南盤月記
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朝のうちだけ職場に出て月曜日からの仕事の段取り。 午後からは休み。 子供の様子を見ながら、競馬やったりうたた寝したり。
妻が風呂に入ってる最中に泣き始める。 時間からして乳を欲しがってる様子である。 ためしに小指をくわえさせてみたら泣き止んだ。 とりあえず気がつくまでと思ってやらせておいたら、そのまま3分くらいしゃぶっていた。
こいつ、案外、ニブい。
今日も疲れ果てて帰宅。 「ただいま〜♪」と少し大きな声で云ったら、 「子供が寝てるんだから静かにしてよ」と云われて少しメゲる。
家に帰ると、風呂上りの妻が赤ん坊に乳を与えていた。
「先生、今日は燗でやってますか。綺麗どころに抱かれていいもんですなぁ」と声をかけると、 「いいから、アンタもさっさと風呂入り」とあしらわれた。
2005年02月21日(月) |
粉ミルク買って全力疾走 |
残業中に家に電話したら「乳が出ねぇ。粉ミルク買うてきてくれや」と妻が云うので仕事を放って帰ることにした。
折悪しく原付は廃車にしてしまったばかりで、チャリンコを立ち漕ぎして走ったわけだが、さらに風邪もひいてて鼻が詰まってるものだから非常に苦しい思いをした。
で、ほとんどチアノーゼを起こしながらドラッグストアまで駆けたわけだが、どういうことなんだかその店では粉ミルクを置いてない。ネコ缶は置いてるくせに人間様の要りようのものを置いてないとはどういう料簡だと思ったが、冷静に考えると世間には乳児よりネコの方が多いわけで、そりゃ商売としたらもっともだよなと思い直すが、それならそうで薬屋の看板なんか降ろしちめーちくしょうめー、と緑の看板を横目に睨んでまた夜の街に走り出す。
けっきょく閉店間際のスーパーに駆け込んで、目的の粉ミルク缶を買ったのだが、冷静さを欠くあまり5缶も買ってしまった。しかも全部別の銘柄のやつ。レジの女の子は変に思わなかっただろうか、いや、思っただろうな、まァ、どうでもいいが。
家に帰り着くと妻はすでに準備万端で待っていたので、さっそく湯で溶いて飲ませる。泣きじゃくる息子の口にゴムの乳首を突っ込むとあむあむと吸い始めてまずは一安心。
30分くらい吸ったあと寝付いたので下の世話をして(こいつは乳を吸いながら下の用をする悪癖がある)、店屋物をとって晩飯にする。
妻に「だからあれほど常日頃から『乳を揉ませい』と云うておったに」などと説諭し、それから風呂に入り、眠くなる風邪薬を飲み、いまここで日記を書いている。
というわけで今日は大変疲れた。それに明日は早出して資料を作らないと係長が窮地に陥るので、もう寝ることにする。
おやすみ。良い夢を>ALL
きのうの爆音についてそれらしい報道はなし。 市内の西のほうで民家の火災があったとのことで、消防車の出動はそれだったらしいが、さて爆音の方はどうだったのか。
風邪を引き込んだらしく喉が痛んだ。 一日、布団の中で過ごす。 枕元で目覚し時計を分解したり、携帯電話から馬券を買ったりした。
時計は秒針がとれていたのを瞬間接着剤で貼り付けた。 いちど小さいネジを1本なくして往生したが、パジャマの袖口から出てきた。
馬券は昨日の勝ちをあらかた戻して終了。 三連単なんてものを発明したヤツに一言文句を云いたいと思った。
さっき花火のような爆音があって、しばらくして消防車のサイレンが聞こえた。 なんだったんだろう。
…何年かに一度は必ず爆発事故をやるあの化学工場かしらん。
今日は朝から休日出勤していた。 風邪(喉に来るやつ)を引いてるので、本当は養生したかったのだが。
食休みに競馬の電話投票をしたら、いつの間にか6万円勝ってた。 三連単馬券を発明した人物に付け届けを送りたいと思う。
ということで表は騒がしいし、喉も痛むが、今日は幸せな気持ちで寝られそうだ。
今日、電気屋の店頭で「今年は花粉が去年の30倍飛ぶんだ。赤ん坊の花粉症対策に空気清浄機買え! オラーッ!(意訳)」 ってな広告を見た。
どうなんだろうねぇ。本当に必要なのかな? まったく気にならないといえばウソになるが。
交差点の真ん中で原付がスローダウンした。 数日前からエンジンの様子がおかしいと思っていたがついに止まった。 店に持ち込むとエンジンの換装で最低5万円はかかるとの由。
7年半乗ったのでもう十分ということで買い替えを決めた。 今度も同じ車種のものにした。 いろいろ新しいのも出ていたがなんだか選ぶのが億劫だった。
こういうことを面倒臭がるようになることから『老い』がはじまるのかもしれない。
新車がとどくのは数日後の由。
シーチキンライス。 世に知られた料理だと思っていたが、案外知られていないことが判明したのでここに紹介。 4人前のレシピ(…というほど大層なものではないが)。
<つくりかた> 1.米2合を研ぐ。 2.スライスしたタマネギ半玉、ツナ缶、醤油大匙1を入れる。 3.水の代わりに洋風の出汁(コンソメを溶いたのとか)で炊く。
―で、できあがり。 今日の夕食に供して好評を得た。
ところで妻が云うには、「ほんとうのシーチキンライス」とはソース味の炒飯のようなものを云うらしい。 自分はそんなもの見たことも聞いたこともないし、だいいちシーチキンにソース味をあわせるということからして信じ難い。
この件に関しては己が正統を信じて已まない。
赤ん坊は元気にやっている。 今日も泣いてクソしてゲロを吐いた。 そのほか特段のことはなし。
寝屋川の小学校で先生を刺した少年のこと。 あれこれ考えるが、結局はみな想像でしかないことを感じる。 新聞の記事が、さもそれが事件の背景であるかのように「引きこもり」や「テレビゲーム」に触れているのが不快だ。 そういったことはもっと詳しく事実の検証がなされた後で書かれるべきことではないか。
巷に『小さい子供は胎内にいることのころを覚えていて、早い時期に訊ねるとそのときの様子を答えてくれる』などという説があるが、 そんなことよりもまず「どうしてオムツを交換した直後にお漏らしをするのか」ということを訊いてみたい。
…いや、まったく、どうしてなんだ。(^^;
半日の休みを取って市役所に出生届を出してきた。 名前は妻の要望どおり少し凝ったものになった。 凝った名前は人に読んでもらいにくい分、損だと思うのだが。
ちなみに自分は次元大介の「大介」を主張したのだが、却下された。
少し前に「赤ちゃんが来た」という本が出てたが、この表現は云い得て妙だと思う。 子供ができると生活スタイルが変わるのを早くも実感する。 今日は家事と昼寝で過ごした。 いままで日曜日に出かけないことなんてほとんどなかったのに。
あと、赤ん坊を風呂に入れた。 もっとも「入れる」というより、大きなイモとかを「洗ってる」ような感じだったが。
金曜日の夜から徹夜で麻雀を打った。
いよいよ赤ん坊が家に来ることになって、そうなると夜遊びもできなくなるだろうからということで、一晩じっくり遊んだ。
云ってみれば「これでしばらくはシャバとはおさらばだ。今夜はたっぷりと遊ばせてもらうぜ」というような具合。
朝帰りして、昼前まで寝て、それから起きて部屋を掃除して、病院に妻を迎えに行った。
報告が遅れてすみません。 自分は少し体調を崩しましたが、母子ともに元気にやっています。
毎日、病院に行って抱いてみたりしています。 やや不器量ですが、まぁ、大きな問題ではないと思います。
一日寝てばかりいてほとんど泣かないそうで「大物になるのではないか」と妻と話しています。
19時29分出産、男子、3134g。 母子ともに健康。
陣痛が始まってからほぼ3日間がかかった計算になる。
未明より妻の陣痛が始まる。
午前6時、痛みが10分おきに来るようになる。 病院に訊ねたところ、「(家が近いので)5分おきになるまで粘ってください」との指示。
午前10時。陣痛の間隔が20分おきになる。
午後1時。陣痛の間隔は7分おきくらい。 妻は昼メロを見ている。温泉宿が舞台のやつ。 仲居さんを巡ってロンゲのプーと新入社員が殴りあっている。 「なんじゃいな」と訊くと「オーナーと支配人だよ」とのこと。 …ようわからん。 「次のを見終わったら病院行くよ」とのこと(まだ見るんですか)。
午後2時30分。妻、入浴。 「さっぱりしたら落ち着いたみたいだわ」 …いや、このさい落ち着いてくれるな。 病院行きはいちど中止。
午後5時。妻はベッドで横になっている。 自分はスーパーに夕飯の買出しに。 リクエストによってヤキソバ。 ほか果物類を買う。
午後6時、夕食。
午後9時30分、妻、今日二度目の入浴。 本人が云うには、湯につかると少し楽になるらしい。 いよいよ長期戦の様相を呈してきた。 自分は少し仮眠を取ることにする。
午後11時20分。今度こそ病院へ。 今は妻の着替え終わるのを待っている。 陣痛が始って23時間…って勝負はこれからですよ。奥さん!
2005年02月03日(木) |
きょうも特段のことはなく |
週末に予定日を控えた妻は「少し腹が痛い」とは云うがそれ以外に変わりはなく、今日も一日が無事終わりつつある。
風呂上りに太巻きを食す。 妻はしきりと「西南西を向け」と云う。 寿司屋までこんな陰謀を張り巡らせるようになったら世も末だと思う。
テレビを見てたら、いつの間にか石原真理子が改名して出ていた。 例の占い師に何か云われたのだろうか。
餡パン2個きりで9時過ぎまで残業したので腹が減って仕様がなかったが、 さりとてこの時間からメシを食うと太る。
仕方がないのでクッキーなどを食す。
(野)「ねー、クッキーとビスケットの違いって知ってる?」 (妻)「知らーん」 (野)「あ、そーお。ありがとー」
…てなハナシをして、白湯などすすりながらこの日記を書いている。
今朝はこんな具合。 北国の人にはなんていうことのない景色だろうが、 高知に住む自分には「雪が積もる」というだけでけっこうなイベントのように感じられる。
野中
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