もうちゃ箱主人の日記
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2005年11月30日(水) 電話加入権預かり期間満了

以前父母が足利で使っていた電話加入権を
館林に転居した際、局預かりとしていたのが、
10年の預かり期間満了となった、との通知があった。
とりあえず、あと5年同様の預かりを依頼したが
この間に、その価値は大暴落したものだ。
もっと早く売却しておけばよかったが
父母だけで暮らしていた頃
誤って受話器外ししていたことが何回かあって
念のためもう1つ回線を引こうかなど
思ったこともあり、温存していたのが仇となった。

数十年前、加入した時は、当時の金で
10万円くらいしたはず。
数年後には、無価値になるのが決定済みということで
今では売れないだろう。

形あるものの、はかなさはわかるが
今や、形ないものも、はかない…


2005年11月29日(火) 東武の運転士解雇

以前ザルツブルクへ行った時
バス(ワンマンバス)に運転士の12,3歳の息子が乗っていて
運賃徴収のお手伝いらしきことをしていたのに出会った、のを
思い出した。
その時は、ほほえましい、と旅行者にも好評だったが
近年のケーブルカー事故なども思い合わせると
今だったら別な見方になるかも……

そんな思いで下記を読んだ。
(事実かどうかわからないが、子供が運転室に入った事情は
 かなり込み入ったことがあったよで、ただ気紛れに入れた、
 とは異なるようだ。それは関係ない、といえばそれきりだが…)

-------------------------------------------
【天声人語】2005年11月24日(木曜日)から

>《前略》
 今月、電車を運転中に3歳の長男を運転室に入れたとして、
 東武鉄道の運転士が懲戒解雇された。
 この件が報道されると、東武本社には賛否の意見が約2千件も
 寄せられた。ほとんどが「厳しすぎる」と解雇に批判的だった。

 東武によると、30代の運転士で、埼玉県から千葉県へ向かう
 普通列車を運転していた。この乗務で勤務が終わる予定だった。
 途中駅で、運転士の妻が長男と2歳の長女を連れて先頭車両に
 乗り込んだ。

 父親の姿に興奮したのか、男児が運転室のドアをたたき
 「パパ」「パパ」と声をあげた。妻はむずかる女児を抱きかかえて
 手がはなせない。注意しようと運転士がドアを細く開けたすきに
 男児は運転室に駆け込んだ。連れ出そうとすると、
 泣いてしゃがみこむ。約4分の子連れ運転となった。

 解雇処分を巡っては、本紙にも賛否の意見が寄せられた。
 「もしも大事故が起きていたら運転士は一生後悔したはず。
  解雇されて当然」
 「3歳児が将来、解雇理由を知ったら深い傷になる」

 安全運行がすべてに優先するのは言うまでもないし、
 家族を先頭車両に乗せるべきではなかった。
 それでも、多くの人命を預かる仕事だと再認識させたうえ、
 再び乗務の機会を与えるかどうか検討するといった選択肢は
 なかったのだろうか。
 勤労感謝の日のきのう、電車の運転室のドアの前で
 思いを巡らせた。


2005年11月28日(月) 良いお医者さんとは?

難しいですね! (^^;)

T新聞に、
> タミフル 日本人消費世界一 『ドリンク剤並み』

との批判的調子の記事があった。
文中 「クスリを出すのが良い医者か!」とも
書かれていたが
 う〜む!私も(医師にかかると)そう頼んでいた。(^^;)

発熱を無理に下げるな!なんて
最近言われていることで
昔だって熱が出たら、とにかくあわてて氷枕で冷やしたものだ。     

いろいろな面で
見直さなければならないことが
多いようだ。(^^;)


2005年11月27日(日)  ソロモンの『モーツァルト』書評

Webでみた書評をご紹介します。
(ひんとはいけないのだが、だいぶ前のものなので
 ナイショで… (^^;))

>Editorial Reviews

Amazon.com
Perhaps the most important Mozart biography ever written,
this book is subtle, rich-textured, endlessly stimulating
and provocative -- just like the man's music.

From Publishers Weekly
Beethoven biographer Solomon here presents a revisionist
biography of Mozart, which his publisher claims is the
first full-scale biography in nearly 40 years.
Certainly it is a major work in terms of heft and range.
Solomon will have none of the "divine child" approach,
limning instead a man growing up under the shadow of
an impossibly demanding father who was at once
overprotective and jealous of his son's vast gifts.

There is a great deal of psychological probing into the
agonies of their relationship, much of it sensible;
and Solomon paints an indelible portrait of Mozart's
last years, begging for money, guilty about his
deprived wife Constanze, resentful of being virtually
cut out of his father's will, yet still heroically
forging a new musical aesthetic.

He also clears up much of the mystery about the bizarre
Requiem commission,and the burial in the "pauper's grave."
He is convinced that Mozart and his cousin "the Basle,"
recipient of many of the infamous smutty letters, were
lovers for a time; and the portrait of the composer that
emerges is of an extraordinarily sensitive,
liberal-minded (the Masonic material is superb), extravagant
but responsible person who has been much belittled by
biographers beginning almost immediately after his death.

Solomon also writes acutely about what was daringly new,
and wonderfully enduring, about Mozart's music.
Only a certain lack of flow between the chapters suggests
the origin of much of this material in lectures.

(大意は…
   そのうちに (^^;))


2005年11月26日(土) 音楽を聴く楽しみ

先日の日録で書いた故K藤木さんについて書いた一節に
ひっかかっている。

> 故 K藤木さんは、CDは1種類で満足し
  よほどひどい演奏以外は、みな受け入れておられた。
  モーツァルトの作品がすべて、とのことで
  その潔さは見事なものだった。
  なかなか俗物には、真似できないものだ。


すべてを受け入れるというのは、潔いと思う一方で
「音楽を聴く楽しみ」の1つを失うことにならないかな?
 とも思う。
 凡人には、難しいことである。

このことは、まだこれからの課題として、考えていきたい。


2005年11月25日(金) Ulrich Konradの新著

新発行の著書情報はこれまでは
アカデミア・ミュージックの新著情報が
主だったが、最近はamazonという新兵器が
登場した。

amazonでみたUlrich Konradの新著
だが、どんな本なのだろうか?
 (もちろん、国音や芸大図書館にも入っていない)

2は、なにやら、遅れ続きの 《ノイエ・ケッヒェル》
 (B&W発行)に、ライヴァル社 ベーレンライターが
 対抗馬をぶつけたような感じがするが… (^^;)

>1. Wolfgang Amade Mozart Leben, Musik, Werkbestand
Ulrich Konrad (著) ハードカバー (2005/10) Baerenreiter,
Kassel
外貨参考価格: EUR 32.66  価格: ¥4,732(税込)

2. Mozart-Werkverzeichnis Kompositionen, Fragmente,
Bearbeitungen, Abschriften, Texte
Ulrich Konrad (著) Perfect (2005/10) Baerenreiter,
Kassel
外貨参考価格: EUR 18.64  価格: ¥2,701(税込)


2005年11月24日(木) 金のわらじ……

最近TVでもこの種のクイズが大流行(おおはやり)の
ようですが…

「金のわらじをはいて尋ねる」は
 「きんのわらじ…」とばかり思いこんでいましたが
「かねのわらじ…」と読むんだそうですね。(^^;)
鉄のわらじはいくらはいてもすりきれないので、
根気良く探し回ることを言うんだとか。
テレ朝のWebでみたのですが… ↓

(私が試した結果は、だいたい合ってましたが
 上記わらじと秋田犬、甲斐犬の読みが
 間違ってました。下は正しい読みです)

★ 二十四節気   にじゅうしせっき
★ 還俗   げんぞく
★ 今昔   こんじゃく
★ 一矢を報いる   いっしをむくいる
★ 十八番   おはこ
★ 礼賛   らいさん
★ 修験者   しゅげんじゃ
★ 金のわらじをはいて尋ねる=
     きんのわらじをはいてたずねる ×
★ 旗幟鮮明   きしせんめい
★ 上意下達   じょういげだつ
★ 一世一代   いっせいちだい
★ 一段落   いちだんらく
★ 一苦労   ひとくろう
★ 大礼服   たいれいふく
★ 大地震   おおじしん
★ 大洪水   だいこうずい
★ 大舞台   おおぶたい
★ 土佐犬   とさいぬ
★ 紀州犬   きしゅうけん
★ 秋田犬   あきたいぬ ×
★ 甲斐犬   かいけん ×
★ 柴犬   しばいぬ




2005年11月23日(水) 今日も聴いたぜ 364

頂いたチケットで、N響定期へ。
何年ぶりだろう!

かってN響定期の会員だった。
東京文化会館時代の終わりのほうと
NHKホールに移ってからしばらくのことだ。
コンマスが田中千香士氏時代であるから
もう30年も前になるか…(^^;)
(仕事が忙しく行けなくなって、やめてからも20年以上)

おっと、また昔話モードに!
 過去は振り返らない。
 前進あるのみ!
   〜なんてね。無理はしないように(^^;)

さて
先週都響定期で聴いたばかりというのに
今日もK364があった。
はからずも、N対Tのコン・マス対決となった。
都響のほうは、指揮者なしでトゥッテイも演奏していたのが
特色だった。ソリストはエンビ服を着てなかった。
今日は、オーソドックスで
みなエンビ服を着ていて (^^;)
指揮者がいて、
トゥッテイは演奏しなかった。
オケ編成は、10-10-8-4-4、管が各2とかなりの大きさ。
(都響は、6-6-4-3-3に管が各1の室内オケ編成)
響きは、ずいぶん異なる。
こうなると、優劣を比較するのは意味がない。
演奏のコンセプトが違うのだから。
別物として鑑賞したい。

故 K藤木さんは、CDは1種類で満足し
よほどひどい演奏以外は、みな受け入れておられた。
モーツァルトの作品がすべて、とのことで
その潔さは見事なものだった。
なかなか俗物には、真似できないものだ。
(古の紗翁も言っている。「比較根性のさもしさよ!」)

これからも、軽々に
演奏批判をしたくなった時には
このことを思い浮かべたい。

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>N響定期 Concert No.1555
11月23日 Wed 23 Nov 07:00 PM

 Jiří Kout, conductor

Mozart “Le Nozze di Figaro”, overture
Mozart Sinfonia concertante E-flat major K.364
Brahms Symphony No.4 e minor op.98

 堀 正文(ヴァイオリン) 
 店村 眞積(ヴィオラ)


2005年11月22日(火) 耐震強度偽装問題

本当にやりきれない事件である。

本当に悪いのは誰なのか?

顔色を変えず
「地震がきたら、壊れるかもしれませんね」と
述べるあの一級建築士だけが悪いのか??

まだまだ 何かが隠れているような気がする…
こんな時こそ、ジャーナリズムの出番のはずなのだが!
(朝日の19日の社説は、例によって評論家的でゆるい。
 あれで社説と呼べるのだろうか。
 〜 最近どうかしてるぞ A日新聞!)

 お〜い、しっかりしてくれよ!!
  ( ↑エラそうにすみません (^^;))


2005年11月21日(月) 訃報 Stanley Sadie

だいぶ後聞となるが
ニューグローブ世界音楽大事典の編者として
またモーツァルト研究者として
名高い スタンリー・セィデイ(サディ)が
この3月に亡くなった。
   同社Webから

> Stanley Sadie
30 October 1930 〜 21 March 2005

It is with deepest sadness that Grove Music Online
marks the passing of editor emeritus Stanley Sadie.

When Stanley undertook the task of editing the sixth
edition of Grove's Dictionary of Music and Musicians,
in 1970, he was already well known for his music
criticism and his editorship of the Musical Times.
Over the next ten years he brought to
Grove unparalleled creative vision, charismatic
leadership and inexhaustible energy.

The resulting New Grove Dictionary of Music and
Musicians, published in 1980, was a resource of such
depth and breadth
that it changed the very nature of music scholarship.

In the ensuing 20 years he edited or co-edited a large
family of Grove encyclopedias and handbooks,
culminating in the 29-volume second edition of
The New Grove,published both in print and online
in 2001.
Stanley remained an active and influential figure
in music up to his death.
His legacy, in Grove and his other publications,
is immeasurable; he will be missed wherever love of
music combines with intellectual curiosity.
//Laura Macy/ 22 March 2005


(大意:
 グローブ音楽オンラインは、名誉編集長Stanley Sadie氏が
 亡くなったことに最大の弔意を表する。
 彼が、1970年にグローブ世界音楽大事典第6版の編集を引き受けた
 時,彼は既に音楽批評家、音楽誌の編集者として著名であった。
 次の10年に、彼は創造的な視野とカリスマ的リーダーシップ及び
 エネルギッシュな行動力を発揮し、その結果1980年に
 ニューグローブ世界音楽大事典を出版し、音楽研究の世界を塗り替えた。
 その20年後には、各分野でその姉妹版を次々に出版した。
 2001年には、世界音楽大事典の第2版を、活字本とオンラインの双方で
 出版し、活動の頂点を極めた。彼はその死まで音楽に活動的な,
 影響を及ぼした。彼の遺産は,同事典や他の出版物として計り知れない。
 音楽の愛が知的な興味と結合するところどこでも、彼(を失うこと)は
 惜しまれている。)


2005年11月20日(日) ゴージャス!

元の会社(ギンコウ)の
入社時の仲間、正確には1つ下の同期会に
誘って頂いたので参加。
この同期会は年1度定期的に集まっておられ
ありがたいことに、私も毎お声かけ頂いている。

昨年は、そのお誘いの電話が、
何たるめぐりあわせか
なんと父が発作で暴れまわっている際中に
かかってきたのだった。
 …もちろん、出席できなかった。(^^;)

そういうわけで、今年は是非出席したかった。
大学院受かったこともご報告せねば、ね。^^

今年の会場は(昨年もそうだったそうだが)
恵比寿のしゃれたレストラン!

そのあと、2次会は新宿の
ハイアットなんとかという (^^;)
ゴージャスなホテル。

う〜む バブル時代を彷彿とするよう
 いつもと、少し違う世界に触れた感じ。


2005年11月19日(土) 日本モーツァルト協会例会

亡くなったK藤木さんの奥様から
今期中残った協会例会に、ご主人の代わりに
出席して欲しいとの、お言葉を頂いた。
毎月の例会のたびに面影を思い浮かべることで
供養となるかと思い、甘えることとした。
したがって、暫くの間、協会例会には、
毎回出席するつもりです。

(でもそうなると、毎月決まって行くのが
 モ愛好会、TAMAモ会、たのくら
  都響定期、モ協会…
   ちょっと多過ぎるかな? (^^;))

終了後、会場出口付近で永井・黒板先生ご夫妻にお会いした。
K藤木さん逝去のことをお話したら、まだご存知
なかったようで大変驚いておられた。

/////////
>11月例会(通算第473回例会)
2005年11月19日(土) 午後1時30分開場  2時00分開演
東京文化会館小ホール

フルート 有田正広
ヴァイオリン 山口幸恵
ヴィオラ 森田芳子 
チェロ 長明康郎
― PROGRAMM ―
1. フルート四重奏曲 ハ長調 K.Anh.171=285b
2. フルート四重奏曲 イ長調 K.V.298
― 休憩 ―
3. フルート四重奏曲 ト長調 K6.285a
4. フルート四重奏曲 ニ長調 K.V.285


2005年11月18日(金) 新型インフルエンザ??

鳥インフルエンザの人間への感染の
可能性が取りざたされている、
というより実際に起きた。

仮に、本格流行ともなれば
10万人単位の死者の可能性とか言われている。
 (カンタンに言うなよな!)
まず、体力作り!!
 生活あらためねば!!

-------------------------------------------
>中国衛生省は十六日夜、中国で
 鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の人への感染
 が確認されたと発表した。
 中南部の湖南省で二人、安徽省で一人の計三人で、
 うち二人の死亡が確認された。  《後略》 東京新


2005年11月17日(木) 研究会

お誘い頂いた音楽史研究会へ
初めて出席。
 (桐朋学園に入るのも初めて (^^;))
いい刺激になりました。

>例会
日時: 2005年11月17日(木)18:00−20:00
発表: 井手 紀久子 氏
(東京藝術大学大学院音楽研究科音楽学専攻博士課程4年)
「モーツァルトの《魔笛》
  〜フリーメイソンリーからの解釈再考」
会場:桐朋学園芸術短期大学2101教室


2005年11月16日(水) こんな日にこんな話題をねえ…

昨日のTVは、紀宮さまの結婚式報道一色であった。
なにはともあれ、おめでとうございます。

ところが
2つの新聞コラムが2つとも無粋なもの

《編集手帳》、《天声人語》とも申し合わせたように
大化の改新の話題。飛鳥寺近くに蘇我入鹿の屋敷跡が発見された
ということを受けての記述と思うが、せっかくの皇室の明るいお話に
水を差すように思えたが…(特に編集手帳はね。↓)
皆様はどう思いますか?


>11月15日付・編集手帳
 朝廷の儀式で蘇我石川麻呂が型どおりに上表文を読みはじめた。
 事前の謀議では朗読開始を合図に大臣蘇我入鹿を討つ段取りの
 はずが、何も起こらない。刺客はどうした? 石川麻呂は焦った
 ◆…「なぜ震えるのだ」と入鹿が問うた。
 「天皇の御前ですので…」。石川麻呂がしどろもどろに答えた時、
 刺客が入鹿に殺到した
 ◆645年(皇極4年)6月、宮中の大極殿である。…
 ◆奈良県明日香村の甘樫丘にある遺跡から、入鹿の邸宅であった
 可能性が高い建物跡が出土した。…《後略》
 
>11月15日付 《天声人語》
 日本で一番古いという仏像を見たのは、2年前の春だった。
 奈良県明日香村の飛鳥寺の本尊、釈迦如来の座像で、…
 飛鳥寺は、大化の改新にもゆかりのある史跡だ。
 645年6月、豪族の蘇我入鹿を暗殺した中大兄皇子は飛鳥寺に入った。
 そして 甘樫丘の自邸にこもった入鹿の父、蝦夷とにらみ合ったという。

 その甘樫丘のふもとの遺跡で、入鹿の屋敷の一部だった可能性のある
 建物などの遺構がみつかった。 《後略》





2005年11月15日(火) 指揮者なしの364

朝は地震で起された。(^^;)

>北海道・東北・関東で震度3
 15日午前6時39分ごろ、北海道から関東地方にかけて
 地震があり、北海道釧路、山形県庄内地方、茨城県などで
 震度3を観測した。 《後略》

さて、夜は都響定期公演(サントリー・ホール)
 眠かった (^^;)

2曲目のK364は、面白い趣向。
指揮者の意向で、指揮者なしでの演奏となった由。
(ギャラはどうすんだろう? なんてね(笑))
ソリスト二人とも最初のトゥッテイを一緒に弾いていた。
編成は、6-6-4-3-3に管が各1の室内オケ編成。
サントリーHは、ちょっと広すぎる感じ。

演奏評は控えます。(笑)
あと、チャパツのコンマス(矢部さんじゃない方)の髪が
黒くなっていた!
 ことを、ご報告しておきます。(笑)

-------------------------------------------
>都響定期公演
指揮/ジェイムズ・デプリースト
ヴァイオリン/矢部達哉(都響ソロ・コンサートマスター)
ヴィオラ/鈴木学(都響首席ヴィオラ奏者)

武満徹:弦楽のためのレクイエム(1957)
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 op.10

////////////


2005年11月14日(月) アルフォンソ氏登場!

帰国(訪日?)中のアルフォンソ様と対面。
1年ぶり!
今回は、秘書さまも、特別参加。

貴重なお土産を頂いた。
ありがとうございました。

アルフォンソ様は分刻みの過密スケジュール
当初 11時に三鷹である方とお会いして
11時半に私と会って
12時から秘書さまをまじえ、会食して、
その後、14:01発の中央特快で八王子へ行って
その後は……   《後略》(笑)
〜のはずだったが!?
 12時になっても現れませぬ!

大変だぁ!ダブルブッキングか?
 と思ってたら、見えました。よかった、よかった。

しかし、ゆっくりもできず
食べて、話して、また食べて…(笑)
あっという間に、時は過ぎ…
中央特快に乗って去って行かれたのでした。(^^;)

残された我々は、しばし虚脱状態…
「せっかくmitakaへ来られたのですから
 禅林寺で太宰や鴎外のお墓にお参りしますか?」
「悪いけど、お墓を見る気分ではないわねえ」

そういうわけで、
ゼンリンジは断念、
 ダザイ先生、オーガイ先生ごめんなさい。(^^;)
山本有三記念館(休館だった)を通り
ジブリ美術館近くのラ・フォルテ(いつかコンサートやった)で
お茶して、解散したのでした。

疲れました。

明日はK先生のゼミ。
う〜む!今夜も半テツヤだなぁ (^^;)


2005年11月13日(日) モ愛好会; 好きな曲3つ

モ愛好会は、I井宏先生の講演。

フェライン例会で、せっかくアルフォンソ様が講演されて
いるのに、昨年同様バッティングでうかがえず、申し訳ない。

ところで
モ愛好会の機関紙で
「私の好きなモーツァルトの曲 ベストスリー」のアンケート
を行っており、その締め切りが昨日だった。
たしか、昨年フェラインの機関紙でも似た企画をしていたが
まったく、悩む。
 (以前ご紹介した永井先生の述懐では
  「(こうした設問をしたのは)
  モーツァルトへの愛が足りなかった」と反省されているが
  しかし、仕方のないことで…
  その後も似た企画は繰り返されている)

結局今回は、下記のように選んだ。
(明日考えればまた違うものになるでしょう…)

 ・K20  神は我等の避け所 
   (亡くなったKさんを偲んで) 
 ・K364 ヴァイオリンとヴィオラのための
        協奏交響曲
 ・K427 ハ短調ミサ曲

*そういうわけで、深い理由はありませぬ。




2005年11月12日(土) TAMAモーツァルトの会

TAMA市民塾が終了した際、その時の
メンバーからの要望もあって、自主講座を
企画した。今日がその第1回。

今回は第一土曜が取れなかったので
どのくらい出席があるか心配していたが
10名集まったので、とりあえずホッとした。

内容は、こんな感じです。

>「モーツァルトのピアノ協奏曲をテッテイ的に聴く!
  〜第1回 第9番 KV271ジュノーム」
  
 1)曲の特徴
 2)愛称「ジュノーム」をめぐる話題
 3)2つのカデンツァ、3つのアインガングについて
 4)チェロ抜きオーケストラ?
 5)いろいろな演奏について
    〜 ハスキルから古楽器や最新録音まで
 6)VIDEOで全曲を
    〜ピリス(P)、ガーディナー指揮ウィーン・フィル 
                以上


2005年11月11日(金) 夜も寝ないで…

〜「…昼寝して (笑)」という
小さん師匠得意のくすぐりがあったが
どうやら、私の生活もそれに近いかも。

前夜何時に寝ても、朝は、6〜7時の間に
いったん起きて(笑)
朝食を取るようにしている。
その後で、学校の始まりに合わせて仮眠。

登校すると、仮眠はできません。
よく青年たちが、図書館で死んだように寝ているが
あの真似はできない。

午前中仮眠できなかった日などは、
夕方になると、疲れて、疲れてグッタリします。
そういう時は、夕食を刺身で軽く食べて仮眠。
1時間以内としていますが、疲れきった時は
それ以上になる時も…
(但し、睡眠サイクルの1時間半を越えることは滅多にない)

夜、何時に寝るかはマチマチですが
K先生のゼミ前夜(つまり(月)の夜は、殆ど半徹夜。
つまり4時か5時に寝て、6時〜7時起床というもの。
その後の仮眠もできなかったりで登校するから
火曜の夕方は朦朧として帰宅します。
急いで、軽い夕食を取って、バタンキューのことが多い。

う〜む!何とかせねばなぁ!


2005年11月10日(木) 私の食生活

「バナナ2本の昼食で大丈夫?」
なんて、おやさしい(?)読者からの
お問い合わせを頂いたので
ふだんの私の食生活の一部をお知らせします。
 (知りたくない人は読まなくて結構!← 妙に強気(^^;))

週末に行事ある時以外
目下、基本的に(火)〜(金)東京に単身住まいです。
朝食は、パン食。
パンに黒ごまクリーム、ミルク+ナチュラル・ヨーグルトにジャム
果物(リンゴが多い)半個の内容で、一年中殆ど変わりません。

授業ある(火)(木)(金)の、昼食は売店の弁当を
買って食べてます。
 (食堂の献立はしょっぱくて附いていけない)
家にいる時は、ラーメンやうどんなどの「麺」が多い。
 (健康に気を使って、超うす味です (笑))
夕食は、刺身が多いですね。
 (マンションの前がS平ストアという大衆スーパーなので
  その超ディスカウント品を…(笑))

夜更かしが多いので、夜食はホットミルクにバナナ。
ということで、バナナは、ほぼ常備しています。

アルフォンソ様も信奉しているらしい
S谷弘実先生のご本では
「牛乳はいかん!」とされているようですが
(ちゃんと読んでいないので、違っていたら申し訳ない)
もう30年来、この朝食スタイルなので
容易に変えられない。


2005年11月09日(水) K音大図書館

K音大図書館で下記借り出し。
3、4以外は、例の西川先生の著書で引用されていたもの。
もちろん全部読めるわけではないが…
()に、前書き等を拾い読みした印象を少々。

 1 Words about Mozart / edited by Dorothea Linkほか
 (副題をエッセイズ・イン・オーナー・オブ・S・サディと
  名打った、ニューグローブ世界音楽大事典の編者と
  して名高いサディへのトリビュート。ザスローやアイゼン
  など論客がエッセイを寄せている。
  サディは今年初め他界したから、ギリギリ間に合ったか?)

 2 The National Court Theatre in Mozart's Vienna
  / Dorothea Link..
 (ウィーンの国立劇場=ブルク劇場やケルントナートーア劇場
  の1783〜92年の上演演目などのデータ集。同時期の
  有名なツェツンドルフ伯爵の日記も収録しているが、残念!
  フランス語なのだ。読めやしないよ (涙))

 3 Mozart's piano concertos / C.M. Girdlestone.
  (アインシュタインも引用している古典的研究書)

 4  Folget der Heissgeliebten / Heinz Gartner..
  (アルフォンソ様の引用されている本)

 5 Mozart 1485/86 bis 2003 / Rudolph Angermuller.
  (これもデータ中心。2003年までのザルツブルク・ウィーン
   でのモーツァルト関連の上演記録を年代順に
   整理したもの。500頁2冊の労作。)


2005年11月08日(火) 「芥川作曲賞」 ; M蔵野市立図書館 

これも遅くなったが、今年度の「芥川作曲賞」に
斉木由美氏が決まったそうだ。

私事になるが、斉木先生に数回ではあるが
楽典や和声法の指導を頂いたことがある。
とても師事などといえた内容ではないが
多忙な中、本当にありがたいことであった。
目下パリ滞在中だが、帰国されてからも
この受賞でさらにお忙しくなるだろうから
お会いするのも難しくなるだろう。
ともあれ、受賞おめでとうございます。 

http://www.suntory.co.jp/news/2005/9239.html
///////////

M蔵野市立図書館で、下記借り出しと延長。

>>標準クラシック音楽用語事典
  名盤鑑定百科 声楽曲・オペラ篇 (吉井亜彦)
モーツァルト・ノンフィクション
詩編 (評釈)
音楽演奏の社会史 (大崎滋生)
反音楽史     (石井宏)
  モーツァルト 魔法のオペラ


2005年11月07日(月) 人の世の淋しき

10月22日付・編集手帳に
西脇順三郎の詩が引用されていた。

>悲しみと困難を抱えたまま、中越地方はまもなく
 2度目の冬を迎える。
 被災地のひとつ小千谷市に生まれた詩人に西脇順三郎がいる。
 「窓に/うす明りのつく/人の世の淋(さび)しき」。
 ふと、夕暮れの仮設住宅が目に浮かぶ。

『旅人かへらず』の一節だが、こんな悲しいコンテキストの
もとでなく、味わいたいと思う。


2005年11月06日(日) 速報: 歌手の本田美奈子さんが白血病で死去

驚きました。
ここのところ、白血病はもはや不治の病ではない
ようなイメージを抱いていましたので……
難病にかわりないことを
あらためて知らされた、そんな思いです。

以前、くも膜下出血で倒れ、その後
無事復帰された方のご主人から
「身近で、くも膜下出血から回復した例が多いと
 難病扱いしない人がいるが、そんなことはなくて
 むしろ直らず亡くなる人の方が多いのだ。
 なぜ、世間がそんなイメージを持つかというと
 回復した人はその旨を広言するからで
 亡くなった人は、そう言えない、この差だ」

そんな話を思い出した。
 もちろん面識はありませんが
   ご冥福をお祈りします。

/////////
>2005年11月06日

 歌手で俳優の本田美奈子さんが6日午前4時38分、
急性骨髄性白血病のため東京都内の病院で死去した。
38歳だった。 <後略>


2005年11月05日(土) た の く ら例会 (フリーメーソンの会費)

〜のためだけに上京 (笑)
 (今年は皆勤賞です!)

なんといっても、モーツァルト特集ですからね。
休むわけにはいきません。

ところで
たのくらの8月の例会で
「フリーメーソンの会費はいくらか?」との
質問がありました。

さすが博識のIs先生も、ご存じないとのお返事でした。
手持ちの文献を探してみたのですが、見当たらず
しばらくそのままでしたが
先日ふと思い立ってWebで検索したら……
 ありました!↓
 
朝倉高さんという方のエッセイ中に

>……ヨーゼフ2世が啓蒙主義の施策を進め、開放的な
 雰囲気にあったウィーンでは、……
 フリーメーソンのロッヂが8つも結成され、
 一時は千人ちかくの会員を数えていました。

 ちなみに当時の入会金は50f(フローリン)、年会費は12fで、
 当時は500fもあれば中流の暮らしができましたから、
 モーツァルトもかなりハイソな人種であったと云えます。
   <後略>

こういう瑣末な話題は、アマチュアの独壇場のようです。
ところが……
残念なことに、肝心の典拠が記されておりません。
これでは、引用・紹介できませんね。
こういう点が、アマチュアの弱点というか、
惜しいところです。
(軽い読み物中ですから、やむを得ないといえますが……)

1fをいくらに考えるかは、難しい問題ですが
91年頃  海老澤先生は「1f=1万円」説を唱えられ
最新のM本の著者 西川先生も踏襲されています。
それで換算すると、入会金 50万円、年会費 12万円!
幾らなんでも高すぎるような気もしますが……
(因に、アルフォンソ様は、1f=3千円説を
  採られておられるよう)

http://www.atomlt.com/05press/pdf/an110s.pdf


2005年11月04日(金) サクラ咲く & 火星大接近

1)サクラ咲く!

〜といっても、何か試験に受かったのではありませぬ。
 (家内は23日に独検を受けるが…)

「戻り咲き」というんだそうですが
台風等で、葉が落ちてしまったなど
いろいろの理由で、櫻(ソメイヨシノ)が
今頃咲く事があるそうです。
近くの公園のあちこちでポツポツと咲いていました。^^
「狂い咲き」より風情があっていい言葉ですね。

実は、館林名物ツツジも、この「戻り咲き」が
多いそうで、先日 朝のTVが取材に来てました。

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2)火星 大接近!

数年前、話題になりましたが
今年もあるとか。
10月30日がピークだったそうですが
7日頃まで観られるそうです。
昨夜 確認しましたが
大きく見えました。
 (館林の夜空はキレイですよ!)
詳しくは ↓


http://www.astroarts.co.jp/special/2005mars/index-j.shtml

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20051030/


2005年11月02日(水) 不愉快なモーツァルト本

〜としてモーツァルティアンから「毛嫌い」されている
「あの本」↓を、本棚の奥から引っ張り出してきた。

アルフォンソ氏がゲルトナーの書から、モーツァルト性病説を
取り上げていたので思い出した。

著者は
>1938年生まれ、西欧関連の翻訳、著述業。
という以外、不明。
他に、西欧車関連のビジネス書を数冊書いている。
欧州生活17年とあるので、在欧経験
長かったビジネスマンらしい。

モーツァルトが先天性の梅毒患者であった?と
いう仮説をキーワードとして
彼の人生のすべてを読み解こうとするが
強引な論理展開に辟易する。
二度と読むまいと思っていたのだが……(^^;)
 あまり語りたくないので
 下記をご覧下さい。

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『モーツァルト・ノンフィクション』
田中 重弘 (著)  文芸春秋 (1991/07)
¥1,733
>目次
序章: モーツァルト・ノンフィクション
愛すべきモーツァルト(M)像を転換させよう
Mを育てた土壌と風土
  〜生きていた中世の世界
ロールス・ロイスに乗ったM
隠されていた真実のM像
遺産調書から意外な事実が浮上
病気で病気を治そうとしていたM
罹病者シンジケートの強い絆
真実の生涯 1 その出生と悲劇と秘密
      2 オランダでの大転機
      3 堅い絆のシンジケート婚
タフで優しかった永遠のM


2005年11月01日(火) 文化祭

〜で今週は学校が休み!

2,3日が文化祭。
 で、1日は準備、4日が後片付け、で休み、というわけ。
なかなか鷹揚なものです。(笑)
 (土曜日はやるのだが、私は授業を選択してないので)
 
ただ ( ←これが肝心 (笑))
決してヒマというわけではなくて …(^^;)
なにしろ
1月末には
研究報告と
ゼミ報告が2件あるし
当面 ゼミ発表が今月、来月1本ずつあって
その準備しなくちゃなんない……

なかなか忙しいわけです。ハイ。


もうちゃ箱主人