- 2006年11月30日(木) きっかけは、おーどりーだった。 N●K朝のテレビドラマである。 『私は誰も傷つけたくはなかった。ママもおかあちゃまも』 という主人公のせりふに、私の記憶が開いた。 主人公は、ママと呼ぶ本当の母親とおかあちゃま、と呼ぶ育ての母と ふたりの間で板挟みになって育つ。 私も、母と祖母、二人に育てられた。 - - 2006年11月17日(金) 今日は、まわりのありとあらゆる人に甘えてしまった。 「もう信じない」なんてことも、言ってしまった。 甘えてるがゆえの言葉だと、わかってもらえただろうか。 - - 2006年11月01日(水) 私は病弱な子どもではなかったが、 食の細い子どもだったらしい。 両親、特に母は、相当悩んだらしい。 覚えているのは、小学校4年の頃だろうか、あまりにも食欲がなくなり 病院につれていかれたこと。 医師が私のお腹を触診したとき、押された苦しさに私はいやがるそぶりをした。 医師の診断は、異常はない、ゆっくりして少し神経を休めて、と いうものだった。 家に帰ってから、私は母に怒られた。 「診察のとき、あんなにいやそうにして。 まるで私が悪いみたいじゃない」 母の理屈は、よくわからない。 このときもわからなかった。 今は 完璧な子どもを望み、完璧な母親になることを望んでいたのかも、 と思う。 母も私も苦しかった。 今でも苦しい。 -
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