Blue tears...小雪

 

 

もうすぐ立春。 - 2005年01月26日(水)

暦の上ではもうすぐ立春。もう!?
一年が年々早く感じる。時間だけが超特急だ。
それなのに私の心はまだ深い海にいる。

立春。豆まき。
子供の頃は兄妹達と一緒に家で大声で豆をまいた。

大人になってから?
子供が作ったお面をパパが被りパパを追いかけて
はしゃぐ君と一緒に豆をまいたっけ。ね、覚えてる?
懐かしくて温かくて切ない思い出。

君の笑う声が今でも心に響いてくるみたいで
余りに温かい思い出に胸が苦しくなるよ。

ああ、切ない病にこのまま駆られてしまわれそう。
こんな海じゃ息が出来無くて私を漂わせてる鎖で海底に引き戻されそう。
危ない危ない。危険。怖いよ。
海底は暗くて冷たい。

心はまだ海の中に重しと長い鎖でつながって浮かんだり沈んだり。
ただただ漂っているから。

だけど漂いながらも今日も生きてる
それでいいんだ
それだけがまだ精一杯な毎日
それでもいい
そう少しずつ思えてきた日々に感謝したい
 
カウンセリングの効果だろうか?
今は時々でもいつかさまざまな思い出にも向き合える日が来る。
胸が苦しくて切なくても思い出していつも触れたい日々と記憶。
山ほどある記憶の引き出しに少しずつ近づきながら進める心も、いつかいつか。
海底と繋がってる重い鎖から解き放たれる日。
きっとその時には温かい海風春風が心を包んでくれるはず。
なにもかも。ね、そうでしょう?

立春。。。
少し海上にジャンプする気分で今年は何年かぶりに豆をまこうか?
一番怖い鬼は私の心にもう何年も居ついてしまってる。
そんな鬼をやっつけたいと密かな期待と企みをもう一人の私が持つ。

久しぶりに大声でも出してみようか?
声は出る?それは心が荒れた夜に確認済み。大丈夫。

最悪だった去年をまたいで今年初めての日記更新。
今朝までの豪雨は止み、日差しが見え隠れしているそんな少し穏やかな午後に。
心がまっすぐ立って歩く春にはまだもう少し時間がかかるだろう。
重い鎖もやたら頑丈だけど

それでも春を信じて願って。。。
日記更新。ぽちっ



小雪。

















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少しだけ - 2005年01月25日(火)

週1度 45分のカウンセリング。

もう始めてからそろそろ約1年目を迎える。

今日の一日を含めてやっと初めてキャンセルせずに月4回を通えた。
去年は苦しくて辛くてしかたがなかったけど
ようやくやっと少しだけ自分にとってこの時間が
どんな意味を持つのかが分かり始めてきたようだ。

ここは過去を話す場でもまだ見えない未来の事を語る場では無いって事。

ただただ「今」を見つめる場。
自分と向き合う時間。

だけども今を見つめ辛さを組み解いていく作業の過程には
過去の痛みが当然伴ってくるし
何より自分の中の心の闇や影に時には怯える自分がいる。

怖くて辛くて不安で眠れなくて、そんな日々だったし
今もそういう波との闘いである。
それでも少しずつ私は変わり始めてる?

まだ答えは何も出てはいない。
それはまだまだ、ずっと先。

焦らずいこう。
それだけ。ただそれだけ。
意味のなさない積み重ねは無いと信じたい。
ただ通う作業の日々でも、話す事さえ辛い日も
重い心を背負ってあの場へ向かうそんな自分の存在さえも
いつか意味のある時間だったと心から素直に喜べる心を持てる日がくると信じて。

そうでなきゃ何も始まらない。






小雪。





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新年会。 - 2005年01月09日(日)

ゆき、ヒロ、私。
同い年3人組の新年会を地元のダイニング系中華屋さんで行った。
天気も良くて鬱もなんのその。朝からくわくわく、どきどき。
皆に会うのは去年の夏以来だもの。

駅改札で待ち合わせ。
互いを見付けたとたん「わー、おひさ!おひさ!」と自然に手をあげて大喜び。
毎回本能的に出る女子的行動に笑えて恥ずかしかったけどみんなが自然な笑顔。

中華のランチと少しだけお酒。昼間から。いいじゃん。これこそ大人の醍醐味でしょ
明るい日差しの差し込む窓側の席で新年の乾杯
そして相変わらずのたわいもないおしゃべり(愚痴多し)がただただ楽しくて。

ゆきは今年いよいよ彼氏と結婚?
デリケートな話題だったから余り突っ込めなかったけど
ゆきがカレを語る様子からいい感じが伝わってきて自然とそう感じたよ
去年のクリスマス彼氏に買ってもらったんだーって言ってたキャメルのブーツ。
細く華奢なゆきの足にぴったりでお似合いで素敵だった。良かったね、ゆき。

ヒロ。給食の先生。来週からもう仕事初めだって。お疲れさまです。
給食室の厨房は朝から「戦場」だって。
かなり荒れ気味の手を見せてくれながらお米や野菜、調理用の大なべを洗うのも真水だって。
「ええぇーっ、ひどいねぇ!」ゆきとふたり声を荒げた。
だけど生ゴマを大なべで炒るんだって話。初めて知ったすごいすごい。
ヒロ自身はまだ新米で大先輩達の助けでようやく続いてるって謙遜。偉いよ、十分。
かつをぶしを焦がしてチリチリにしちゃった話。もう可笑しくてお腹痛かったよ、ヒロぉ〜
「給食で美味しかったのは何ですか?」って感謝の会で生徒達に質問したら
「デザートのメロンゼリーが美味しかったです!」と。
ヒロ「あれは数配っただけなのにぃー」ってガックリ苦笑いした話も微笑ましかったよ
「でもさぁ、やっぱりあげぱんが一番人気なんだよねぇー」って。
そうか。いつの時代の子供も「あげぱん」が好きなのね。
小学校時代にいい思い出は何ひとつ無いけどなんか懐かしくて嬉しかった。
今は昔。
給食に出た「あげぱん」美味しかったねってもう本物を口にできない大人になってしまったねってゆきと嘆き笑い。
給食は残っても絶対職員はお持ち帰りは出来ないんだって。へぇー。もったいない。
それはやっぱり「学校」と言うお役所的管轄内のルールがあるらしい
聞くこと全てが新鮮で聞き入るばかりの私。
ヒロはマシンガントークで自分のヘコミ話もみんなオープンに面白く話してくれる「達人」
ご本人はそれを全然意識してないけどそこがまたいい所。
大変で重要な仕事。待遇の悪さにも負けないでやってるヒロを尊敬してるよ。がんばってね、ヒロ。

私はと言うと。
ランチ後我が家へ二人を呼ぶっていう大きいイベントが控えていて正直余り食べた気がしなかった。
前の日から大掃除。始めだしたら目に余るどうでもいい物が山のように溢れ出す始末。
何をどこまで片付けたらいいのか途中途方に暮れ勢いで招く言葉を発した自分に鬱。
見かねた夫が「十分綺麗だし余り生活感無い部屋ってわざとらしいよ?」って。
そっか。そうだ。そうかも。なら、いいや、いいんだ、じゃもう終わり〜
どっか完璧主義的な私を知ってる夫の一言はタイミングよく焦ってた心に届き私を納得させた
君ってたまに言い事言うね。だから好きになったし結婚したんだなぁ〜って思わぬ良い思考にまで。

ともかく我が家にお客様が来るのはひさびさ。でもそこは女ともだちのヒロとゆきだもん。
そもそも、今更かっこつけたり見栄張ってお迎えするような仲じゃない。

よく遊んだ。旅行とか遠出はみんな忙しくてなかなか実現してないけど。
合コンにパーティ。ワインの試飲会などなど。夜中24時スタートのカラオケ練習会などなど。
カクテルの飲み比べ、バーのはしご。エステのはしご。エトセトラ。
今日も仕事をはじめ最新のコスメ情報交換からお肌のコンディション。夜中に見るCATVの衝動買い。
彼氏や夫との愛の営みの話まで。
それはそれはここには書ききれない程色んな事みんなよく話した。
夕食に軽くピザを食べ我が家からカラオケに移動し2時間歌いお開きは夜の10時半過ぎ。
いつもだけどあっと言う間。
こんな楽しい一日。心から楽しかったのは久しぶり。去年みんなと合った日以来かも
大人になってシガラミの無いナチュラルな関係。何でも話せるふたりの存在は大きくて支えられてる。
こんな大人になって初めて心から「友だち」って呼び合えるみんなに出会える事が出来て
ここまでの苦しみと寂しさが少し和らぐ夢のような時間。

次回の会にもまたみんな笑顔で会えますように。
壊れても会えます様に。助け合える仲が続きますように。
心がすっぴんの「女友だち」。
今年もどうぞよろしくね。先に謝っておくね。深夜、早朝のメールで心配かけたらごめん。
ふたりの不安や悩みもまた受けとめるから。受けとめて。
特別じゃなくいつでも普通に会える仲でいよう。ずっとずっとね。


今日はありがとう。ありがとう。ゆき、ヒロ、大好き。



小雪。

追記。 「君の友人を呼んだから次は僕の番だよね?」って君。
     来ると思ったその言葉。
     「え?嫌に決まってるじゃん。」私。当然却下でしょ。










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