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- 2006年05月27日(土) データ、バックアップ。
口を塞いでも、言葉は死なない。
指1本で辿り着ける、ここはもうひとつの宇宙。
指1本で存在できる、ここはもう一つの生命。
私のデータ、バックアップ。
私のデータ、バックアップ。
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/fff.jpg)
私のデータ、バックアップ。
書かなきゃ。
書かなきゃ。
存在しなきゃ。
存在しなきゃ。
ここに私いるよ。
そうだ。
この気持ち。
あの時もこんな気持ちだった。
あの時、ここしか逃げ場が無かった。
柔らかい手だった。
力強い手だった。
私はどっぷりと沈んで行って。
あの時はずっと底でも息ができたんだ。
苦しくても、息ができるだけずっと良かった。
無理してたけど、それで良かった。
私の言葉を聞いてもらえる。
私がそこで存在できる。
だから、どんなに大変だって構わなかった。
ああ良かった。
書けるじゃないか。
こうやってキーを叩けば書けるじゃないか。
いつだって、ここにこれるんだよ。
忘れないで。
いつだって、ここに来れば、言葉になる。
言葉になれば、存在できる。
読んでくれてありがとう。
あなたの中に、今いるね。
- 2006年05月18日(木) 暗いトンネルただゆけば
暗いトンネルただゆけば
背後は順ぐり闇になり
前途は光りに切り裂かる
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/5813.jpg)
脳裏に浮かぶは幼き日
庭に穴掘り埋めし蜜
誰ともつかぬ友の手で
掘りおこされんを空想す
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/5813.jpg)
錆びた刃と 朽ちる布
羽虫の羽ばたく音と消ゆ
されどもはたして我の目に
浮かぶ涙は 嬉しきか 悲しきか
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/5813.jpg)
小さい頃、宝物は全部全部、庭に埋めた。
ビニール袋に入れたり、缶に入れたりするようになったのは、もう少しあとの頃で、
その前はなんだってそのまんま埋めてた。
農家の庭は広かったから、決まった場所なんてなくて、どこにでも埋めた。
それはそれは、なんでも埋めた。
あめだま、チョコレート、木琴、人形、ブロック、電池、絵本、なんでもかんでも。
庭に樹を植えるとか、家庭菜園を移動させるとか、自転車用のガレージを作るとか、
何かで庭を掘り返したりする度、いまだに色々出てくるらしい。
まだまだきっと、埋まってる。
友達が欲しかった。
一人っ子だった私は、コドモに飢えていた。
ただ、自分の大事なものを共有する人が欲しかった。
宝物を埋める時の、あの嬉しさをよく覚えている。
宝物を埋めると、誰かにそれをプレゼントしたような気持ちになれたんだよ。
誰かが、それを見つけてくれた気になってた。
埋めた瞬間から、もう、誰かが見つけてくれて、喜んでいるような感じ。
自分にとって、何かを作るっていう基本はそこかもしれない。
サイトを作るっていう感覚は、あの時の感覚にとても近い。
だって、書いてるそばから誰かが読んでくれる。
昔、土に埋めたそばから誰かが見つけてくれてたみたいな感覚は、本当に感覚でしか
なくって、それは実際誰の手にも渡る事は無かった。
だけど、こうして書くと、誰かが読んでくれる。
もっと、自分の好きなもの作ろう。
もっと、自分のイヤなトコ出そう。
じっとりと湿った、柔らかく冷たい土を掘るように。
あの時の手が、今、こうしてキーボードを叩く。
不思議だけれど、同じ手だ。
全ては私の手からはじまっていく。
- 2006年05月17日(水) レンガの家なら大丈夫?
…だ…………だめだ…。
色々としんどくなってきたので、ここらでリセット。
改装したいです。
いや、します。
した方がいいなー。
自分の中で細かい食い違いがある。
これのまま先に進めちゃうと、ほんと後戻りできなくなってしまう。
いや、よくわかんない。
改装以前に問題があるのかな?
仕事も落ち着いたし、納品も終わったし、お墓参りもしたし…。
集中しなきゃなー。
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/fuza.jpg)
あと、去年作りそこなったTシャツ、今年は是が非でも作りたい。
これから夏が来るね。
その前に梅雨か。
ガタガタこないように、レンガの家を建てとかないと。
- 2006年05月11日(木) ささやかな炎に投じんとす
ちょっと留守にします。
というか…いつも留守にしてるような……。
実家に帰って、いらないものを燃やしまくってきます。
あと、おじいちゃんに手をあわせて来ます。
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/_5789.jpg)
明日は早起き。
それでは行ってきます。
- 2006年05月07日(日) 別々の世界
オレは陸で生きていて
彼女は海で生きていた
そこは別々の世界だけれど
2人は出会って恋をした
君が海から這い出す度に
細くうねった道ができた
2人は陸と海の境界線で
お互い笑顔を見合わせた
だけど
ある日彼女が言った
あなたはいつになったら海へきてくれるの
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr10/103006/2006/89.jpg)
海に入ると
そこはとても苦しかった
だけど
彼女も苦しかったのだ
陸の上はとてもとても苦しかったのだ
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