2006年03月25日(土) |
精進と言う言葉・・・ |
お待たせ致しました。 頂いていた質問に付いてお話をして参ります・・・
(省略)
法句経の言葉について・・・ 貴方からの質問の言葉はどれもが仏教における 心の修行のような事に関連する言葉となります。 ※ 四念処とは、以下の四つを心に念ずる事を指します。 1.この身は不浄であるという事 2.感受するものは苦であるという事 3.心は無常であるという事 4.すべての事物は無我であるという事
※ 七覚支は悟りを得る為のものです。 1.択法(ちゃくほう)...教えの中から真実なものを 選びとり、偽りのものを捨てるという事 2.精進(しょうじん)...一心に努力する事 3.喜...真実の教えを実行する喜びに住する事 4.軽安(きょうあん)...心身をかろやかに快適にする事 5.捨...対象へのとらわれを捨てる事 6.定...心を集中して乱さない事 7.念...おもいをを平かにすること。
※四神足とは霊的な力を得る為の修行法の一つを指す言葉になります。 1.すぐれた瞑想を得ようと願うこと 2.すぐれた瞑想を得ようと努力すること 3.心をおさめてすぐれた瞑想を得ようとすること 4.智慧をもって思惟観察し、すぐれた瞑想を得ること
最後に... 貴方が遠ざけていた「子供」という大切な事を 今冷静に見つめる事が出来るようになってきたことは 本当に素晴らしい事です。 そして貴方の水子ちゃんの105日の供養は(省略)までと なっていたかと思います。 貴方の妊娠・出産ということを霊的な面から考えると、 水子ちゃんの供養を終わらせてから妊娠を考えるのではなく、 出来ればもうすこし継続を為さりながら 同時進行で妊娠が出来るようにもって行く事が良いと感じます。 (一部省略・抜粋)
杏珠
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(省略)こんばんは。
法句経の言葉へのご解答、非常にわかりやすくご説明頂き、 大変感謝しております。 解説などが本の巻末に載ってはいるのですが、 どうもわかりづらくてよくわからないものばかりなのです。 私が法句経の内容を真の意味で理解するようになるまで、 まだまだ時間がかかりそうですが (現世では理解できないかもしれませんが)、 頭で理解するものではないと思いますので、 これからも繰り返し読んでいきたいと思っております。
現在、法句経を読んで感じたことは、 生死の伴う輪廻の中にいる限りは、真の至福は訪れない ということなのだなあということです。 ただ、生まれ変わりの旅に出られることは、 魂が生まれ変わらないためのチャンスなので、 精進することを喜びとして受け入れていくことを、 第一のスタートラインとして捉えることが大切なんですね。
今まで、精進という言葉を使いつつ、実は使うことに抵抗がありました。 そういう言葉は簡単に口にしてはいけないのではないかと 思っていたからです。 いつでもどんな時も、『精進』を実行していく自信が 自分にはなかったからです。 少しづつ、物事の見方を変えていこうと思っております。 また質問が出てきましたら、よろしくお願いいたします。
それから、水子ちゃんの供養終了は確か(省略)だと思いますので、 先生のアドバイス通り、供養を継続させて頂きたいと思っております。 (省略) 先生も、お体には気をつけてお過ごしください。 いつも、ありがとうございます。 (一部省略・抜粋)
2006年03月23日(木) |
欲しいものが手に入る時とは・・・ |
それから、自分の変化について少し感じているのですが... ここのところ生理不順になったり、ニキビがひどかったりして、 自分の体調や生活リズムを見直すきっかけになっています。 (省略) 普段では意識しない料理のことも考えますし、 もともと身体を鍛えていて困った事が無かった分、 今のような慢性的な症状に対しては、特効薬はなく、 毎日の積み重ねなのだと身をもって感じている日々です。
ネガティブに聴こえてしまうかもしれませんが、 生理が不順になったときなどに、 「これまでの無理が祟ってこのまま更年期障害になってしまい、 子供を産まない選択がやってくるかもしれない」とか、 仕事をしているときに「このまま独身でも、納得いく仕事をして、 納得できる生き方ができるならばいいのではないだろうか。 (省略) 周りに喜んでもらえる誠意ある仕事さえできれば 人生もついてくるのではないだろうか...」 と考えることが多くなってきました。
かといって、結婚したくないとか、二人で生きるのは嫌とか、 子供はいらないとは思っていないのですが、 他人様の子供の成長を見ている事も楽しいのではないかな、等と 本気で思います。 良くない傾向かとも思うのですが、 感情が揺れているわけでもないですし、むしろ安定しているというか、 自分の幸せが何かを感じるような、そんな気持ちです。 だからかわかりませんが、最近周りの人に 「結婚しないの?」とか「今はいい人いないの?」と言われても、 「えー、この1年相手さえいません。いつの日か出会えるかもしれないけど、今生では出会えず終わっちゃうかもね。」と 半分本気で感じて言っています。 (一部省略・抜粋)
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お待たせ致しました。
(省略)
一通目のお便りに書いて下さった 貴方の良縁や結婚に対する気持ちはどれも間違っておりません。
前にもお話をしたと思いますが、 「もうどちらでも良いな」と、 本当に自然に想える事が出来る頃に欲しいものは手に入る・・・ これは私自身も経験してきた事です。
それは決してネガティブな発想や諦め気分からの想いではなく、 『明らかにする』という事が出来るところまで 到達して初めてわかる ”気持ち”でしょう。
これからも自然に・・・そしてたおやかにしなやかに 進んで生きましょう。 (一部省略・抜粋)
杏珠
2006年03月21日(火) |
素直に自分の気持ちを認めることが出来れば・・・ |
杏珠先生
こんにちは。 お世話になっております。
先日は御念珠についての質問に対するご回答をありがとうございました。 御念珠の一部が白っぽく変化しており、 それはどうしてなのかお尋ねしたのですが、 実はその白かった部分が元の色(省略)に戻りつつあり、 また驚いております。 昨日よりも今日の方が、より白い色が薄れており、 御念珠が生きていることを実感しています。 色が元に戻っていくというのはどういうことなのでしょうか。
日常生活ですが、仕事は順調にいっております。 (省略) 正社員のお仕事も並行して探さないといけないとは考えていますが、 今の会社の雰囲気が結構気に入っていて、 (省略)出来ることは惜しみなくやろうと思います。
(省略) 人は人と頭では分っていても、正直羨ましいですし、 やはり時々悲しくなって落ち込みますね。 いくら仕事が順調でも、 これだけはどうしても私は手に入れることができないのですから。 ダイアリーや宝箱の「決して諦めず、目標を見失わないこと」と 「欲しいものは、忘れた頃に手に入る」とは 少し矛盾しているようにみえるのですが、 私はどのような心持ちで過ごしていけばいいのでしょうか。 (一部省略・抜粋)
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メールを拝見致しました。 貴方のお便りに書かれていた・・・ 『(省略)終了のときまでは出来ることは惜しみなくやろうと思います』という心持ちはとても素晴らしい事です。 この言葉を貴方の人生においても大切にしていただきたいと私は想います。
宝箱に記載させていただいた相談者の方々とのやりとりは 私の大切な宝物であり、 相談者の方々にとっても同じであって欲しいと考えて 私は精一杯心をこめてお便りをお出しいたします。
貴方の感じられた一見矛盾しているような言葉も 大元は同じことでも相手の方の現在の状況やその人の心の傾向に合わせて 表現方法が変ってしまっていますから、 文章から貴方がうけとる感覚を大切にしてご覧ください。
話は戻りますが、出来ることを惜しみなく努力する・・・ これが本当に実践できれば、 貴方は貴方の望むものを手に入れることが出来るはずです。 しかしその際には ”自分の感情や欲を入れることなく”という前提があります。
貴方が本当に幸せな結婚や伴侶というものを手に入れる為には 貴方の想いや考え方がとても大きく影響します。 「幸せな結婚をしたい」という望み・・・とても良いことです。 しかし貴方はそう仰りながらも「私には手に入れる事は出来ない」 そういう言葉も口になさっておられます。 これではその願いは手に入れる事は出来ません。 何故なら自分で自分を貶めないように 防御をする為に口にしている言葉が貴方から そういった流れを遠くに押しやっているからです。
幸せな結婚をしたい・・・ ではどう努力したら良いのかを考えることをして 具体的に努力することが出来れば、欲は目標に変るはずです。
この世には遥か昔に釈迦が説かれた 因果応報という理が生きています。 現実が貴方にとって苦しい結果となっているのなら、 この先に起こる結果を貴方の望むものへと変えるために 今から原因を作っていくしかないのです。
まずは、貴方の大切な人生の可能性をなくしてしまうような 言動や想いを無くして、こうなりたいと素直に認めることです。
素直に自分の気持ちを認めることが出来れば、 その気持ち(欲)に貴方の心が囚われてしまい 苦しむことが無くなっていくはずです。 精進致しましょう・・・ (一部省略)
杏珠
メールを拝見致しました。 週末のお母様との旅行はいかがでしたでしょうか?
先日頂いていたご相談について(ご実家の事、会社の事)ですが、 貴方自身も考えておられるように・・・ やはりお父様やお兄様自身の判断に委ねるしかないでしょう。
お仕事に関しても人生に関しても同じ事が言えるのですが、 何事に対しても何一つとして無駄な経験はありません。
全てにおいて、偶然ということはなく・・・ 学ばなければ成らないことかあるから「必然」で起こって来るのです。 それにどのように対処していくのか、どのように考えるのかが お父様やお兄様にとって大切な事なのです。
ただ見守る事は、ある意味貴方にとってとても厳しい事でもあ りますが、今はやはり静かに見守りましょう。 (全文掲載)
杏珠
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こんばんは・・・杏珠先生へ。 お返事有難うございました。
母との旅行は私も良く聞いていなかった部分もあって・・・ 旅行に出てから母にまかしておいて平気かなと思ってしまった 部分もありましたが母も慌てる様子もなかった事から ギリギリな部分もあったのですが何とか無事に帰って来られました。
(省略)
そして先日御質問させて頂きましたお返事につきまして・・・ そうですか・・・父や兄にとって必要な学びであるのでしたら 私にとって見守るという立場は厳しいのですが・・・ そうして行く事が必要という事ですね。
どちらかというと愚痴になってしまいますが・・・ 腹が立つ事も一杯あって 何故私がしなければならいのと思ってしまったり 私はまだこの先どうなるか分からないのに・・・とか 一杯一杯思う事もあってとか・・・正直思っております。 でも今会社にいる限り自分に出来る事はして行こうと 思っておりますが・・・ 何とか静かに見守るよう努力致します。 (一部省略・抜粋)
2006年03月02日(木) |
「毅然」と「中道」について・・・ |
杏珠先生、こんにちは。 宝箱の「毅然とした態度」のお話を読みました。 私もこのような態度を目指したいと思いました。 昔に比べると少しは改善された気がしていますが、 私は常に人からの評価が気になって、 本当に自分らしく振舞うことが苦手です。 この人からは低く見られているなと思うと、 敵対心を抱いてしまいがちになります。 そうすると、自分の心がどんどん醜くなっていきます。 しかし、誰がどう感じていようと、自分は何も悪くなければ 自分らしく振舞っていいのだと思います。 自分らしい自分でいることが人との関係を良くしていくのだと思います。 自分をよく見せようと努力してみたり、 ぼろを見せないように気を使うよりも、自然に活き活きと振舞えば、 自然に人と理解し合えると思います。 そのような人間になれるように頑張りたいと思いました。 人はそれぞれ完璧ではないですし、考え方感じ方にも違いがあって、 そこに誤解が生じることもあり得ます。 それをいちいち気にしていては「毅然とした態度」ができないと思います。 とは言っても、その場では気にしてしまうのでしょうけど、 改善したいと思います。 先日、先生が私に必要だと仰られた「中道」という教え。 これは、どっちでもいいんだという投げやりとは違いますよね。 これも有りだし、あれも有り、というどちらに対しても 肯定的な見方ができるということと理解しました。 子供ができて子育てをするのも素晴らしい仕事であり、 子供がいなくて二人の生活を大事にしたり、 自分の好きなことに熱中できるのもまた幸せなことです。 今をいかに幸せに過ごすかが、未来の幸せに繋がると思います。 子供に限らず他のことに関しても、ただ単にこだわっているだけなのか、 心から楽しいと思うからしたいのか、 自分の素直な心に耳を澄ませていきたいと思います。 明日から3月ですね。桜の季節も近いですし、 心軽やかに春を迎えたいと思っています。 桜の季節の前に、お彼岸がありますが、 感情の波を作らず心が安定するように気をつけて過ごしたいと思います。 (全文掲載)
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メールを拝見致しました。
私達が望むものは・・・ それが、叶うのか叶わないのかが 気にならなくなった頃に手に入るものなのです。 こだわりを持たないように頑張りましょう。
貴方からのお便りを拝見していると、 貴方の成長を感じ嬉しく想います・・・
そして貴方の運命の変化を視ている私は、 ご褒美をいただいているようにも感じます。
これからもお互いに精進して参りましょう。 (全文掲載・一部改定)
杏珠
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