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2006年04月28日(金) 人生は双六だ2

藤田嗣治を最初に知ったのは、名前ではなく、戦争画を描いたために日本を追われた才能ある画家がいて、これまでにパリで認められた日本人画家はその人一人だという逸話でした。

友人は彼をレオナルド藤田と呼んでいて、またデッサン会で一緒だった仲間は藤田嗣治と呼んでいて、両方から時々話を聞いていましたが、これら二人の藤田と私が聞いた逸話の人は、しばらくのあいだ、一致することはありませんでした。

2年くらい前、かなり混んでいた仕事の間隙をぬって、地元長泉町にある「ビュッフェ美術館」に気晴らしに寄ったことがあるのですが、その時に開催していた藤田嗣治の猫絵展で、初めてこれら三人の人が実は一人の画家だったことを知りました。多くの人が、乳白色の肌のラフなどの代表作から彼の世界に入るらしいのですが、私はどうしても、彼の描いた戦争画への興味を捨てることができませんでした。(続きは明日)


2006年04月27日(木) 人生は双六だ

今日は、いくたびかの変更の後、やっととれた代休で(なんていうとひどく忙しそうですが、毎日少しずつ約束があっただけなんです)東京へ出かけ、
念願の藤田嗣治展を観てきました。
今年、生誕120年で、大きな展覧会が東京国立近代美術館に来ていたのです。
(続きは明日書きます。)


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