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2006年06月02日(金) 酔っぱらいの話は長い |
今日は、例年並みの気温だった。 紫外線と汗で赤く腫れた私の頬も、昨日よりよくなった。 これは、長女の敏感肌用化粧水を黙って拝借しているおかげも大。 明日も、そこそこの気温だそうで、ほっとしている。 ただし、来週火曜日以降は雨が多く、とうとう梅雨入り。(;.;)
お風呂上がり、 次女が私の顔をしげしげと見てひとこと。
「お母さんって、肌、いいな〜」
どこがや?どこが? 赤く腫れてピリピリしているのが、次女には見えないのか? (見えないらしい)
血のつながりがあっても、「ひとごと」とはこのことなり。 (人間は、「ひとごと」だと寛容で鈍感になる)
私自身も、周りの人に対して、こういう目で見ているんだろうな。 気楽に見える人でも悩みはあるし、 健康そうに見える人でも、どこかしら不具合はある。
気を付けよう。
そんな次女が、CDをレンタルしてきた。 山口百恵だよ。 をを、懐かしい。
なんでも、宇多田が百恵ちゃんのファンとか。 それで「私も聞いてみよう」と思ったようだ。
頼まれもしないのに、ベストアルバムをパソコンに取り込む母。(笑)
懐かしいわ〜。
「曼珠沙華」って知ってる?
めっちゃ暗い曲。
確か私が二十歳くらいの頃、 もちろん、嫁に行く前、 実家の喫茶店が閉店後、 カウンターだけライトをつけて、 曼珠沙華が入ったアルバムレコードを、 喫茶店のソファに一人座って聞きました。←めっちゃ暗い
喫茶店なので、 子供の背丈ほどのスピーカーが店の両脇に設置されていて、 そりゃあもう、すばらしい音環境。
ちなみに、 山口百恵の他には、 中島みゆきなんかも聞きました。 (真夜中、店のシャッターを開けて、どしゃぶりの雨を眺めながら聞くと格別) あと、母の趣味で沢田研二とか。
お金がないので(家事手伝い&店の業績不振のため、給料は2万) 山口さんも中島さんも、友人から借りたレコードでした。
あぁ、懐かしい。
二十歳の頃は、大工の嫁になる心づもりだったのに、 なぜか現在、ヤクザっぽい焼鳥屋の大将の嫁ですよ。
人生って、わからないものだね。
これから、あと何年続くかわからない私の人生だけど、 「先が見えた」と思うのは、大いなる間違いで、 実は、先はとんと見えない、 いわば、 一寸先も見えないような、曲がりくねった山道を、 徐行運転する車のような。 人生って、そんなものだと思う。
そう思うと、 少し、 老後が待ち遠しくなったりする。(笑)
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