毎日、米を一合炊く。
もともと調理師だったのだが、基本的に米は砥がない。
カップいっぱい米を、そして、水をいっぱいと洗った気持ちの分を、絶妙な勘で足して炊く。
なまじ炊き上がりの状態が想像できるので、ほぼ完璧にふっくらしたご飯が完成する。
和、洋、中、イタリアン、握り寿司からサカナの解体に至るまで、何でもこなすのだが、自分の食う米は絶対とがない。
無洗米みたいな屁のようなものは使わない。
鍋でも余裕で米を炊けるのだが、米は砥がない。
メンドクサイからだ。
砥いで、水をジャーっと流す時にちょっとでもこぼれるのが限りなくウザいのだ。
その為なら多少の犠牲はやむを得ぬ。
包丁はほぼ使わない。
手元を全く見ずに切りものが出来るが、メンドクサイので包丁は使わない。
ハサミが僕の相棒だ。
職人なんて、そんなもんだ。と思う。
長年刃物を扱ってきたので、何でもハサミでジョキジョキ切って鍋に放り込むのは、なんだかちょっとした気楽さで快感だ。
お奨めはしいたけ。
柔らかい切り応えがなんとも心地よい。
一度ためしてみるがよい。
ナナすけが、毎日寝ている場所、それが僕の布団の片隅である。
そこだけ洗っても洗っても色が変わってて、しかも微妙に犬臭い。
叱っても目を離した隙に、同じ場所で寝てやがる。
昨日、ふと気が付けば、いつもの場所をナナすけが匂ってやがったのだが、何故か
とっろぉ〜〜〜〜〜ん!!
とした目で夢中でふんがふんが匂ってらっしゃった。
ラリっていた。
飼い主に似る。
とはまさにこの事だ。
2006年10月25日(水) |
ノンタイトルセレブレーション |
外出中に不意に襲い掛かるラージトイレスクランブル時、トイレ目前で起こる安堵感から来る失態を、“ドーハの悲劇”と位置づけているのだが、なんで後30秒凌げんかったんや感を見事に表現した描写として、是非使いたいコトバベストオブイヤー金賞をいただきました。
先日ウンコ話を肴にモツ鍋をつついたのですが、久しぶりに、旨い物を発見しました。
その名も「アブラカス」。
ホルモンを素揚げして脂ッ気を抜いたものなんだが、なんせホルモン嫌いの僕が素通りしてきてウン十年、初めてクチにしたソレはなんとも美味!!
ホルモン特有の臭みが全くなく、それでいて香ばしくとろけるようなクチあたり。
ウンコ話に花も咲きます。
なんだかんだで、長い事ココを放置してしまった。
ゆキが戦線を離脱してからバタバタしっ放しで、言うて何もしていないのだが。
新ギタリスト“キング”こと、“功輝”が加入してから、やっと楽曲も落ち着いてきたのだ。
技巧派の彼の超絶プレイを早く見てもらいたいな。
彼は歴代メンバーには全く無い、癒しオーラを持ったプレイヤーで、中でも僕とたつをは初期メンバーなのでケンカも良くする。
今までドグマの縦のラインが激突した時は、スタジオが
物音一つない、無音空間
になっていたのだ。
スタジオやのに!!
今日も瓦礫のノォトのサビで激突したその横で、にっこり笑いながらブルースを奏でるキングの音色に戦意喪失。
いいキャラだ。
人生出会いとはまったく奇なるもので、偶然が必然を呼び、必然が偶然を起こす物なんである。
今までのドグマの価値観の視点は全く変わるのだが、ソレはメンバーが変わるのだから仕方が無い。
だが、僕がみんなに伝えたい事、ソレは普遍的だ。
暗い楽曲が多い中、ポンと生まれた“シーズザディ”がソレだ。
結局、後ろ向きな思考でも、闇を好んでいても、やはりどこかで光を求めている。
その自身の心情を正面から受け止めるか否か。
僕は少しづつ、恥ずかしげにうつむきながらも、受け止めようとして、生まれた曲だ。
完成までに二年掛かった。
だから聞いて欲しいんだ。
2006年10月06日(金) |
精製劇薬ヲ以ッテ粛清セリ |
今日は主催でして。
しかも3ステージでして。
MCの時に、みんながハッピバースデーの歌を歌ってくれたのが、ヤバいくらい感動でして。
一瞬声がつまりまして。
最高の、人生で最高の誕生日でした。
ホントに、ホントに、ホントにありがとう!!
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