von Nnberg Hannelore Bode * Jean Cox *
Bernd Weikl * Karl Ridderbusch * Hans Sotin Silvio
Varviso, conductor

Der Ring des Nibelungen (Karl Boehm, conductor)

Parsifal Waltraud Meier * Peter Hoffmann * Hans Sotin *
Simon Estes James Levine, conductor

************************



@ 今日は、久々に K音大図書館へ

セシリア運動の機関誌
Kirchenmusikalisches Jahrbuch 24冊を借り出し
地道な調査。
 ジミチガイチバン、ジミチガダイジ。


2008年07月15日(火) エマール ピアノリサイタル





知人から頂いたチケットで
久々に、来日アーティストのピアノ・リサイタルに…

ピアノ・リサイタルは知人、友人の演奏会に
お招きやお付き合いで行くことが多く
ちょっと ニ ガ テ 。
 (言い難いが、なかなか感動!するという機会は少ない)


さて
今日のエマールですが、なかなかの入りです。
上の方の階に、ピアノ習ってる音大生らしき若者の姿があって
 感心、感心。 ^o^!
 (それにひきかえ、現役ピアニストは見当たらないゾ!
   ← 単に顔を知らないだけかもしれない、
       軽々に言うモンじゃない)


さて
プログラムは、
バッハの《フーガの技法》で、現代作品をつつんで
最後に、ベートーヴェンのソナタで〆るという
まことに、手の込んだ内容。
 (パンフレットには、エマール自身が、
  この東京だけのために熟慮を重ねて決めた内容
  と書かれてある)

先日の礒山先生のお話を聞いて
モダン・ピアノで弾くバッハ演奏の意味はわかったが
良さを聞き分ける境地には、とても至らない。

それにこの《フーガの技法》というのは、難物であるし…
まだまだ、バッハは私には遠い。
(とりあえず、カンタータから勉強せねば…)

それに比べると
カーターはともかく
メシアンは若い頃から、ずっと聴いて親しんできたので
違和感がない。 
 (やっぱり、変わってるかな (笑))
いつも現代曲と構えずに、聴いているのだが
こうバッハに、はさまれて
聴くと、別な感じがするし
時として
バッハがメシアンに近づくような瞬間があったりして
とても面白い!
 プログラムの妙ですなぁ!
  \(^ o ^)/ 


会場のせいか、
楽器のせいか、
梅雨というのに
ピアノが軽やかによく鳴って
とても気持ちがいい。

そのぶん、
最後のベートーヴェンでは
中音域が犠牲になって
ダイナミックさが、不足した
  …ような気がした。
(エラそうにすみません。… (^^;))


プログラム前半では、曲が終っても
手を鍵盤から離さず、拍手での中断を許さなかった。

(エピソードを1つ…
  最初出て来た時、椅子に座り、初めてメガネが違うのに気付き
  いったん戻って、代えてきた。 ^o^!
   そういえば、よほどアシが長いのか
    椅子の高さが、高かった。  ^o^!)

最後のプログラムの
ベートーヴェンのソナタも
終楽章がフーガというこれも凝った選曲。
 にくいねぇ。  \(^ o ^)/ 

(毎度のことだが
 最後のブラヴォーの掛け声が、フライイング気味!
  もっと余韻を楽しまなくては…
  困ったもんだねぇ。)


アンコールは、すべて現代曲で5曲(↑上の写真)!
聴衆を熱狂、スタンディング・オーベーションさせたのだから、
す ご い
 (カジモトには、あとで音著から請求書が届くことだろう…(笑))

そういえば
 S席が 7500円とは、カジモトにしては大奮発か!
  (当日配られたB−ニンのチラシでは、1万5千円だって!)


休憩時間に
ギンコ時代の友人、N島サンにバッタリ!


***
ピエール・ロラン・エマール ピアノリサイタル
08/7/15(火) 東京オペラシティ

曲目:
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080から 
 コントラプンクトゥスI/3度の対位における10度のカノン
カーター:2つのダイヴァージョン

J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080から 
 5度の対位における12度のカノン
 反進行における拡大カノン
メシアン:「8つの前奏曲」から
 第2曲 悲しい風景の中の恍惚の歌 
 第5曲 夢の中の触れ得ない音
 第8曲 風の中の反射光

     ******
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080から 
 コントラプンクトゥスX/コントラプンクトゥスXII.1 
 コントラプンクトゥスXI/コントラプンクトゥスXII.2 
 コントラプンクトゥスIX(12度における)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110

**************************


2008年07月14日(月) ミンコフスキーのト短調交響曲




久々に、40番のト短調交響曲の最近の録音CDを聴いた。
(年かねぇ、新しい録音に手をのばすのが億劫になってきた… (^^;))

40番の交響曲は、私にとって大事な曲なので
あだやおろそかに、聴けない。(笑)

 石鹸で手を洗って…
 トイレを済ませて…
 ハナをかんで…
 歯を磨いて…
 途中でノドが乾くと困るので、お茶を1杯飲んで…
 スコアをポケットスコアにするか、NMAにするか迷って…
 照明をどれを付けるか、迷って…
 CDプレーヤーをLD機かDVD機にするか迷って…
 暑くなったので、エアコンのスイッチを入れるかどうか迷って…
 スピーカーをクォードにするかタンノイにするか迷って…
  まだまだ、いろいろ迷うことがあって…

なんてことを、しながら、
聴き始めるので億劫になる。… (^^;)
 だもんで、年に数回しか聴かない、聴けない。(笑)
 (昔、初めて買ったこの曲のLPは、バーンスタイン/NP
    やっぱり、素直じゃないね)


なんだか、CDについて
書き出す前に、もう疲れてきたが… (^^;)
 
マルク・ミンコフスキ指揮、
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーブル宮音楽隊)演奏の
モーツァルト交響曲集で
交響曲第40番ト短調と第41番ハ長調「ジュピター」、
そして歌劇「イドメネオ」のためのバレエ音楽が収められている。

ミンコフスキ初のモーツァルト交響曲集ということで、
国内盤は昨年7月の新譜。
(Amazonをみたら、もうカタログにないようだ。
  売れ行きがよくて、完売ということなのか、
  販売不振でのカタログ落ちということか???)

ミンコフスキのモーツァルトといえば
92年だったかのザルツブルク音楽祭での《後宮からの誘拐》
翌年、BS2で観たが、衝撃的だった。
新時代のモーツァルト、そういう感じで受け取った。
(日本では、オーチャードで《フィガロの結婚》をやったね)

あの時は、ホールに飯中さんがいた…はず。
あの時の演奏といえば、……  
  長くなりそうなのでカット!!



…やっと、このCDの演奏について書ける。(笑)

もちろん、このCDは、古楽器による演奏。
40番は、2楽章に引きつけられた。
旋律線が埋もれることなく
はっきり聴き取れ、とても気持ちがいい。
こういうのを聴くと、もう大編成オケの演奏には戻れない。
 (…気がする。まあ、あれはあれでいいんだが… (^^;))

メヌエットも軽やかなリズムがいい。

若手の40番では、数年前オーケストラ・シンポシオンや
生誕250年の年には、ハーディングの生を聴いたが
どちらも、これぞ古楽器、現代風演奏と肩肘はって
 「よらば、斬るぞ!」 いう感じの
  「濃〜い」演奏だった。

 (ハーディングは、現代楽器使用のマーラーCO)

それに比べれば、このCDの演奏は
肩の力が抜けていて、快い。

その脱力感たるや
名前を伏せて、
例えばラジカセなどで聴かせると
そこらのアマ・オケの演奏みたいに聴こえるような
ところも、あるかもしれない。 (失礼!)

でも、それは違うのであって (キッパリ!)
むしろ、古楽器演奏が、新しいシーンに入ったというべき
ではないのだろうか。

軽々にはいえないが、そんな気がした。
(ジュピターは、また違う趣があるが
  それはまたの機会に…)


吉田秀和先生が、昨年のレコ芸に
書いておられた一部をご紹介すると…

私はまた、つい数日前、ルーブル宮音楽隊を率いて
 マルク・ミンコフスキーが入れたモーツアルトの交響曲
 40番、41番のCDを聴いた。この演奏の新鮮さ!!

 ・・・・・テンポは総じて速めだが、音の一つ一つが踊るように
 生き生きと飛びかう。この連中の演奏だから、言うまでもなく
 ピリオド楽器〉によるものなので、当然モダン楽器に比べて柔らかな
 タッチの音を出す。特に弦がそうだ。
 そうしてそれに対し、管−特に木管は、この種の楽団の演奏には
 珍しいほど、眩しいくらい目ざましい響きでもって駆けめぐる。
 それに金管と打楽器が加わる。

 その全く新しい音の組み合わせに、私も初めは訝ったのだが、
 解説で片桐卓也さんがはっきり指摘しておられる通り、
 このCDの演奏では楽器の配置が変わっているのである。
 片桐さんの言葉を引用すれば、
 「第1、第2ヴァイオリンは想像どおりとして、木管楽器が
 ヴィオラやチェロの前、つまりヴァイオリンと並ぶように最前列に
 来ている。バスーンの後ろにチェロがいる。コントラバスは一番奥。
     《中略》
 しかし、私達がモーツアルトの40番や「ジュピター」を
 こういう音楽、つまり眩しいくらい新鮮で躍動的な音の流れ、飛翔として きけるのは、ミンコフスキーの解釈の「野人的」創造性と、
 それを音楽として実現するミュージシャンの活躍によるものなのである。
    《後略》


2008年07月13日(日) 五反田のドンナ・アンナ?  ; 天に誓って!

モナさんをめぐる騒動も
本人の「謹慎」ということで、当面の幕引きとなったようだが…

最初、ニュースを聞いた時には、驚きましたね。
 第一回放送日の夜に、よくやるね!
 困ったちゃんだね。

というのが
最初の感想でした。
 (発想が、管理者目線か … (^^;))


さて、だんだん事情も明らかになってきて
 (ウソかホントかは、知れないが)
本人の弁明なども報道された。

私(ワタクシ)的には、どうでもいいことなのだが
いろいろ、つっこみどころもあり 
 後学のため(← 何の  (笑))
ちょっとね  … (^^;)


 「バーで一緒だった○岡さんの知人の方達も一緒に移動するものと
  思っていましたので、とても戸惑いました」
 「勢いでキスを迫られたりもしましたし…」
 「飲み直そうと言われましたが、適当な場所が見当たらず、
  タクシーが着いたのが五反田のホテルの前でした。」
 「○岡さんに何度もホテルで飲みなおそうと言われ、
  お断りしましたが、路上で揉めるのも目立つと思い
  やむなく入りました」
 「本当にお酒を飲んだだけで、他には何もなかったと
  天に誓って申し上げます。」
 


既遂か未遂かで、こんなに騒ぐなんて
《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・アンナみたいだ。(笑)

 (アンナじゃないよ、モナだよ!
   なんて言ったりして … (^^;) )


私的に、「おやっ!」と思ったのは
この 天に誓って のフレーズ
何となく、モナさんて、
クリスチャンが似合うような気がしてたので…
 なぜ 神に誓って じゃないんだろう?
なんて、くだらないことを考えたのでした。
(クリスチャンならどっちを使ってもいいのだろうが…)

例の、ミラーマン植草教授が、2年前の痴漢事件で
1審で有罪判決を受けたあとも、
「天地神明に誓って無実である」
と主張していたのを思い出したりして…



ほんと、どうでもいいことで、すみません。

この事件
あと面白かったのは、各界有名人の感想で

・大きなため息をついたソフトバンクの王貞治監督
 「(プロ野球選手が)9800円のところに行くのは、いかんわな」
 「こいつ今、(2軍落ちして)休んでんだろ。
  一体何をやっているんだ。」


他チームのことなのに、
大きなため息を吐く王サンの度量の大きさに敬服します。
後段がほんとの感想と思いますが
前段の 「9800円のところに行くのは、いかん」と
言わせた(言うように仕向けた)記者が
 エラい! (笑)


・ホテルでの会合を終え、出てきた渡辺恒雄会長
  「(報道陣に)君らだってやってんだろ。
    同じようなもんじゃねぇか」


ナベツネさん、いつになく、ものわかりのいいのが
逆に怪しい! 
実は、ほんとに怒ってる時は、静かなタイプなのかしらん?
  この人に、
「9800円のところに行くのは、いかん」と
言わせたかった。 (笑)

http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_07/s2008071101_all.html ほか



 つまらん話題ですみません。… (^^;)
   ペコリ


2008年07月12日(土) 本の下敷きで死なないためには…

昨夜のゼミ後の懇親会でも話題に出てましたが
(結構、盛り上がった… (^^;))
先月の岩手・宮城内陸地震でついに
本の下敷きとなって亡くなった方が出たとか…

妻に話したら
 「ほら、見たことか!」と
 つめた〜い視線 … (^^;)
う〜む、そう出たか…


本の下敷きで死なないためには…
 ・これ以上、本を買わない
 ・これ以上、CDを買わない
 ・これ以上、本をコピ−しない


ことなんだが、できりゃぁ、苦労せんのじゃ。
 (↑ 開き直り … (^^;))




****
本500kgの下敷き、男性を災害死に認定…死者13人目
(読売新聞 - 07月10日)

宮城県警は10日、岩手・宮城内陸地震が発生した先月14日に
自宅アパートで本の下敷きになり死亡した仙台市青葉区二日町、
会社員佐藤良行さん(37)の死因を窒息死と断定。
これを受け仙台市は、佐藤さんを同地震による災害死と認定した。

県警によると、先月14日午後9時ごろ、佐藤さんが積み上げていた
大量の本の下敷きになって倒れているのを、訪ねてきた会社の同僚が発見
病院で死亡が確認された。
県警は司法解剖で死因が特定できなかったため、組織検査をしていた。
崩れた本の重さは計約500キロあったという。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&id=543982


2008年07月11日(金) 濃いシンポジウム

通称総合ゼミの前期最終回は
特番(特別プログラム)として
今年退職された名誉教授を含む4人の先生方を
パネリストとして、シンポジウム形式で行われた。

各先生方には、15分程度という持ち時間での発表ということだったが
話始めれば、…………………………………… で
たまりかねた司会役の先生から stop の声が…

ディスカッション・タイムも
殆どが先生方の発言に終始。
司会役の先生から、教師陣は発言を控えるようにとのお達し。(笑)
 実際、内容が濃かったので
 口をはさむ余地がなかったのも事実。


終ってから、懇親会に移ったが
談論活発で
 ガッコ来てるなぁ! との感想。

(私の学部時代には、こういう経験がない。
 羽仁五郎を招いたバリケード内 自主講座での
  くら〜い盛り上がりぐらいしか覚えてないゾ…)


2008年07月10日(木) 『聖☆おにいさん』





先日のゼミでの『キューティ・ハニー』発表(ワタシじゃないよ)
以来
わが大学院研究室に、にわかにコミックブームが来たようです、ハイ!

あっという間に、
それぞれお勧め品などを持ち寄って、
コミック本棚ができちゃいまして…

そのぅ、つまり
ヘーゲルや、なんたらなどのエラ〜イ著作を
おおいかくすように、
xxx(伏せ字)とかqqq(同)などが並びだしました。… (^^;)
 (まだウメズ先生のはない。
   因みに、今朝吉祥寺駅でウメズ先生をおみかけしました。^o^!
   トレードマークのヨレヨレの赤白ボーダーTシャツを
   着ちょりました。)


と こ ろ で
妻が面白そうと言ってた『聖☆おにいさん』が
並んでたので
さっそくお借りしてきました。^o^!
 (上が表紙の写真!)

Amazonによれば
>世紀末を無事に越えたブッダとイエスは、
 東京・立川でアパートをシェアし、下界でのバカンスを送っていた。
 女子高生にジョニー・デップに似ていると言われ、照れるイエス。
 近所の小学生に額のホクロのようなものを強く押され、
 それが弱点だと気づくブッダ。
 そんな「最聖」コンビが送るぬくぬくコメディ。


だそうです。
(詳しく知りたい方は、Wikipedia へ)


読み始めると、もうやめられな〜い。
私的には、☆☆☆☆☆ です! \(^ o ^)/ 

 飯中サン
 これなら、胎教によさそう。
 まだ読んでないなら
  すぐお買いなされ。^o^!
 

参考までに、Amazonの読者コメントをいくつか…

>それぞれの信者の方々にはぜひ、あまり目くじらをたてることなく
 見守ってくださればと…。

>これからもっと人気が出てくると、
 「不謹慎だ!」なんて抗議する人たちも出てくるのかな。

> 不思議と癒やさるような気持ちになる漫画だと思います!

> 2008年・上半期 うちの蔵書の中で読み返された回数が
 最も多いギャグ漫画


> mixiで日記を公開するイエスと、手塚治虫の「ブッダ」で
 感涙にむせぶ御本人が見られるのは「聖☆おにいさん」だけ!(笑


> にしてもこの漫画、外国版出せないのでは。
 下手したら世界三大宗教の二つの信者を怒らせてしまうんじゃ……。
 どうなんだろう?

>真摯なキリスト教徒・仏教徒からしてみれば、
 この作品は焚書モノでしょう。
 でも、面白い。

>万人受けの笑いではないと思いますね。
 サブカル系の笑い、サブカル好きのための笑いだと思います。

> 一度読み上げて売ってしまったのですが、また読みたくなって
 もう一度同じ本を買ってしまうほどの面白さです。

> このネタが笑えるくらいなら世界も平和だろうに。



………
 うん、うん、わかる、わかる
 実は、私の最初思ったのは
 モデルがブッダとイエスでよかった、ということ。
  (もしも、xxxxx さまだったら、た〜いへん!!!
    思っただけでも、ガクガク(((゜Д゜)))ブルブル)

 それと、
 一度読んで売ってしまったが、どうしても読みたくて
 また同じ本を買ってきたという方の感想にも
   うん、うん、わかる、わかる
 と、うなずいちゃいました。 ^o^!


2008年07月09日(水) ザンネン ユキチャン




ケイバのGI挑戦で話題になってる白毛馬ユキチャン
 急なじんましんで発送除外になったそうです。
  残念!


その昔、サラブレッドに「白毛馬」はなくて
今から、30年前、1979年に生まれたロングエース産駒の
ハクタイユーが、初めて「白毛馬」としての登録が認められた。
(いわゆるアルビノとは別)
結局1勝もできず、処分されるところを
ある神社の神馬に採用され、救われたと
当時報道されていたように記憶してましたが
その産駒のハクホウクンが
1997年12月30日に大井競馬場で歴史的な初勝利を挙げたほか
数年後、全妹のホワイトワンダーも勝ったと知りましたので
種牡馬になっていたんですね。… (^^;)

また、別系統から突然変異で産まれた
白毛の牝馬シラユキヒメの産駒から
ホワイトベッセル・ユキチャンの兄妹が中央競馬でも勝利を成し遂げ、
ユキチャンは交流重賞ではあるものの
あの武豊騎乗で
「関東オークス」で白毛馬の重賞初勝利を成し遂げたんだって!
  えらい!  \(^ o ^)/ 

http://img.sanspo.com/keiba/news/080619/kba0806190501011-n1.htm

そんなことで
今日9日(水)に大井競馬場で行われる
第10回ジャパンダートダービーに
(3歳、交流GI・ダート2000m、1着賞金5000万円)
武豊騎乗で出走予定だったそうですが
上記のように、キャンセルになったということ。
(因みに、帽色は1枠なので、白と幸先よかったのに… (^^;))



一番、残念がってるのは馬主さんだろうが
 その次は、
 人気回復の切り札と期待していた大井ケイバ場かも…



2008年07月08日(火) 「ワインレッドの夏至」

先日来、さがしていた詩集がみつからないので
図書館で2キロ(以上?)もする『田村隆一全詩集』(思潮社)を
借りてきた。

アルフォンソ様、
 お待たせしました。



***

 ワインレッドの夏至

一九三八年の春
ぼくは早稲田の古本屋で
ワインレッドの表紙の不思議な詩集を手に入れた
菊判変型 グレーのコットン紙に四号活字で印刷されていて
「カリマコス」「Catullus」「La Table」「蛇つかひ」のセピア色の古い四葉の
  写真が入っていて
ギリシャ的抒情詩とラテン*哀歌の「Le Monde Ancien」

近代的失楽園を記述的に歌った「Le Monde Moderne」
それがまるで一枚の銀貨みたいに
古代的歓喜と近代的憂鬱とが表裏になっていて
その詩集をめくっているうちに
ぼくの心どころか手までワインレッドの色に染ってくるのだった
 「Ambarvalia」

それから
ワインレッドの色は
ヨーロッパにひろがりはじめ
一九四一年には北半球のほぼ全域を染め上げる
大戦が三千万の死者と廃墟と死語を遺して夏の嵐のように過ぎ去っていったが
ぼくのワインレッドの不思議な詩集も
灰になった

その灰の中から
ぼくの戦後の青春がはじまったが
ワインレッドの詩人は
ホメロス以来の文学文明にあらわれた憂鬱の諸形式を脳裏に刻みつけて
憂鬱の熟成にむかう
ロンドンのキューガーデンへ
そしてイタリアの庭へ
長安からギリシャへと言語空間のシルクロードにまでひろがり
その詩には
絵画的な光りがきらめき
油彩と水彩と水墨から
ふるえる野が誕生する
この詩の世界は
鉱物と植物と生物だけが呼吸していて
人間の形をしているのは
豊満な女性だけ
男はただ
黄色い麦わら帽子をかぶったトンボだったり
コーン・パイプのような蜜蜂だったり

「また脊髄の中を
夏至が昇ってきた」
最晩年の詩集「人類」のなかで
ワインレッドの詩人は夏至を予感しながら
野の草木にやどる
精霊と化す

古代的歓喜から
近代的憂鬱へ
そして
二十世紀の
世紀末の

へと旅をした詩人の声は

を活性化し多声化しながら
諸生物の夏の
喊声を
よびおこす


(詩集「ワインレッドの夏至」より)

*ラテンは、変換困難な旧漢字


2008年07月07日(月) 寺山修司劇場美術館





七夕に、ぜっ〜た い 
 ふさわしい話題!
 かどうか、わからないけど… (^^;)

Amazonに注文していた
『寺山修司劇場美術館』が到着。

数年前、世田谷文学館での
「寺山修司展」でのカタログは
最終日近くに、観に行った時には
とうに完売になっていて買えなかった。

私は、寺山修司のよき読者ではない。
どちらかというと
唐十郎派だったかな?

5月まで、青森の県立美術館で
同タイトルの展覧会↓(上のポスター)をやっていたが
とうとう行けなかった。
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/14/

飯中サンは行ったのかな?
 (妊婦には、あまり、すすめられないゾ (笑))
この本は、それとは直接関係ないようだ。
この種の本は、すぐ品切れになるので
とりあえずキープしておかねば… (^^;)

老後の楽しみ(?)に
とっといて
少しずつ
読もう…


***
『寺山修司劇場美術館』
大型本: 215ページ
出版社: パルコ (2008/05)
価格: ¥ 2,940 (税込)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

寺山の多岐にわたる活動を、文学、演劇、映画、美術、音楽、スポーツと
いった様々なジャンルの作品、資料によって紹介。
さらには、没後二五年を迎える寺山の現在を、
テラヤマ美学の最大の理解者、美輪明宏氏による
『毛皮のマリー』の舞台装置、衣装で現出させ、
様々な関係資料もあわせて公開。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 空には本―寺山修司の文学
第2章 あゝ、荒野―昭和零年、新宿、あしたのジョー、
 そしてニューヨーク
第3章 犬神家の人々―寺山修司幻想写真館
第4章 世界の涯てへ連れてって―演劇実験室・天井桟敷
第5章 さらば映画よ―青少年のための映画入門
第6章 毛皮のマリー―寺山修司と美輪明宏
第7章 仮面画報―寺山修司とアーティストたち
第8章 われに五月を―百年たったら、その意味わかる


http://item.rakuten.co.jp/book/5684649/





2008年07月06日(日) 尊敬するi教授さまから

尊敬するi教授さまから
おほめいただいたお。(← しょこたん風)
  \(^ o ^)/ 
 
 ↓
「たのもーさん、ご教示ありがとうございました
  (←とつぜん尊敬」


http://prof-i.asablo.jp/blog/2008/07/05/3612337


内容が
音楽に関することでないのが残念だが
いつか
音楽の話題でお褒め頂けるよう
これからも、精進につとめる覚悟であります、ハイ。

さて
今回、おほめ(?)頂いた投稿は、これ ↓

当欄愛読者の中での、数少ない法学部卒業者
(落ちこぼれだが… (^^;))から、一言。

軽々に語ることのできない重いテーマですが
ごく簡潔に…

早回りしすぎかもしれないが
アキバの例の事件でも
公判では、弁護人がまたぞろ、当然のごとく
「心身耗弱」もしくは「心身喪失」を
主張するものと思われます。

この主張、法理論的には、「責任主義」という
近代刑法の原則に拠るものと記憶しています。

「心身耗弱」もしくは「心身喪失」者は
責任を問えない者を罰することはできない、
というこの原則故に、刑を減免されるのですが、
釈然としませんね。

先生のおっしゃるように
犯行時は、だれでも
「異常な」心理状態にあるわけですから。

また、素朴な被害者サイドの感情は
誰によって殺されたか、という点は、関係ない、
 たとえ、心身喪失者であっても相応に罰してほしい
  というのではないか、と思います。

しかし、今春の最高裁判決(平成20年04月25日)が
これまで以上に「精神鑑定」を重視する傾向を打ち出したことで、
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080430101806.pdf
今後、「精神鑑定」で「心身喪失」とされた者を有罪とするのは
困難になってくるように思われます。
その意味で、
この判決直後の4月28日東京地裁で言い渡された
06年12月渋谷で起きたいわゆる「セレブ妻バラバラ殺人事件」
検察側、弁護側双方の精神鑑定がいずれも「心神喪失」であったのに、
責任能力を認めて懲役15年の有罪とした地裁判決の
控訴審が注目されます。(順当なら、逆転無罪となるはず…)


一方で、
近代刑法の画期的なことのもう1つは、
刑罰を「復讐」から解放したこととされますが
無謬の人が殺された事件での、最近の判決は
「被害者の無念の情」を強調する傾向が強くなっていますから
これを「責任主義」とどう調和させていくかが、課題でしょう。

また、上記最高裁判決で、「精神鑑定」重視傾向が強まったため
今後は、医師の判断が、事実上、判決を左右することになりかねません。
医師の責任は重大です。
その意味で、安易に (…のように見えてならない)
「心身耗弱」「心身喪失」を打ち出す傾向の強い「精神鑑定」のあり方も
見直されなければと思います。


http://prof-i.asablo.jp/blog/2008/07/03/3608301


2008年07月05日(土) 美学会例会

ここ数年、夏の美学会東部会例会は
成城大学で行われるのが恒例みたいになっている。

知人の瀬尾さんが
19世紀のオラトリオについて、発表された。


****
美学会東部会
平成20年度第2回美学会東部会例会
日時 平成20年7月5日(土)午後2時より
場所 成城大学7号館4階 007教室

研究発表
ゴヤの女性像と18世紀スペインにおける大衆性との関連
   村井蓉子(マドリード・コンプルテンセ大学)

19世紀前半ドイツのオラトリオ論の考察
―近代における宗教的リアリティーの問題を中心に―
   瀬尾文子(東京大学)

http://wwwsoc.nii.ac.jp/bigaku/reikai.htm


2008年07月04日(金) お静かに,おしゃべりせずに

といえば、
《コーヒー・カンタータ》として知られるバッハの
カンタータ 第211番 のことだが
図書館内では、もちろん誰でも
静かにせにゃならんですね。

と こ ろ が
とんだ闖入者があったというのだが
このタイトルがいいですねぇ。

「図書館では静かに! 迷い込んだカモシカ暴れ大捕物劇」

 ヨミウリにしちゃあ、上出来! \(^ o ^)/ 
 
 (エラそうにすみません。… (^^;))

因みに、アサヒでは

「図書館にニホンカモシカ来た 自動ドア通り、本棚に乗る」

となってます。

 この勝負、ヨミウリの勝ちぃ!


*****

図書館では静かに! 迷い込んだカモシカ暴れ大捕物劇

3日午後2時ごろ、富山県舟橋村の村立図書館に、
特別天然記念物のニホンカモシカが迷い込み、
本をけ散らすなどして暴れた。

県警上市署員や村職員ら10人がかりで約1時間にわたる
大捕物劇となった。

上市署などによると、ニホンカモシカは体長約1メートル30の雄の成獣。
図書館1階の正面入り口から自動ドアを通って侵入し
隣にある絵本コーナーで、本棚に登ったり、窓ガラスをひっかいたり、
本をけ散らしたりした。

館内にいた利用者ら約20人は、2階に避難する騒ぎになった。
けが人はなかった。

網などを持った村職員らが1階トイレに追い込み、
麻酔の入った吹き矢で眠らせて捕獲。上市町内の山林に帰した。

図書館職員の高野良子さん(54)は
「来る者拒まずの図書館だが、カモシカの来訪には驚いた」
と話していた。

(2008年7月3日22時58分 読)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080703-OYT1T00791.htm?from=main5




2008年07月03日(木) 遅かりし…   ;マンション建替理事会

「遅かりし、由良介…」
 (昔は、ごく普通にこういうセリフが通用したが
  今はどうなんでしょうねぇ、若者に聞いてみたいが…)

ま、それはともかくとして
世の中には、せっかくの画期的な発明が
時期を得ず、ということがままあるようで…
(すぐ思い当たるのが、「レーザーターンテーブル」
 反っていたり、傷付いたLPレコードをデジタル技術で
 カバーして聴くことが可能という画期的なものなんだが
 登場したのがCD時代になってからというツキのなさ。
 CDに近い技術なんだから、しょうがないというものの
 LPの反りなどに泣かされた身としては、
 音質は好き嫌いあるのせよ、夢のような機材である)

さて
すっかりブルーレイにとって代わられることが決定的になった
DVDであるが、いまごろになって救世主が現れたようだ。
 …「遅かりし、由良介…」とならねばいいがねぇ。
    どうなるか… (^^;)

****
これでBlu-rayは不要?
従来のDVDに9倍のデータを記録する技術が登場
2008年06月23日


HDDの記録容量を飛躍的に引き上げた垂直磁気記録方式で知られる
東北大学が、従来のDVDやCDに9倍のデータを記録する技術を発表しました。

これで片面一層4.7GBのDVDに約42GBほど記録できるようになるため、
Blu-rayは不要になってしまうかもしれません。

詳細は以下の通り。

このリリースによると、東北大学はDVDなどの光ディスクの記録位置
(ピット)にV字の溝を用いることで、
複数の情報を記録する次世代方式のROM技術原理の検証に成功したそうです。これによりCDやDVDに従来の9倍にあたる密度のデータを記録できる
とのこと。

これが新しい方式の説明。
V字の溝のピットに方位を付けることで複数の情報が記録できるように
なります。

また、CDやDVDはBlu-rayディスクとは異なり、
スタンパーによる複製技術を適用することで安価に生産できるため、
ハイビジョンの映像コンテンツを低価格で提供できるようになるほか、
従来のCD/DVDドライブに読み取り機構を追加するだけで対応できると
しています。

まだ映画や音楽のCD-ROMやDVD-ROMといった読み取り専用メディアの
提供を前提にした技術のようですが、
将来的に個人がその技術を使ってDVD-RやCD-Rに記録できるドライブが
提供されるのであれば、Blu-rayの強力なライバルとなりうる
のではないでしょうか。

http://news.livedoor.com/


*****
今日 マンション建替理事会。

相変わらず、重苦しい雰囲気。

「あと1年早く、やっていればねぇ」
との繰り言ばかり。

ここも、「遅かりし」か。
 (冗談言ってる場合じゃない、キッパリ!)


2008年07月02日(水) シンギンコウ トウキョウ

口に出すだけでも腹立たしい
シンギンコウ トウキョウ…

マイニチ新聞が
「スクープ」したようだが
これには、いささか言いたいこともあって… (^^;)

・この爆弾、ほんとうに破裂するのか?
 他紙の追随もないようで
 どうもこれだけで終息するように思えるが…
 (例によって、どこかの差し金による観測気球?のような
   気がしてならない。M新聞が利用されただけ?)
・もし、破裂したら、他紙はきっと言うだろう。
 そんなことは前からわかっていた、いつ報道するか
 見計らっていたところを抜かれただけ…
  (田中金脈問題の時、みなそう言っていた…)
・例の追加出資問題で都議会が意外なほど紛糾しなかったのは
 自民だけでなく、公明・民主とも、「口利き」した議員サンが
 いたせいだろうと思ってましたが、案の定ということか。

とにかく、このままじゃ、物足りないゾ!
 さあ、このあとどうなる!!



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新銀行東京:都議ら口利き500回超 
 融資巡り、衆院議員も 献金最大132万円
 
 
経営難から東京都が設立時に出資した1000億円の大半を
失うことになった新銀行東京で、
特定企業への融資を巡り、都議らの口利きが計500回以上
繰り返されていたことが、関係者の証言で明らかになった。

関係議員は都議会の与野党や自民党衆院議員に及び、
融資の紹介のほか、返済や手続きに関するクレームや問い合わせもあった。新銀行の運営を監視すべき議会のあり方が厳しく問われそうだ。

関係者によると、口利きをしていたのは、
都議会与党の自民・公明や野党の民主などに所属する
現・元都議、衆院議員、都幹部ら。
05年4月の開業から07年末までに数十人以上に上ったという。

毎日新聞の調べでは、このうち少なくとも都議3人と衆院議員1人の
政治団体が04〜06年、口利きした企業や社長個人から
計22万〜132万円の政治献金を受けていた。
いずれの議員も口利きを認めたが、
献金との関連は否定している。

選挙区内にある会社への融資を口利きした与党都議は
「困った人から頼まれれば口利きしてあげるのが当然。
 貸す権限は銀行にあるので、議員活動として何の問題もない」と説明。
野党都議も
「議員が口を利いても全部受け入れるわけがない。
 それを圧力だと決めつけるのはおかしい」と話している。

元行員によると、行内では3カ月に1回ほどのペースで開いていた
「コンプライアンス委員会」で、特定企業への融資などを紹介してきた
議員名や件数などが報告されていた。
審査の結果、融資が認められないケースも少なくなかったが、
委員会に報告されず融資の可否が決められた案件もあったという。
  《中略》
都政に詳しい佐々木信夫・中央大教授(行政学)は
「こんなことでは議会のチェック機能は働かない。
 都議の支援者を助けるのみならず、支持拡大の道具として
 新銀行が使われたのではないか」と話している。
  《後略》 
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毎日新聞 2008年6月28日

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080628ddm001020004000c.html


2008年07月01日(火) ヒトを待つヒト、待たせるヒト-- 「正平調」の太宰

私は、基本的に待ち合わせには
遅れないタイプ。(←あたりまえだ… (^^;))

しかし、世の中には
必ず遅れるヒトがいる。
面白いのは
こういう必ず遅れるタイプのヒトは
自分が数分待たされただけで、怒り出すこと。
(よくいたんだ、ギンコウ時代の上司にこういうヒトが)

さて
久々の「正平調」
「正平調」が取り上げる太宰はこうです。(^ω^)


*****
正平調
2008/06/22 

太宰治の人気が衰えない。
没後六十年の今年、晩年を過ごした東京・三鷹市に
「太宰治文学サロン」ができ、ゆかりの品々が公開された。
足跡をたどる散策コースも整備され、全国から訪れるファンが絶えない
◆「待つ」を終生のテーマにした作家だった。
友を信じてひたすら待ち続ける物語「走れメロス」、
人生の99パーセントは待つことに費やされると記した「斜陽」。
短編の「待つ」は、駅のベンチに座り続ける若い女性を通し、
何を待っているかわからないのに、待ち続けなければならない
人間の悲哀を描いた
◆翻って現代。
「待たなくてよい社会、待つことができない社会になった」と
分析するのは、哲学者で大阪大学総長の鷲田清一さんだ。
携帯電話で即座に情報が得られ、コンビニに行けば
いつでも欲しいものが手に入る。
高度情報化とともに忘れ去られた行為が「待つ」ことだという
◆待つことができない社会は人間関係をギスギスさせる。
専門家はその一例として、メールのやりとりを挙げる。
緊急でなくても、相手からすぐに返事が来ないと落ち着かず、
揚げ句の果てに切れてしまう。
最近はそんな人たちが増えているらしい
◆「走れメロス」で太宰が示したように、
どれだけ人を待てるかは相手への信頼や期待の大きさに比例する。
待つ対象を夢や理想に置き換えてもいいだろう。
その方程式に当てはめれば、待つことを放棄した社会には、
希薄な人間関係や夢のない世界しか生まれない
◆「待つ。これは尊い言葉だ」と、太宰は書いた。
社会情勢が大きく変わったにせよ、現代人の心に重く響く。

http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0001162103.shtml



もうちゃ箱主人