Blue tears...小雪

 

 

ダイジョウブ。 - 2006年03月06日(月)

今日 病院へ行って来ます
都内のとても有名な大学病院です

実は先週の月曜に待望の妊娠が分かったのですが
同時に卵巣が腫れていることも判明しました
そして腫瘍マーカーなる血液検査を受けました


本当は去年の10月ぐらいから下腹部に小さいしこりがあるのを感じてました
一度診てもらわなきゃと思いつつ時間ばかり過ぎてしまいました
このせいで赤ちゃんの命に何かあったら…
そればかり考えて
それしか考えられなくて
とても不安で落ち着かない一週間を過ごしました

そして一昨日の土曜に赤ちゃんの胎嚢を確認しに再度受診
赤ちゃんの命の芽が息ずく袋を無事確認出来ました
そんな始めの第一歩をクリアし ホッとしたのもつかの間

先生はお腹に慎重にエコーを当てて診察
そして診察も終わり起き上がった私へ

「大学へ行ってもらうね。卵巣の腫れが普通の人の三倍以上ある。
とても大事な事だから。」と。
思ってもみなかった先生からの言葉に
頭の中が真っ白になり何も返答出来ないまま固まってしまいました


先生はすぐさま大学病院への紹介状を書くとおっしゃり
その間私と夫は待合室で黙り込み座って待ちました

紹介状を受け取り会計を済ませ駐車場へ
人の多かった待合室でこらえていた感情が一気に溢れ
車の座席にへたり込み泣きました

一昨日は何をしてても勝手に涙が溢れて来て
夫に泣くとお腹の赤ちゃんにも影響するからとなだめられつつ又 涙。

自分のこれまで犯して来た無茶なクスリの飲み方だとか
堕落した生活態度とか
自分自身を放棄したいココロの病だとか
どうしてもっと早くお腹を調べておかなかったんだろうとか
後悔ばかり

ごめんね
ごめんね

ごめんね

お腹にいる赤ちゃんに申し訳無い気持ちで一杯

一つでも不安を掻き消したくてネットで検索
この卵巣の腫瘍についてネットで調べた所で
読めば読むほど当然悪性の症状ばかり自分に当てはまるように思えて
ネガティブな思考へ自ら砂地獄
PCの前で深くうなだれました

そんな気落ちしたアタシを見兼ねた夫は
「そんなのばかり見るな!まだ何も分かって無いだろ」と叱られたしなまれました
そうね。
そんなの見たって不安だけが増幅するだけ
まだ何も分かってない。
だけど何かが分かるのがすごく怖いの。


今日 病院へ行ってそのまま検査入院になるかもしれません
その可能性が大きいです
なので昨日は取り合えずの入院支度をボストンに詰めました


入院すること。精密検査を受けなければならないこと。
色んなことが怖くて怖くて不安だらけです
眠れないし
どう過ごしせばいいのか不安だし
どんな検査受けるんだろう?とか
精神科の通院に行けない。お薬どうしよう?とか
こんなストレスに耐えられるの?とか
ともかく全てが怖い
赤ちゃんの命を想うともっともっと怖い

でも泣いてません
もう泣いてません

今はお腹の赤ちゃんの事を第一に考えるだけ。それだけ。
そして何よりアタシのお腹でもう一つの命が頑張っているのだから
きっと大丈夫

そう。

ダイジョウブ
ダイジョウブ

ダイジョウブ


そう唱えて行こう。

アタシはダイジョウブ。

アタシ達はきっときっとダイジョウブ。





行って来ます。









小雪

 







...




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