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verbal representation

2007年07月31日(火) Amour

ねぇ 昨日の会話は
いつもと同じ他愛の無い会話だった?
少し離れていた間に
君は一体何を考えていたの?

僕のことを想って歌っていたの?
いつもより時間が早かったのは
僕が居なくて淋しかったからなの?

こんなにも君が愛しく感じるのは

此処に確かなものが在るからなの?


確かに 確実に 此処に在ると感じるの



2007年07月30日(月) Pour le futur

一年前

私は彼方を欲していました


生きる理由が欲しくて

生きていく力が欲しくて

彼方が居てくれればどんな苦しみでも

乗り越えられる気がしたから



でも それは間違いだと

人生から逃れる為に

同時に正反対のモノにも焦がれていました



あの頃の私は

あまりにも愚かな人間だったのです




彼方は 

望まれて生まれてくるべきです

心から 

光と善と 生きることだけを携えて

私の大切な人と 

そして私が

心から望んで そして生まれてきてくれる


それが 彼方なのです



心から

私は彼方に逢いたいと焦がれます


今は あの頃と違う

心から 彼方に逢いたいと私は願っています



そう思えるから 今は

どんな苦しみでさえも


私には 喜びなのです



2007年07月29日(日) Parole decisive

漢字なら たった二文字
ひらがなでも たったの四文字

僕らはどんなに夢見ていても
現実の甘さには 敵うわけない

僕はもう 期待はしない
できるだけ 君の望むように

君に望むのはただ 君が幸せであるように


ただひとこと たったひとこと

そこにどれだけの未来が含まれているの?
そこにどれだけの未来が生まれてくるの?

そこからどれほどの言葉と気持ちと
たくさんの喜びと悲しみが生まれてくるの?


産まれてくるのね 其処と 此処に


僕が眠れなかったのは 君のせい
君が眠れなかったのは 僕のせい?

言葉が要らない恋をしようと言ったのは
僕だったっけ 君だったっけ

それは弱さ? それとも駆け引き?
僕たちの形だと 思えればそれでいい?


決定的な言葉は 君の口から聞けないだろう
そう思っていた方が なんだかこの先が楽しみになる

僕の人生の半分は 君の手に委ねられているけれど
未来に手を掲げ 突き進む役目は

何だか僕の方が合ってる気がするから



2007年07月28日(土) オレンジ

もうすぐ羽田空港に行くね

今度は成田に行こうね

そこでバイバイなんてしないで

一緒に玄関でただいまって言おう



そして今度は東京駅から

乗り継ぎなしで近くまで行けるよ

そのうち車で 近くでいいから

ふたりでぶらっと 遊びに行こうよ


ゆっくり夕日を 眺めに行こう



2007年07月27日(金) Io voglio xx

彼方が今日 言った台詞は
私の望み通りでは無いけれど
彼方がさっき 言った言葉は
間接的ではあるけれど
一時的なものかもしれないけれど
それでも 涙が出るほど嬉しいよ
今 ひとりでこうしてかみしめて
思い返すと涙が出るよ

もう 全てがどうでもよくなちゃった


私は単純だから
冗談でも本気にするからね

今度は 今度こそは束縛じゃない
一方的でもない

信じているよ 二人の歩く先には
同じ光が 同じ未来が輝いているって



2007年07月25日(水)

今在る柵を解いても
きっと新しい柵を また手にする

面倒ごとをわざわざ手にするのは
それが絆だからだ

愛しい貴方の柵だからだ


今在る絡まった糸を解くのは
この先にある鎖を解きに行くために

血と魂と 愛と憎悪が入り交じった
絆という鎖を解くために

その為に私は 今在る柵を解き放つ

この先に 行く為に



2007年07月24日(火) 泣いて。

自分が
こんなに弱いと思わなかった
だけれど こんなに強いとも思わなかった

自分が弱いとは思えなかった
でも自分が 本当に強いとも思えなかった

大人になって 涙を流すことが少なくなるなら
今のうちに 泣ける強さを身体で覚えて
泣ける弱さを 両腕で抱いて

素直になった分 涙が止まらなくなるのは
きっと魂が喜んでいるからだって

笑って 言って
笑って 答えて

笑って。



2007年07月23日(月) consequence

痛みを伴う選択は この先何度訪れるだろう
涙を伴う選択を この先何度経験するのだろう

動かなければ 何も起こらない訳じゃない
動かなければ 何も出来ないだけだから


動けない時と動かない時を見分けるのは難しいけど
動かない時と動きたくない時もわからなくなるけど

動きたい時は 必ず何時か訪れる
動かなきゃいけない時が きっと何時かは訪れる

その時まで動かないで居るのも
その時までに少しずつ動いていくのも

それは 君の選択次第

動くも動かないで居るも 君の選択 君の行動



だけど思っていたほど 痛みや涙は悪くない

悪くなんかなかった


恐れは 思っているほど大きいものじゃない

全て 愛しさに変える力を

僕らは 持っているのだから

全ては 与えられたものなのだから


存在する 全ては

光に 生まれる 光に 変われる



2007年07月22日(日) Ein Versprechen

時間が止められるなら 
私が止められるのは 私の世界だけだと
虚空に手を掲げ 天空を抱いた

空を握った


もし 私が記憶を無くしても
一番に君の事を思い出す

今すぐ記憶を失ったとしても
私は最初に君の事を想う


これだけヒントがちりばめてあるんだ

君を思い出せないはずはない



2007年07月16日(月) destination

県を超えて このまま
ひたすら下るのもいいかな
新幹線使えば6時間くらいだけど
ひたすら地道に乗り継いでいったら
何時間で着くんだろう

目的地まで あと二駅
一時間で着くはずなのに
いまだに着かないのはどうしてかしら


そこがほんとの目的地じゃないから

なんてね?



2007年07月15日(日) 痺れた身体

戦う事を止めた途端に
翼は力を無くして風に溶けた

抗う事を止めた翼は
天空に舞って 何処かへ還っていった

彷徨い歩く道に 舞い散る羽は
天使なんかじゃない
僕の記憶の欠片だっだ

今までの翼は仮の翼で
柔らかい羽に護られていた
傷付いて抜け落ちた翼から
見えない翼が 震えていた

ただ傷付いた翼を癒すためには
あがらう程に時間が必要だった

震えるのは まだだからだよ
吐き気と涙が止まらないのも
きっとまだ その時じゃないからなんだ



2007年07月14日(土) 時空を経て

硝子越しに飛ぶヘリコプターが見えた
新宿の空でも渋谷でも原宿でも
どこまでもどこまででも空は空だった

自由な翼を持つ鳥だとしても
此処に居続ける理由も彼らには在るのだろう

いちいち目につく何かから
逝き急ぐ為 死に急ぐ為の材料を頭に刷り込んで
真新しい景色が朧げになるまで
見慣れた風景が懐かしくなるまで

僕は 此処に居たんだ

此処に 居続けているんだ


僕の背後に背負ったモノは
僕の知らない 遥か昔からの柵で
気づいていようが 気づいていまいが
お構いなしに 圧し掛かって来る

それでも僕は僕なりに
これでも精一杯 生きてきたんだ
罪は償うべきだし 罰も受けるべきだろうけれど
いずれ地獄で裁かれるなら

今はただ 僕自身として生きさせて


それが間違いでも 愚かでも

僕は最後まで 僕自身であることを諦めなはしない


今まで言えなかった叫びを
今まで伝えなかった愛を
今まで救えなかった命と
今まで愛せなかった言葉と想いを

今なら愛することが出来そうな気がする


今なら 伝えられる気がするんだ



2007年07月13日(金) 庭園の薔薇

罪悪感は誰が消すもの?

誰が癒してくれるもの?


大きな大きな庭園に独り 荊の中で踊りましょう


見えている世界と 感じる世界
私の知っている世界は ほんの小さな世界だった
でもみんなそうだって パパもそうだって
ねぇ それで今頃になって

あの頃はどうだったなんて 言ったりするの?

どうせ見ないフリするのなら
罪とか罰とか 血とか傷とか
私の足枷を 消してしまいましょう
出来るなら やわらかい光に変えてしまいましょう

後悔は山ほどあるけれど
私の腕や 私の言葉は
貴方を愛するために使いましょう

決して自分や誰かを傷つける為に在る訳じゃないのなら
貴方を愛する為に使いましょう
私の愛する貴方の為に使いましょう

愛する人を愛する為に生まれてきたのなら
愛する人の為 私の命を使いましょう
私の命を愛しましょう

貴方の愛する 私の命を
貴方と私と 愛する人たちの為に使いましょう



罪悪感は 私が許せば消えるもの

私が見ているこの世界も 私が許せば消えるもの


大きな大きな庭園で独り 荊の中で踊りましょう

大きく小さな庭園で独り 貴方の為に歌いましょう



2007年07月12日(木) La racine de douleurs

産まれた時から 生まれる前から

僕らはあまりにも完璧すぎて

始まりと同時にマイナスばかりを数えてきた


しまいに不完全なんだと思い込んで

傷つくことが生きる事だと教わった




  君はまだ 君の本当の姿を知らない

  僕だってまだ 僕の姿の本当を知らない



無くした時から 失う前から

本当はそこに 新しい何かが生まれる

忘れて 忘れようとして 無くなってしまったと思っても

姿を変えて 君は僕の前に現われる



苦しみや憎しみでさえ 愛から産まれる事を

愛から生まれている事を知っているから



傷ついて傷ついて 何度死のうと思って それでも

僕にはまだ 愛を信じる力があるんだ

信じようとする僕がいるんだ



大嫌いな 誰よりも大嫌いな僕自身が それでも

愛することを諦めない僕の事だけは 愛してるって 叫べる


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