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2005年09月30日(金) 読書の秋

 今日で9月も終わりです。先月の夏休み明けから追い立てられていたプレゼン作業につづき、かなり急ぎの不動産チラシもひと段落した20,21,22日の連休の谷間は、98%読書2%仕事で過ごしました。会社での読書は、読まずにためてしまった新聞達、(そういえば、今日もまだ読んでいません)ブレーン、宣伝会議、広告批評、家庭画報、販促会議、ojo、その他スポンサー関連の業界雑誌、地域に置かれているフリーペーパー&雑誌、そして気になって買ってあるインターネット関連雑誌やマーケティングの本などです。こんなに沢山をかなりの勢いで読むので、身についているのはほんの氷山の一角のひとかけらくらいでしょうか。聞いたことのない用語をノートにまとめながら集中力を養っています。(笑)
 ひと昔前は、放送局や新聞社の人とよく話をする機会があって、その話の中からいろいろ勉強させていただたものですが、今の自分が関心を持たなくてはいけないのは、「これらのメディアが実際にはどのように機能しているのか」や、「マーケットに受け入れられている新しいメディア」、「憶測や経験則で測ったのでは無い、実感のある世の中の動き」などに変化してきて、どちらかというと、これまでの広告の当事者であるメディアの方よりは、同業の、自分と同じような興味や危機感を持って勉強している人と話をしたいなと思うようになりました。しかしながら、同業他者は競争相手ですからそんな機会を持てるわけもなく、確かな自分を作る為にはふーふー言いながら読書するしかないわけで、楽しくもすこし苦しい月ではありました。
 家へ帰ってから就寝前と、朝起きた時に読む司馬遼太郎の「この国のかたち(やっと第三巻まですすみました)」をひも解く時こそ、本当の自分の読書だなと思いつつ、明日は一日だから、また本屋へと、仕事の本を取りに行かなくちゃ。


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2005年09月03日(土) 自由な土日

 7月に入ってからこのところずっと競合と広告企画提案つづきでしたが、金曜日のプレゼンテーションが終わってひと段落しました。制作の課題は相変わらず入っていますが、とりあえず久しぶりに頭の中が自由な土日を過ごしています。とはいえ、金曜日のプレゼンテーションは、あまり良く無い結果だということをしりつつ、30人近くのギャラリーを相手に企画説明したので本当に疲れました。仕事では、かなりの負けず嫌いなので、よけいこのことを負担に感じたのかも知れません。
 負けず嫌いというのは悪く無いと思いますが、他者に対してその気持ちを向けてしまうと、結局はその気持ちの刃は自分を傷つけるのだなと、また復習しました。(笑)自分自身に対してそれが向くのなら向上心になるので良いですが、なかなかそうはいかなくて、こんなことぐらいはもうとっくに理解しているのですが、気持ちとして消化できない自分が相変わらずいて、今日になってやっといろんなことを受け止めてました。それでも、昨日は疲れのピークの最中にでも、どうしたらこころをまっすぐ保てるかということを早々とやってみれただけは、以前より回復が早かったです。
 こういう風に気持ちが疲れるのは、負けるのに慣れていないからじゃなくて、我が身に過信がありすぎることに気がつかないからなんだということを、忘れないうちにここに書いておこうと思いました。負けて悔しがるくらいなら、負ける程度の自分を高めることを考えよう。


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