もうちゃ箱主人の日記
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久々に、コンサートのはしごをしました。(笑) 聴きたいコンサートって、どうして こう重なるのでしょうね… (^^;)
さて、第1は、才人R・レヴィンの演奏会。 こちらは、幸いチケットを頂いて… (^^;)
終ってから、会場でお会いしたEさんと軽く お茶して、一路三鷹へ…!
自宅で、軽い夕食を取って、会場へ… (歩いて行けるところで、《ヨハネ受難曲》を聴けるなんて 夢のようです ^^)
////////// 1)レヴィン演奏会 :2006年11月30日(木)昼の部:午後2時 :東京文化会館小ホール
フォルテピアノ ロバート・レヴィン Robert Levin Fortepiano ― PROGRAMM ― ソナタ ヘ長調 K.V. 533+K.V.494 転調するプレリュード Modulierendes Präludium K.deest プレリュードとフーガ ハ長調 K.V.394 ― 休憩 ―
ロンド イ短調 Rondo in a K.V.511 小曲 ハ長調 Klavierstück in C K.V.42より アレグロ ト長調 Molto allegro in G (Fragment) K6.72a ダッラ・ローザの肖像画「ヴェローナのモーツァルト」中の小曲 ソナタ ニ長調「デュルニッツ」K.V.284の破棄された第1楽章 ソナタ ニ長調「デュルニッツ」Sonate in D “Dürnitz” K.V.284
///////////
2)ロゴス・アポカルプスィス 第1回演奏会 ヨハネ受難曲 第4稿(1749年) 2006年11月30日(木) 19:00開演 三鷹市芸術文化センター 風のホール
J.S.バッハ 《ヨハネ受難曲 第4稿》 BWV 245 管弦楽と合唱:Λογοζ Αποκαλυψιζ(ロゴス・アポカルプスィス)
メンバー Soprano: 藤崎美苗*、澤江衣里!、広瀬奈緒 Alto:上杉清仁*、酒井理早、谷地畝晶子 Tenore: 水越啓(エヴァンゲリスト)、鏡貴之、石川洋人* Basso:藤井大輔(イエス)、渡辺祐介*、新見準平 (*…アリア ソリスト)
flute:北川森央、築城玲子 oboe:多田敦美、周藤和嘉 violin1:川上裕司、小林倫子、鷲見明香 violin2:沼野朱音、藤木愛 viola:鈴木友紀子、鈴木まり奈 viola da gamba:武澤秀平
cello:山本徹 contrabass:北村一平 fagott:高橋幸世 contrafagott:江草智子 cembalo:郡司和也 organ:吉見伊代
http://logosapok.exblog.jp/
頂いたチケット(←またかよ! (^^;))で 妻と一緒に↓へ
ルソーは以前から好きだった。 昔、今はない伊勢丹美術館で、ルソーが生前主催した 展覧会を再現したという企画展をやったことがあった。 あれは、感激だった。名企画だったと思う。
今回の展覧会も、それに劣らず魅力的なものだった。 会期も迫っており、まだ観てない方には 是非お薦めします。^^
//////////// (美術館Webより) 世田谷美術館開館20周年記念 ルソーの見た夢、ルソーに見る夢 アンリ・ルソーと素朴派、 ルソーに魅せられた日本人美術家たち
2006年10月7日(土)-12月10日(日
「夢」をキーワードに、ルソーの魅力とその影響を探る
世田谷美術館は、今年開館20周年を迎えます。 1986年に「芸術と素朴」展をもって開館。 以来、芸術における素朴なるもの、ひいては芸術における初心とは何かを 問いかけることを活動の核としてまいりました。 この秋、世田谷美術館では、20周年を記念して、活動の象徴的な存在とも いえるアンリ・ルソーを正面からとりあげる企画展を開催いたします。 この不思議な魅力にあふれる画家の世界をご紹介すると同時に、 アンリ・ルソーが私たち日本人にどのように捉えられてきたのかを検証し、 ご紹介する企画です。 素朴なる一老画人の見た夢は、いかにして日本にたどり着き、現在の私たちの 心に触れるのでしょうか。 そして、ルソーの夢は、日本の芸術家たちにどのような夢を描かせたので しょうか。 本展においては、第1章で日本のコレクションに入ったルソー作品、 第2章で、ルソーに続き素朴派の発掘の端緒を開いた「聖なる心の画家たち」 の作品、 第3章で日本近代の画家・写真家とルソーの関わり、 そして終章として、現代作家とルソーをそれぞれ紹介展示いたします。 ルソーの人と作品が内包する「夢の力」を多くの皆様にご鑑賞いただければ 幸いです。 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
11月も末になtっとはいえ、昨日、今日と 暖かですね、セーターを着た上に、上着を羽織ろうものなら 汗ばんでしまいます。
でも、電車に乗ると、結構 「完全防寒」スタイルの人を 見かけます。 それも、お年寄りでなく、若いサラリーマンやOL風の方が この秋、購入したばかりらしい真新しいオーバーに 身を包んでいるのを、今朝も見かけました。 他人が何を着ようが、大きなお世話なんですが 暑くないのか、気になります。… (^^;)
こういう方って、「スクエアな人」っていうんじゃないかと 勝手にそう思ってます。
「スクエアsquare」は、将棋盤の目のような正方形の物の意で 転じて、形容詞では >頑丈な; 正直な; きちょうめんな; 公正な; 平等の; 断固たる 俗語で、 旧弊な, 頑固な.〜を指すようです。 (大辞林)
私は、「融通が利かない」くらいのニュアンスで 使っています。
まあ、暑い、寒いくらいのことは いいのですが、他人と違うことが許さない、という 国民性の表われのような気もして 時として、鼻白むことがあります。
暑けりゃ、冬だって、薄着でいいじゃん! と思いますが、TVの女子アナ諸君 何だって、半袖姿なんだ!? (そういえば、忘年会にノースリーブ姿で登場して 風邪を引いたのは… 若き日!の 中悪魔 さんだったっけ(笑))
2006年11月27日(月) |
ばんえい競馬、廃止へ |
昨日の競馬ジャパン・カップは 話題のディープインパクトの圧勝! 不祥事の後だけに、関係者はホッとしたことでしょう。^^ あとは、有馬記念だけ、くれぐれも事故に 気を付けてほしい、と思います。
さて、 北海道伝統の「ばんえい競馬」が今年度限りで廃止となるそうです。 私は、1トンの馬大型馬が最大1トンの鉄製ソリを引くという この競技は、動物虐待のような気がして これまで、あまり好感を持っていませんでした。 しかし 廃止となると残念! 現金なものですね。… (^^;)
何よりも、行き場を失った馬たちの行先は 「 食 用 」… なんとも、やるせない気がします。
人間の業の深さよ!
お誘いあって↓へ
ほぼ満員の盛況でした。たいしたもんです。^^ 顔見知りの方が、だいぶいらしてました。
それにしても、弦楽四重奏団の方は 演奏旅行の常とはいえ、連日組み合わせの異なる ハードなスケジュール↓に同情します。 これでは、リハも音合わせ程度しかできないのではと 心配になります。… (^^;)
///////// 宮坂純子&M・ノスティッツ弦楽四重奏団 演奏会
11月26日(日) 7:00 東京文化会館(小) M・ノスティッツ弦楽四重奏団 〔ペトル・ベルナーシェクvn ヴァーツラフ・ヴァツェックvn パヴェル・ポジェイシーva ペトル・シュポルツルvc〕 宮坂純子p ●ドボルジャーク… 弦楽四重奏曲『アメリカ』 ●モーツァルト…ピアノ協奏曲第12番/ピアノ四重奏曲第1番
/////// 23日(木・祝)14:00 日本大学カザルスホール with M.ノスティッツ弦楽四重奏団 齋藤友紀(フルート)、野々垣真理(ピアノ) ライヒャ/フルート五重奏曲イ長調作品105 ブラームス/ピアノ五重奏曲ヘ短調作品34 他
24日(金)19:00 東京オペラシティリサイタルホール with M.ノスティッツ弦楽四重奏団 新 弥生(ピアノ) 金澤克史(ピアノ) ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲イ長調作品81 フランク/ピアノ五重奏曲ヘ短調
25日(土)19:00 京都府立府民ホールアルティ with M.ノスティッツ弦楽四重奏団 新曉子(クラリネット) 奥野みどり(ピアノ) モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調、 ブラームス/ピアノ五重奏曲へ短調 他
2006年11月25日(土) |
kenner と Fachmann |
昨日の関連だが ドイツ語には、専門家を表すのに kenner と Fachmann の2つのコトバがあって 微妙な違いがあるようだ。
K先生に、ご確認したところ 同じ専門家であっても kennerが、「Kenntniss 知識 を有する人」を指すのに対し Fachmann は、「○○を専攻する人」の意という。
故に、専門家を自称する場合は、通常 Fachmannを使う。 kennerは他人がその知識を認めて(称えて)「専門家」と 呼ぶ場合に使用する、とのこと。
つまり、私ごとき ヘッポコ研究者の玉子であっても 音楽学を専攻している意味では、Fachmann と称しても いいらしい… (^^;)
それでは、碩学K先生はというと… 「いやいや私だって、自分からkennerとはいえない、 Fachmannですよ」
ということは、 私ごときは、何と言えばよいのだろうか… せいぜい、<ヘッポコFachmann>あたりかな… (^^;)
2006年11月24日(金) |
kenner-Lebhaber-Dilettant |
今日の音楽学ゼミでは、私の担当で 『音楽学』35-2に載っている 1988/6/11にK音大で行われた<パネル・ディスカッション> 「音楽学はモーツァルト研究から何を学ぶか」 を材料に ディスカッション。
席上、私からMGGでみた kenner--Lebhaber--Dilettant (専門家、くろうと--愛好家、ファン--好事家、しろうと) 〜の別について説明。
なかなか興味深い分類である。 そのうち、あらためて、詳しく紹介いたしたい。
2006年11月23日(木) |
イプセンの『ゆうれい』 |
演劇学授業の一環で、 ↓の観劇のため、両国の「シアター カイTheaterΧ(cai)」へ
(初めて行った。高層マンションの1階にあるのだが なかなかいい雰囲気)
久々の、ナマ舞台。 なんともなつかしい。 (その昔、民芸の公演に通っていた頃を思い出す)
//////////(Webから)
『ゆうれい』名取事務所 11月22日〜26日 ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン没後100年
スタッフ 原作 : イプセン 台本・演出 : 毛利三彌 演出助手 : 中川順子 美術 : 内山勉 衣裳 : 樋口藍 制作助手 : 栗原暢隆 制作 : 名取事務所 プロデューサー : 名取敏行
キャスト 塩田朋子(文学座) 中寛三(俳優座) 武正忠明(俳優座) 植木圭(劇団銅鑼) 大庭藍(俳優座)
見どころ 近代リアリズム演劇の最高峰『ゆうれい』は、長く、陰鬱な問題劇の印象を与えてきた。 だが、記念式典を控えた華やいだ雰囲気の中、まだまだ女盛りのアルヴィング夫人は、かつて恋した牧師マンデルスに戯れ、帰郷した息子オルヴァルは、女中のレギーネといちゃつく。 食わせ者の大工エングストランも加わって、外のしとしと雨とは対照的に、館の中は最後までドタバタ場面。 だからといって深刻な問題がないのではない。 華やかな外面は裏に名状しがたい残酷さと不条理をはらむ。 腐敗は亡夫の体だけでなく、家族の内面を、男女関係を、社会道徳を密かに浸食していた。表と裏の乖離。今日この日本でも高じつつある現代社会の偽善性が、舞台上で白日にさらされる。それで夫人は息子を殺すのか!
http://www.theaterx.jp/06/061122.shtml
2006年11月22日(水) |
ミヒャエル・ハイドン |
今年は、ミヒャエル・ハイドンの没後200年。
なにしろモーツァルトの同僚だし 19世紀には、モーツァルトより人気があった (セシリア主義者からは、賞賛された)んだし もう少し、取り上げられてもいいと思っていた…
その数少ないコンサートがありました。 本当は、抜粋でもいいから宗教曲を取り上げてほしかった。
////////// モーツァルトとミヒァエル・ハイドン 〜2つのアニヴァーサリー〜 ★北とぴあ国際音楽祭2006 参加公演 2006年11月22日(水) 19:00 会場: 北とぴあ・つつじホール 出演: 指揮・チェロ:諸岡範澄 コンサートマスター・ヴァイオリン独奏:桐山建志 お話:安田和信 演奏:オーケストラ・シンポシオン 曲目: モーツァルト:「アポロとヒアチントゥス」K.38〜序曲 M.ハイドン:「花嫁レベッカ」MH76〜序曲 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調K.207 M.ハイドン:交響曲変ロ長調MH82+184 モーツァルト:交響曲ト長調K.129
今年4月に父を亡くしましたが、 12月3日の母の七回忌の際に、一周忌を繰り上げて 同時に行うことで、住職のお許しを頂いたので それ以降 喪明けになるため、年賀は通常通り行います。
但し… 親類筋や通夜、告別式に、ご参加頂いた方には そういう訳にもいかないので この方たちのみ、<喪中欠礼>とする 変則形となります。
ご了承ください。
あの藤原紀香が、なんとお笑い芸人と来年結婚と 朝日、読売が伝えています。
陣内智則 WHO?(なにもんだ?) というアナタ。
画像はこれです。 http://www.fandango.co.jp/talent_prf/action/TalentProfileDetailSearchAction?unitId=0&talentId=10671
実兄が、俳優 陣内孝則と一字違いの 陣内隆則なんて くだらないネタを売り物にしている「いじられキャラ」です。 (← なんて、トゲのある言い方 (笑))
北海道が津波騒動で大騒ぎの最中、 ゆる〜い話題ですみません。… (^^;)
数ヶ月前 突然 わがS城大学の学生ホールの片隅に 話題の「タダコピ」が登場しました。 (一流校の証明!? (笑))
今の学生にとって、コピー代は悩みの種。 私も、以前に91年のモーツァルト・シンポジウムの記録を 4千円近く出してコピーし終えた直後、ネット古書店で 2800円で購入した、という笑えない話(涙)を書いて アルフォンソ様に同情されたことがありましたね。
自分で持っていても、原書であれば、翻訳するのに 拡大コピーしたものに書込みしますから どっちにせよコピーは必須です。
大学院生には、1万円分のコピーカードが貸与されるのですが 早々と、夏休み前に使い切ってしまいました。… (^^;)
というわけで、 歓迎 「タダコピ」! 遅まきながら試してみました。
第一の問題点は、 学生数千人にコピー機が一台ということ。 プライム・タイムというか、混みあう時間帯には 行列してまして… (^^;)
第二の問題点は、 用紙裏の広告がハンパじゃない 完全にカラー・チラシ状態です。 おまけに、紙が硬いので、何枚か重ねると ズッシリ重いし、かさばる。
でも、それが何だ! 無料の魅力の前には、ノー・プレブレム。
というわけで、 以来、常にコピー資料を携帯し 学生ホールの脇を通るたび、一隅を横目でにらみ、 機械が空いてると サっと駈けより サっと数十枚コピーし、 何事もなかったように立ち去る 私です。(笑) (少々目つきが悪くなりました。… (^^;))
1日も早く、K音大に設置されますように! (なんてったって4、一流校の証明ですからね(笑))
>紹介の新聞記事から
「タダコピ」大学で人気 用紙の裏、広告で無料 2006年10月24日
首都圏の大学で、無料で利用できるコピー機「タダコピ」が 人気を集めている。仕掛けたのは、学生のベンチャー企業。 コピー用紙の裏面に企業広告を載せることで、コピー代をタダにした。 4月、慶応大に置いたところ好評で、今では設置大学は九つになった。 他の大学からも設置を求める声が上がっている。 《中略》 この無料コピーを仕掛けたのは、慶応大や中央大などの学生5人が 立ち上げた「株式会社オーシャナイズ」(同港区)。 取締役で中央大商学部4年のNさんが 「地元商店街の広告を載せて5円コピーを可能にする」という 先輩のアイデアを引き継ぎ、無料コピーにふくらませた。 昨秋、都内で開かれた、ある起業家コンテストで披露し優勝。 会社を立ち上げ、今年4月、「タダコピ」の商標で慶応大に初めて設置した。
1枚10円かかるコピーをタダにできるのは、用紙の裏面にカラフルな 企業広告を載せるからだ。 企業から用紙1万枚分の広告掲載料として40万円を集めて 設置費や印刷費などに充てる。 用紙は裏写りしないよう厚めの紙を使い、広告をあらかじめ刷っておく。 コストを抑えるため紙はA4判に限定、工夫を凝らした。
「お部屋探しに!」「学生アルバイト募集」。 大学生対象とあって、採用案内や商品広告が多い。 広告掲載は月ごとの契約で、10月は19社と契約、28万枚を用意して いるという。 《中略》
現在、慶応大や一橋大のほか、東大や早大、法政大など首都圏の9大学で 17台を置いている。1カ月で約5万枚の利用があった大学もある。 特に試験前はかき入れ時だ。…年度内には関西圏の私立大学への設置も 視野に入れているという。《後略》 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200610230233.html
2006年11月13日(月) |
え〜、禍福はあざなえる縄の如しと申しますが… |
(圓生師匠風に…)
え〜、禍福はあざなえる縄の如しと申しますが 世の中には、それを地で行くようなお話があるもので…
///(ここからは、いつもの調子で… (^^;))
昨日の京都競馬場のエリザベス女王杯には 驚きでしたね、今風にいうとサプライズ!(笑)
大本命、カワカミプリンセスが堂々先頭で入線しましたが 審議のランプ。長かったですね。 何が起きるのか、わからないまま フジのTV中継が終了、最後まで1位扱いでした。
長〜いCMの後の画面に映し出されたのは 1着 フサイチパンドラ!の表示。 カワカミプリンセスの名は、な〜い。 つまり、カワカミプリンセスは走路妨害で12着に降着裁定、 繰り上がりでフサイチパンドラが優勝してしまったわけです。
これ、生だったら、競馬場のものすご〜いどよめきが 聞こえたでしょうね。 (何事によらず、 こういう大騒ぎは大好きです。… (^^;))
翌日のスポーツ紙には、大はしゃぎの関口オーナーの 写真が載ってました。
そういえば、このお方、つい先週には 4億円だかで購入した馬「ザサンデーフサイチ」が、デビュー戦の後 骨折が判明、全治9ヶ月で、来春のクラシック出場が絶望的との 報道があったばかりですね。 ・・・4億円がパーになる… (^^;)
それが、今週は繰上りでG1優勝(賞金9千万円)を取ったわけで・・・ ということで、お待ちどうさま、 冒頭に戻る、というわけでありまして…
これって、コトバを変えれば i教授持論の有名な「ツキの法則」ということですね。
ついでですが 競走馬は、経済効果だけを考えると 公式競争中の事故で死亡するのが、 保険金はもとより、JRAからの巨額見舞金などあって 一番なんだと、あるオーナーの方から、 じかにうかがったことがあります。 (経済効果だけを考えれば、そんな道楽は、やらない! のが一番と思ったのでした。(笑))
ゆるい話題ですみません。 (圓生師匠のファンの皆さま、すみません… (^^;))
2006年11月12日(日) |
モーツァルト・シンポジウム (2) |
<最近、この欄に、「匿名」「伏字」が多すぎるとの苦情?の 便りを頂きましたが、なにしろ臆病なもので…… (^^;) それでは、SNSに移行すれば解決かというと、近頃では それだって問題は同じとのお話も聞きますので しばらくは、このままとします。 本音を知りたい方は、メールでお問い合わせ下さい。>
昨日に引き続き明治学院での音楽学会のモーツァルト・シンポジウム に、出席(聴講)しました。 (というわけで、楽しみにしていたH橋大学の古楽器コンサートは 欠席… 残念!(^^;))
フェライン幹部さまのほか、神戸のカリスマ・モーツァルティアン N口さんとお会いしました。 ほかに、大分大学のM先生、慶応大学のN先生、岡山のM先生 など、精鋭研究者とお話できました。
シンポジウムの最後、全員でのディスカッションでは、H先生の 軽妙洒脱な(〜過ぎる?)司会に しばしば発言を遮られたE先生が、 「もっとしゃべらせて…」みたいな応酬が あったりして あたかも、「笑点・大切り」風な盛り上がりの内に、 幕となりました。^^
続いての、パーティは、なんと「無料」との太っ腹! (座布団、1枚!!)
席上数人の方から、うかがったのですが 先月九州で会った学会の全国大会で i教授が 次期会長 に選出されたとのことです。 おめでとうございます! 今日、K音大図書館でお目にかかったので お祝いを申し上げました。^^
(この項は、伏せることもないのでしょうが 今の所、公式HPやプレスでの発表もないようなので 匿名にしました。)
昨日、これもある方から、おうかがいしたところでは 当欄で、なにかと有名なBe研が、今年度末で、 期限満了・終了に… なるそうです。 残念なことですね
2006年11月11日(土) |
TAMAモーツァルトの会&シンポジウム |
午前中、TAMAモーツァルトの会 今日は、K364のスコルダトゥーラについて 少々聞きかじりの知識を…
午後、下記シンポジウムに 午前中のグルーバー先生や西川先生の講演を聞けなかったのは 残念!
会場で、N先生にご挨拶したところ な〜んと 「いつもHPを観てますよ!」 と、思いがけないおコトバが! ひぇ〜、赤面してしまいます。… (^^;)
これから うかつなことは、書けないな、う〜む! (今日も、書いてるような気もするが… (^^;))
/////// 日本音楽学会特別例会 (主催 明治学院大学文学部芸術学科) 日 時:2006年11月11日(土)・12日(日) 各10時〜16時 場 所:明治学院大学 白金校舎 アートホール
モーツァルト生誕250年記念国際シンポジウム 「モーツァルトの大衆性」
スピーカー: ゲルノート・グルーバー (ウィーン大学) オスヴァルト・パナーグル(ザルツブルク大学) オットー・ビーバ (ウィーン楽友協会) マティアス・シュミット (ウィーン音楽大学) 海老澤敏(日本モーツァルト研究所) 西川尚生(慶應義塾大学) 星野宏美(立教大学) 福田 弥(明治学院大学)
司 会:樋口隆一(明治学院大学)
2006年11月10日(金) |
学会全国大会の発表レジュメ |
10月29日に九大で開かれた音楽学会全国大会での 発表レジュメを頂いた。
これは、ありがたい。 目下の研究テーマとは直接関連するものではないが 本当に参考になる。
///// 松田聡 1789/90年におけるブルク劇場のオペラ公演とモーツァルト 《コシ・ファン・トゥッテ》の成立をめぐって
2006年11月09日(木) |
ウィーン美術アカデミー展 |
頂いたチケット(← またかよ!)で、妻と二人 「ウィーン美術アカデミー名品展」へ。
なにやら、毎週 美術展に行ってる感じがする… 行けば、面白いし、収穫はあるのだが、 疲れて、その晩は、情けないことに勉強できず ただ寝るだけ、う〜む!… (^^;) ちょっと行き過ぎかな、考えねば……
ウィーン美術アカデミーは、初めてウィーンに 行った時、捜したが場所がわからなかった。 3回目に行った時だったかに、やっと探し当てた気がする。 それほど、わかりにくい。 〜 大学の建物の一部(地階)なので JCB事務所の入ってるビルの裏の方と覚えたのだが、 今も同じだろうか? (この言い方はわかりづらいか? つまり、JCBが今も同じビルにあるかということです。 … (^^;))
ここの目玉は、なんといってもボスの祭壇画である! (これは、すごかった。驚嘆して1時間近く ためつ、すがめつ鑑賞した記憶がある) さすがにこれは、持ち出せなかったようだが 有名なクラナッハの作品など結構見ごたえがあった。^^
//////// Webから
ヨーロッパ絵画の400年「ウィーン美術アカデミー名品展」 http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html
18世紀以来、オーストリアの美術教育の中心として君臨してきた ウィーン美術アカデミーが所蔵するヨーロッパ絵画の名品84点を 紹介します。
ウィーン美術アカデミーは、オールドマスターの巨匠から近現代に 至るまでの名品を数スく所蔵しています。 その絵画館はウィーン最古の公共美術館であり、ヨーロッパ絵画の コレクションとしてはオーストリアでは美術史美術館に次ぐ規模を 誇っています。 本展は、同アカデミーの名品を総合的に紹介するもので、 ルネサンス期から19世紀末までのヨーロッパ絵画の流れを展観します。 ルーカス・クラナハやルーベンス、レンブラントなど、同アカデミー 所蔵品による最上の名品展です。 (構成) 1.クラナハとアルプス以北と以南の初期板絵 2.ヴァン・ダイク、ルーベンスと17世紀フランドル、オランダ絵画 3.スペインとイタリアのバロック絵画 4.黄金時代のオランダ絵画/社会と風俗画(レンブラントなど) 5.黄金時代のオランダ絵画/オランダとイタリアの風景画 6.黄金時代のオランダ絵画/静物画 7.18世紀のイタリアとフランス/ヴェネツィアと南欧 8.18世紀のオーストリア絵画 9.19世紀の新古典主義からアカデミーとビーダ−マイヤーの絵画まで 10.リングシュトラーセから近代精神の覚醒まで
【東京会場】損保ジャパン東郷青児美術館 2006年9月16日(土)〜11月12日(日) 出品作品の一部 (1) ルーカス・クラナハ(父) 《不釣合いなカップル》1531年 (2) ルーカス・クラナハ(父) 《ルクレティア》1532年 (3) アントニス・ファン・ダイク 《15歳頃の自画像》1614年頃
2006年11月08日(水) |
モーツァルト本ご紹介: Zwischen Himmel & Erde |
S図書館に新着のモーツァルト本を、さっそく借出してきました。 (調べたら、K音大図書館にも入っていた)
ご覧のように、要するに 今年ザルツブルクの大聖堂美術館で開催された特別展の カタログです。 同じ内容のものが、RegensburgとStuttgartと別々の出版社から 刊行されるというのも、ドイツでは結構あることだが、 面白い。
感想ですが 重い!…(笑) (^^;) なにしろ、アート紙仕立ての255頁ですから! いまどき、こんな重いカタログを喜ぶ観客がいるのでしょうかねぇ? その代わり、図版はキレイです。 図版集としての価値もありそうですね。
中味には、アーノンクールのインタビュー記事や寄稿があって ザルツブルクでの人気の高さが知れます。 (タイアップ企画かもしれないが) ほかに、昨年話題になったベルリンの「モーツァルト画」に ついての研究報告が、数件載っています。 (ご丁寧に、ミュンヘン市役所職員説まで詳細に載っているというのは 興ざめというか、良心的というか… (^^;))
カタログですから、そう学問的なことは、なく 図版も豊富、 (しかしこの値段では…という気もするが) お金持!のモーツァルト・ファンにはお薦めです。
/////// Zwischen Himmel & Erde : Mozarts geistliche Musik : [zur 31. Sonderschau des Dommuseums zu Salzburg, 8. April bis 5. November 2006] / Dommuseum zu Salzburg ; [Herausgeber: Peter Keller/Armin Kircher ; Redaktion: Reinhard Gratz ... [et al.]] 出版社・発行年 Regensburg : Schnell & Steiner ; Stuttgart : Carus-Verlag, 2006 形態 255 p. : ill. (chiefly col.), facsims. ; 28 cm. + 1 CD (digita; ; 4 3/4 in.) ISBN ISBN 3795418690 (Schnell : hf.cl.) ISBN 3899480740 (Carus : hf.cl.) 注記 Spine title: Mozarts geistliche Musik Exhibition catalog 新品価格: ¥ 9,268より (Amazon)
2006年11月07日(火) |
徴兵逃れには肥満・近眼が有効!? |
昨日に続き 今日もトホホなニュース…
かって、中国のテッテイした一人っ子政策が 子供たちを虚弱化し、その結果近い将来 中国人民解放軍が世界最弱の軍隊になると、揶揄されたものだが その予言が現実化しつつあるようだ。
ふとしたことで、西日本新聞の記事に遭遇したのだが なかなか面白い、トホホなニュースです。
同紙特派員の伝えるところでは 生活レベルの向上が原因で、肥満・近眼が急増し 徴兵検査で不合格が増加=なんと半数超という 軍当局にとっては笑えない事態となっているそうです。 デブも悪いことばかりじゃない! (ほんとかな? なんて気もするが… (^^;))
戦前、兵役忌避をするため、無理に身体をこわしたなどの 記録を読んだことがありますが 中国では、何のことはナイ。 たらふく食って、太ればいいとは!! (ほんとかな? なんて気もするが… (^^;))
こちらとしても、笑ってばかりは、おられないことです。 数億の人民が、すべて牛肉を食べ始めたら 食料危機が到来するとか、も言われてますし 数億の人民が、すべてウオシュレット(シャワートイレ)の 魅力に目覚めたらエネルギ−はどうなる!…とか いわゆる先進国が現在むさぼっている贅沢は 長く続かないかもしれません。 (長生きも考えモノかも…) そんなことまで、考えてしまいました。
是非全文参照を、お薦めします。↓
>> 中国徴兵で肥満・近眼が急増 北京 身体検査、不合格が 半数超 生活レベル向上が原因? 2006年11月7日(火)17:10 【北京7日】 18歳以上の男性を対象に事実上の徴兵制度を敷いている中国で 現在、入隊するための身体検査が行われているが、北京市内で 検査を受けた約5000人のうち、半数以上が「肥満」や 「近眼」が原因で不合格となったことが分かった。 6日付の北京の大衆紙・華夏時報が伝えた。
中国では「徴兵活動条例」に基づき、原則18歳以上で、 身長162センチ以上、体重50キロ以上の男性に2年間の 兵役義務を敷く。 《中略》
…人民解放軍の規則によると、… 体重は基準値の125%以内、 視力は右が0.6以上、左は0.4以上が採用条件。 例えば身長162センチの場合、体重が50キロの125%の 62.5キロを上回ると「肥満」とみなされ、 不合格者の大半が「近眼」か「肥満」だったという。
検査を担当した病院の院長は 「生活レベルの向上に伴い高タンパクの食べ物を取り過ぎている上、 野菜などの高繊維食物の摂取が不足している」と指摘、高度経済成長が 合格率の低下に直結していると分析している。 =2006/11/07付 西日本新聞夕刊=
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/world/20061107_evn_003-nnp.html
〜を、思わせるような衝撃的な映像だった。
私は、決してフセインを支持するものではない。 ただ映像を通しての感想を述べただけである。
それにしても、TV画面は恐ろしい。 あの映像を観た限りでは、 フセインは、あたかも 米傀儡政権に虐げられて屈しない<英雄>と化している。
明らかに、米国中間選挙直前を狙って設定された 判決日であり、映像であろうが 逆効果も甚だしい! アメリカ政府も、カネと手間隙をかけて まったくバカなことをしたものである。
判決を言い渡す判事との貫禄の差 わざわざ彼の偉大さを全世界に配信したようなものである。
途中であまりの迫力にあわてたか、音声を切るといった 小手先操作をしたようで、それがまたフセインの迫力を倍加した。
負の連鎖というか アメリカのやることなすこと 裏目に出ている、この日のTV中継であった。
これで、選挙での共和党敗北は確定的となった、と思う。
>> フセイン元大統領死刑、イラク高等法廷が初判決
旧フセイン政権の犯罪を裁くイラク高等法廷は5日、 1982年に中部ドゥジャイル村で起きたイスラム教シーア派 住民虐殺事件で人道に対する罪に問われたサダム・フセイン 元大統領(69)ら旧政権幹部3人に死刑を言い渡した。 《後略》
恒例 ベルリン・フィルのジルベスタコンサートの内容が 明らかになった。
目玉は、S.ラトルの指揮で愛妻(?)M.コジェナーほかが 歌う『バラの騎士』第三幕、フィナーレの三重唱でしょうね。 ほかに、モーツァルト年の掉尾を飾っての内田光子のK466!
もちろん私は現地で観ます… 〜てな、わけはなくて… (^^;) BS生中継で観るつもりです。
>ベルリン・フィル/ジルベスタコンサート 指揮:S.ラトル 出演:内田光子、C.ニールンド、L.アイキン、M.コジェナー 曲目:R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」、 「ばらの騎士」第3幕 モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番 会場:フィルハーモニー
今日は、記念誌用の写真撮影ということで ちゃんとカメラマン(フォトグラファー)の方?が待機 してらした。 (ほんとは、バードウオッチングが趣味とか つまり、鳥の写真が専門のごようす(笑))
さて、定刻になってもi先生がお見えにならない。 さあ、秘書さん出番ですよ!
… … もしや…
やがて、疲れきった表情で登場された。 PCのパワーポイントの準備をしながら おっしゃるのは、 9:45まで楽譜のスキャナー取り込みをされてらした のだとか…
たしかに、スクリーンに映った 譜例写真ファイルには、くっきりと 作成時刻 9:45 との表示が…(笑)
まあ、そういうことでした。。。。
終ってから、久々に昼食会。 でもビールはお飲みになられません。 検査終了までの辛抱とか。 (しかたないので)私たちも、禁酒。(笑)
先生、早く元気になってくださいね!
2006年11月03日(金) |
TV: モーツァルト生誕250年目の真実 |
<今日は、掲示板と同じ内容です>
////////// いろいろあったモーツァルト特番も、そろそろ終焉か。
今日は、日テレでご大層なタイトルの番組↓が、 2時間枠で放映された。 (先週末は、TBS「世界不思議発見」で モーツァルト特集があった。これはまた別途に…)
内容は例によって、例の通り、 テレビ屋さんの思い込みによって構成されていて またしても、「訂正のない楽譜」というフレーズが 何度も、何度も繰り返される。 (いいかげんにせんかい! (怒)) まあ、TVなんてこんなもんさ、と 割り切ってみれば、画面はキレイだし…
まあ、そういうことです。 (なら、観るまでもナイ! まあ、そう言わずに… (^^;))
/////// <Webから> モーツァルト生誕250年目の真実 2006年11月3日 21:03〜22:54 日テレ
作曲家モーツァルトの生涯をたどり、”天才”といわれた才能の秘密を探る。 ゲスト・金聖響、茂木健一郎。ナビゲーター・東山紀之。 リポーター・雨宮塔子。司会・関口宏。 現在も世界中で愛されるモーツァルトの名曲の数々。 オーストリア・ザルツブルクに生まれた彼は、三歳でピアノを 弾きこなし、五歳で作曲。一度聞いた曲はすぐに再現できるなど、 驚くべきエピソードは数知れない。 東山はモーツァルトの名曲と人生を照らし合わせながら、ゆかりの地を訪ねる。 ザルツブルクでは、生家や洗礼を受けた大聖堂などを訪問。 ウィーンでは、オペラ「魔笛」に触れる。 雨宮は”天才脳”の秘密を解明するために、モーツァルトが受けた教育に迫る。
http://www.tvguide.or.jp/cgi-bin/note.cgi?station=Z0084&airdate=20061103&airtime=2103
東大生!の知人の青年からもらったチケットで 出光美術館へ…
さすがは国宝 なかなかの混雑でした。 絵巻の前にロープを張り一列だけ客を入れ、 急ぎの客はロープの後、つまり前の客の頭越しに観る というユニークな観覧方法。 結構好評のようでした。^^
もちろん、私は「急ぎの客」コースを選択しました。(笑) 〜まだまだ、「ゆるさ」には慣れません。… (^^;)
最新の科学技術により得られたデータを活用して、絵巻の謎を 解く、という試み。 これは、音楽学にも応用できるかもしれません。
果して、放火の真犯人は、「伴大納言」だったのか? など 新たな謎も浮かび上がってきたとか…
この絵巻では、表面的には、迷宮入り寸前だった放火事件が 部下の子供のケンカのあおりで、真実が露見する、という いかにも絵巻物好みの展開で、あたかも サスペンスドラマを観ているような趣きでありますが 一方で、太政大臣を頂点とする政界の緊張関係もうかがえる、 実は、黒幕は太政大臣で、大納言は陥れられたのかもしれない、 など、なかなか奥が深い。 一筋縄では行かないところもあります。^^
図録にある担当キュレーターの解説は、まさにダ・ヴィンチ・コード もどきの面白さで、買ってきた図録を 妻ともども、あっという間に読了してしまいました。^^ こんなことは、珍しいことです。
だんだん、美術の世界に惹かれていくぞ… 困ったなぁ… (^^;)
////// 出光美術館 国宝 伴大納言絵巻展 ―新たな発見、深まる謎― 2006年10月7日(土)〜11月5日(日)
>>Webから 《前略》… 伴大納言絵巻は、貞観8年(866)に実際に起きた応天門 炎上事件(世に言う応天門の変)にもとづき成立した説話を 〔約300年後に〕忠実に絵画化した絵巻で、限りなく ノンフィクションに近いという点で四大絵巻 〔他は、源氏物語絵巻・信貴山縁起絵巻・鳥獣人物戯画巻〕の 中でも際立って異色のおもしろさがあります。 史実ではこの事件は動機不明のまま時の大納言であった伴善男 (伴大納言)の犯罪ということで決着をみますが、絵巻では 伴大納言の政治的野望と挫折という脚色が加わります。
今回の展覧会に先だって、3年にわたり東京文化財研究所と出光 美術館は合同で伴大納言絵巻の最新の光学的調査をおこないました。 本展覧会では、従来の鑑賞法に加えて調査の成果にもとづき、 想像を超えた画家の表現力など新たに見出されたことがらや、 応天門の変と絵巻の関係などをめぐってさらに深まった謎に ついて考察します。
また、絵巻では10cmくらいの大きさに描かれた人物を 約160cmというほぼ等身大に超拡大した高精細デジタル撮影による 写真パネルで多数展示し、その中を通り抜けていただくことに よって、まるで絵巻の中に入り込み、描かれた人物のひとりに なるような体験をしていただこうと考えています。
従来にはなかった伴大納言絵巻の新たな分析によって、絵巻独特の 楽しさとともに日本絵画の水準の高さとおもしろさを堪能して いただければ幸いです。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html
2006年11月01日(水) |
カ〜ンゲキ! 488 |
K先生にお願いして図書館予算で買ってもらった K488の自筆譜ファクシミリ(ヘンレ社)が到着、 さっそく登録してもらい、借出してきました。
まず、その鮮明なこと、仰天しました。 と、同時に感激です!
手許に、《ジュピター交響曲》のVEB版ファクシミリを 所有していますが、雲泥の差です。
詳しくは、NMAと照合してから ブログに書きたいと思いますが 同じ頁の中で使っているインクの違い〜濃い黒インクと淡い 色の黒(青?)インクとの使い分けまでハッキリ分かります。
ちょっとだけ付け加えると ピアノ部分とベースラインのみ濃い黒インクで書かれていて、 あとは、淡い色の黒(青?)インクで書いてある。 ということは…… (続きは後日…)
また、この曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲唯一 カデンツァが本文内に書かれていると、これまで NMA序文や論文などで述べられてきましたが それを、この目で確かめることができます。^^
これは、もう K488愛好者は、ホント 是非、ご購入なさるようお薦めします。^^
(え〜、購入希望者は、アカデミアの中悪魔さんまで(笑))
////////// Klavierkonzert A-dur KV 488 : Wolfgang Amadeus Mozart ; Vorwort von Andras Schiff ; Einleiitung von Ernst-Gunter Heinemann. G. Henle, c2005.
もうちゃ箱主人
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