声優さんと映画とアニメと
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2012年08月15日(水) |
一家団欒のマダラ抜き |
ナルトのDVDを観ました。四代目の死闘とありがとうの回です。 劇場版未見の方にはネタバレっぽい感じになりますが、たくさん予告で出ているので、もうみなさんご存じだと思うので書いてしまいますが、謎の仮面の男の襲撃で九尾を〜のシーンの一部が劇場版でも出てきます。 そうか・・・書き直しているんですね・・・一部は使い回しかもしれませんが、映画のシーンとおなじなのに絵が違うなぁと思いました。 どっちも力が入っているのですが・・・声優さんも演じなおしているはずなんですが、聴き比べているわけではないですが、ほとんど同じシーンで森川さんが鼻声になるんです。凄いなぁと思っていました。 そうしたら、森川さん本人が種明かしに近いことをコメントしていたのです。それが、限定版DVDの特典の”一家団欒マダラ抜き”みたいな内容のCDです。これ、ドラマCDなのかと思っていましたが、違っていて、どちらかというと親子3人ラジオです。 でもって、なんとなく、声優本人なのですが、すこし役が残っていたり、親子ゲームのマダラ抜きは(ババ抜きのナルトキャラカード版)、役になってゲームをするのですが・・・なんとなく森川さんのほんのり天然でミナトなのかしら?森川さんじゃないの?みたいな雰囲気が楽しい。うん、を連発するところはミナトかな? すごく和やかで楽しかったです。これ貴重ですし、なかなか内容も面白かったです。これは買いです。 そして、ゲームする前に、それぞれが収録の感想を語り合うのですが、そこで本番へ向かうアプローチの違いが明らかに、篠原さんは原作読み込み派、森川さんは相変わらずニュートラル派で現場での掛け合い演技で生まれるケミストリー重視、そこで、3人とも泣いてしまうシーンがあって・・・という話から、森川さんは毎回同じシーンかならずぐわっと泣けるというコメント。だから同じシーンを何回演っても、同じタイミングでのクシナのセリフでぶわっと泣けてくるそうです。 そうか、だから、あの感情のこもった演技を何度も再現できるんですね・・・ このシーンはクシナ役の篠原さんも素晴らしいし、このDVDの2話目はほとんどクシナミナトの会話なので、本当にすごいです。 それにしても、ミナトカッコイイ!!、 原作者の岸本さんが、戦場のボーイズライフのミナトを観て、イメージが大いに膨らんで、ここまでミナトの出番が増えたとのことから、おそらくその延長上で今年の映画にまでなったのではないかと、うずまき一家3人のシーンにつながったのではないかと思うと、森川さんの演じたミナトが自分で役を成長させたわけで、ミナトファンとしては、森川さんの貢献もありがたいです。 それで、今、つぎに戦場のボーイズライフを見直しています。ここでミナトの戦い方が映像にならなかったのは、もったいぶった感じで残念でしたが、その分、仮面の男(マダラ?)との戦いのシーンでのミナトの凄さが際立つ結果になっていて、これまたにやりとしてしまいます。 それにしても、この最初にしっかり出てきた上忍のミナトは、任務中であったこともあり、クールでしっかりしていて、声にさわやかさと知性があって超カッコイイです。ロストタワーのミナトも観たいところですが、今日はここまでにしておきます。うーん、ミナトは良いキャラです。
トランスフォーマの特番とあにそんプラスのナルト映画特集の録画できていました!! とりあえずざっくり確認しましたので、あとでゆっくり見たいと思います。 司令官オプティマスの森川さんも、他のキャラは崩せるのに崩させてもらえない、まるでマ王のコンラットと同じ状況。森川さんはこういう作品の本道を死守する役まわりが多いように思います。そういう意味では、ファイブレインで好き放題にアドリブ入れさせてもらえるという、森川さんにしてはめずらしい本道ではない役をもらえたのは、監督さんからのご褒美でしょうか?メリハリがあって楽しいです。 でも、たくさんの声優さんの中でも、なかなかやりたくてもできない、正統派美男子の王道演技ができる役が回ってくることが多い森川さんの声質と演技は、天の恵みでもあり、ファンへのご褒美でもあります。森川さんをこの世に送り出してくださった森川さんのお父さんお母さんにも”ありがとう”です。
>ETUさん メッセージありがとうございます。久保時ライブの森川さん、本当に素敵でしたね。久保ちゃん入ってるアンニュイな雰囲気で、終始ニコニコしている森川さんにメロメロでした。これからもよろしくお願いします。
PS。久保時の曲を聴いて、ミナトを観ると、気が付くのはどっちも森川さんの地声の高さに近いせいか、ミナトが歌っているみたいな錯覚に陥るのです。じゃあ、イタチとミナトでハモってるの?笑 私にとっては久保時ソングがミナトを引き続き堪能できる不思議ソングです。どっちも素敵。
2012年08月13日(月) |
どれが偽りの記憶なんだ!! |
昨日のライブに続き、今日も森川さんの溢れる才能を堪能。トータル・リコール吹き替え版を観て来ました。 これ、作品としての前評判をほとんど見ていなかったのですが、めちゃめちゃカッコイイSF超大作だったということに観てから気がつきびっくり。なにが凄いって、どこまでがセットでどこまでがCGか解らない、近未来SF。ブレードランナー、アイロボット、アイランドあたりを全部ひっくるめて下敷きにして、シュワちゃんが主演したバンホーベン監督のオリジナルの方の作品世界はまるっと無視(笑)なハードサスペンスアクション作品に仕上がっています。 主演のコリン・ファレル、かなり体を作り上げて来ました。物凄くカッコよかった・・・というか、森川さんの吹き替えの声の効果ですばらしく誠実でいい男感が半端なくて・・・しびれました。 息もなにもかも吹き替えしていて、しかも、でずっぱり。最近特にナチュラル演技に磨きがかかって来ていて、もう絶品の演技。これは、アクション系の森川さん吹き替え作品では最高峰かも。トム作品にはないクールさとストイックさもあって、別系統のカッコよさ。トムよりもキアヌよりもコリンのほうが演じやすいのかな? そしてケイト・ベッキンセールがこれまたカッコイイです。
2012年08月12日(日) |
赤いハートの花びら雪が舞って・・・また会いましょう |
森川さんという声優さんは不思議な才能の持ち主だと思います。 役に入ったまんまでのライブは、一種独特の雰囲気と緊張感で、観る者を魅了します。 すこしだけ背のびしてがんばらないとという状況に非常に強い。実力を遺憾なく発揮するというか、秘めたる力も発揮する。この人はオーディションの合格率が高そうだ・・・
そんなわけで、4年10ヶ月ぶりの久保時ライブに行って来ました。足が痛くて・・・新幹線ではグリーン車で足をテーブルにあげる不道徳な乗客してしまいました。おかげさまで周囲が空席だったので・・・爆 それにしても、夏のライブは暑い、流れる汗がステージの二人を余計かっこよく魅せる。森川さんは夏男だけあって、声が伸びる、ヴィブラートが響く。絶品でした。PainRainでは久保ちゃんには似合わないアップテンポナンバーでずっとぴょんぴょん跳ねたまま歌いまくるという、荒業も披露。デュエット曲でも声も歌もバランスしていて、二人の声の調和が美しくて、うっとりです。なんとなく5年前よりも歌が上手くなっていました。発声ができているというか、和也氏の歌をブラベルで歌いこんでこつを声の使い方のコツをつかんだ感じ、ステージパフォーマンスもマイクスタンドの使いこなしが抜群、これもブラベル効果。ステージングは本当に上手くなりました。それと、ブラベルほど喉を極使せず 丁寧に綺麗な声でメロディを歌いあげる曲の連続なので、本当の意味での森川智之と石川英郎の美声を堪能できるメロディと歌詞の美しい楽曲に酔いしれることができて、至福の2時間2セットでした。 作品世界があって、それぞれのキャラクターの息遣いを感じさせることがきる力のある二人だからこそ、魅せられる舞台でした。曲もいい、歌詞が綺麗、声が綺麗で歌も上手い、カッコイイ二人。恵まれています。 最高でした。DVDが楽しみ。そして死を見つめていた、大病から生還した作者が今後に生を見つめてキャラクターがどう変わるのか判りませんが、才能が集まって作品世界が広がりを見せ、この先も世界を楽しめるのがすばらしいです。はなびらゆきは演出もさることながら、関係者全員の天に居る川上さんに捧げる思いが篭っているのが伝わって感動的でした。
久保ちゃん入ってる森川さんは、どこかアンニュイで、非常に魅力的でした。さすが役者さんです。
人生はビギナーズ ふぁんとしたお話なんですが、途中何度か涙が自然にこぼれて、主人公演じるユアンの自然体な演技と、にじみ出る優しさに、じーんと来ます。不器用だけど愛情あるお母さんに育てられ、不器用で愛を表現しきれないまま最後は息子に介護してもらう身となった父との、ぎこちない交流がだんだん相互の深い愛情がわかってきて、ユアン(すみません、役名失念)の、家族を失った心の動きが、私自身が20年前に母を看病した記憶を呼び覚まされて、やっぱり泣きました。 監督さんの自叙伝的な作品で、主人公のユアン演じるのが、それを撮影する監督さん自身でもあるという。 でもメイキング曰く、ユアン自身の独自の脚本解釈による個性的な演技のおかげで、監督さんは自分とシンクロせず、客観的に作品として取り組むことができたので、良かったとか。 実話を元にしているせいか、話の展開も会話も自然です。なのに不思議な人間の心の深淵を含んでいて、見るものの心に沁みただけでなく、役者さんみんなの入れ込んだ演技が本当に良いなぁと思わせる作品です。 なによりユアンが良かったです。そして、吹き替えでも見たのですが、森川さんのユアンシンクロ度が半端なくて、過去最高のユアン作品ですと言っても過言じゃないぐらい、すばらしい演技でした。優しかったり、さびしかったり、静かに怒っていたり、戸惑っていたり・・・人生は1度しか経験できないので、何歳になっても、さまざまな出会いや出来事が、経験したことのないことばかりだから、結局手さぐりでやっていくしかない、勇気をもって自分から立ち向かっていくしかない、自分から行動すれば、きっといいことがあるさ、という、そんな切なくて素敵なお話です。ユアン絶品です。森川さんも絶品です。そう、胸キュン(今風の表現だ、)せりふがたくさんあります。
数日サーバーがアクセス不能だったのですか、回復しました。何だったのかな? Cさん教えてくださりありがとうございました。まだまだ書きますのでよろしくお願いいたします。といいつつ先ずはこれで
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